Bitcoin Hyperは怪しい?5つの詐欺疑惑とリスクを徹底検証
Bitcoin Hyperについて、今あなたが抱えている疑問は、おそらくこんな内容ではないでしょうか?
「351%という高利回りのステーキング 、本当に実現できるの?」
「チームが匿名 だけど、資金を持ち逃げされたりしない?」
「フィッシング被害 が多発してるって聞いたけど…」
「Bitcoin Hyperは今買って大丈夫? 」
「将来性はあるの?それとも詐欺 なの?」
本記事では、こうした疑問に対して、客観的なデータと事実をもとに徹底検証します。
大切なのは「詐欺か本物か」の二択で判断するのではなく、「どんなリスクがあって、それをあなたが受け入れられるか」 を理解することです。
2025年11月時点の情報をもとに、以下の内容を包み隠さず解説していきます。
5つの詐欺疑惑の真相
フィッシング被害の実態と対策
匿名チームのリスク評価
高APYの持続可能性
あなたに合った投資判断の方法
この記事を最後まで読めば、「Bitcoin Hyperに投資すべきかどうか」を自分自身で判断できるようになります。
それでは、まずBitcoin Hyperの基本情報から見ていきましょう。
💡 Bitcoin Hyper 基本情報(2025年11月時点)
プロジェクト名: Bitcoin Hyper(ビットコインハイパー)
シンボル: HYPER
プロジェクトタイプ: Bitcoin Layer 2(SVM統合)
プレセール調達額: 39億円超(28,000,000ドル)
現在のトークン価格: 約2円(0.013ドル)
ステーキングAPY: 47〜351%
メインネット展開予定: 2025年Q3〜Q4
Bitcoin Hyperとは?基本情報を5分で理解
Bitcoin Hyperとは?基本情報を5分で理解
まず最初に、「Bitcoin Hyperって結局何なの?」という疑問に答えていきましょう。
プロジェクトの全体像
Bitcoin Hyperは、一言でいうと、「ビットコインをもっと速く、安く使えるようにする技術」 です。
ご存じの通り、ビットコインは価格こそ高いものの、「取引の処理が遅い」「手数料が高い」 という問題を抱えています。例えば、1回の送金に数十分かかったり、手数料が数千円になることもあります。
そこで登場したのが、ビットコインの上に「高速道路」のような仕組みを作る「Layer 2(レイヤー2)」 という技術です。Bitcoin Hyperは、このLayer 2技術を使って、ビットコインをもっと実用的な通貨にすることを目指しています。
つまり、ビットコインのセキュリティはそのままに、速度と手数料を改善する技術です。
Bitcoin Hyperの3つの特徴
Bitcoin Hyperが他のLayer 2プロジェクトと違うのは、次の3点です。
① SVM(Solana Virtual Machine)を採用 Solanaチェーンで使われている高速な仮想マシン「SVM」をBitcoinに統合しようとしている点がユニークです。これにより、Solana系のdApps(分散型アプリ)やDeFiがBitcoin上でも動かせるようになる可能性があります。
② ゼロ知識証明(ZK)による高いセキュリティ 取引の内容を公開せずに「正しい取引である」ことだけを証明する「ゼロ知識証明(ZK)」を採用することで、プライバシーとセキュリティを両立しようとしています。
③ DeFi・NFT・ゲームなどの拡張性 単なる送金スピードの改善だけではなく、Bitcoin Hyper上で「DeFi(分散型金融)」「NFT」「ブロックチェーンゲーム」 などのアプリケーションを動かせるようになります。
現在の状況(2025年11月時点)
2025年11月時点で、Bitcoin Hyperはまだメインネット(本番環境)は稼働していません 。現在は「プレセール」 という段階で、正式リリース前にトークンを安く買える期間です。
プレセールの実績: ●2025年5月開始:110万ドル調達 ●2025年7月:240万ドル ●2025年10月:2,250万ドル ●2025年11月:2,800万ドル超(約39億円)
この調達ペースは、仮想通貨プロジェクトの中でもかなり速い部類 に入ります。それだけ注目度が高いということですが、同時に「本当に実現できるのか?」 という疑問も多く寄せられています。
📋 Bitcoin Hyper 基本スペック一覧
項目
詳細
プロジェクト名
Bitcoin Hyper(ビットコインハイパー)
トークンシンボル
HYPER
プロジェクト種類
Bitcoin Layer 2(レイヤー2)ソリューション
主要技術
●SVM(Solana Virtual Machine)統合 ●ゼロ知識証明(ZK) ●カノニカルブリッジ
総発行枚数
210億HYPER
現在のトークン価格
約2円(0.013ドル)※プレセール価格
プレセール調達額
2,800万ドル超(約39億円)
ステーキングAPY
47〜351% (段階的に低下)
メインネット展開
2025年Q3〜Q4予定(ホワイトペーパー記載)
監査実施
Coinsult、Wolfによる監査済み(プレセールコントラクトのみ)
運営チーム
匿名(非公開)
Bitcoin Hyperは、ビットコインの速度と手数料の問題を解決する ことを目指す野心的なプロジェクトです。
一方で、「まだ製品が存在しない」「チームが匿名」 という大きなリスクも抱えています。
次は、Bitcoin Hyperの技術的な特徴 をもう少し詳しく見ていきましょう。
Bitcoin Hyperの技術|ビットコイン×ソラナの融合とは?
Bitcoin Hyperの技術|ビットコイン×ソラナの融合とは?
「技術的な話は難しそう…」と思ったあなた、安心してください。このセクションでは、専門用語を使わず、Bitcoin Hyperの技術がどうスゴいのかを解説します。
重要なのは「技術の名前」ではなく、「その技術で私たちが何ができるようになるのか」 です。
SVM統合|Solanaの「速さ」を手に入れる
Bitcoin Hyperの最大の特徴は、「SVM(Solana Virtual Machine) 」という技術を採用していることです。
Solanaは「世界最速クラスのブロックチェーン」として知られていて、毎秒数千件 の取引を処理できます。
これをビットコインに組み込むことで、こんなメリットが生まれます。
✅ SVM統合で実現する3つのメリット
1. 高速処理:
ビットコインの秒間7件 → 数千件に大幅アップ
2. 低コスト:
手数料が数千円 → 数円レベルに
3. 開発しやすさ:
Solanaのツールがそのまま使えるため、開発者にとって参加障壁が低い
ただし、この技術が本当に実現するかは、まだ明らかではありません。テストネットが公開されていない現段階では、「構想」に過ぎない ことを理解しておきましょう。
ゼロ知識証明(ZK)|安全性を保つ仕組み
「速くするだけなら、安全性が犠牲になるのでは?」――そんな心配に答えるのが、「ゼロ知識証明(Zero-Knowledge Proof) 」という技術です。
💡 ゼロ知識証明を日常の例で理解
あなたが「20歳以上です」と証明したいとき、免許証の全情報(名前・住所・生年月日など)を見せる必要はありませんよね? 「20歳以上かどうか」だけを証明できればOKです。
ゼロ知識証明も同じです。取引の詳細をすべて公開せずに、「この取引は正しい」ということだけを証明できる技術です。
Bitcoin Hyperでは、Layer 2上で行われた大量の取引をZK証明で圧縮 し、最終的にビットコインのメインネットワークに記録します。
これにより、「速さ」と「安全性」を両立できる …というのが、プロジェクトの主張です。
カノニカルブリッジ|BTCをDeFiで使う
「ビットコインを持っているけど、DeFiで運用したい」——そんなニーズに応えるのが「カノニカルブリッジ 」です。
仕組みはとてもシンプルです。
ステップ1: あなたのBTCをスマートコントラクトに預ける(ロック)
ステップ2: 同じ価値の「ラップされたBTC」がLayer 2上で発行される
ステップ3: Layer 2上でDeFi(流動性提供・レンディングなど)を利用
ステップ4: 使い終わったら元のBTCに戻せる(アンロック)
これにより、ビットコインを売却せずに、DeFiで運用益を得る ことが可能になります。
他のBitcoin Layer 2との比較
「Bitcoin Hyperって、他のL2プロジェクトと何が違うの?」——この疑問に答えるため、主要なプロジェクトと比較してみましょう。
プロジェクト
主要技術
実績・稼働状況
特徴
Bitcoin Hyper
SVM統合・ゼロ知識証明
未稼働・プレセール中
Solanaの高速性を活用
Rootstock(RSK)
スマートコントラクトサイドチェーン
稼働中・2018年〜
実績あり・DeFi対応済み
Lightning Network
ペイメントチャネル
稼働中・2018年〜
決済特化・DeFi非対応
Stacks
Proof of Transfer
稼働中・2021年〜
NFT・DeFi対応
この比較からわかることは以下のとおりです。
✅ メリット:
Bitcoin HyperはSolanaの技術を使うため、理論上は最も高速になる可能性 があります。
⚠️ デメリット:
比較プロジェクトはすべて「すでに稼働している」 のに対し、Bitcoin Hyperはまだ何も動いていません。
技術面のまとめ
Bitcoin Hyperの技術は、理論上は非常に魅力的 です。
しかし、「紙の上では素晴らしい」と「実際に動く」の間には、大きな壁 があります。
次は、この「実現可能性への疑問」を含む、5つの詐欺疑惑 を掘り下げていきます。
Bitcoin Hyper「評判は本当?」詐欺疑惑を5つの視点で徹底検証
Bitcoin Hyperの「詐欺疑惑」を5つの視点で徹底検証
さて、ここまでBitcoin Hyperの「良い面」 を見てきました。しかし、あなたが本当に知りたいのは、「本当に信用できるのか?」 という点ですよね。
このセクションでは、5つの具体的な懸念材料 を検証します。
重要なのは「白か黒か 」ではなく、「どのリスクが、どの程度存在するか」 を客観的に理解することです。
🚨【2025年11月 緊急警告】 Bitcoin Hyper関連のフィッシング詐欺・ウォレットドレイナー被害が多発中。 公式サイト以外からの購入は絶対に避けてください。詳細は「疑惑④ 」で解説します。
疑惑① チームが完全に匿名のままプレセール実施
■ 事実の整理
Bitcoin Hyperの運営チームについて、以下の情報が一切公開されていません 。 ●チームメンバーの実名 ●顔写真や経歴 ●LinkedInなどのプロフィール ●過去のプロジェクト実績 ホワイトペーパーには「経験豊富なブロックチェーン開発者 」とだけ記載されています。
■ リスク評価: ⚠️⚠️⚠️⚠️(5段階中4)
匿名性は「ラグプル(資金持ち逃げ) 」のリスクを大幅に高めます。2024年のAnubis DAOでは、匿名チームが6,000万ドルを持ち逃げ した事例があります。
■ 反論の余地
Bitcoinの開発者サトシ・ナカモト も匿名でした。技術力があれば匿名でも成功するプロジェクトは存在します。
■ 判定
匿名性自体は詐欺の証拠ではありませんが、投資家保護の観点から「極めて高いリスク要因」 であることは間違いありません。
📘 過去の匿名プロジェクトから学ぶ ✅ 成功例 ● Bitcoin (BTC):サトシ・ナカモトは今も匿名 ● Shiba Inu (SHIB):Ryoshiは匿名だが成功❌ 失敗例 ● Anubis DAO:6,000万ドル持ち逃げ(2021年) ● Squid Game Token:価格操作後に消失(2021年) ● OneCoin:43億ドル詐欺(2014〜2017年)教訓: 匿名性は「諸刃の剣」。成功もあれば詐欺もある
疑惑② 製品・テストネットが一般公開されていない
■ 事実の整理
2025年11月時点、以下がすべて未公開 です。 ● テストネットの一般公開 ● 動作するMVP(実行可能な最小製品) ● GitHubでのソースコード公開 ● 技術的な実装の説明39億円を調達しながら「製品が存在しない」 状態です。
■ リスク評価: ⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️(5段階中5・最高レベル)
これは最も深刻な懸念です。投資で言えば「事業を行っていない企業への出資 」に近い状態といえます。
■ プロジェクト側の説明
ホワイトペーパーによると2025年Q3にメインネット展開予定 となっています。開発中のため段階的に公開する方針(と推測されます)。
■ 判定
製品未公開は「開発遅延」の可能性もありますが、「最初から製品を作るつもりがない 」というリスクも排除できません。
📊 プロダクト公開度の比較
プロジェクト
テストネット
コード公開
評価
Bitcoin Hyper
❌
❌
高リスク
Ethereum L2(Arbitrum)
✅
✅
優良
Bitcoin L2(Rootstock)
✅
✅
優良
※査定について: Bitcoin Hyperはプレセールコントラクトのみ監査済み 。L2本体は未監査です。
疑惑③ 高APY(351%)は持続可能なのか?
■ 事実の整理
現在のステーキング条件は以下のとおりです。 ● 現在のAPY:47〜351% ● 初期段階では最大631%を記録 ● 報酬は段階的に低下する設計 ● 報酬原資の説明がホワイトペーパーに不明瞭
■ リスク評価: ⚠️⚠️⚠️(5段階中3)
高APYの仕組みには3つのパターンがあります。① トークン新規発行(インフレ型) → 価格下落リスク② DeFiプロトコル収益の分配 → 持続可能性あり③ 新規投資家からの資金(ポンジスキーム型) → 詐欺 Bitcoin Hyperがどれに該当するかは現時点で不明です。
■ 判定
高APY自体は詐欺の証拠ではありませんが、「どこから報酬が来るのか 」が説明されていない点は重大な懸念です。
💰 351%APYの現実性チェック 【計算例】10万円を1年間ステーキングした場合の期待リターン ● 351%APY → 1年後:45.1万円 ● 税金(雑所得55%想定)→ 手取り:20万円弱 ⚠️ 重要な注意点: 1. APYは段階的に低下します 2. トークン価格が50%下落すれば、利益は相殺されます 3. 上場しなければ、そもそも売却できません
疑惑④ フィッシング・ウォレットドレイナー被害多発【最重要】
■ 事実の整理(2025年11月時点)
現在進行形で被害が発生中です。 ● Bitcoin Hyper公式サイトを装ったフィッシングサイト が確認されている ● 偽dAppsがシードフレーズの入力 を要求し、ユーザー資産を奪う事例が報告 ● Solaxy・Token6900と同様の手口による被害拡大中 ● CoinChoiceが「深刻度:極めて高い 」と警告発信
■ リスク評価: ⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️(5段階中5・緊急)
これは「Bitcoin Hyperが詐欺」という話ではなく、「Bitcoin Hyperを装った第三者による詐欺 」が横行している状況です。
■ 公式プロジェクトの責任
公式サイトでのセキュリティ警告が不十分で、ユーザー保護のための積極的な注意喚起が見られません。
🚨 実際に報告されたフィッシング被害 【ケース1】 「Bitcoin Hyperのプレセールに参加しようとして、Google検索で見つけたサイトでウォレット接続。シードフレーズを求められたので入力したら、ウォレット内の全資産(ETH 5枚分)が消えた」→ 公式サイトはシードフレーズを絶対に要求しません! 【対策】必ず守るべきルール ❌ シードフレーズを絶対に入力しない ❌ DMで送られてくるリンクはすべて無視 ✅ ハードウェアウォレットの使用推奨
疑惑⑤ Solaxy・Token6900とのネットワーク型詐欺疑惑
■ 指摘の内容
一部の調査ブログで「Bitcoin HyperはSolaxy、Token6900と同じネットワーク型詐欺グループ の新プロジェクトではないか」との指摘があります。
【根拠とされる類似点】 ● プレセール構造の類似性 ● 高APYステーキングの提供 ● 匿名チーム運営 ● 過激なPR・広告依存
■ 反論の余地
SolaxyやToken6900は実際にトークンを配布し、一部ユーザーは利益を得ています(詐欺確定ではない)。プレセール構造の類似は「流行りの手法」を採用しているだけの可能性もあります。
■ 判定
確定的な証拠はありませんが、「類似プロジェクトでの被害報告 」があることは投資判断の重要な材料です。
■5つの疑惑検証の総括
✅ 確定している事実
● チームは完全匿名 ● 製品・テストネットは未公開 ● フィッシング詐欺が横行中
❓ 不明な点
● プロジェクト自体が詐欺か、開発遅延か ● 高APYの原資がどこから来るのか ● Solaxyとの関係性の有無
■ 最終判定
Bitcoin Hyperは「詐欺確定 」ではありませんが、「極めて高リスクな投機的投資 」であることは間違いありません。投資する場合は、「全額失っても生活に影響がない金額」に厳密に制限してください。
ちなみに、仮想通貨(暗号資産)における面倒な取引が苦手な方であれば、「ASAP 」などの投資ファンドの方が断然おすすめ。無料で利用可能なので、興味がある方はぜひ。
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ステーキングで年利351%?仕組みと落とし穴
ステーキングで年利351%?仕組みと落とし穴
Bitcoin Hyperの最大の魅力が、高利回りステーキング です。現在は47〜351%のAPY を提供していますが、この数字には重要な落とし穴があります。
📊 APY低下スケジュール
期間
APY
評価
初期段階
最大631%
既に終了
現在
47〜351%
段階的低下中
将来予測
10〜30%?
不明
💰 リアルな具体シミュレーション
【前提】10万円投資・APY351%・1年保有
シナリオA: トークン価格維持
・ステーキング報酬:35.1万円
・税金(55%想定):▲19.3万円
・手取り:25.8万円
シナリオB: トークン価格50%下落
・資産価値:22.5万円
・税金(55%想定):▲19.3万円
・手取り:3.2万円
⚠️ 価格下落でAPYの利益はほぼ相殺されます。
■3つの重大リスク
① 報酬原資が不明: ホワイトペーパーに明確な説明がなく、ポンジスキームの可能性も排除できません。
② 上場しなければ換金不可: 報酬を受け取っても、取引所に上場しなければ換金できず、数字上の利益にとどまります。
③ 税金は雑所得(最大55%): 報酬受取時に課税されます。価格が下落して損失が出ていても、税金が免除されるわけではありません。
■結論 高APYは魅力的ですが、「夢に描いた利回り」 に終わってしまうリスクが非常に高いことを理解しておきましょう。
将来性|成功確率を冷静に評価する
将来性|成功確率を冷静に評価する
「Bitcoin Hyperは将来、本当に成功するのか?」――この疑問に対して、市場環境 と実現可能性 の両面から冷静に評価していきます。
📅 公式ロードマップ
2025年Q3〜Q4: メインネット展開予定
2025年下半期: 大手取引所への上場計画
2026年以降: DAO導入、DeFi・NFT・ゲームdApps稼働
📈 市場機会の評価
【ポジティブ要因】
ビットコインDeFi市場は急速拡大中 (2024年は前年比300%成長)
Layer 2需要の高まり(Lightning Networkの限界によるスケーラビリティ問題)
Solana技術の成熟度・実績
【ネガティブ要因】
Rootstock・Stacksなど、既に実績のある先行プロジェクトの存在
製品未実装 による信頼性の欠如
匿名チームによる継続性・規制リスク
🎯 成功確率の独自評価
メインネット実装成功: 30〜40%
理由:テストネット未公開・技術的ハードルが高い
大手取引所上場: 20〜30%
理由:実績不足・匿名チーム・規制リスク
投資回収(利益確保): 10〜20%
理由:上記2条件を達成しても、価格暴落リスクが常に存在
※これは保証ではなく、あくまで現時点での客観的な目安としての評価です。
■3つの将来シナリオ
🟢 ベストシナリオ(確率:15%)
メインネット実装に成功し、Binanceなど大手取引所へ上場。Bitcoin DeFiの主要プレイヤーとして認知され、トークン価格が10〜100倍 になる可能性。
🟡 中間シナリオ(確率:30%)
メインネット実装が遅延し、小規模取引所のみ上場。価格は一時的に上昇するものの、その後は低迷〜横ばい 。投資元本の50〜200%程度 のリターンにとどまるイメージ。
🔴 ワーストシナリオ(確率:55%)
プロジェクトが開発停止、またはラグプル(資金持ち逃げ)により上場自体が行われず、トークン価値がほぼゼロ に。投資額の全損リスクも十分に想定されます。
■結論 市場機会そのものは大きい一方で、Bitcoin Hyperというプロジェクトがその果実を手にする確率は決して高くない ――というのが、現時点での冷静な評価です。
リスク管理|あなたは投資すべきか?
リスク管理|あなたは投資すべきか?
Bitcoin Hyperへの投資を検討しているなら、この5つのリスクを必ず理解してください。
リスク① 実装失敗(技術リスク)
発生確率:⚠️⚠️⚠️⚠️
影響度:★★★★★
テストネット未公開の現状で、SVM統合・ZK証明の実装に失敗する可能性は非常に高い です。技術的ハードルは極めて高く、実績ある開発チームでも失敗することがあります。
リスク② ラグプル(資金持ち逃げ)
発生確率:⚠️⚠️⚠️
影響度:★★★★★
匿名チーム による運営は、ラグプルのリスクを大幅に高めます。39億円という巨額資金が集まっていることも、警戒を高める要因です。
📈 過去のラグプル事例
● Anubis DAO(2021年) 被害額:6,000万ドル/発生時期:ローンチ20時間後
● Squid Game Token(2021年) 被害額:330万ドル/価格操作後に開発者消失
● Thodex取引所(2021年) 被害額:20億ドル/経営者が国外逃亡
共通点: すべて匿名またはKYC未実施のチーム
リスク③ 規制リスク
発生確率:⚠️⚠️
影響度:★★★★
日本の金融庁、米国SECなどから警告・取引停止命令が出る可能性があります。特に高APYステーキング は、証券法違反と判断されるリスクが高い領域です。
リスク④ フィッシング詐欺
発生確率:⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️
影響度:★★★★★
現在進行形で被害発生中 です。これはプロジェクト自体の問題ではなく第三者による詐欺ですが、投資家にとってのリスクは同じです。
リスク⑤ 価格暴落
発生確率:⚠️⚠️⚠️⚠️
影響度:★★★★
上場直後、プレセール参加者の一斉売却で価格が暴落するパターンは非常に多い です。特に実需のないトークンは、この傾向が顕著です。
✅ 投資適性チェックリスト(10項目)
チェック項目
YES / NO
この金額を全額失っても生活に影響がない
仮想通貨投資の経験が3年以上ある
ハードウェアウォレットを所有している
フィッシングサイトを見分けられる
「必ず儲かる」とは思っていない
分散投資を意識している
税金の計算・申告ができる
プロジェクトを定期的にモニタリングできる
メインネット未実装のリスクを理解している
匿名チームのリスクを理解している
■判定基準
・10個すべてYES → 投資検討可(総資産の1〜2%まで )
・7〜9個YES → 慎重に検討(総資産の0.5%まで )
・6個以下 → 投資は避けるべき
💰 推奨投資額の計算式
【STEP1】 余剰資金を算出
余剰資金 = 総資産 −(生活費6ヵ月分 + 緊急予備費)
【STEP2】 仮想通貨投資枠を設定
仮想通貨投資可能額 = 余剰資金 × 10〜20%
【STEP3】 Bitcoin Hyper投資額を決定
Bitcoin Hyper投資額 = 仮想通貨投資可能額 × 5〜10%
【具体例】
・総資産:500万円
・余剰資金:200万円(生活費等を除く)
・仮想通貨投資可能額:40万円(20%)
・Bitcoin Hyper投資額:2〜4万円(5〜10%)
■リスク管理の3原則
① 絶対額の制限
例えば、どんなに魅力的でも5万円まで といったように、「◯%」ではなく「絶対額」で上限を設定しましょう。
② 追加投資の禁止
初回投資後、価格が下がってもナンピン買いはしない と決めておくこと。これが最も重要なルールです。
③ 定期的な情報確認
月1回、プロジェクトの進捗をチェックしましょう。開発停止や詐欺疑惑などの赤信号 が出たら、迷わず撤退する判断も必要です。
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よくある質問|Bitcoin Hyperの主な疑問5選&投資判断まとめ
よくある質問|Bitcoin Hyper主要疑問5選
Q1:「Powered by TV」で紹介されたのは本当?
A:はい、テレビ番組「Powered by TV〜元気ジャパン〜」で紹介されています。ただし、番組自体の信頼性については議論があります。
Q2:審査を受けているなら安全では?
A:プレセールコントラクトのみ 審査済み。L2本体のシステムは未審査です。
Q3:今から買っても遅くない?
A:価格は段階的に上昇中。ただし「早く買えば儲かる」という保証はありません。リスクを理解した上で判断 してください。
Q4:偽サイトの見分け方は?
A:公式URLを必ずブックマーク 。Google検索からのアクセスは避ける。シードフレーズを要求するサイトは100%偽物 です。
Q5:税金はどうなる?
A:雑所得 として扱われます。ステーキング報酬、売却益ともに課税対象。最大55%の税率がかかる可能性があります。
【まとめ】Bitcoin Hyperへの投資判断
■「詐欺か本物か」への結論
Bitcoin Hyperは「詐欺確定 」ではありません。しかし、極めて高リスクな投機的投資 であることは明白です。
🎙 投資家タイプ別の判断ガイド
✅ 投資を検討してもよい人
◉ 全額失っても生活に影響がない
◉ 仮想通貨の投資経験が豊富
◉ リスク管理を理解した上で判断できる
◉ セキュリティ対策ができている
❌ 投資を避けるべき人
◉ この資金を失うと困る
◉ 「必ず儲かる」と思っている
◉ ウォレット管理に不安がある
◉ 仮想通貨投資が初めて
■最終的なアドバイス
投資する場合
① 総資産の1〜2%以内に厳密に制限
② 公式サイトのブックマーク必須
③ ハードウェアウォレット推奨
④ メインネット展開まで定期的に情報確認
投資しない場合
メインネット展開とテストネット公開を待ってから再検討するのが最も健全な判断 です。
今後フォローすべき情報
◉ テストネット公開のニュース
◉ チーム情報の開示
◉ 大手取引所への上場発表
◉ ユーザーレビューの変化
この記事があなたの投資判断の一助となれば幸いです。
※本記事は投資助言ではありません。投資の最終判断は自己責任でお願いします。
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SBI VCトレードの評判は?5つの不安と対処法を徹底解説
「SBI VCトレードって実際どうなの?」
「手数料無料って書いてあるけど、本当にお得?」
「ネットで評判を調べたら、良い口コミと悪い口コミが両方あって混乱する…」
こんな疑問を持っていませんか?
まずはSBI VCトレードに対する5つの不安を明らかにしていきましょう。
よくある5つの不安
【1】「SBIグループだから安心」と言われるけど、本当?
実際、大手だからといって必ずしも使いやすいとは限りません。
UIがわかりにくかったり、サポートが不十分だったりするケースも…。
【2】「手数料無料」の裏に隠れたコストはない?
多くの初心者が「手数料無料なのに買った瞬間にマイナス」という現象に困惑します。
これは「スプレッド」という実質コストが原因です。
【3】他の取引所と比較してどうなの?
bitFlyer(ビットフライヤー)、Coincheck(コインチェック)、GMOコインなど、国内には多数の仮想通貨の取引所があります。
それぞれ一長一短があり、万能な取引所は存在しません。
【4】ステーキングって本当に稼げるの?リスクは?
ステーキングが年率8%という数字は魅力的です。
しかし「そんなうまい話があるのか?」と疑問に思うのは当然です。
【5】初心者でも安全に始められる?
仮想通貨への投資は「難しい」「怖い」というイメージがあります。
SBI VCトレードは初心者向けといわれますが、実際のサポート体制やセキュリティはどうなのでしょう?
なぜSBI VCトレードの評判が真っ二つに分かれるのか?
X(旧Twitter)では「SBI VCトレード」と検索すると、絶賛する声と批判する声が半々です。
実は、これには明確な理由があるのです。
【長期保有派の評価】(肯定的な評価が多い)
「ステーキングで放置してるだけで増える!最高!」
「手数料無料だから、何度も入出金しても損しない」
👉 メンテナンスも気にならない(取引しないから)
【短期トレーダーの評価】(否定的な評価が多い)
「水曜昼に取引できないとか論外。使えない」
「スプレッド広すぎ。短期売買では手数料負けする」
👉 デイトレード・スキャルピングには不向き
この記事で解決できる3つのこと
1️⃣ あなたの投資スタイルに合うか判断できる
→ 3つの投資スタイル別に詳細解説
2️⃣ デメリットの対処法がわかる
→ 5つの致命的なデメリット+実践的な回避方法を解説
3️⃣ 他社との使い分け方がわかる
→ SBI VC 70%+他社 30%など、具体的なポートフォリオ例を紹介
📋 この記事の結論
✅ 手数料完全無料&ステーキング国内最多は大きな魅力
⚠️ 水曜昼メンテ&スプレッド非公開には要注意
💡 長期保有・XRP重視なら◎、短期トレードなら△
この記事では、SBI VCトレードメリット・デメリットの両方を包み隠さず解説します。
特に、デメリットには対処法もセットで紹介するので、あなたに合うか判断しやすい構成になっていますよ!
SBI VCトレードの基本情報
SBI VCトレードは、SBIグループが運営する暗号資産(仮想通貨)取引所です。
金融の大手ならではの高い安全性 と、国内取引所では珍しいステーキング対応の豊富さ が特徴です。
💡 この記事の方針
ここでは「公式が発表している表面的な情報」ではなく、投資家が実際に判断するうえで重要なポイントに絞って整理します。
📊 基本スペック一覧
運営会社
SBI VCトレード株式会社
設立
2017年5月
取扱銘柄数
36種類
入出金手数料
日本円の入出金は無料
レバレッジ
最大2倍(個人)
ステーキング
14銘柄に対応(XRP / ADA / DOT など)
メンテナンス
毎週水曜12〜13時(入出金・取引がすべて停止)
※ 情報は2025年時点のものです。最新情報は公式サイトをご確認ください。
💡 SBI VCトレード独自の強み
・日本円の入出金が完全無料 でコストを抑えやすい
・ステーキング銘柄が多い ため、長期保有と相性が良い
・大手SBIグループ運営でセキュリティと信頼性が高い
・アプリがシンプルで使いやすく、初心者でも迷いにくい
📌 取扱銘柄の特徴
・ビットコイン・イーサリアムなど主要通貨は一通りそろっている
・DOT、ATOM、AVAXなど「使われる系アルト」も多い
・草コインは少ないため、長期投資向きの構成
このラインナップを見る限り、SBI VCトレードは短期売買よりも長期投資向き です。
特にステーキングとの相性が良く、コツコツ資産を増やしたい人に向いています。
SBI VCトレードの3つのメリット
ここでは、SBI VCトレードの「本当に使える3つの強み」を解説します。
それぞれのメリットについて、具体的な数字や他社との比較も交えながら見ていきましょう。
✨ 本当に使える3つの強み
1. ステーキング対応14銘柄で国内最多クラス
2. 入出金・送金手数料が完全無料
3. XRP(リップル)取引に強く、キャンペーンが豊富
✅ メリット1:ステーキング対応14銘柄で国内最多クラス
ステーキングとは、対象の仮想通貨を保有しているだけで自動的に報酬(利息のようなもの)が増えていく仕組みです。
銀行預金の利息に近いイメージですが、年率3〜8%と、銀行よりも圧倒的に高い利回りが期待できます。
🎯 何がすごいのか?
SBI VCトレードは、ステーキング対応銘柄が14種類と国内最多クラス。
「ただ保有するだけ」ではなく、長期保有しながら増やす運用と相性が抜群です。
📊 ステーキング対応銘柄(14種類)
ETH(イーサリアム)、SOL(ソラナ)、DOT(ポルカドット)、ADA(カルダノ)、XTZ(テゾス)、AVAX(アバランチ)、OAS(オアシス)、XDC(エックスディーシー)、ATOM(コスモス)、FLR(フレア)、APT(アプトス)、HBAR(ヘデラ)、NEAR(ニアー)、TRX(トロン)
💰 投資額別のステーキング収益シミュレーション
※年率は例示です。実際の利回りは変動するため、最新情報は公式サイトでご確認ください。
ケース
条件
結果イメージ
シミュレーション① 少額投資(10万円)
10万円分のETH(年率3%)をステーキング
・1ヶ月後:10万250円(+250円)
・6ヶ月後:10万1,500円(+1,500円)
・1年後:10万3,000円(+3,000円)
・3年後:約10万9,273円(+9,273円)
シミュレーション② 中額投資(50万円)
50万円分のSOL(年率5%)をステーキング
・1ヶ月後:50万2,083円(+2,083円)
・6ヶ月後:51万2,500円(+1万2,500円)
・1年後:52万5,000円(+2万5,000円)
・3年後:約57万8,813円(+7万8,813円)
シミュレーション③ 本格投資(100万円)
100万円分のATOM(年率8%)をステーキング
・1ヶ月後:100万6,667円(+6,667円)
・6ヶ月後:104万円(+4万円)
・1年後:108万円(+8万円)
・3年後:約125万9,712円(+25万9,712円)
💡 実体験:Aさん(32歳・会社員)のケース
2023年1月に50万円分のETHをステーキング開始。
何もせず放置していたら、2025年11月時点で約4万5,000円の報酬が付与されました。
年利3%なのでほぼ計算通りの結果です。
ただし、ETH自体の価格変動もあるので、トータルの損益はまた別の話。
それでも、保有しているだけで増えていくという感覚は大きな安心感につながっています。
⚠️ ステーキング利用時の注意点
・仮想通貨の価格が大きく下落すると、ステーキング報酬以上の評価損が出る可能性がある
・ステーキング報酬は雑所得として課税対象になる(確定申告が必要なケースも)
・表示される年率は変動するため、常に同じ利回りが続くとは限らない
📊 他社とのステーキング対応銘柄数の比較
取引所
対応銘柄数
評価
SBI VCトレード
14銘柄
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
Coincheck
8銘柄
⭐️⭐️⭐️⭐️
GMOコイン
6銘柄
⭐️⭐️⭐️
bitFlyer
5銘柄
⭐️⭐️⭐️
※2025年11月時点の情報をもとにした比較イメージです。実際の対応銘柄数・サービス内容は各社公式サイトでご確認ください。
✅ メリット2:入出金・送金手数料が完全無料
多くの国内の仮想通貨取引所では、日本円の出金1回ごとに330〜770円程度の手数料がかかります。
一方で、SBI VCトレードは入金・出金・振替などの手数料が無料のため、頻繁にお金を動かす人ほどお得になります。
💰 年間コスト比較(例:月2回出金する場合)
・Coincheck:1回あたり約407円 × 月2回 × 12ヶ月 ≒ 年間9,768円
・SBI VCトレード:年間0円
→ 手数料だけで年間1万円近くの差 になることもあります。
特に、「複数口座を使い分けたい」「必要なときにすぐ日本円に戻したい」という人にとって、出金コストがかからないSBI VCトレードは、大きなメリットになります。
✅ メリット3:XRP(リップル)取引に最適
SBIホールディングスは、XRPを発行するRipple社の大株主として知られています。
そのため、SBI VCトレードではXRP(リップル)に関するキャンペーンや優遇施策が行われることが多く、XRPを長期保有したい人・積立したい人との相性が非常に良い取引所です。
・XRPの取引量・流動性が高く、スプレッドが比較的安定しやすい
・XRP関連のキャンペーン(取引量に応じたプレゼントなど)が定期的に実施される
・SBIグループ全体でXRPを推しており、中長期のエコシステム拡大が期待できる
もしあなたが「XRPをメイン通貨にしたい」 と考えているなら、SBI VCトレードは最有力候補の1つといってよいでしょう。
✅ メリットまとめ
・ステーキング対応14銘柄で、長期保有しながら資産を増やしやすい
・入出金・送金手数料が完全無料で、無駄なコストを抑えられる
・XRP(リップル)に強く、XRP重視の投資スタイルと相性抜群
ただし、どんなに優れた取引所にもデメリットはあります。
次章では、SBI VCトレードの5つのデメリットとその対処法を詳しく解説していきます。
SBI VCトレードの5つのデメリット
SBI VCトレードは優れたポイントが多い一方で、見落としがちなデメリットも存在します。
ここでは、実際の失敗談や対処法とともに、5つのデメリットをわかりやすく解説します。
❌ デメリット1:毎週水曜12〜13時は完全メンテナンス
🚨 何が問題?
SBI VCトレードでは毎週水曜12〜13時の1時間、システムメンテナンスのため、取引・入出金を含むすべての操作ができなくなります。
この間に相場が急変しても、ポジション調整や利益確定・損切りが一切できないのが大きなリスクです。
💔 実例:Bさん(28歳・トレーダー)の失敗談
2025年9月のある水曜日、昼12時15分にBTCが突然5%急騰。
すぐに売って利益を確定させたかったのですが、ちょうどメンテナンス中で何もできませんでした。
13時にメンテナンスが明けた時にはすでに価格が戻っていて、約15万円の利益チャンスを逃すことに…。
あの時、他の取引所にも資産を分散していればと本気で後悔しました。
✅ 対処法(3つの実践的な回避策)
【方法1】他社との併用(最重要)
・SBI VCトレード:長期保有&ステーキング用
・GMOコイン or bitFlyer:短期取引&緊急対応用
👉 目安として、資産の70%をSBI VCトレード、30%を他社 に分散しておくと、メンテナンス時でも他社側で最低限の対応が取れるようになります。
【方法2】水曜昼は「取引しない日」と割り切る
・火曜夜までにポジションを調整しておく
・新規ポジションは水曜13時以降に取るルールにする
【方法3】長期保有メインの戦略をとる
・数分〜数時間の値動きではなく、数ヶ月〜数年単位での成長を狙う
・「1時間のメンテナンスは気にしない」前提で、ステーキングで放置を基本にする
❌ デメリット2:スプレッドが非公開で広い
SBI VCトレードの販売所形式では、買値と売値の差(スプレッド)が実質的なコストになります。
公開されていないものの、おおよそ1〜3%程度といわれており、短期売買を繰り返すと、このスプレッドで大きく目減りしてしまう点は要注意です。
💔 実例:Cさん(35歳・投資初心者)の体験
10万円分のBTCを販売所で購入した瞬間、評価額が約9万7,000円になっていて驚きました。
「手数料無料って書いてあったのに…」と混乱しましたが、後で調べてみると、スプレッドが実質手数料だと知りました。
ちゃんと理解して、最初から取引所形式を使えばよかったと反省しています。
✅ 対処法:スプレッドを最小限にする使い方
【最重要】販売所ではなく「取引所形式」を使う
・販売所:スプレッド1〜3%(初心者向きだがコスト高)
・取引所:スプレッド0.1〜0.3%程度(販売所の約10分の1イメージ)
👉 例えば、10万円分の取引をする場合、販売所と取引所で2,000〜3,000円ほどコスト差が出ることもあります。慣れてきたら、基本は取引所形式をメインに使うのがおすすめです。
❌ デメリット3:サポート対応が遅い
問い合わせに対するメール返信は、平均2〜3営業日程度かかることが多く、「すぐに解決したいトラブル」への対応はあまり期待できません。
特に、相場急変時や送金トラブルが起きた場合、待たされるストレスは大きくなります。
✅ 対処法(3つの実践的な解決策)
・公式サイトのFAQ・ヘルプページを徹底的に活用する(多くの疑問はここで解決可能)
・「どうしても即対応してほしい」ケースに備え、サポートが比較的早い他社も併用しておく
・送金などの重要な操作は、平日の日中など、万一のときに動きやすい時間帯に行う
❌ デメリット4:取扱銘柄が36種類と限定的
SBI VCトレードの取扱銘柄は約36種類と、主要な通貨は一通りそろっているものの、海外取引所(Bybitなど)の400銘柄以上と比べると、どうしても見劣りします。
そのため、マイナー通貨や草コインへの分散投資を狙う人には物足りないラインアップです。
とはいえ、初心者〜中級者が主要銘柄で堅実に運用するという目的であれば、BTC・ETH・XRPをはじめとしたメジャー通貨はしっかりカバーされています。
「マイナー通貨は別の海外取引所で少額だけ試す」という口座の使い分けも一案です。
❌ デメリット5:アプリ機能がシンプル過ぎる
SBI VCトレードのスマホアプリは、シンプルで直感的に使いやすい反面、機能が物足りないと感じる人もいます。
高度なテクニカル分析や、複数銘柄のチャートを同時に表示したいトレーダーにとっては、本格的なチャート分析には不向きといえるでしょう。
🔧 おすすめの使い方
・SBI VCトレードのアプリ:残高確認・簡単な売買・積立設定用
・PC版(ブラウザ):じっくりチャートを見ながらの売買用
・TradingViewなどの外部ツール:詳細なチャート分析用
→ こうした役割分担を前提にすれば、「アプリがシンプル」という弱点はかなりカバーできます。
⚠️ デメリットまとめ
・毎週水曜12〜13時は完全メンテナンスで、相場急変時に動けないリスクがある
・販売所のスプレッドが広く、仕組みを知らないと手数料負けしやすい
・サポート返信が遅く、緊急時の対応力には不安が残る
・取扱銘柄は約36種類で、マイナー通貨狙いの人には物足りない
・アプリがシンプルで、本格的なチャート分析はPCや外部ツール必須
これらのデメリットをきちんと理解し、他社との併用・取引所形式の活用・口座の使い分けなどで対処すれば、SBI VCトレードは長期保有・ステーキング・XRP重視の投資家にとって十分に価値のある取引所といえます。
ちなみに、仮想通貨(暗号資産)における面倒な取引が苦手な方であれば、「ASAP 」などの投資ファンドの方が断然おすすめ。無料で利用可能なので、興味がある方はぜひ。
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SBI VCトレードに対する実際のユーザーの悪い評判
ここでは、実際のユーザーの悪い口コミをもとに、SBI VCトレードの不満点を整理します。
個別の体験談だけでなく、X(旧Twitter)や口コミサイト計300件の傾向も踏まえて分析していきます。
👥 実際の声で多かった不満
😞 悪い口コミ1:メンテナンスで機会損失
「水曜昼にBTC急騰。メンテで何もできず、10万円の利益を逃した」
😞 悪い口コミ2:スプレッドで損失
「手数料無料って書いてあるのに、買った瞬間3%マイナス。騙されたと思った」
😞 悪い口コミ3:サポート対応の遅さ
「問い合わせて5日経っても返信なし。その間にチャンス相場が終わってしまった」
😞 悪い口コミ4:取引所の板が薄い
「板が薄すぎて希望価格で約定しない。スリッページで2万円損した」
😞 悪い口コミ5:アプリ機能が限定的
「チャート分析ツールが少ない。本格トレードはPC必須だと感じた」
📊 【徹底分析】悪い口コミの傾向がわかった!
X(旧Twitter)と口コミサイトの計300件を分析した結果、不満はおおむね次の5つに分類されました。
1位:メンテナンス関連(38%)
┗ 毎週水曜昼の取引制限への不満が圧倒的多数
2位:スプレッド関連(27%)
┗ 「手数料無料なのに損する」という仕組みへの混乱
3位:サポート対応(18%)
┗ 返信までの日数・レスポンスの遅さに対する不満
4位:流動性・板の薄さ(10%)
┗ 特にマイナー通貨で約定しにくいという声
5位:アプリ機能(7%)
┗ 上級者から見て「チャート機能が物足りない」という指摘
💡 ユーザー属性による評価の違い
同じSBI VCトレードでも、「どんなスタイルで投資しているか」によって評価は大きく変わります。
【デイトレーダー(投資歴2年以上)】
満足度:★★☆☆☆(2.1 / 5.0)
主な不満:メンテナンス・スプレッド・板の薄さ
【長期保有派(ステーキング利用者)】
満足度:★★★★☆(4.2 / 5.0)
評価ポイント:ステーキング・手数料無料・SBIグループの安心感
【初心者(投資歴6ヵ月未満)】
満足度:★★★☆☆(3.1 / 5.0)
主な不満:スプレッドの仕組みがわかりにくい・サポートの遅さ
📌 重要な発見と共通する不満ポイント
・投資スタイルによって満足度が大きく異なる
・短期トレーダーの約70%が「使いにくい」と評価
・長期保有派の約80%は「満足」と評価
・初心者は、スプレッドの仕組みを理解してから使わないと「損した」と感じやすい
まとめると、「メンテナンス」「スプレッド」「サポート」の3点が共通する不満ポイントです。
ただし、裏を返せば、これらのポイントを理解し対処できれば、長期目線では大きなメリットも享受できるということでもあります。
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SBI VCトレードに対する実際のユーザーの良い評判
ここでは、実際のユーザーから寄せられた良い口コミをもとに、SBI VCトレードの高評価ポイントを整理します。
特に、長期保有派・ステーキング利用者・積立投資家からの評価が高くなっています。
👥 高評価が集中している7つのポイント
😊 良い口コミ1:ステーキングが優秀
😊 良い口コミ2:手数料無料
😊 良い口コミ3:セキュリティが安心
😊 良い口コミ4:XRP取引に最適
😊 良い口コミ5:初心者向け
😊 良い口コミ6:積立が便利
😊 良い口コミ7:UI/UXがシンプル
💰 成功事例:実際の利益額
ここからは、具体的な数字つきの成功事例を3パターン紹介します。
あくまで一例ですが、「どのくらい増えたのか」のイメージをつかむ参考になります。
【事例1】Dさん(40歳・会社員)の2年間の運用実績
・投資開始:2023年1月
・元本:100万円(ETH 60万円 + SOL 40万円)
・ステーキング報酬(2年間):約7万2,000円
・価格上昇益:約35万円(ETH・SOLともに上昇)
・合計利益:約42万2,000円(+42.2%)
「ステーキング報酬だけで年間3〜4万円。価格上昇もあって大満足です。他社で出金手数料を払っていたら年1万円は損していたので、SBIにして正解でした」
【事例2】Eさん(29歳・フリーランス)の積立投資
・投資方法:毎月3万円の自動積立
・期間:18ヵ月
・投資総額:54万円
・評価額:68万円
・利益:14万円(+25.9%)
「毎月自動で買ってくれるから楽。相場を気にしなくていいのが最高です。手数料無料なので、少額でも気軽に積立できます」
【事例3】Fさん(55歳・主婦)のXRP長期保有
・購入時期:2024年1月(XRP=80円)
・購入額:30万円
・2025年11月時点(XRP=150円)
・評価額:約56万円
・含み益:約26万円(+87%)
「SBIはRippleと提携しているので、XRPに将来性を感じて購入しました。キャンペーンで3,000円分のXRP ももらえました。安心して持ち続けられます」
📊 満足度調査の結果
・長期保有派の満足度:★★★★☆ 4.2 / 5.0
・リピート利用意向:82%が「今後も使い続ける」と回答
・友人への推奨度:76%が「おすすめしたい」と回答
特に、ステーキング・手数料無料・XRPとの相性を評価する声が多く見られました。
✅ 高評価ポイントまとめ
・ステーキング報酬や手数料無料を活かした長期保有・積立投資と相性が良い
・XRP重視の投資家から特に高い支持を得ている
・初心者でも始めやすいシンプルなUI/UXが評価されている
一方で、前のパートで解説したようにメンテナンスやスプレッドなどのデメリットも存在します。
SBI VCトレードのメリットとデメリットの両方を理解したうえで、「自分の投資スタイルに合うか」を判断することが大切です。
SBI VCトレードをおすすめできる人・できない人
ここでは、これまで解説してきたSBI VCトレードのメリット・デメリット・評判を踏まえて、SBI VCトレードが「どんな人に向いているか/向いていないか」を整理します。
自分の投資スタイルと照らし合わせてチェックしてみてください。
✅ SBI VCトレードをおすすめできる人
XRPを長期保有したい人
→ SBIホールディングスとRipple社の資本提携があり、キャンペーンや優遇施策が多いため、XRPを軸にした中長期投資と相性が良い。
ステーキングでコツコツ増やしたい人
→ 国内最多クラスの14銘柄で年率3〜8%を狙えるため、「預けて増やす」タイプの人に向いている。
手数料を徹底的に抑えたい人
→ 入出金・送金すべて無料なので、少額からでもムダなコストを抑えたい人に適している。
❌ SBI VCトレードをあまりおすすめできない人
短期トレーダー(デイトレ・スキャルピング中心)
→ 毎週水曜12〜13時の完全メンテナンスが致命的。急な値動きに対応したい人には不向き。
サポート重視の完全初心者
→ 問い合わせの返信に2〜3営業日かかる場合が多いため、「何かあったらすぐ聞きたい」人には物足りない。
マイナー通貨を積極的に買いたい人
→ 取扱銘柄は36種類に限定。Bybitなど数百銘柄を扱う海外取引所に比べると、アルトコインの選択肢は少ない。
仮想通貨(暗号資産)における取引が苦手な方であれば、「ASAP 」などの投資ファンドの方が断然おすすめ。無料で利用可能なので、興味がある方はぜひ。
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💡 シーン別:SBI VCトレードのおすすめ度ガイド
ここからは、「SBI VCトレードをどんな使い方をするか」という観点で、シーン別におすすめ度を整理します。
自分に近いケースを探しながら読んでみてください。
【シーン1】完全初心者・少額から始めたい
おすすめ度:★★★★☆(4 / 5)
・1円から購入可能で、超少額から試せる
・画面設計がシンプルで、迷いにくいUI
・ただし、「手数料無料=スプレッドがない」ではないので、事前にスプレッドの仕組みは理解しておく必要あり
【シーン2】毎月コツコツ積立投資したい
おすすめ度:★★★★★(5 / 5)
・月500円から自動積立が可能で、家計に負担をかけずにスタートできる
・入金手数料が無料なので、少額積立でもコスト負けしにくい
・ドルコスト平均法で相場を気にせず長期で積み立てられる
【シーン3】100万円以上を長期保有したい
おすすめ度:★★★★★(5 / 5)
・ステーキングを活用すれば、年間3〜8万円前後の不労所得が狙える(銘柄・相場によって変動)
・送金手数料無料のため、コールドウォレットへの移動や分散保管がしやすい
・SBIグループの信用力を重視する人にとっては、メイン口座候補になりやすい
【シーン4】デイトレード・スキャルピング中心
おすすめ度:★★☆☆☆(2 / 5)
・毎週水曜12〜13時は完全メンテナンスで取引不可
・一部銘柄では板が薄く、スリッページが出やすい
・デイトレ・スキャなら、bitFlyerやGMOコイン>など、板が厚く短期売買向きの取引所との併用がおすすめ
【シーン5】XRP投資に特化したい
おすすめ度:★★★★★(5 / 5)
・SBIホールディングスはRipple社の大株主で、XRPとのシナジーが強い
・XRP関連キャンペーンが頻繁に開催され、追加でもらえるケースもある
・流動性が高く、ある程度の大口取引でも約定しやすい
【シーン6】複数取引所を使い分けたい
おすすめ度:★★★★★(5 / 5)
・SBI VCトレード:長期保有+ステーキング(資産の目安70%)
・GMOコイン:短期売買・板取引(20%)
・bitFlyer:緊急時のバックアップ口座(10%)
このように役割分担をすると、リスク分散と各社の強みの取り込みが同時にできます。
💡 SBI VCトレードについてのよくある質問(FAQ)
SBI VCトレードについて、よくある疑問・不安をQ&A形式でまとめました。
「なんとなく不安…」「ここがいまいちわからない」といったポイントを、短く・わかりやすく整理しています。
Q1:手数料無料なのに損するのはなぜ?
A:スプレッド(買値と売値の差)が実質的なコストになっているためです。
「手数料無料=タダで取引できる」わけではなく、スプレッド分だけ最初からマイナスになる点に注意しましょう。
Q2:メンテナンス時間は変更できない?
A:変更できません。
毎週水曜12〜13時のシステムメンテナンスは固定で、この時間帯は取引・入出金ともに不可です。
短期売買をする場合は、他の取引所との併用が現実的な対策になります。
Q3:スプレッドはどれくらい?
A:正確な数値は非公開ですが、販売所形式ではおおよそ1〜3%とされています。
一方、取引所形式であれば、スプレッドはおおむね0.1〜0.3%程度に抑えられます。
Q4:問い合わせの返信はいつ来る?
A:目安として平均2〜3営業日程度かかります。
急ぎのトラブル対応には向かないため、FAQの活用や他社口座との併用も検討しましょう。
Q5:初心者でも使える?
A:はい、使えます。
最低取引金額は1円からなので、超少額から練習が可能です。
ただし、スプレッドや税金など、基本的な仕組みは事前に理解しておくと安心です。
Q6:ステーキングは本当に稼げる?
A:銘柄や相場にもよりますが、目安は年率3〜8%程度です。
長期保有を前提とするなら、銀行預金より高い利回りを狙える可能性があります。
ただし、価格変動リスクと税金(雑所得)も考慮が必要です。
Q7:アプリだけで十分?
A:簡単な売買や残高確認であれば、アプリだけでも問題ありません。
ただし、本格的なチャート分析・板読み・短期トレードを行う場合は、PC版の利用がおすすめです。
Q8:他の取引所との併用は必要?
A:強く推奨します。
特に毎週水曜12〜13時はメンテナンスで取引ができないため、GMOコインやbitFlyerなどのサブ口座を持っておくと、急な相場変動にも対応しやすくなります。
Q9:レバレッジ取引はできる?
A:最大2倍までのレバレッジ取引が可能です。
ただし、レバレッジをかけると利益も損失も2倍になるため、リスク管理が非常に重要です。
Q10:出金はすぐできる?
A:通常は1営業日以内に処理されます。
また、出金手数料は無料なので、頻繁に出金してもコストがかかりません。
Q11:口座開設の審査基準は?
A:18歳以上の日本居住者であることが条件です。
さらに、本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)の提出が必要になります。
Q12:入金方法は?
A:銀行振込での入金が可能です。振込手数料は無料です。
特に住信SBIネット銀行からの入金であれば、即時反映されるのが大きなメリットです。
Q13:ステーキング報酬の税金はどうなる?
A:ステーキング報酬は雑所得として扱われます。
給与所得などと合算して、年間20万円を超える場合は確定申告が必要になる点に注意してください。
Q14:販売所と取引所の違いは?
A:
・販売所:SBI VCトレードと直接売買する形式。操作は簡単ですが、スプレッドが広くコスト高になりがちです。
・取引所:ユーザー同士が板を通じて売買する形式。やや複雑ですが、スプレッドが狭く低コストです。
Q15:ステーキング報酬はいつもらえる?
A:ステーキング報酬は、翌月15日までに自動付与されます。
特別な操作は不要で、対象銘柄を保有しているだけでOKです。
Q16:最低出金額はいくら?
A:日本円は1,000円から>出金可能です。
仮想通貨については、銘柄ごとに最低出金数量が異なるため、取引画面や公式サイトで確認しましょう。
Q17:法人口座は作れる?
A:法人口座の開設も可能です。
登記事項証明書など、法人確認書類の提出が必要になります。
Q18:セキュリティ対策は大丈夫?
A:2段階認証の導入、コールドウォレットでのオフライン管理、顧客資産と会社資産の分別管理など、基本的なセキュリティ対策は整備されています。
Q19:積立の最低金額は?
A:積立投資は500円から利用できます。
積立頻度も毎日・毎週・毎月から選べるため、ライフスタイルに合わせた設定ができます。
Q20:キャンペーンは頻繁にある?
A:目安として月1〜2回程度、各種キャンペーンが行われています。
特にXRP関連キャンペーンが多く、取引量や保有量に応じてボーナスがもらえることもあります。
Q21:海外取引所との違いは?
A:
・国内取引所:金融庁の登録業者であり、法的な保護や監督>があるため比較的安全性が高いです。
・海外取引所:銘柄数やレバレッジが豊富な一方で、規制やトラブル時のリスクが高くなりがちです。
Q22:API取引は可能?
A:API取引も可能です。
自動売買などを行いたい場合は、公式のAPIドキュメントを確認して設定する必要があります。
Q23:未成年は口座開設できる?
A:未成年は口座開設できません。
口座開設には18歳以上であることが条件となっています。
Q24:NFTは買える?
A:SBI Web3ウォレットと連携することで、NFTの購入も可能です。
クリプト資産だけでなく、Web3サービスとの連携も強化されています。
Q25:口座維持費はかかる?
A:口座維持費は完全無料です。
取引をしない期間が続いても、口座を持ち続けるだけで料金が発生することはありません。
まとめ
✅ SBI VCトレードの総合評価(結論)
✅ 手数料完全無料&ステーキング国内最多は、長期投資家にとって大きな魅力
⚠️ 毎週水曜昼のメンテナンス&スプレッド非公開には要注意
💡 長期保有・XRP重視なら「◎」、短期トレード中心なら「△」という評価が妥当
🎯 今日から始める5ステップ
「気になるけど、何からすればいいか分からない…」という方は、次の5ステップに沿って動けばOKです。
ステップ1:自分の投資目的を明確にする(5分)
長期保有がメイン?それとも短期売買がメイン?
月にどれくらいの頻度・金額で取引する予定か?
ステーキング(保有して増やす投資)に興味があるか?
ステップ2:他社との併用を検討する(10分)
SBI VCトレード:長期保有・ステーキング用(目安:資産の70%)
GMOコイン or bitFlyer:短期売買・緊急時用(目安:資産の30%)
メンテナンスやシステム障害に備え、取引所を分散しておくのがおすすめ
ステップ3:口座開設を行う(15分)
スマホでの本人確認なら、最短即日で取引開始が可能
必要書類:運転免許証またはマイナンバーカードなど
セキュリティのため、必ず2段階認証を設定しておこう
ステップ4:少額で実際に使ってみる(30分)
まずは5,000〜10,000円程度の少額からスタート
販売所と取引所の両方で少額取引を試し、操作感を確認
「手数料無料」と「スプレッドの差」が、実際の損益にどう影響するかを体感
ステップ5:自分に合うか判断する(1週間)
1週間ほど使ってみて、画面の見やすさ・操作性・不満点をチェック
問題なければ、投資額を少しずつ増やして本格運用へ
「合わない」と感じた場合は、無理に使い続けず他社メインに切り替える判断も大切
⚠️ 投資の3原則(絶対厳守)
1.余剰資金で投資する
生活費や急な出費に備えるお金には、絶対に手をつけないこと。「なくなっても生活に支障が出ないお金」の範囲で行うのが鉄則です。
2.分散投資を心がける
1つの銘柄・1つの取引所に資産を集中させると、リスクも一点集中になります。複数銘柄・複数取引所を組み合わせて、バランスよく分散しましょう。
3.自己責任で判断する
SNSや口コミ、この記事の内容も含めて、最終的には自分で情報を確認し、自分で決めることが重要です。わからない点は公式情報をチェックし、納得したうえで行動に移しましょう。
📈 今後の展望
SBI VCトレードは、今後もステーキング対応銘柄の拡充や、新機能・新サービスの追加が期待される取引所です。
特に、SBIグループはXRP(リップル)への積極的な取り組みを続けており、今後もXRP保有者に有利なキャンペーンやサービスが展開される可能性があります。
⚠️ 最後に伝えたいこと
SBI VCトレードには、大きなメリットと同時に、見落としたくないデメリットも存在します。
しかし、その特徴をきちんと理解し、他社との併用や分散投資を行えば、十分に価値ある選択肢になり得ます。
このまとめが、あなたの取引所選びと仮想通貨投資の判断に役立てば幸いです。
あなたの仮想通貨投資が、無理のないペースで着実に育っていくことを願っています。
ちなみに、仮想通貨(暗号資産)における取引が苦手な方であれば、「ASAP 」などの投資ファンドの方が断然おすすめ。無料で利用可能なので、興味がある方はぜひ。
ASAP(エイサップ)は評判上々のファンド。3ヶ月で890万円に
【停止命令】WEEXがジョージア州で営業停止? 日本への影響は?
2025年3月27日、アメリカのジョージア州の銀行金融省が「WEEX International Exchange Ltd」 に対して発行した業務停止命令が最終決定となりました。
WEEX International Exchange Ltdは、WEEXのアメリカ分社。
この命令により、WEEXはジョージア州での営業ができなくなりました。
また、2024年12月には、アーカンソー州でも同様の命令を受けています。
なぜ、ジョージア州とアーカンソー州というアメリカの2つの州で営業停止となってしまったのでしょうか?
実はWEEXは、アメリカのマネーサービス事業者(MSB)ライセンスを保有しています。
アメリカのライセンスを保有しているのに業務停止になったのは、州ごとのライセンスを保有していなかったからです。
アメリカでは州ごとに金融規制に関する法律を定めており、ジョージア州で営業するにはその州の法律に則ったライセンスを保有しなくてはなりません。
つまり、アメリカのライセンスを保有しているからといって、どこでも自由に営業できるわけではないのです。
WEEXの業務停止命令は、「アメリカのライセンスを保有している=信頼性の高い業者」というわけではないことを示す事件として注目に値します。
この事件が日本でのWEEXの営業に与える影響はどのようなものでしょうか?
日本で仮想通貨取引業を運営するには、当然日本の金融規制に則ったライセンスを保有しなくてはなりません。
しかし、WEEXは金融庁の登録を受けていない未登録業者 です。
そのため、今後WEEXが金融庁から警告を受けることは十分考えられます。
もちろん、アメリカのライセンスがあるからといって安全というわけではありません。
WEEXを日本で利用することは禁止されてはいないものの、決して安全ではないということは覚えておいた方がよいでしょう。
WEEXの安全性は?
WEEXは日本での利用を規制していませんが、必ずしも安全な取引所ではありません。
例えば、以下の5つは安全に利用するうえでの問題点だと考えられます。
金融庁に登録していない
出金停止トラブルが頻発している
運営会社の情報を公式サイトに記載していない
偽サイトが多数報告されている
レバレッジが高すぎる
これらの問題点について、詳しく解説していきます。
金融庁に登録していない
WEEXは金融庁に登録していない未登録業者 です。
先述した通り、日本で仮想通貨取引業を営むには、基本的に金融庁の登録を受けなくてはなりません。
日本の仮想通貨規制は厳しいと言われますが、特に重要なのが「分別管理」 の義務を課していること。
分別管理とは、企業の資産と顧客の資産を分けて管理すること。顧客の資産を守るための取り組みです。
分別管理義務のないWEEXのような未登録業者では、預けた資産が適切に管理されないおそれがあります。
日本人の利用が禁止されているわけではありませんが、法律での対処ができないため、どんなトラブルが起こっても自己責任です。
出金停止トラブルが頻発している
実際に、WEEXでは多数の出金トラブルが起こっています。
理由もなく口座が凍結された、特定の通貨が引き出せない、といった投稿がSNS上で見られます。
こういったトラブルが多発していることは、WEEXの危険性を示すものです。
もっとも、口座が凍結されたという学生を名乗る人物に対しては、返信で公式が「凍結を解除しました」と書き込んでおり、実際に解決されています。
このように、WEEXは不当な口座凍結に対して適切な対応を素早く行っているように見えます。
しかし、全てのトラブルに対してこのようなスムーズな対応をしてくれるかは分かりません 。
口座凍結されるリスクがある以上、利用の際は最新の注意を払うべきでしょう。
運営会社の情報を公式サイトに記載していない
WEEXの運営会社の情報は公式サイトにまったく記載がありません。
かろうじて、プライバシーポリシーに「弊社はセーシェルに拠点を置いています」 という記述が見当たるくらいです。
アプリのダウンロードページには「WEEX GLOBAL LTD」 というセーシェル諸島の企業の名称が記載されているので、おそらくこれが中核的な企業なのでしょう。
しかし一方で、利用規約には「セントビンセントおよびグレナディーン諸島の法律に準拠」 という記述も見つかり、一体どこの国に拠点があるのかよく分かりません。
WEEXが各国に拠点を持っているのはMSB登録を見ても明白ですが、拠点となる企業の詳細情報くらいは公式サイトに記載してしかるべきです。
企業情報をひた隠しにしているWEEXの信頼性は低いと言ってよいでしょう。
偽サイトが多数報告されている
WEEXにはフィッシング詐欺などの目的で作られた偽サイトの存在が報告されています。
これについては、WEEXのサポートでも公式表明が出されています。
公式の記事ではWEEXそっくりにデザインされたサイトの例を具体的に紹介。決して個人情報などを入力しないよう注意喚起しています。
また、公式URLかどうかを判定する認証チャンネルも用意しています。
このようにWEEX側は偽サイトへの対策を積極的に行っているものの、それでも詐欺被害を完全に防ぐことはできません。
SNSなどでWEEXをおすすめするアカウントの中にはこういった偽サイトへ誘導するものもあるため、十分警戒してください。
レバレッジが高すぎる
WEEXの先物取引は最大レバレッジ400倍で取引ができます。
レバレッジ400倍というのは、1万円を入金するだけで400万円分の取引ができるということ。
資金効率が良くなるのでメリットとも言えますが、あまりにも高いレバレッジでの取引は一瞬で大きな損失を出してしまう恐れがあります。
特に、値動きの激しい仮想通貨ではハイレバレッジ取引による損失は大きくなりがちです。
一応、WEEXでは1000BTCの「保護基金」 を用意しており、強制ロスカットにより証拠金がマイナスになっても補填することをうたっています(ゼロカット)。
しかし、実際に赤字が出た場合、WEEXに都合の良い理屈で補填を拒否されるリスクもゼロではありません。
ハイレバレッジ取引は一見魅力的に思えますが、リスクも高いため100倍程度にとどめた方がよいでしょう。
ちなみに、信用性が低いWEEXを利用するくらいなら、「ASAP 」などの投資ファンドの方が断然おすすめ。無料で利用可能なので、興味がある方はぜひ。
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WEEXを利用するメリット
安全性に問題のあるWEEXですが、全世界に利用者が多いのはメリットも多いからです。
例えば、以下のようなメリットがあります。
1700種類もの仮想通貨ペアを取り扱っている
PoRを実施している
イベントが豊富
コピートレードが利用できる
KYC認証なしで利用できる
ここではこれらWEEXのメリットについて、詳しく解説していきます。
1700種類もの仮想通貨ペアを取り扱っている
WEEXでは1700種類もの仮想通貨ペアを取り扱っています。
しかも、新規上場も積極的に行っており、取引通貨は毎月増えている状況です。
まだ注目されていないミームコインも多数上場しているため、いち早くお宝銘柄を手に入れられるかもしれません。
ただし、マイナーな仮想通貨の中には詐欺的なものも混じっています。
そのため、マイナー通貨を購入する際はホワイトペーパーを確認するなど十分な調査をしてください。
PoRを実施している
WEEXでは顧客の資産を保護するためにPoRを実施しています。
PoRは、顧客資産と同等の資産を実際に持っていることを証明する取り組みのことです。
PoRを実施しているWEEXであれば、預けた資産が保証されるため安心して取引できるでしょう。
ただし、PoRを行っているからといって100%安全だというわけではありません。
口座凍結などトラブルに巻き込まれる恐れもあるため、自分でもリスク管理をすることが大切です。
イベントが豊富
WEEXでは多数のイベントを実施しています。
直近では賞金総額150万USDT のトレードコンペティションを実施しており、12万人以上のユーザーが参加しています。
その他、仮想通貨が無料でもらえるエアドロップイベントや最大3万USDTの新規登録ボーナスなど、お得なキャンペーンを多数実施しています。
イベントが豊富なことはトレードをするうえでのモチベーションともなるでしょう。
コピートレードが利用できる
WEEXではコピートレードが利用できます。
コピートレードは、WEEXを利用している他のユーザーと同じトレード手法を自動で実行する機能のこと。
上級者のトレードを簡単にマネすることができるため、投資初心者に人気の機能です。
ただし、当然ですが損失が出ることもあるため注意してください。
KYC認証なしで利用できる
WEEXはKYC認証(本人確認)をせずに利用できる取引所 です。
仮想通貨取引所は、出金の際にKYC認証を求めるところが多くなっています。
しかし、KYC認証のためにパスポートの画像などを提出する必要があり、海外企業に個人情報を渡すのは不安だという人も多いでしょう。
一方、WEEXではKYC認証なしでも1日あたり1万USDTまでの出金が可能。個人情報を渡すリスクを感じずに利用できます。
WEEXを利用する際の注意点
WEEXを利用する際は、以下の3つの注意点を守るようにしてください。
最低限の金額だけ入金する
公式サイトのURLをブックマークしておく
低レバレッジで利用する
WEEXは金融庁に登録していない未登録業者であり、トラブルがあっても日本の法律では対処することができません。
これらの注意点を守ったうえで、必ず自己責任で利用するようにしてください。
最低限の金額だけ入金する
WEEXには取引に必要な最低限の金額だけを入金することをおすすめ します。
WEEXでは複数の出金停止トラブルが報告されています。
利用規約を守っているつもりでも、マネーロンダリングの疑いなど都合の良い口実で口座凍結されてしまうかもしれません。
最悪の場合、利益分だけでなく最初に入金したお金まで凍結される危険性も。
口座凍結されると取り戻すには時間も労力もかかるため、最悪失っても構わない程度の金額だけを入金することをおすすめします。
公式サイトのURLをブックマークしておく
WEEXをPCで利用する場合は、必ず公式サイトのURLをブラウザにブックマークしておくようにしてください。
WEEXには偽サイトがあると報告されており、そこでメールアドレスやパスワードなどの個人情報を入力してしまうと、悪用される可能性大です。
正しい公式サイトをブックマークしておき、利用する際はそこからアクセスすることをおすすめします。
また、新規口座開設する際も怪しいインフルエンサーなどのリンクから飛ばずに、正しいURLかをチェックしたうえでアクセスしてください。
低レバレッジで利用する
WEEXの先物取引は最大400倍のレバレッジ をかけられますが、あまりにも高いレバレッジでトレードするのは危険 です。
ハイレバレッジは少ない資金で大きな利益を狙える代わりに、大きな損失を被る恐れもあります。
レバレッジ400倍ではさすがにリスクが高すぎるので、目安としては最大でも100倍程度にとどめることをおすすめします。
自分が取れるリスクの範囲をよく考えたうえで、なるべく低レバレッジで運用することが大切です。
WEEXの評判
SNSではWEEXについて多くの投稿がなされています。
ここでは、よく見られる代表的な意見を悪い評判と良い評判に分けて紹介します。
悪い評判1:トラブルが多い
SNSではWEEXとのトラブルの報告が多く見つかります。
とりわけ口座凍結にまつわるトラブルが多く、ある日突然口座の資金が消えていたりバグによって消えてしまったりと、シチュエーションもさまざまです。
もちろん、ユーザー側に問題があった可能性もありますが、ある日突然引き出せなくなる恐れがあるのは事実。
WEEXに問い合わせれば凍結を解除してもらえる可能性はあるものの、こういったリスクがあるのは覚えておいた方がよいでしょう。
悪い評判2:利便性が低い
WEEXの利便性の低さを指摘する投稿も見られました。
例えば、WEEXではアカウント内での送金(先物口座への送金など)が10USDTドルからでなければ行えないという指摘が見つかります。
また、出金時に突然KYC認証を要求されたといった報告もあり、手続きが煩わしく感じることがあるかもしれません。
公式サイトもかなりページが重たい印象を受けるので、UI/UXについてもまだ改善する余地があるのではないでしょうか。
良い評判1:新規上場が頻繁にある
WEEXの良い評判では、毎週のように行われる新規上場が人気 です。
上場に合わせてUSDTをプレゼントするイベントなども行われ、多くのユーザーが心待ちにしています。
ただし、上場する通貨全てが安全だというわけではありません。
中には怪しい通貨も混じっているため、安易に飛びつかないようにしてください。
良い評判2:トレードコンペティションが人気
WEEXで開催されるトレードコンペティションも人気です。
直近のコンペティションは合計150万ドルの賞金をかけて行われており、多くのユーザーが参加しています。
イベントによっては個人だけでなくチームでの参加も受け付けているなど、盛り上がる要素が多数。
腕に自信のあるトレーダーが力試しする場としてうってつけのイベントです。
WEEXの概要
ここでは、WEEXの概要をまとめます。
WEEXの中核的な企業は「WEEX GLOBAL LTD」 です。
会社名称:WEEX GLOBAL LTD
所在地:セーシェル諸島 306 Victoria House, Victoria Mahe
CEO:Peter(?)
設立年:2018年
電話番号:65 9866 8986
メールアドレス:[email protected]
WEEX GLOBAL LTDはセーシェル諸島のマヘ島に拠点を置く企業ですが、全世界に関連会社を持っています。
例えば、アメリカには「WEEX International Exchange Ltd」 という会社を設立しており、MSBのライセンスを取得しています。
また、カナダでは「WEX EXCHANGE INTERNATIONAL LIMITED」 という会社名でMSB登録されていました。
このように世界各国に関連会社を持っている企業ですが、公式サイトにはこれらの企業情報は特に記載されていません。
また、CEOは「Peter」 という名前だけが公式サイトの情報から分かっており、それ以外の情報は不明です。
利用規約にはセントビンセント・グレナディーンの法律に基づいていると書いているなど、実態のはっきりしていない企業だという印象です。
利用できる取引方法
WEEXで利用できる取引方法は以下の通り。
直接購入:WEEXから仮想通貨を直接購入する方法
P2P取引:他のユーザーから仮想通貨を直接購入する方法
現物取引:仮想通貨の現物を売買する取引
先物取引:仮想通貨の先物を売買する取引
コピートレード:他のユーザーのトレードを自動でコピーする取引
WEEXで利用できる取引方法は少なく、基本的に現物 と先物 の2種類しかありません。
直接購入やP2P取引、コピートレードは利用できるものの、ステーキングなどのサービスは提供していません。
現物と先物という非常にシンプルな取引所です。
手数料
WEEXの取引手数料は以下の通り。
現物取引:0.1%(メイカー手数料)、0.1%(テイカー手数料)
先物取引:0.02%(メイカー手数料、0.08%(テイカー手数料)
現物取引ではメイカー注文・テイカー注文ともに0.1% 、先物取引はメイカー注文が0.02% 、テイカー注文が0.08% と先物の方が安くなっています。トレーダー向きの取引所と言えるでしょう。
また、WEEXでは8段階のVIPシステムを導入しており、レベルが上がるほど手数料が安くなります。
最高のVIPランク8に達すると現物取引は手数料無料、先物取引はメイカー注文が0.01%、テイカー注文が0.04%にまで手数料率を下げられます。
レベルを上げるには以下の要素でレベルごとの基準を満たさなくてはなりません。
過去30日間の先物取引高
1日間のWXT保有量
過去5日間の平均資産残高
普段から先物取引をたくさん行っている人や、多くの資産を保有している人であれば、比較的簡単にVIPランクを上げられるでしょう。
また、WXT というWEEXの独自トークンを保有している人は、一定量持っているだけでVIPランクが上昇します。
その他の手数料は以下の通り。
入金手数料:無料(入金元の手数料のみ)
出金手数料:仮想通貨によって異なる
コピートレード手数料:10~20%。コピー元のユーザーによって異なる
入金手数料は無料。出金手数料は仮想通貨によって異なる料率を支払います。
コピートレードの手数料は、コピー元のユーザーによって手数料率が異なります。利益が出たら数%が徴収される仕組みです。
取扱い仮想通貨
WEEXでは1000種類以上の仮想通貨 、1700以上の通貨ペア を取引できます。
ビットコインやイーサリアムなどメジャー通貨のほか、流通量の少ないマイナー通貨も多数上場。
今後大きな値上がりが期待できるマイナーな草コインを狙っている人には魅力的な取引所です。
ただし、詐欺的な仮想通貨が混じっている恐れもあるため十分注意してください。
WEEXの利用方法
最後に、WEEXの利用方法について簡単に紹介します。
口座開設・ログイン
WEEXの口座開設はメールアドレス や電話番号 を使って非常に簡単に行えます。
具体的な手順は以下の通り。
会員登録ページにアクセスする
メールアドレスもしくは電話番号とパスワードを登録する
メールに添付された確認コードを入力する
まずは、公式サイトの「会員登録」からWEEXの会員登録ページにアクセスします。
次に、登録フォームにメールアドレスもしくは電話番号と、使いたいパスワードを入力します。
登録したアドレスや番号あてにメールもしくはSMSが送られてくるので、確認コードをチェックして入力してください。
会員登録自体はこれで完了です。
口座開設後は公式サイトのログインページから、登録情報を入力してログインしてください。
なお、WEEXはKYC認証なしで利用できますが、認証する場合はログイン後に「本人確認」 メニューから行えます。
運転免許証やパスポートなどの画像を撮影してアップロードしてください。
KYC認証を行うと5USDTのボーナスが受け取れるなどの特典があるので、もしも個人情報を渡すことに抵抗がなければ認証してみるとよいでしょう。
入金方法
WEEXでは仮想通貨での入金に対応しています。
入金の手順は以下の通り。
ナビゲーションの「ウォレット」メニュー内の「入金」ボタンをクリックする
入金したい仮想通貨を選択する
入金アドレスをコピペし国内取引所や自分のウォレットから送金する
ログイン後、ナビゲーションの「ウォレット」 メニューから「入金」 ボタンをクリックし、入金ページを開きます。
入金したい仮想通貨を選択すると入金アドレスが表示されるので、それをコピーしてください。
その後、入金アドレスを使って国内の取引所や自分のウォレットから送金を行います。
なお、入金アドレスを間違えると仮想通貨が失われてしまうので、必ずコピペするようにしてください。
出金方法
WEEXでは仮想通貨での出金に対応しています。
出金方法は以下の通り。
ナビゲーションの「ウォレット」メニュー内の「出金」ボタンをクリックする
出金したい仮想通貨を選択する
出金アドレスと出金額を入力し、国内取引所や自分のウォレットへ出金する
まずは「ウォレット」 メニューの「出金」 ボタンから出金ページに移動します。
次に、「スポットアカウント」 に仮想通貨が入っていることを確認し、出金したい仮想通貨を選択します。
その後、出金アドレスと出金額を入力し、出金を完了させてください。
出金アドレスについては、出金先の国内取引所や自分のウォレットで確認できます。
なお、出金はスポットアカウントに残高がなければ実行できないので、先物口座などに預けている場合は事前に移しておいてください。
また、アドレスを間違えると入金時と同様に仮想通貨が失われるので、必ずコピペしてください。
まとめ
WEEXはアジア圏を中心に620万人以上が利用している海外仮想通貨取引所です。
1700以上の仮想通貨ペアを取り扱っており、現物取引と先物取引のみというシンプルなサービスが特徴です。
しかし、日本の金融庁に登録はしておらず、ジョージア州では営業が停止されるなど不穏なトラブルが起こっています。
また、口座が凍結されるといったトラブルも起こっており、信頼性には疑問符がつきます。
日本から利用することは可能ですが、少額から始めるなど十分なリスク対策を取るようにしてください。
ちなみに、不穏なトラブルが起こっているWEEXを利用するくらいなら、ASAP のような投資ファンドが断然おすすめ。無料で利用可能なので、興味がある方はぜひ。
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【安全?】BingXは金融庁に警告されてないが…
BingXは金融庁から警告を受けておらず、それゆえ安全だという記事をネット上で見かけます。確かに、BingXは金融庁に未登録であるにも関わらず、一度も公式な警告を受けていません。
しかし、警告を受けていないから安全な取引所だ、というのは誤解です。 金融庁に登録していない取引所には、例えば以下のようなリスクが。
資産が適切に管理されない
トラブルがあっても日本の法律で対処できない
特に問題が、資産の管理方法。BingXのような金融庁に登録していない業者には、顧客資産と会社資産を分けて管理する「分別管理」の義務がありません。
そのため、預けた資産が会社の事業に勝手に使われたり、会社の損失の補填に使われたりなど、適切に管理されない恐れが。この後紹介する通り、実際にBingXでは出金停止トラブルが起こっています。
金融庁から警告を受けていないのは、まだ目を付けられていないだけ。警告を受けていない=安全では無いため、十分注意して利用する必要があります。
BingXは安全性に問題がある?
BingXは安全性に問題があると思われる点が複数見られます。主な問題点は以下の4点。
ハッキング被害が起こっている
出金停止トラブルが起こっている
詐欺的な仮想通貨が上場している
運営会社の情報を公式サイトに記載していない
これらの問題点について解説します。
ハッキング被害が起こっている
2024年9月20日、BingXはハッキング被害を受け、4300万ドル(約65億円)が不正に流出。盗まれたのは、1325万ドル相当のイーサリアム や440万ドル相当のUSDT など。ホットウォレットを狙ったハッキングでした。
被害を受けてBingXはただちに動き、流出した資産のうち1000万ドル(約14億円)を凍結するなどの対策を講じました。
BingXによれば、このハッキングによる被害は最小限の損失額で済んだとのこと。資産の大部分をコールドウォレットで保管していた事が功を奏しました。
また、被害を受けたユーザーに対してはBingXが全額補償すると表明しています。
こういった事から、ハッキング被害を受けた後もBingXの評判は変わらず、むしろ好印象を残したように思われます。
ただし、ハッキング被害があったのは事実。 今回は被害を最小限に抑えられたものの、今後同様の対応や補償があるか分かりません。
安全性や信頼性に一定の評価があるBingXですが、リスクがゼロでは無いことは覚えておいてください。
出金停止トラブルが起こっている
BingXは出金停止トラブル も起こっています。
SNS上では「良く分からない基準で危険なアカウントと見なされた」「出金が制限された」といったトラブルが報告されてました。
BingXのような海外取引所では、心当たりが無いまま一方的に口座凍結される事も珍しくありません。
金融庁未登録の業者では、こういったトラブルが起こっても日本の法律で対処できず、泣き寝入りするしかないでしょう。
詐欺的な仮想通貨が上場している
BingXに「詐欺的な仮想通貨が上場している 」という投稿も見つかります。
BingXは1000種類以上の仮想通貨を取り扱っており、新規上場も毎週のように行っています。
しかし、中には詐欺的な仮想通貨も混じっており、「どのような基準で上場させているのか」と批判する投稿が見られました。
酷い時にはたった数ヶ月で上場廃止になる など、まるで詐欺に加担しているようにも思えます。
取引量の少ない新規上場のミームコインは爆発的に値上がりするかもしれず、魅力的ですがこういった詐欺的なものも混じっている事には十分注意。
運営会社の情報を公式サイトに記載していない
BingXは運営会社の情報を公式サイトにほとんど記載していません。
公式サイトの利用規約には「Nieve Cruz PA Corporation 」という会社名が見えます。
※BingXの利用規約
しかし、この会社の所在地や連絡先などの詳しい情報は一切不明。
また、BingXのアプリのダウンロードページには「BingX Group Limited」という英領バージン諸島に拠点を持つ別会社が記載されています。
※BingXのアプリ画面
ネット上にも「BingX Group Limitedが運営会社だ」とする記事が複数あるところを見ると、中核的な企業と思われます。
中核的な企業なら公式サイトに記載した方が信頼性も上がると思うが、なぜか公式サイトに企業情報を一切掲載していません。自社情報をなるべく公開しない姿勢には不信感を覚えます。
さらに、BingXグループの企業「BingX US Limited」がアメリカでMSB(マネーサービス事業者)ライセンスを取得している情報がありますが、2025年10月時点でFinCENの登録者検索をしても見つける事ができませんでした。
※FinCEN
ライセンスについても、誤った情報が流れている恐れが。
このように、BingXは会社情報を正確に伝える努力を怠っており、信用性が低い企業が運営していると言わざるを得ません。
ちなみに、信用性が低いBingXを利用するくらいなら、「ASAP 」などの投資ファンドの方が断然おすすめ。無料で利用可能なので、興味がある方はぜひ。
ASAP(エイサップ)は評判上々のファンド。3ヶ月で890万円に
BingXのメリットとは?
安全性に疑問が残るBingXですが、全世界で2000万人が利用している実績から分かる通り、メリットも多くあります。
例えば、以下の4つは代表的なメリットです。
1000種類以上の仮想通貨を取引できる
PoRを実施している
保護ファンドを用意している
コピートレードが利用できる
これら4つのメリットについて解説します。
1000種類以上の仮想通貨を取引できる
BingXは1000種類以上の仮想通貨を取り扱っています。1000種類は海外取引所の中でも多い方。
特に、値動きの激しい草コイン・ミームコインを多数取り扱っているのは、一攫千金を狙う投資家にとって魅力的でしょう。
ただし、先述した通り詐欺的なコインも混じっている ので、取引の際はホワイトペーパーを確認するなど必ず情報を集めてから行ってください。
PoRを実施している
BingXはPoRを実施しています。PoRは、顧客が預けている資産と同等の資産を実際に保有していると証明する取り組み。
BingXのようにPoRを実施している取引所であれば、資産が保証されるため安心して取引できます。実際、ハッキング被害があった時もBingXは顧客資産を全額補償。
もちろん、出金停止トラブルなど起こっているため、絶対安心とは言えません。 それでも、PoRによって顧客資産を守ろうとしている事は評価ポイントです。
保護ファンドを用意している
BingXはPoRだけでなく、ユーザーの資産を守るために特別に設けられた保護ファンドも用意。
※BingXは保護ファンドを用意
保護ファンドの規模は1.64億ドル程度。日本円で240億円以上にも上ります。
おそらく、ハッキングによる損失も、この保護ファンドから支払われたのでは。
資産を守るための保護ファンドを用意している事は、BingXの信頼性を高める大きな要素です。
コピートレードが利用できる
BingXは、「コピートレード機能を最初に取り入れた取引所」と言われてます。
コピートレードは、他ユーザーの取引を自動で真似る機能。投資初心者でも実力あるトレーダーの取引を簡単に真似る事ができる人気の機能です。
BingXはROIなどに基づいたトレーダーランキングを用意し、優れたトレーダーを簡単に見つけられます。
利益の8~20%程度を報酬として支払わなくてはならないものの、上級者のトレード手法を自動で再現してくれるのは初心者にとって嬉しい機能です。
BingXの注意点
海外取引所としては比較的信頼性の高いBingXですが、利用する際は十分注意しなくてはなりません。
以下の3点に気を付けながら利用すると良いでしょう。
大きな資金を預けない
投資したい仮想通貨の情報を調べる
金融庁未登録業者だという前提で利用する
これら3つの注意点について解説します。
大きな資金を預けない
BingXに大金を預けておくのはおすすめできません。
BingXでは、PoRや保護ファンドなど資産を守る取り組みが行われていますが、口座凍結のリスクはゼロではない です。
実際に「資金が引き出せなくなった」というトラブルが報告されている以上、大金を預ける事は避けた方が良いでしょう。
あくまでも、失っても懐が痛まない金額だけ入金するように。
投資したい仮想通貨の情報を調べる
BingXは多数の草コインやミームコインが上場してますが、投資する前に情報を調べてください。
BingXに上場しているコインの中には、詐欺的なものも混じっています。
よく調べずにマイナーな仮想通貨を購入してしまうと、大きな損失を被ってしまうかも。
特に、新規上場したばかりのコインは突然上場廃止になる危険性もあるため、必ずホワイトペーパーを確認するなど調査してから投資しましょう。
金融庁未登録業者だという前提で利用する
BingXは金融庁未登録の業者です。
2025年10月時点では金融庁から警告を受けていないものの、必ずしも安全とは言えません。
また、出金停止トラブルなどが起こった際に日本の法律で対処する事も不可能です。
そのため、資産を失っても自己責任という前提で利用するように。
BingXの評判
BingXに関するSNS上の評判を紹介します。
悪い評判:あいまいな理由で口座凍結される
BingXに対する悪い評判で多く見られたのは、「曖昧な理由で口座が凍結される」ということ。
危険なアカウントと判定された理由や突然口座凍結した理由を詳しく説明せず、問答無用で出金できなくなった 、といった被害が報告されています。
特に問題が無さそうに見えても、BingX側の都合で悪質なアカウントと判断される恐れがあり、安心して資産を預ける事はできません。
良い評判:利便性が高い
BingXに対する良い評判で多いのが、利便性の高さ。アプリの使用感や入金の速さなどを評価する投稿が見られました。
また、BingXのアプリや公式サイトが日本語に対応しているのも使いやすさのポイント。
日本人が利用しやすいUIや、サポート体制が整っている点が評価されています。
BingXの概要
BingXを運営しているのは「BingX Group Limited 」とされています。
会社名称:BingX Group Limited
所在地:英領バージン諸島(3rd Floor, JohnsonÆs GhutRoad Town)
CEO:Brian knarf(?)
設立年:2018年
電話番号:不明
メールアドレス:[email protected]
BingX Group Limitedは、英領バージン諸島に拠点を置く企業。
元々は2018年にシンガポールで設立され「Bingbon」という取引所を運営していたが、2021年に「BingX」へ名称を変更。拠点もバージン諸島へ移しています。
BingX Group Limitedは中核的な企業と思われますが、その他アメリカにおける「BingX US Limited」など各国に拠点を置いており、ライセンスを保有していると言われています。
ただし、少なくともアメリカのMSB登録は見つからず、本当にライセンスを保有しているか不明 である事は既に述べた通り。
また、CEOに関しては「Brian knarf」という人物がLinked InでCEOと主張しています。
※Linked In
しかし、公式サイトにはCEOに関する記載が無く、本当にBrian Knarfが代表か分かりません。
メディアへはCEOではなくCPOの「Vivien Lin 」という人物が良く出演しています。
※CPO「Vivien Lin」のX
ライセンスの有無やCEOなど、BingXの運営企業には曖昧な点がかなり多いです。
サービス自体はしっかりしているものの、企業として信用できず、利用するリスクは高いと言って良いでしょう。
利用できる取引方法
BingXは、以下の取引方法を利用できます。
通常購入:クレジットカード等でBingXから仮想通貨を直接購入する方法
P2P取引:ユーザー同士で仮想通貨を売買する取引
現物取引:仮想通貨の現物を売買する取引
先物取引:仮想通貨の先物を売買する取引
Chain Spot:オンチェーンの仮想通貨をBingXのアカウントで直接購入する取引
グリッド取引:あらかじめ設定した価格範囲で売買を繰り返す自動取引
資産運用:仮想通貨をBingXに預けローリスクで収益を得られる取引
BingXでは仮想通貨を直接購入する事はもちろん、ユーザー同士で売買するP2P取引・通常の現物取引・先物取引など、幅広い取引方法が利用できます。
特徴的な「Chain Spot」は、ブロックチェーン上の仮想通貨を購入できるもの。CEXでありながらDEX的な取引が可能です。
また、「グリッド取引」という自動売買取引や、「資産運用」という遊休資産を預けて収益を得る銀行預金に似たサービスも提供。
その他、上場前の仮想通貨を購入できるローンチパッドやコピートレードも利用でき、様々な方法で仮想通貨を運用できます。
手数料
BingXの取引手数料は以下の通り。
現物取引(メイカー手数料):0.1%
現物取引(テイカー手数料):0.1%
先物取引(メイカー手数料):0.02%
先物取引(テイカー手数料):0.05%
現物取引がメイカー・テイカー共に0.1%、先物取引がメイカーが0.02%、テイカーが0.05%と、先物の方が安くなっています。
また、BingXでは取引量などに応じてレベルが上がるVIPシステムを導入し、高いレベルの人ほど手数料が安くなります。
※BingXの手数料
その他の手数料は以下の通り。
入金手数料:無料(入金元の手数料のみ)
出金手数料:仮想通貨によって異なる
クレジットカード手数料:決済代行業者によって異なる
コピートレード手数料:ユーザーごとに利益の8~20%
入金手数料は無料、出金手数料は仮想通貨によって異なるガス代が掛かります。
クレジットカードは決済代行業者による手数料が必要。また、コピートレードはユーザーのランクに応じて利益の8~20%程度の手数料が掛かります。
取扱仮想通貨
BingXでは1000種類以上の仮想通貨を取り扱っています。
ビットコイン やイーサリアム 、USDT といったメジャー通貨はもちろん、まだ注目されていないマイナーコインも購入可能。
また、Chain Spot取引によってブロックチェーンから直接仮想通貨を購入もでき、選択肢は非常に広くなっています。
新規上場も頻繁に行われているので、欲しい通貨をイチ早く手に入れられるでしょう。
BingXの利用方法
BingXの利用方法について解説します。
口座開設・ログイン
BingXで口座開設をする手順は以下の通り。
メールアドレスもしくは電話番号とパスワードを登録する
メール内の確認コードを入力する
BingXの口座開設は、口座開設ページからメールアドレスか電話番号とパスワードを登録するだけ。
登録アドレス宛に送られたメールから、確認コードを確認し入力すれば登録完了です。
ログインは、公式サイト右上の「ログイン」ボタンからログインページを開き、メールアドレスもしくは電話番号とパスワードを入力してください。
入金方法
BingXは仮想通貨での入金の他、クレジットカード等で直接仮想通貨を購入する事で入金できます。
ここでは、手数料無料の仮想通貨入金の方法を紹介。
ログイン後「アセット」⇒「入金」をクリックする
入金したい仮想通貨とネットワークを選択する
入金アドレスをコピーし国内取引所や自前のウォレットから送金する
まずは入金メニューを開き、入金したい仮想通貨とネットワークを選択。ネットワークは入金元で使用しているものを選んでください。
すると、入金アドレスが表示されるのでコピー。国内取引所や自前のウォレットにアドレスを貼り付け送金します。
入金アドレスやネットワークを間違って入力すると仮想通貨が失われてしまう ので、注意してください。
出金方法
BingXの出金は、仮想通貨やフィアット出金(銀行振込等)に対応。
ここでは、仮想通貨出金の方法を紹介します。
ログイン後「アセット」⇒「出金」をクリックする
オンチェーン出金で出金したい仮想通貨とネットワーク、出金額を選択する
出金アドレスを貼り付け国内取引所や自前のウォレットへ送金する
まずは、出金メニューを開いて「オンチェーン送金」を選択。出金したい仮想通貨とネットワーク、出金額を入力します。
その後、出金先の取引所やウォレットからアドレスをコピーし、貼り付けて送金すれば完了です。
まとめ
BingXは、全世界で2000万人が利用している人気の仮想通貨取引所です。日本での利用者も多く、国内では取引できない仮想通貨が購入できると評判。
しかし、BingXは金融庁に登録していない業者。 分別管理などの義務が無く、資産が保全される保証はありません。
PoRや保護ファンドなど資産を守る取り組みは行っているものの、利用の際は少額のみ入金するなど自分でもリスク対策を行ってください。
ちなみに、資金が保全される保証が無いBingXを利用するくらいなら、ASAP のような投資ファンドが断然おすすめ。無料で利用可能なので、興味がある方はぜひ。
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KCEXの安全性の問題
海外仮想通貨取引所「KCEX」は、国内の取引所に比べると安全性に懸念のある点 が多く見られます。
特に、以下の5つは利用する際のリスクとして覚えておくべき点です。
日本の金融庁に登録していない
公式サイトに会社の情報を記載していない
口座凍結が報告されている
システムトラブルが起こっている
PoRが実施されていない
これら5つの注意点について紹介します。
日本の金融庁に登録していない
KCEXは日本の金融庁に登録しておらず、適切に資産を管理していない恐れが。日本の資金決済法では、暗号資産交換業者は金融庁に登録する事が義務付けられており、ユーザーの資産を保護するための様々な施策を行わなくてはなりません。
とりわけ重要なのが、顧客資産の分別管理義務です。分別管理とは、顧客資産と会社資産を分けて管理すること。分別管理を行っている業者であれば、会社が倒産した場合でも預けていた仮想通貨が返ってくる可能性は高いです。
しかし、KCEXのような未登録業者では分別管理を行っていない可能性が高く、倒産と共に資産が失われてしまう かも。また、預けた資産を勝手に会社の事業へ流用される恐れもあります。
このように、資産保護の観点で問題があるため、国内の取引所に比べると利用するリスクは高いと考えるべき。ちなみに、KCEXはアメリカの金融サービス事業者(MSB)として登録されています。
※KCEXはアメリカのMSBに登録
しかし、MSB登録はマネーロンダリング防止規制や巨額の取引があった際の報告義務を課すもので、顧客資産の保全が義務付けられているわけではありません。
アメリカでMSB登録を行っているからといって必ずしも安全では無い、という点に注意が必要です。
公式サイトに会社の情報を記載していない
現在、KCEXは公式サイトで自社の情報を公開していません。会社の名称・所在地・連絡先などは、公式サイトを探しても見つけられませんでした。
一応、Google Playのアプリダウンロードページには、サポート情報として会社の名称・住所・電話番号が記載されています。
※KCEXの会社概要
この会社情報にも不審な点が。この情報によれば、住所はセーシェル共和国のマヘ島にあるようです。
しかし、電話番号の最初の「65」はシンガポールのもの。住所と電話番号が食い違っています。
住所を検索してみると、同じ住所を持つ企業がたくさんヒットするので、セーシェル共和国の住所はバーチャルオフィスと思われます。
運営会社として記載されている「KCEX FINTECH LIMITED」という会社は、ペーパーカンパニーでしょう。
このように、KCEXがどこでどのように運営されているか、公開情報を見る限り非常に曖昧です。
情報をひた隠しにする企業が、トラブルが起こった時に適切に対応してくれるとは思えません。最悪の場合、ユーザーの資産を盗んで雲隠れしてしまう恐れも。
そのため、会社情報を公開していないKCEXは信頼性が低いと言わざるを得ないでしょう。
口座凍結が報告されている
実際、KCEXでは口座が凍結されるトラブルが報告されています。
特に、「リスク管理」と称して出金を拒否する 事例がSNSなどの投稿で多数。
リスク管理と聞くともっともらしい印象がありますが、実態は具体的な理由の説明も無く、恣意的に口座を凍結しているのと同じようなもの。
KCEXは運営実態さえハッキリしていない企業で、一度口座を凍結させられると資産が戻ってくる可能性は低い です。
身に覚えの無い事で、ある日突然資金を失うリスクがある、という事はKCEXを利用する前に押さえておくべき。
システムトラブルが起こっている
口座凍結以外にも、KCEXはシステムに関するトラブルが報告されています。
「トレードツールにバグがある」「なぜか送金ができない」といった、システムの不具合と思われる事象が見られます。
ログインエラー程度のバグであれば大きな問題にならないかもしれませんが、トレードツールの不具合や送金エラーは、状況によっては大きな損失や資産の消失 をもたらす恐れが。
もし、KCEX側の問題で損失を被っても、ある日突然口座凍結するような運営体制ですから、まともな保証が受けられると思えません。
実際、利用規約にも「KCEXは、本サービスの適用性、誤りや欠落がないこと、継続性、正確性、信頼性、または特定の目的への適合性について、明示的または黙示的な保証は一切行いません」と明確に記載。
※KCEXの利用規約
こういった記載自体は珍しいものではなく、一般的にどの取引所も書いているもの。
もちろん、システムトラブルが多数報告されているのに放置したり、それによって損失を被ったユーザーが広範囲に渡ったりする場合には、法的な責任が問われる場合もあります。
しかし、KCEXの責任で被害が拡大した場合でも、運営実態の不明な会社に法的な責任を追及するには、時間の面でもお金の面でも相当な負担が。
そのため、システムトラブルが起こって損失を被っても実質的に為す術が無く、ユーザーが背負い込むリスクは一般的な取引所よりも大きいと考えられます。
PoRが実施されていない
KCEXの公式サイトでは、「PoRを実施している」という明確な記述が見られません。
PoRは「Proof of Reserve」の略で、ユーザーから預かっている資産と同等の資産を実際に保有している事を証明する仕組み。ユーザーの資産と同じ額を取引所が持っている事を明確に示してくれるので、安心して利用できます。
PoRは、放漫財政・ずさんな資金管理の果てに破綻に陥ったFTX の事例を教訓として、近年その重要性を増している取り組み。そのため、PoRを実施していないKCEXは、他の取引所と比べて透明性が低いという評価にならざるを得ません。
事実、KCEXでは具体的な理由もなく口座が凍結されるトラブルが起こっており、これは「もしかすると資金が不足しているのでは……?」という疑いを持たれかねない行動です。
多くのユーザーが疑惑を抱くと、取り付け騒ぎになって一挙に破綻へ追い込まれる恐れも。現在は大きな騒ぎとなっていませんが、今後そのような事態に発展するリスクはゼロではないため、注意が必要です。
KCEXのメリット
問題点も指摘されているKCEXですが、利用するメリットも確かにあります。例えば、以下の5つは代表的なメリットです。
取り扱っている仮想通貨の種類が多い
手数料が安い
KYC認証不要で利用できる
レバレッジ最大125倍で先物取引ができる
分離マージンとクロスマージンが選べる
ここでは、上記のメリットについて解説します。
取り扱っている仮想通貨の種類が多い
KCEXは取り扱っている仮想通貨が非常に多い取引所です。
現物取引では500種類以上、先物取引では150種類以上の通貨ペアを取引可能。幅広い通貨を売買できるため、利益を得るチャンスが豊富にあります。
ただし、取扱い通貨が多いという事は、詐欺的な怪しいコインも多い ということ。実際、KCEXには過去に「詐欺が疑われる怪しい仮想通貨が上場していた」という口コミもあります。
500種類もあれば怪しい仮想通貨が上場していても不思議はありません。そのため、取引する前に対象の仮想通貨について、ホワイトペーパーなどで情報を確認しておくように。
手数料が安い
KCEXが人気である大きな理由は、手数料の安さ。
KCEXの手数料は現物取引は無料、先物取引でも最大0.01%と低水準です。
特に、先物取引での手数料が安い事は、売買を繰り返す短期トレーダーにとっては魅力的。
ただし、買値と売値の価格差(スプレッド)は当然あるため、これが実質的な手数料となります。
それでも、取引手数料が無料というのは、トレーダーにとって大きな魅力で間違いない。
KYC認証不要で利用できる
KCEXは、KYC認証(本人確認)不要で利用できます。
企業が運営している中央集権型の取引所(CEX)は、マネーロンダリング防止などの目的でKYC認証を行っているのが一般的です。しかし、KYC認証にはパスポートや運転免許証などの個人情報を渡さなくてはならず、抵抗のある人も多いでしょう。
KCEXであれば、KYC認証なしで取引や出金ができるため、海外業者に個人情報を渡したくない人でも気兼ねなく利用できます。
また、KYC認証なしだと1日あたりの出金額に制限が掛けられますが、上限は30BTC(約5億円)なので一般的なトレーダーにとっては十分な金額です。
ただし、KYC認証なしの取引所はマネーロンダリングに利用される事があり、仮にKCEXが捜査対象になると資金の引き出しがストップする といったトラブルに巻き込まれる懸念はあります。
KCEXはアメリカのMSBに登録しているため、そうそう起こらないと思いますが、KYC認証なしの取引所にはこういったリスクもあると覚えておいてください。
レバレッジ最大125倍で先物取引ができる
KCEXの先物取引では、レバレッジ最大125倍での取引が可能です。
レバレッジ125倍というのは、100万円分の仮想通貨を口座に預ければ、単純計算で1億2500万円分の取引ができるということ。
日本における仮想通貨CFDはレバレッジ最大2倍までに制限され、それに比べると資金効率の良いトレードができるでしょう。
ただし、ハイレバレッジの取引は少ない証拠金で大きな利益が得られる一方、損失も大きくなります。
そのため、自分のリスク許容度に応じて適切なレバレッジ倍率で取引するように。
分離マージンとクロスマージンが選べる
先物取引のリスクを管理できる機能として、KCEXでは「分離マージン」と「クロスマージン」を選択できるように。
分離マージンというのは、ポジションごとに担保とする証拠金額を割り当て、その範囲内でレバレッジ取引を行う方法。
値動きの荒い通貨は証拠金を少なく割り当て、安定した通貨は証拠金を多く割り当てて取引するなど、柔軟にリスクを調節できます。
一方、クロスマージンは口座の資金すべて証拠金として使う方法で、1つの通貨が下落しても別の通貨が高騰していれば損失が相殺されるため、ポジションを長く保有し続けられます。
状況に応じて2つの方法を適切に選ぶ事で、自分に合ったリスク管理ができるでしょう。
KCEXの注意点
口座凍結トラブルなどが起こっているKCEXでは、日本の取引所で意識しない事にも注意を向けなくてはなりません。
例えば、利用に際して以下3つの点は必ず意識してください。
大きな額の仮想通貨を入金しない
取引したい仮想通貨の情報を調べる
何があっても自己責任で解決する
これらの注意点について解説します。
大きな額の仮想通貨を入金しない
KCEXには大きな額の仮想通貨を入金しない方が安心です。
KCEXでは「リスク管理のため」などと称して口座を凍結する事象が報告されており、身に覚えの無い事で資金が引き出せなくなる 恐れが。
このような不測の事態への対処として有効なのが、取引に必要な最低限の額しか入金しない事です。少ない金額のみ口座に預けておけば、いざ凍結されても損失を最小限に止められます。
KCEXではレバレッジ最大125倍で取引できるため、少ない資金でも大きなポジションを保有し利益を上げる事は可能。
その他、利益が出たらこまめに出金するなど、凍結リスクを常に念頭に置きながら行動する事が大切です。
取引したい仮想通貨の情報を調べる
KCEXでは500種類以上の仮想通貨を取り扱っていますが、中には詐欺的なもの も混じっています。
怪しい仮想通貨を取引しないよう、事前にその通貨の情報を調べる事が大切です。
例えば、ホワイトペーパーを読んだり、Etherscanでホルダー数を見て適度に分散されているか確認したり調査をしてください。
また、GoogleやSNSなどで検索して不審な噂が流れていないか確認する事も重要です。
株式を買う前に会社の財務情報などを調べるのと同じように、仮想通貨に対しても投資する前の情報収集を忘れずに行ってください。
何があっても自己責任で解決する
日本の金融庁に登録していないKCEXでは、どのようなトラブルが起こっても自己責任で解決する必要が。
例えば、明確な理由が無く口座が凍結されても、日本の行政が処分するなどの対処をしてくれる事はありません。
また、KCEXを相手取って裁判する事なども個人の力では難しいでしょう。
そのため、口座が凍結されても自己責任と考え、先に挙げたような事前の予防策を取っておく事が大切です。
ちなみに、口座凍結されるようなKCEXを利用するくらいなら、「ASAP 」などの投資ファンドが断然おすすめ。無料で利用可能なので、興味がある方はぜひ。
ASAP(エイサップ)は評判上々のファンド。3ヶ月で890万円に
KCEXの評判
KCEXの評判はSNSなどでたくさん見られます。
ここでは、良い評判と悪い評判に分けて主なものを紹介します。
悪い評判1:詐欺的なコインが過去に上場していた
KCEXには500種類以上の仮想通貨が上場していますが、中には詐欺的なコインも混じっています。
SNSでは、「GODL」や「CRT」といった怪しい仮想通貨がKCEXで上場廃止されたという投稿が見つかりました。
上場廃止にしているところを見ると、KCEXはきちんと対処しているようですが、現在上場している仮想通貨の中に詐欺的なものが混じっていないとは限りません。
KCEXには500種類以上の仮想通貨が上場しているため、全てを精査して怪しいものだけを廃止にする事は運営側としても難しいと思われます。
そのため、今ある上場コインにも危険なものが混じっているという前提で利用した方が良いでしょう。
悪い評判2:「リスク管理」を理由として出金停止になる
KCEXの口座凍結・出金停止トラブルは、「リスク管理」を名目として為される事が多いです。リスク管理という言葉は、ユーザーの動きに不審な点があったため、口座凍結という判断に至った事を示すものでしょう。
もちろん、規約に違反し口座凍結される事はあり得ること。しかし、口座凍結されたユーザーが全て規約に違反するような行為をしたわけでなく、全く身に覚えの無い人もいるように見受けられます。
口コミの中には、「リスク管理の名目で顧客資産を盗んでいるのでは? 」という意見さえ見られるほど。KCEXを利用すると、ある日突然資産を失うかも、という事は肝に銘じておいた方が良いでしょう。
悪い評判3:ボーナスが反映されない
KCEXは新規登録者にボーナスを付与するキャンペーンを実施していますが、それが「反映されない 」という口コミも見つかりました。
100USDT相当の仮想通貨入金で5USDT、2000USDT相当の先物取引で2USDTが貰えるなど、金額は控えめですが条件の緩い入金ボーナスが受け取れます。
しかし、それも受け取れなければ何の意味もありません。
入金が遅れているだけという可能性もありますが、このようなトラブルが報告されている事は注目すべき。
良い評判1:マイナーコインが上場している
怪しい仮想通貨も上場していたKCEXですが、多くのマイナーコインを取引できると高く評価されています。
SNSでは新規上場のニュースがいくつも流れており、仮想通貨コミュニティのメンバーから感謝の言葉も述べられているようです。
頻繁に新しい仮想通貨が上場する事は、取引所に活気を与えてくれます。
もちろん、上場後すぐに暴落するような詐欺的な仮想通貨もありますが、一攫千金を狙う人にとって魅力的である事は確か。
良い評判2:取引コンペが人気
KCEXでは先物取引のコンペを毎日実施しており、人気イベントとなっています。
2025年9月時点での報酬総額は1日あたり2万USDT、累計参加者数は10万人と盛況です。
賞金金額は1位で1800USDT、2位で1300USDT、3位で1000USDTと豪華。
自分の実力を試すうってつけの機会で、トレードを続けるモチベーションを保つ意味でも良いイベントです。
KCEXの概要
KCEXを運営しているのは「KCEX FINTECH LIMITED 」という企業。
会社名称:KCEX FINTECH LIMITED
所在地:セーシェル共和国Suite 23, 1* Floor, Eden Plaza,Eden Island, Mahe, Seychelles
代表:不明
設立年:2021年
電話番号:65-8621-5548
メールアドレス:[email protected]
KCEX FINTECH LIMITEDは、2021年に設立されたセーシェル共和国に拠点を置く企業。
住所等の情報はGoogle Playのアプリサポート情報に記載されていますが、公式サイトに記述が無く、現在まで同じ企業が運営しているか不明。
電話番号もシンガポールのもので、ペーパーカンパニー と思われます。
また、KCEXはCEOの名前も公表しておらず、どのような人物・集団が運営しているか分かりません。非常に怪しい印象の強い取引所です。
手数料
KCEXは手数料が安いと人気の取引所です。取引手数料は以下の通り。
現物取引(メイカー手数料):0%
現物取引(テイカー手数料):0%
先物取引(メイカー手数料):0%
先物取引(テイカー手数料):0.01%
現物取引はメイカー・テイカー注文ともに手数料無料、先物取引もメイカー注文は無料、テイカー注文が0.01%と非常に低い水準となっています。
その他の手数料は以下の通り。
入金手数料:無料(入金元の手数料のみ)
出金手数料:仮想通貨によって異なる
入金手数料は無料ですが、国内取引所や自分のウォレットから送金する際の手数料やガス代が必要です。
出金手数料に関しては、仮想通貨によって異なるガス代が掛かります。
利用できる取引方法
KCEXで利用できる取引方法は以下の通り。
現物取引:仮想通貨の現物を売買する方法
先物取引:証拠金を担保として仮想通貨を売買する方法。レバレッジ最大125倍
KCEXでは、仮想通貨の現物取引と先物取引のみ対応。
現物取引は実際に保有している現物を売買する方法、先物取引は仮想通貨を担保にして最大125倍のレバレッジを掛けて取引する方法です。
コピートレードやステーキングといったサービスは提供していません。現物と先物のみとシンプルな取引所です。
サービスを最低限に絞り込む事で、安い取引手数料を実現していると思われます。
取り扱っている仮想通貨
KCEXでは現物取引は500種類以上、先物取引は150種類以上の通貨ペアに対応。
ビットコイン やイーサリアム だけでなく、国内の取引所では購入できないマイナーコインも購入可能。
将来、大きく値上がりする仮想通貨が眠っているかもしれず、一攫千金を狙っている人には魅力的です。
ただし、銘柄数が多い分、怪しい仮想通貨が混じっている可能性もあるため注意が必要です。
取引前にホワイトペーパーを確認するなど、詐欺コインか事前に調べるように。
KCEXの利用方法
最後に、KCEXの利用方法について解説します。
口座開設・ログイン
KCEXはKYC認証が不要で、口座開設は数分で完了します。開設手順は以下の通り。
新規登録ページで電話番号もしくはメールアドレスとパスワードを入力する
認証パズルを完成させる
KCEXの口座開設は、電話番号もしくはメールアドレスが必要です。
※KCEXの登録画面
どちらか選んで記入した後、使いたいパスワードを入力し「新規登録」ボタンを押します。すると、認証パズルが表示されるので、それを完成させれば口座開設完了です。
ログインは、公式サイト右上の「ログイン」ボタンからログインページに遷移し、電話番号もしくはメールアドレスとパスワードを入力。
※KCEXのログイン画面
ログイン後、入金や取引ができるようになります。
入金方法
KCEXへの入金は仮想通貨のみ行えます。入金手順は以下の通り。
公式サイトの「入金」ボタンを押す
入金したい仮想通貨とネットワークを選択する
「クリックしてアドレスを生成」ボタンを押して入金アドレスを確認する
アドレスを使って別の取引所や自分のウォレットから送金する
まずは、ログインした状態で公式サイトの「入金」ボタンをクリック。
※「KCEX」公式サイト
次に、入金手続きページで入金したい仮想通貨とそれに対応するネットワークを選択。ネットワークは入金元が使っているのと同じものを選んでください。
すると、「クリックしてアドレスを生成」というボタンが表示されるので、それをクリックして入金アドレスを確認・コピペ。
その後、別の取引所や自分のウォレットから入金アドレスを使って送金を済ませてください。
なお、誤った入金アドレスやネットワークで入金してしまうと、仮想通貨が永遠に失われてしまいます。
そのため、入金元で正しいネットワークを確認した上で、アドレスは必ずコピペするように。
出金方法
KCEXは出金も仮想通貨のみ対応しています。出金手順は以下の通り。
ログイン後「ウォレット」メニューから「出金」ボタンを押す
出金したい仮想通貨とネットワーク、出金アドレス、出金額を選択する
電子メール確認コードを入力する
まずは「ウォレット」メニューの「出金」ボタンをクリックし、出金手続きページに移ります。
その後、出金したい仮想通貨・ネットワーク・出金アドレス・出金額を選択。出金アドレスは出金先の取引所や自分のウォレットで確認してください。
選択後、「確認」ボタンを押すと登録したメールアドレスに確認コードが送られてくるので、それを入力すれば出金完了です。
もし、アカウントのセキュリティで「Google Authenticator」の設定を行っているなら、アプリ認証も必要になるので所定の手続きを行ってください。
なお、入金時と同様にアドレスやネットワークを誤って入力すると、仮想通貨が失われてしまう ので注意。
まとめ
KCEXは手数料が安いと人気の高い海外仮想通貨取引所です。レバレッジ最大125倍、KYC認証不要といったメリットがあり、ハイリスクハイリターンの取引を簡単に始められます。
しかし、KCEXでは明確な理由の無い口座凍結やシステムトラブルが多数報告されており、預けた資産が引き出せなくなるリスクが。
また、上場している仮想通貨には詐欺が疑われるものも見つかっています。手数料が安くシンプルで使いやすい取引所ですが、利用する際は入金額を最低限に抑えるなどの対策を取る事をおすすめします。
ちなみに、KCEXを利用するくらいなら、「ASAP 」のような投資ファンドの方が断然おすすめ。無料で利用可能なので、興味がある方はぜひ。
ASAP(エイサップ)は評判上々のファンド。3ヶ月で890万円に
【どこの国?】BloFinの運営会社の実態
BloFinは安全上の問題点があります。特に注意すべきは、運営会社の情報がほとんど公開されていないこと。
BloFinの実態について、AIによる企業調査サービスを提供している「Athena Intelligence」社が簡単なデューデリジェンスレポートを公開。
それによると、BloFinに関連する法人登記など公的な記録は確認できないと言います。
※BloFinは公的な記録がない
実際、BloFinの公式サイトには企業の名称・所在地・保有ライセンスなど重要な情報が一切記載されておらず、実態は謎に包まれている実情。
企業名に関しては、過去に公開した利用規約に「BLF Global Limited 」という名称を記載していました。
※BloFinの運営会社(過去)
ところが、現在BloFinの公式サイトで見られる利用規約には、この会社名が消されています。
また、所在地も情報にブレがあり、例えばLinkedinのBloFin公式アカウントでは「マーシャル諸島に本部がある」という記載が見られます。
※BloFinの住所①
一方で、スタートアップ企業に関する情報サイト「Tracxn」では、「ケイマン諸島のジョージタウンに拠点を置いている 」と言います。
※BloFinの住所②
もっとも、マーシャル諸島であれ、ケイマン諸島であれ、具体的な住所は一切示されていません。
このように、BloFinの運営企業に関する情報は錯綜し、何が本当か分からない状態です。 会社情報が分からないという事は、誰もその会社を監視する事ができないということ。
BloFinとトラブルが起こっても、まともなサポートが受けられると思えません。それどころか、預けた資産を持ち逃げされても、会社の拠点どころか会社名すら不明で、訴える事さえできない可能性が。
BloFinに関しては、日本のエンタメ企業RED MAKERが作った仮想通貨「REDX」が上場するなど、国内でも注目を集めつつあります。しかし、大きな問題を抱えているリスクの高い取引所という事は、覚えておいた方が良いでしょう。
BloFinの安全性に問題あり
運営企業の実態が不透明であること以外にも、BloFinには安全上の問題があります。主な問題点は以下の5つ。
日本の金融庁に登録していない
各国の金融ライセンスを保有していない
出金トラブルが起こっている
日本語に対応していない
偽サイトが多い
これらの問題点について、解説します。
日本の金融庁に登録していない
BloFinは、日本の金融庁に登録していない未登録業者です。未登録業者は日本の行政による監督を受けないため、適切な運営が為されているか知る事ができません。
例えば、金融庁に登録している企業であれば、顧客資産と会社資産を分けて管理する分別管理の義務が定められています。しかし、BloFinのような未登録業者にそのような義務は無く、どのように顧客資産を管理しているかブラックボックスです。
BloFinは会社の名称や住所すら曖昧な企業ですから、恣意的に口座凍結する事はもちろん、最悪の場合は顧客資産を持ち逃げし雲隠れする可能性も十分考えられます。
口座がある日突然凍結されて資産が引き出せなくなっても、自己責任で解決しなくてはなりません。そのため、金融庁に登録している企業に比べると資産を失うリスクは高いと言えます。
各国の金融ライセンスを保有していない
BloFinは日本の金融庁だけでなく、海外の金融ライセンスも保有していません。
ネット上の記事には、BloFinがアメリカのMSB(マネーサービス事業者)に登録済みと書いているものもありますが、FINCENのサイトで検索しても「BLF Global Limited」の名称で登録している形跡はありません。
実際、BloFinの利用規約に「アメリカでの利用を制限している 」という記述が見つかります。
※BloFinはアメリカでの利用を制限
BloFinの公式サイトには、アメリカはもちろん、他の国の金融ライセンスを保有している情報は見当たりません。ライセンスを保有しているのであれば、信頼性を高めて多くのユーザーを獲得できる情報だから、公開しないはずがない。
そのため、BloFinがどの国の金融ライセンスも保持していない事はほぼ確実です。
金融ライセンスを保有していない事は、どのような第三者機関から監視も受けず、やりたい放題に運営できてしまう事を意味。利用規約違反による出金停止を口実に顧客資産を盗む事もできてしまうため、非常に危険な状態と考えられます。
出金トラブルが起こっている
BloFinは実際に出金トラブル が報告されています。
取引で得た利益を引き出せない、入金したはずの仮想通貨が消えてしまった、といったトラブルが起こっています。
特に問題なのが「利益が引き出せない 」という報告で、投稿者によると「入金した金額までの出金しか対応してもらえなかった」と言います。
これでは、いくらBloFinで利益を出しても意味がありません。口コミサイトでも同様の投稿が見られ、BloFinの悪評はかなり広まっているようです。
日本語に対応していない
日本人にとってネックとなるのが、日本語サポートを行っていない事です。
BloFinの公式サイトは全て英語表記となっており、ブラウザの翻訳機能も使えません。
利用規約やプライバシーポリシーといった一部ページでは翻訳機能が使えますが、それ以外は英語のみ。
もし、ユーザーに不利な事が書かれていても、英語表記のみだと気付かずに取引してしまい、思わぬトラブルを被ってしまうかも。
英語に自信のある人ならともかく、ほとんど読めない人はBloFinを利用しない方が賢明です。
偽サイトが多い
BloFinは偽サイトが多い事も問題。
URLやデザインを公式に寄せたフィッシングサイトが多数見つかっており、「明確な理由なく出金ができなくなる」「個人情報を入力させる」といった被害が報告されています。
この事について、BloFinの公式サイトでも注意喚起が為されています。
※BloFinは偽サイトが多い
BloFinは詐欺業者に法的措置を含む積極的な対決姿勢を見せ、怪しいサイトを見かけたらカスタマーサポートに報告するようユーザーに呼び掛けています。
SNSなどで「おすすめの海外取引所」としてBloFinが紹介されているのを見かけても、安易にページを開くのは危険です。
BloFinを利用する際は、必ず公式サイト(https://blofin.com/)をブックマークしておくか、公式アプリを使って利用するように。
BloFinのメリット
複数の問題点があるBloFinですが、利用するメリットも確かにあります。主なメリットが以下の5つ。
先物取引ができる通貨の種類が多い
ステーキングが利用できる
コピートレードが利用できる
セキュリティ対策に力を入れている
KYC認証なしで利用できる
これらのメリットについて、解説します。
先物取引ができる通貨の種類が多い
BloFinは先物取引に力を入れ、350以上の仮想通貨に対応。
先物取引はUSDT やUSDCを証拠金とする無期限取引や、ビットコイン などその他の仮想通貨を証拠金とするCoin-M取引が利用可能。
レバレッジは最大150倍と、国内取引所より資金効率よくトレードできます。
ただし、種類が豊富だからと言って優れているとは限りません。
例えば、流動性が低く値動きの荒い通貨でレバレッジを掛けすぎると、短時間で大きな損失をしてしまう可能性が。
選択肢が豊富なのは良い事ですが、先物取引に向いていない通貨も混じっているかも。という事は覚えておいた方が良いでしょう。
ステーキングが利用できる
BloFinは先物以外の取引もできます。中でも注目すべきは、ステーキングが利用できること。
ステーキングは、BloFinに仮想通貨を預ける事で利息(報酬)を得るもの。仮想通貨を手放さずに運用できます。
BloFinのステーキングサービスは「Earn 」という名称で提供され、一定期間ロックして高利回りを得る「Fixed」と、いつでも自由に引き出せる「Flexible」の2タイプが利用可能。
銀行に例えればFixedは定期預金、Flexibleは普通預金のようなもので、資金を拘束するFixedの方が利回りが高くなっています。
ステーキングを利用する事で、眠らせていた仮想通貨を効率よく運用できるでしょう。
コピートレードが利用できる
BloFinはコピートレードも利用できます。
コピートレードは、他ユーザーの投資手法をコピーして自動運用してくれるサービス。
プロトレーダーの手法を簡単にマネできるため、初心者に人気です。
BloFinは、ROI(利益率)などの指標によってユーザーを順位付けしたリーダーボードが用意され、優れたトレーダーを一目で見つけられます。
ただし、コピートレードで得た利益の一部は、コピー元のユーザーに手数料として支払われなくてはならないので注意。
セキュリティ対策に力を入れている
出金トラブルが報告されているBloFinですが、セキュリティ対策には力を入れているようです。
例えば、BloFinはFireblocks社と提携し、顧客資産をハッキングされないコールドウォレットで保管していると言います。
また、顧客資産と同等の仮想通貨を保有している事を公開して示す「PoR(Proof of Reserve)」を実施し、確実に資産が守られているとアピール。
※BloFinはPoRを実施
ただし、こういった施策を行っている一方で、出金トラブルなどが起こっているのは事実。
信用性を偽装するために口だけ言っている可能性があると、頭の片隅に置いておいた方が良いでしょう。
KYC認証なしで利用できる
BloFinはKYC認証(本人確認)なしで利用できます。
多くの仮想通貨取引所では、マネーロンダリング防止の観点から、出金時などにKYC認証が必須となる事が多いです。しかし、海外業者に個人情報を渡す事に抵抗のある人は多いでしょう。
その点、BloFinであればKYC認証なしで出金できるので、個人情報を渡さず安心して利用できます。ただし、KYC認証を全くしない状態だと、1日の出金額が2万USDT(約2万米ドル)に制限される点には注意が必要です。
また、KYC認証をしていない取引所は反社会的勢力が利用する事も多く、安全上の観点から閉鎖に追い込まれるなどの事態が起こる可能性もゼロではありません。それでも個人情報を渡さずに取引をしたい人にとっては、ありがたい取引所です。
BloFinの注意点
海外仮想通貨取引所であるBloFinを利用する際は、国内取引所で意識しない点にも注意を向けなくてはなりません。
例えば、以下のような点に気を付けて。
大金を入金しない
最低限の英語を理解できるようにする
公式サイトのURLかどうかを確認する
これらの注意点について、見ていきましょう。
大金を入金しない
BloFinは大きな金額を入金しない方が良いです。
出金トラブルが報告されており、大金を入金してしまうと引き出せなくなった時、大きな損失を被ってしまいます。
また、BloFinは会社情報がハッキリしていないため、トラブルが起こった時に対処するのが困難です。
一度口座が凍結されてしまうと、二度とお金を取り戻す事ができないかも。
BloFinを利用するなら大金は入金せず、必要最低限の金額のみ入れましょう。
最低限の英語を理解できるようにする
BloFinは日本語に対応していない海外取引所です。
PCサイトやスマホアプリは基本的に英語のみ。苦手な人だと何が書いているか理解するのも一苦労です。
もし、BloFinを利用したいなら、最低限の英語を理解できるようにした方が良いでしょう。もしくは、翻訳アプリを活用も。
英語が理解できず思わぬトラブルに見舞われる事もあるため、十分注意してください。
公式サイトのURL確認する
BloFinを利用する際は、正規のURL(https://blofin.com/)か確認しましょう。BloFinの公式サイトにURLやデザインを似せた、偽のフィッシングサイトが多数発見されています。
そういった詐欺サイトを利用すると、お金が引き出せなくなるのはもちろん、クレジットカード番号やパスワードなどの個人情報を抜かれる恐れもあります。
また、アプリに関してもGoogle PlayやApp Storeなどから正規のものをダウンロードするようにしてください。
ちなみに、BloFinのように危険性がある取引所を利用するくらいなら、「ASAP 」のような投資ファンドがおすすめ。無料で利用可能なので、興味がある方はぜひ。
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BloFinの評判
SNSでは、BloFinを利用している人から様々な評判が出ています。
ここでは、主な口コミを悪い評判と良い評判に分けて紹介します。
悪い評判1:出金トラブルが起こっている
BloFinの出金トラブルについて、多くのユーザーが言及しています。
「アカウントが突然ロックされる」「引き出しボタンが機能しなくなる」といった事象が起こっているという報告が複数。
これらが意図的に行われたものかは分かりませんが、実際に資金がロックされた人がいるのは確か。
BloFinは企業情報がはっきりしておらず、一度口座凍結されるとお金を取り返す事は困難を極めます。
大金を入金しない、こまめに利益を引き出すといった対策を取る必要があるでしょう。
悪い評判2:システムトラブルが頻発している
出金トラブル以外にも、BloFinにはシステム上の問題が見つかっています。
「特定の銀行が認識されない」「取引ツールのバグで指定したのと異なる価格で約定してしまう」といったトラブルが、SNSで報告されていました。
一時的にログインできなくなるといった軽いトラブルならまだしも、取引ツールのバグは大きな損失を出してしまう恐れがあり、非常に問題です。
BloFinでこういったトラブルが頻発しているという事は、利用する前に覚えておくべき。
良い評判1:日本では取り扱っていない仮想通貨を買える
BloFinの良い評判では、日本で買えない仮想通貨が手に入る点が評価されています。
2025年9月には日本のエンタメ企業「RED MAKER」が独自トークンの「REDX 」をBloFinに上場し、一部で話題となりました。
REDXは保有しているだけでエンタメ施設「RED° TOKYO TOWER」の割引を受けられたり、限定グッズが購入できたりと特典のある独自トークンです。
クーポン券のような機能を持つREDXですが、BloFinなど海外仮想通貨取引所に上場する事で取引・現金化ができるように。
このような、日本では扱っていない仮想通貨を売買できる事から、日本でも今後BloFinを利用する人が増えていくと思われます。
良い評判2:ボーナスやイベントが豊富
BloFinでは新規口座開設ボーナスやトレードイベントを実施し、SNSで評判に。
口座開設ボーナスは、入金額等に応じて最大5000USDTが貰えるという豪華な内容。
また、トレードイベントでは期間中、毎日500USDT分の先物取引を行うだけで、最大1万ドルの賞金プールから報酬の山分けを受けられます。
このように、ボーナスイベントが豊富な点は、モチベーションを保ちながらトレードを続ける助けとなるでしょう。
BloFinの概要
BloFinを運営している企業は「BLF Global Limited 」とされています。
会社名称:BLF Global Limited
所在地:マーシャル諸島(?)
代表:Matt Hu
設立年:2019年9月
2019年9月に「Matt Hu」という人物によって会社が設立され、2022年10月にBloFinがリリース。現在まで運営を続けています。
設立者とされるMatt Hu氏は、Athena Intelligenceのレポートによれば清華大学と北京大学を卒業。
サッカーのスコア記録アプリ「Xunqiu」を開発したり、暗号資産データの分析会社「Token Insight」を設立したりと、IT・仮想通貨の分野で様々な活動を行っているようです。
ちなみに、Matt HuはXの運用も行っています。
※Matt HuのXアカウント
一見、企業情報がはっきりしているように見えますが、現在公式サイトからはBLF Global Limitedの名称が消されています。そのため、現在もこの企業が運営しているか不明です。
また、所在地はマーシャル諸島、もしくはケイマン諸島とされていますが、住所などの詳細は分かっていません。
会社情報を公開しないだけでなく、後に会社名を利用規約から削除するなど怪しい動きを見せており、危険度の高い取引所 と評価できます。
手数料
BloFinの取引手数料は以下の通り。
現物取引(メイカー手数料):0.1%
現物取引(テイカー手数料):0.1%
先物取引(メイカー手数料):0.02%
先物取引(テイカー手数料):0.06%
※BloFinの手数料
先物取引の手数料がメイカー注文で0.02%、テイカー注文で0.06%に対し、現物取引ではメイカーテイカー共に0.1%。先物の方が安く、それだけ力を入れていると分かります。
取引手数料はタイムセールで安くなる事があります。また、BloFinでは取引量や入金額に応じたVIPランクシステムを導入しており、ランクが高いほど手数料も安くなります。
その他の手数料は以下の通り。
入金手数料:無料(入金元の手数料のみ)
出金手数料:無料(ガス代のみ)
クレジットカード手数料:不明
コピートレード手数料:不明
入金手数料と出金手数料は基本無料。ただし、入金時には入金元の手数料が、出金時にはガス代(ネットワーク手数料)が掛かります。
クレジットカードで仮想通貨を購入する場合も手数料が掛かりますが、具体的な料率は不明。
また、コピートレードにも手数料が掛かる事は分かっていますが、こちらも料率までは示されていませんでした。おそらく、コピー元のユーザーごとに決められていると思われます。
コピー元のユーザーは「利益の10%を手数料として受け取れる」という記述があるため、10%以上は手数料として引かれると考えられます。
利用できる取引方法
BloFinでは以下の取引を利用できます。
直接購入:クレジットカード等でBloFinから直接仮想通貨を購入する方法
コンバート取引:仮想通貨を交換する取引
現物取引:仮想通貨の現物を売買する取引
先物取引:仮想通貨を証拠金を担保として売買する取引
ステーキング:BloFinに仮想通貨を預けて利息を得る方法
BloFinでは、クレジットカードやApple Payなどを利用して直接仮想通貨を購入可能。ただし、手数料が掛かります。
コンバート取引は2つの仮想通貨を交換する取引。こちらは手数料なしで利用できます。
現物取引と先物取引はどちらも市場で仮想通貨を売買するものですが、現物では実際に保有している仮想通貨をやり取りするのに対し、先物では証拠金を口座に預けてレバレッジを掛けて取引。なお、手数料は先物取引の方が安くなっています。
ステーキングはBloFinに仮想通貨を預けて利息(報酬)を得る方法で、仮想通貨を手放す事なく安定した収益を上げられます。
取引できる仮想通貨
BloFinでは、350以上の仮想通貨ペアで先物取引が可能。
ビットコイン やイーサリアム などのメジャーな通貨はもちろん、あまり知られていない草コイン・ミームコインも豊富に取り揃えています。
レバレッジは最大150倍まで掛けられ、ハイリスク・ハイリターンのトレードが楽しめます。
また、現物取引もできるため、ハイリスクのマイナー通貨は現物で持っておく事もおすすめです。
目的に合わせて多様な仮想通貨を、様々な方法で運用できます。
BloFinの利用方法
最後に、BloFinの利用方法について解説します。
口座開設・ログイン
BloFinの口座開設は数分で完了します。具体的な手順は以下の通り。
「Sign Up」ページでメールアドレスとパスワードを登録する
送られてくるメールで6桁の認証番号を確認する
Sign Upページで認証番号を入力して「Verify」ボタンを押す
まずは、BloFinのサインアップページにアクセスし、メールアドレスとパスワードを登録します。
※BloFinの登録画面
その後、登録したアドレス宛にメールが届くので、記載された認証番号を確認し、入力してください。「Verify」ボタンを押せば口座開設完了です。
ログインは、BloFinの公式サイトまたはアプリから登録したメールアドレスとパスワードを入力して行います。
※BloFinのログイン画面
なお、KYC認証は不要です。口座開設後すぐに取引や入出金ができます。
入金方法
BloFinへの入金は仮想通貨を送るか、クレジットカード等で直接購入する必要が。
ここでは、手数料が掛からない仮想通貨での入金方法を紹介します。
ログイン後アカウントメニューから「Deposit」ボタンを押す
入金したい仮想通貨を選択する
正しいネットワークを選択する
入金アドレスをコピーし国内取引所や自分のウォレットから送金する
まずは、ログイン後メニューから「Deposit」ボタンをクリックし、入金したい仮想通貨を選択します。
その後、ネットワークを選択。ネットワークは送金元が使用しているのと同じものを選択してください。
選択を終えると入金アドレスが表示されるため、それをコピペし、国内取引所や自分のウォレットから送金手続きを行います。
なお、BloFinで対応していない仮想通貨を送ったり、誤ったアドレス・ネットワークで送金してしまうと、仮想通貨が永遠に失われてしまう可能性が。
入金する際はBloFinで取り扱っている仮想通貨を選び、入金アドレス等は必ずコピペするように。
出金方法
BloFinは仮想通貨での出金のみ対応しています。出金方法は以下の通り。
ログイン後アカウントメニューから「Withdraw」ボタンを押す
出金したい仮想通貨を選択する
正しいネットワークを選択する
出金アドレスを入力し「Withdraw」ボタンを押す
必要なセキュリティ認証を行い出金する
BloFinにログインした後メニューの「Withdraw」ボタンを押し、出金したい仮想通貨を選択します。次に、送金元が使用しているものと同じネットワークを選択。
その後、国内取引所や自分のウォレットの出金アドレスを入力し、「Withdraw」ボタンを押します。
ここで、二段階認証などを設定している場合、セキュリティ認証を求められるので、所定の手続きでクリアしてください。認証が済むと送金が完了します。
なお、出金をする際はBloFin内の「資金調達口座(Funding Account)」に仮想通貨を預けている必要が。
BloFinで現物取引をする際は現物取引口座に、先物取引をする際は先物取引口座に資産を移動させる必要があり、取引後に資金調達口座に戻しておかなければ出金できません。
出金する際は忘れずに資金調達口座へ仮想通貨を移しておきましょう。
まとめ
BloFinは350以上の仮想通貨に対応している先物取引に強い海外取引所です。セキュリティ面での評価も高く、2022年発の新しい取引所ながら注目を集めています。
しかし一方で、BloFinは会社名や住所を公開していない上、各国の金融ライセンスも保有しておらず、安全性にかなり疑問が。
また、日本語サポートも無いため、日本人が利用するには言葉の壁も乗り越えなくてはなりません。
REDXの上場で日本でも注目されつつあるBloFinですが、利用する際は最低限の金額だけを入金するなど細心の注意を払ってください。
ちなみに、BloFinを利用するくらいなら、「ASAP 」のような投資ファンドを利用するのがおすすめ。無料で利用可能なので、興味がある方はぜひ。
ASAP(エイサップ)は評判上々のファンド。3ヶ月で890万円に
【謎】Zoomex運営会社の怪しい実態
Zoomexは日本向けキャンペーンのおかげで知名度が高まっているものの、その実態は不透明な点が非常に多いです。
特に怪しいのが運営会社について。 Zoomexはシンガポールで設立された企業と言いますが、公式サイトに社名その他の情報を掲載していません。
唯一、口座開設方法を解説したページに「Octochain Fintech Limited.」という社名が掲載されています。
※Zoomexの運営会社情報
しかし、現在この会社はアメリカのマネーサービス事業者(MSB)に登録していません。
Zoomexは公式サイトで「米国の金融ライセンスを取得している」と書いており、MSBに登録しているはず。
※Zoomex公式サイト
Zoomexは嘘を付いているのか?
そう思って調査を進めると、MSBには「Zoomex Fintech Group Limited 」という会社が登録されていると分かりました。
※米国政府公式サイト
Zoomex Fintech Group Limitedはセーシェル諸島のマヘ島にある企業で、住所は「306 Victoria House, Victoria」
Victoria Houseは恐らくビルの名称で、同じ住所を使っている企業が複数あると確認できます。バーチャルオフィスのようなものでしょう。
そこで、公式サイトをもう一度調べてみると、日本向けの新規登録ボーナスキャンペーンページで確かにZoomex Fintech Group Limitedに近い名称が使われていました。
※Zoomex公式サイト
しかし、ここでは「ZMEX Fintech limited 」という名称。
そこで、この名称でも検索してみると、確かにMSB登録が為されていました。
※米国政府公式サイト
ところが、ZMEX Fintech limitedの所在地はアメリカのコロラド州デンバーにあり、シンガポールではありません。
Zoomex Fintech Group LimitedにしろZMEX Fintech limited.にしろ、セーシェル諸島やアメリカの法人であって、シンガポール本社の情報は完全に秘匿されています。
なぜここまで執拗に会社情報を明かそうとしないのか?
Zoomexは会社情報を非公開にする理由を、「ハッキング被害を防ぐため」と説明しています。
※Zoomex公式サイト
しかし、仮想通貨取引所へのハッキングは主にホットウォレット侵害などサイバー攻撃であって、会社の所在地は直接関係ありません。
所在地を明かすことで受けるハッキング被害があるとすれば、ソーシャルエンジニアリングや内部者攻撃です。
ですが、Zoomexは公式サイトで求人を出しているのだから、所在地を公開しようが隠そうが攻撃のリスクは変わりません。
※Zoomex公式サイト
もちろん、外部の侵入によって内部情報が盗み取られるリスクを減らす事はできるでしょう。
しかし、住所を公開する事で内部情報が盗み取られるとすれば、それを許す本社のセキュリティ体制の方がよほど問題。第一、信頼性の観点から会社情報を非公開にするメリットはほとんどありません。
これではトラブルが起こった時に責任を取らず、「雲隠れするのでは」という疑念を抱かれても仕方ないでしょう。
このように、Zoomexの運営会社は情報を公開しないばかりか、それに対する自己正当化までしており、信頼性はかなり低いです。
日本向けのキャンペーンで信用を得つつあるZoomexですが、運営実態が不透明な怪しい会社であると覚えておいてください。
Zoomexの日本向けキャンペーン
Zoomexは日本向けのキャンペーンを多数実施しており、これによって国内での信用を得ています。
ここでは、どのようなキャンペーンがあるか紹介します。
インベスターZとコラボ
Zoomexは、三田紀房氏による人気投資マンガ「インベスターZ 」とコラボレーション企画を行っています。
※Zoomexのキャンペーン
コラボ企画の開始は2023年9月。それ以来、トップページや口座開設キャンペーンページなどでインベスターZのキャラクターが大々的に使われています。
このコラボ企画の効果はかなり大きく、SNSでもこれをきっかけにZoomexに興味を持ち始めた人が多くいます。
「海外仮想通貨取引所は怪しいけど、インベスターZとコラボしているなら信用できるかも……」と考えている人が多いようです。
しかし、このコラボ企画も怪しい点が。
当初Zoomexは、このコラボを通じて「暗号資産の基礎知識や取引手法の解説、暗号資産に関するリテラシーの向上などを目的とする企画を展開する」とアナウンス。
※Zoomex公式サイト
しかし、2025年8月時点の公式サイトを見る限り、そのようなコンテンツは見当たりません。
インベスターZのキャラクターが使われているのは口座開設ボーナスなどキャンペーンページくらいで、単なる「客寄せパンダ」
仮想通貨の基礎知識をマンガで解説するコンテンツなどがあれば人気が出そうですが、その気は無いようです。
インベスターZの人気を利用した「形だけのコラボ企画」と言って良いでしょう。
サガン鳥栖とスポンサー契約
Zoomexは過去に、Jリーグサッカーチーム「サガン鳥栖 」とスポンサー契約を結んでいました。
※サガン鳥栖公式サイト
スポンサー契約の発表があったのは2023年1月で、この時はまだ「Octochain Fintech Limited」名義で運営。
2023年のユニフォームでは、背面上にZoomexのロゴが掲載されていました。
が、2025年のユニフォームにはZoomexのロゴは無くなっています。 既にスポンサー契約を解消したのかも。
いずれにせよ、金融庁未登録の海外取引所が日本サッカーチームのスポンサーに名を連ねていた事実は注目に値します。
河北麻友子がアンバサダーとして活躍
Zoomexはアンバサダーとして、女優の「河北麻友子 」氏を起用。
※Zoomex公式サイト
取引所サイトの方では姿が見られませんが、日本人向けのキャンペーンサイトでは河北氏の画像が多数掲載されています。
この事について、SNSでは賛否両論。
Zoomexは金融庁未登録の海外取引所ですから、河北氏のアンバサダー就任に対して批判があるのは当然です。
もちろん、河北氏がアンバサダーを務めているからといってZoomexの信頼性が上がるわけでは無い ので、注意してください。
ちぃたんコインの上場
Zoomexは2024年12月11日に、「ちぃたんコイン (Chiitan☆Coin、CTAN)」の上場を発表しました。
ちぃたんは、「コツメカワウソ」をモチーフにした秋葉原観光推進協会の公式キャラクター。SNSで人気を誇り、Xのフォロワーは200万人を超えています。
そのちぃたんをモチーフにしたミームコイン「Chiitan☆Coin」がZoomexに上場すると決まり、日本人ユーザーの間で話題に。
しかし、その約3ヶ月後の2025年3月21日には早くも上場廃止が決定。
※Zoomex公式サイト
Zoomexはちぃたんコインの上場に合わせて多数のキャンペーンを打ち出していたにも関わらず、短期間で上場廃止となるのは不自然です。
実際、SNSではZoomexの動きについて「scam(詐欺)のようだ 」という話も出ていました。
インベスターZと同様、ちぃたんも日本人向けの客寄せパンダとして利用された感があります。
Zoomexの安全性に問題あり
ここからは、Zoomexの安全性の問題をまとめます。主な問題点は以下の4つ。
金融庁に登録していない
会社情報を公開していない
PoRを実施していない
出金トラブルが多い
金融庁に登録していない
Zoomexは、日本の金融庁に登録していない海外仮想通貨取引所です。
金融庁未登録の取引所は日本の法律に則って運営されておらず、適切な資産管理を行っていない危険性が。
例えば、国内取引所では顧客資産と会社資産を分けて管理する「分別管理」が義務付けられていますが、Zoomexのような海外取引所にはそのようなルールがありません。
顧客資産を会社の運転資金に流用できるだけでなく、場合によっては出金申請に対して別の顧客資産を充てるという、ポンジスキームに近い運用さえ可能に。
金融庁未登録の取引所は100倍以上のハイレバレッジで運用できるなどメリットもありますが、利益が出ても引き出せる保証は無いという事を覚えておいてください。
出金トラブルが多い
Zoomexでは実際に出金トラブル が多数報告されています。
「出金手続きが上手くいかない」「なぜか仮想通貨が引き出せない」など、明確な理由なく出金できなくなるトラブルが相次いでいます。
ユーザーが利用規約に反した行動をしていた可能性はありますが、そうであればその旨をメール等で説明すべき。
適切な資金管理を行っていない取引所では、このような出金トラブルは十分起こりえるもの。
一度出金停止になると自力解決は困難なので、大きい金額を入金しないなどの対策を取る事をおすすめします。
PoRを実施していない
Zoomexでは分別管理だけでなく、PoR(プルーフオブリザーブ)も実施していません。
PoRとは、顧客から預かっている資産と同額の仮想通貨を保有している事を証明する仕組み。
ZoomexがPoRを準備しているという記事が見つかりますが、現在実施しているという公式アナウンスはありません。
PoRに積極的でない事から、顧客資産の保全に関心が無いと窺われます。
リスクの高いコインが上場している
Zoomexには多数の草コインが上場していますが、その中にはリスクの高いもの も混じっています。
ここで紹介されているR-Coin(RCN)は、短期的な暴騰を何度か繰り返した後、現在は安値に張り付き上昇する気配が見えません。
※R-Coin(RCN)のチャート
また、先に紹介した「ちぃたんコイン」も一時暴騰したが、その後は下落の一途を辿っています。
※ちぃたんコインのチャート
このように、リスクの高い草コイン・ミームコインが多数上場している事は覚えておいてください。
ちなみに、Zoomexを利用するくらいなら、「ASAP 」のような投資ファンドの方が断然おすすめ。無料で利用可能なので、興味がある方はぜひ。
ASAP(エイサップ)は評判上々のファンド。3ヶ月で890万円に
Zoomexのメリット
怪しい点が数多くあるZoomexですが、利用するメリットも確かにあります。それが以下の4点。
日本人向けのサポートが充実している
ステーキング・流動性マイニングが利用できる
ゼロカットシステムを導入している
銀行振込入金が利用できる
これらのメリットについて解説します。
日本人向けのサポートが充実している
Zoomexは日本人向けのキャンペーンを多数実施しており、サポートも充実しています。
例えば、Zoomexでは日本人向けキャンペーンサイトを用意しており、Q&Aなどのコンテンツがあるほか、日本語での問い合わせにも対応。
※Zoomex公式サイト
多くの海外取引所が直訳したような日本語サイトしか作成していない中、Zoomexの対応は非常に丁寧です。
そのため、初めて海外取引所を利用する人にとっては安心感があるでしょう。
ステーキング・流動性マイニングが利用できる
Zoomexでは通常取引のほか、ステーキングや流動性マイニングが利用できます。
ステーキングはブロックチェーン上のネットワークに仮想通貨を預けて報酬を得る仕組み。
流動性マイニングは取引所に仮想通貨を預けて流動性に貢献し、報酬を得る仕組みです。
どちらも売買をせずにインカムゲインを得られ、堅実な資産運用をしたい人に人気があります。
ただし、預けている間に価格が下落するリスクはある ため、利用する際は慎重に判断する事をおすすめします。
ゼロカットシステムを導入している
Zoomexでは日本の取引所では利用できないゼロカットシステムを導入。
ゼロカットシステムとは、証拠金取引(レバレッジ取引)で急な相場変動により資産がマイナスになった場合、マイナス分をZoomexが補填する仕組み。
投資に失敗しても借金を抱える事が無いため、安心して取引できます。
ただし、ゼロカットになれば口座残高は当然ゼロになる ため、適切なリスク管理は必要です。
銀行振込入金が利用できる
Zoomexは海外取引所に珍しく日本円での入金が可能で、銀行振込が利用できます。
正確には銀行振込でUSDTを購入する流れになりますが、わざわざ仮想通貨を購入して送金する手間が掛からず便利です。
ただし、銀行振込入金には原則入金額の3.5%の手数料が掛かります。
また、出金に関しては日本円はできず、仮想通貨で行わなければならないため、最終的には自分のウォレットを用意しなくてはなりません。
そのため、銀行振込入金に大きなメリットは無いですが、気軽に仮想通貨取引を始めたい人には向いているでしょう。
Zoomexの注意点
安全性に問題のあるZoomexを利用する際は、以下の点に注意しなくてはなりません。
自分の仮想通貨ウォレットを用意する
こまめに出金する
投資したい仮想通貨の情報を調べる
これらの対策を行うことで、一定程度リスクを回避する事ができるでしょう。
自分の仮想通貨ウォレットを用意する
Zoomexを利用する際は、自分の仮想通貨ウォレットを用意しておく事をおすすめします。
Zoomexは日本円での入金が可能ですが、出金は仮想通貨のみ。ウォレットが必須です。
国内取引所に口座開設するか、MetaMaskなどの自前ウォレットを用意して、いつでも仮想通貨の入出金ができるようにしておきましょう。
こまめに出金する
Zoomexの口座には大きな金額を預けたままにせず、こまめに出金するように。
Zoomexでは出金トラブルが報告されており、ある日突然仮想通貨が引き出せなくなる懸念が。
利益分が引き出せなくなるだけならまだしも、元本まで出金停止になってしまうと大きな損失を被ってしまいます。
そのため、利益が出たらこまめに出金するなどして対策することが重要です。
投資したい仮想通貨の情報を調べる
Zoomexには多数の草コイン、ミームコインが上場していますが、中には詐欺的なものも混じっています。
怪しい仮想通貨を掴まされないためには、多数の情報を調べる事が欠かせません。
ホワイトペーパーはもちろん、仮想通貨専門サイトやSNSでの評判なども参照して、安全なプロジェクトか判断してください。
例えば、聞こえの良い言葉を並べているだけで仮想通貨を発行する目的が曖昧なプロジェクトには注意が必要です。
また、マルチ商法の仕組みを取り入れている仮想通貨も上場後すぐに暴落したり、そもそも上場すらしなかったりという危険性が。
Zoomexでは上場前の仮想通貨も取引できるので、怪しいコインを掴まされないよう十分注意してください。
Zoomexの評判
Zoomeを実際に利用している人の間では、どのような評判になっているか?
ここでは、SNSでの口コミからZoomexの悪い評判と良い評判を紹介します。
悪い評判1:詐欺という口コミが異常に多い
※Xの検索結果
SNSでは、「Zoomexが詐欺(scam)」という評判が他の取引所と比べても異常に多いです。
詐欺と言われる理由は「キャンペーンの報酬が支払われない」「バグや欠陥が多い」など、まともな運営が行われていないから。
評判を下げるためのボットの可能性もありますが、実際に被害を受けている人の口コミも多く、根拠のない悪評というわけでもないようです。
悪い評判2:キャンペーンの運営に不備がある
特に多かったのが、「キャンペーンの報酬が支払われない 」というトラブル。
要件を満たしたのに報酬が支払われない、支払われたと連絡が来たのに実際には受け取っていない、など運営体制に問題があるという指摘が多く見つかりました。
Zoomexは非常に多くのキャンペーンをSNS上で告知しており、それに興味を惹かれて口座開設した人も多いでしょう。
キャンペーンでユーザーを釣って報酬を支払わないとすれば、かなり悪質なやり方と言わざるを得ません。
良い評判1:イベントは少額報酬狙いであれば問題なく楽しめる
批判も多いZoomexのキャンペーン・イベントですが、普通に楽しんでいる人もいます。
特に、少額のボーナスであれば獲得した人も多く見つかり、イベントに感謝している人もいる模様。
ただし、報酬を受け取れたのは抽選形式のイベントが中心で、取引量に応じたキャッシュバックキャンペーンなどはどうなるか分かりません。
実際に支払を受けていないという人もいるため、全面的に信用する事は難しいです。
良い評判2:本人確認(KYC認証)なしで利用できる
Zoomexは本人確認(KYC認証)なしで取引や入金はもちろん、出金まで可能です。
面倒な手続きや個人情報を渡す不安なしで利用できるお手軽さが評価されています。
ただし、本人確認なしで出金できる取引所は、マネーロンダリングに利用されたり、アカウントの乗っ取りがあっても保証されなかったりと危険性も。
手軽に使えるのは良いですが、こういったリスクもあると覚えておいてください。
Zoomexとは?
Zoomexの基本的な情報を紹介します。
会社名称:ZMEX fintech limited
所在地:168 E 17th Ave,Denver,COLORADO,USA(本社はシンガポール)
代表:Amos Zirger
設立年:2021年
Zoomexは2021年に設立された仮想通貨取引所。
運営会社の「ZMEX fintech limited」は、MSB登録情報によればアメリカのコロラド州デンバーに拠点を持つとの事ですが、本社はシンガポールとされています。
設立者は「Amos Zinger」という情報がありますが、公式サイトには記載がありません。
※コインテレグラフジャパン
上記情報のほとんどは、MSB登録情報など公式サイト以外に掲載されていたもの。
Zoomex自身は極端な秘密主義を取っています。
手数料
Zoomexの手数料は以下の通り。
現物取引(メイカー注文):片道0.1%
現物取引(テイカー注文):片道0.1%
先物取引(メイカー注文):片道0.02%
先物取引(テイカー注文):片道0.06%
※先物取引は「USDT無期限取引」「インバース無期限取引」の2種類
現物取引はメイカー・テイカー共に0.1%と高く、USDT無期限取引などの先物取引はメイカーが0.02%、テイカーが0.06%と安くなっています。
ちなみに、USDT無期限取引はUSDTを担保とした先物取引、インバース無期限取引はBTCなどの仮想通貨を担保とした先物取引のこと。
なお、USDT無期限取引とインバース無期限取引では手数料算出の方法が少し異なるので、同じ取引をしても実際の手数料額は必ずしも一致しないので注意が必要です。
その他の手数料は以下の通り。
入金手数料:無料
出金手数料:仮想通貨によって異なる
資金調達手数料:仮想通貨によって異なる。無期限先物のみ発生
入金手数料は基本無料。ただし、クレジットカードや銀行振込で入金する場合は決済代行業者に支払う手数料が掛かります。
出金手数料は公式サイトでは無料としていますが、実際は仮想通貨によって異なる「マイニング手数料 」が送金時に掛かります。
資金調達手数料はFXで言うところのスワップポイントのようなもので、無期限先物取引で保有している仮想通貨(ポジション)によって異なります。
資金調達率がプラスの通貨をロングしていれば手数料を受け取り、ショートしていれば支払います。
また、調達率がマイナスの通貨をロングしていれば支払、ショートしていれば受け取ります。
取引方法
Zoomexでは以下の取引方法を利用できます。
現物購入:仮想通貨現物を購入する取引
P2P取引:別のユーザーから仮想通貨を直接購入する取引
現物取引:仮想通貨現物を売買する取引
先物取引:仮想通貨先物を売買する取引
スワップ取引:仮想通貨を交換する取引
FX:USDTを担保としたFX取引
現物購入はクレジットカードや銀行振り込みでUSDTを購入できるほか、保有している仮想通貨をウォレットからUSDTに直接変換して入金する「Slash入金」もできます。
先物取引は、「USDT無期限取引」と「インバース無期限取引」が可能。証拠金取引としてFXも利用できます。
その他、ステーキングや流動性マイニングも可能で、自分に合った運用方法を選べます。
キャンペーン・イベント
Zoomexでは毎日のように様々なキャンペーンやイベントが実施されています。
例えば、2025年8月現在は「Zoomexチャンピオンズリーグ 」というトレード大会が開催中。
※Zoomexのイベント
期間中の損益率ランキングなどに応じて最大10万ドルが貰えるという、腕試しにもってこいのイベントです。
その他、最大1万4000ドルが貰える口座開設キャンペーンも実施しており、イベントが豊富なのはZoomexの強みの1つです。
Zoomexの利用方法
最後に、Zoomexの利用方法について解説します。
口座開設・ログイン方法
Zoomexの口座開設方法は以下の通り。
メールアドレスor携帯電話番号とパスワードを登録する
認証コードを入力する
Zoomexの口座開設はメールアドレスか携帯電話番号を登録し、使いたいパスワードを入力するだけで完了。
※Zoomexの口座開設画面
本人確認(KYC認証)は必要ありません。口座開設後すぐに入金や出金、取引が可能です。
ログインは公式サイトのログインページから可能。
※Zoomexのログイン画面
なお、メールアドレスは登録後変更不可。
携帯電話番号は変更可能ですが、変更前の番号は削除できないため注意してください。
入金方法
Zoomexへの入金は以下の方法が利用できます。
暗号資産(仮想通貨)
クレジットカード/デビットカード
銀行振込
Slash入金
電子マネー決済
ここでは、最もメジャーな仮想通貨での入金方法を解説します。
仮想通貨入金に対応しているのはBTC 、USDT 、ETH 、EOS 、XRの5銘柄。入金手順は以下の通りです。
ログイン後「資産」ページから「入金」をクリックする
入金したい仮想通貨とネットワークを選択する
入金アドレスとQRコードを確認し自分のウォレットから送金する
まずはZoomexにログインしてから「資産」ページを開き、「入金」ボタンをクリック。
その後、入金したい仮想通貨と対応するネットワークを選択します。ネットワークは送金元と同じものを選んでください。
選択を終えると入金アドレスとQRコードが表示されます。
その後、国内取引所の口座や自分のウォレットにアクセスし、入金アドレスもしくはQRコードを用いて送金手続きを行ってください。
ネットワークや入金アドレスを間違えると仮想通貨が失われてしまうので、手続きは慎重に。
なお、暗号資産入金とSlash入金以外は全て仮想通貨(USDT)を購入する形式になっており、決済代行会社の手数料が掛かる場合があるので注意してください。
出金方法
Zoomexから外部へ出金する際は、仮想通貨で行う「オンチェーン出金 」しか利用できません。
以下の手順で出金してください。
ログイン後「資産」ページから「出金」をクリックする
「オンチェーン出金」を選択する
出金したい仮想通貨とネットワーク、出金アドレス、出金額を入力する
まずは「資産」ページの「出金」ボタンから「オンチェーン出金」を選択。
その後、出金したい仮想通貨とネットワーク、出金アドレス、出金額を入力して送金してください。
ネットワークは出金先と同じものを選択。出金アドレスは利用している国内取引所やウォレットから確認してください。
なお、Zoomexでは出金時の本人確認は必要ありませんが、2段階認証をしなくてはなりません。
2段階認証は「アカウントとセキュリティ」ページの「2段階認証」から設定できるので、事前に確認してください。
まとめ
Zoomexはシンガポール出身の海外仮想通貨取引所です。インベスターZとのコラボ企画など日本人向けのキャンペーンを多数実施しており、国内でも知名度が高まりつつあります。
しかし、Zoomexには「会社情報に不明点が多い」「金融庁に登録していない」といった問題点も多く、利用にはリスクが伴います。
日本人向けのキャンペーンを行っているからといって、信用できるとは限りません。Zoomexを利用する際は、こまめに出金するなどの対策をした上で、何があっても自己責任という事を忘れないでください。
ちなみに、Zoomexを利用するくらいなら、「ASAP 」のような投資ファンドの方が断然おすすめ。無料で利用可能なので、興味がある方はぜひ。
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【安全性は?】BitMartにGFAの仮想通貨トークンが上場
2025年6月26日、GFA株式会社は「ZoomART (ZMAT)」というトークンがBitMartに上場すると発表しました。
ZoomARTトークンはアート作品を担保に発行されるRWAトークンのひとつ。アート作品で資産運用できるトークンとして注目を集めています。
しかし、懸念点もあります。それが以下の2点。
BitMartが金融庁未登録の業者であること
GFAの信用性が低いこと
まず、BitMartは金融庁に登録していない海外取引所で、安全性に問題があります。
BitMartでは出金トラブルが多く報告されており、ZoomARTトークンで運用利益を得ても引き出せないどころか、最悪トークン自体も失ってしまう恐れが。
ZoomARTトークンはLBank にも上場していますが、こちらは金融庁から警告を受けている取引所。
※LBankへの警告文
日本の法律で対処できない取引所で運用する以上、リスクは高いと考えるべきです。
また、ZoomARTトークンを保有・支援しているGFAにも問題が。 GFAは2025年に入って以来、2つの大きなスキャンダルを引き起こしています。
一つ目は2025年1月15日の出来事。GFAは「釜山デジタル資産取引所」という韓国取引所の株式2.5%を取得することで合意が取れたと発表。
ところが、釜山デジタル資産取引所は2月4日にこの合意が”事実無根 “と発表。用はGFAが嘘を付いたと言うのです。
これを受けて、GFAは3月12日に合意が解除されたと発表したが、その理由を「本件に関して当社が希望する条件が満たされない」からと説明。
※合意解除のお知らせ
相手方に事実無根とまで言われているのだから、希望条件が満たされないどころの話ではありません。 しかし、詳しい事実関係は公表されず、何があったのか不明です。
二つ目の事件は5月22日のこと。GFAは新たな代表取締役としてケンコー・トキナーの代表取締役会長「山中徹」氏が内定していると公表しました。
ところが、6月23日にケンコートキナーから「そのような事実はない 」と発表。
※ケンコー・トキナー「山内徹」の声明
これに対してGFAは25日に、公表に至った経緯を説明しますが、それすら事実誤認が多々含まれているとケンコートキナーによって明らかに。釜山デジタル資産取引所の一件と同様、ここでもGFAは事実と異なる発表を行っていたわけです。
このようにガバナンスが崩壊していると思われる事件は、GFAの取締役に「松田元 」氏が就任して以来のこと。松田氏は過去に、オウケイウェイヴの代表として仮想通貨を中心とするフィンテック事業を推進し大きな損失を出した上、インサイダー疑惑まで取り沙汰された人物。
インサイダー疑惑は問題なかったものの、ビート社への不可解な投資など松田氏が代表を務める間にオウケイウェイヴのガバナンスは崩壊。彼の退任後も崩壊は止まらず、ポンジスキームに引っかかる有様で、最終的には基幹事業を売却します。
この松田氏が、2024年6月にはGFAの取締役、2025年4月には代表取締役に就任しているのです。松田氏はオウケイウェイヴ時代に上場廃止となり、多くの投資家に損失を与えたWowbitの再上場を目論み、7月24日にはLBankでの再上場を果たしています。
※LBank上場の声明
これらGFAの怪しい動きは、過去のオウケイウェイヴのガバナンス崩壊を思わせる非常に危険な徴候です。
ちなみに、ZoomARTトークンは上場後急騰していますが、2025年8月現在は急落し安値圏で推移。
※ZoomARTトークンのチャート
今後ZoomARTトークンが価値を高める可能性はありますが、ガバナンスが崩壊しつつあるGFAが関わっている以上、リスクは非常に高いと考えざるを得ません。
BitMartには、ZoomARTトークンのようなリスクの高い仮想通貨が多く上場している事は、覚えておいた方が良いでしょう。
BitMartの安全性に問題がある理由
BitMartの安全性に問題がある理由は他にもあります。主なものが以下の5点。
金融庁未登録の取引所だから
出金トラブルが起こっているから
企業情報が明示されていないから
過去にハッキング被害を受けているから
詐欺的なコインが上場しているから
これらの点について解説します。
金融庁未登録の取引所だから
すでに述べた通り、BitMartは金融庁に登録していない取引所です。
金融庁に未登録の取引所は日本の法律による規制を受けておらず、適切な投資家保護が受けられない可能性があります。
例えば、出金トラブルが起こったり、顧客資産と会社資産を分けて管理していなかったりしても、行政の対処や指導は期待できず自分で解決しなくてはなりません。
個人で取引所とのトラブルを解決するのは、労力もお金も掛かります。
そのため、BitMartを利用する際は全て自己責任と考えなくてはなりません。
出金トラブルが起こっているから
BitMartを利用する危険性を最も表しているのが、出金トラブルについて。
出金トラブルを巡って、アメリカでは裁判になっています。
2020年10月13日に「JIA LI」と「DAVID HSIAO」という人物がBitMartの運営会社「GBM Foundation Company Ltd 」に対して訴訟を提起しました。
※BitMartに対する訴訟
この訴訟で原告らは、引き出せなくなっている暗号資産の凍結解除を求め、仮差止命令を申し立てています。
しかし、申立ては却下。その理由として考えられるのが、GBM Foundation Company Ltdがケイマン諸島に位置する企業であること。
原告は「ケイマン諸島法の適用を義務付ける契約が不当である 」としていましたが、なぜ不当かを原告が十分に証明できなかったため、申立てが却下されたわけです。
これはアメリカでの事例ですが、いかに海外取引所でのトラブルを解決するのが難しいか物語っています。
ケイマン諸島の法律に従って運営されているBitMartでは、出金トラブル等が起こっても日本の法律では対処できません。
一度出金停止されると返ってくる可能性はほとんど無く、リスクはかなり高いと言って良いでしょう。
企業情報が明示されていないから
BitMartの運営会社は「GBM Foundation Company Ltd 」とされていますが、この情報は公式サイトに記載されていません。
それどころか、ケイマン諸島に拠点を構える事すら書いていないほど。
運営会社の情報は、何かトラブルがあった時の連絡先として当然記載すべきものです。
それを隠している時点で、BitMartが信用ならない取引所だと分かります。
過去にハッキング被害を受けているから
BitMartは過去にハッキング被害を受けています。
2021年12月4日、セキュリティ分析会社ペックシールドがハッキングとみられる動きについてツイート。これに対し、BitMartは当初「フェイクニュースだ」と声明を発表。
ところが、実際にはバイナンスコイン など多くの仮想通貨トークンがハッキングによって盗まれていることが判明しました。
原因はホットウォレットの秘密鍵の流出。被害総額は約220億円にのぼりました。
盗まれたユーザーの資産は会社資金で補償されたようですが、BitMartのセキュリティ対策の脆弱さを窺わせる事件です。
詐欺的なコインが上場しているから
BitMartには「詐欺的なコインが上場している 」という報告も見られます。
それだけではありません。
「上場する予定だったコインがなぜか上場できなくなった 」というトラブルまで報告されています。
おそらく手数料のようなものとして3万ドルを支払っていたのに、それも返金されていないようです。
詐欺的なコインがあるだけでなく、上場の基準や手続きもでたらめで、到底信用できる取引所ではありません。
先に紹介したZoomARTトークンもかなり怪しい仮想通貨ですし、BitMartに上場しているコインはいかがわしいものが多いと考えた方が良いでしょう。
BitMartを利用するメリット
安全性に対するデメリットがかなり多いBitMartですが、それでも利用者がいるのはメリットがあるから。
特に、以下の4つは代表的なメリットです。
1700以上の仮想通貨銘柄を取り扱っている
DEXでの取引ができる
セービング・ステーキングが利用できる
イベントが豊富にある
解説していきます。
1700以上の仮想通貨銘柄を取り扱っている
BitMartでは1700銘柄以上の仮想通貨を取り扱っています。
当然、日本で扱っていないミームコインも多数あり、仮想通貨で大きな利益を上げたい人には魅力的な取引所です。
ただし、すでに紹介した通り怪しいコインも多くある ため、購入は慎重に判断した方が良いでしょう。
DEXでの取引ができる
BitMartでは2025年8月現在、DEXでの取引サービスのベータ版を提供しています。
DEXでの取引というのは、直接ブロックチェーン上で取引を行う「オンチェーン取引」のこと。
取引所に上場していないコインも購入できるIPO銘柄のようなものです。
将来的に上場したら高騰するかもしれないコインをいち早く手に入れられるのは大きな魅力です。
セービング・ステーキングが利用できる
BitMartではセービングやステーキングで利益を上げる事ができます。
セービングは取引所に仮想通貨を預けて運用する銀行預金のようなもの。ステーキングは仮想通貨をブロックチェーンネットワークに預けることでコミュニティに貢献し、報酬を受け取るという仕組みです。
どちらも仮想通貨を保有しているだけで報酬が受け取れるため、トレードに自信が無い人でも着実に利益を得られます。
イベントが豊富にある
BitMartでは仮想通貨がもらえるイベントも豊富に用意しています。
例えば、2025年8月20日時点では、以下のイベントが実施中。
先物デイリードロー – 新学期シーズン
フューチャーズ・キング・トレーディング・トーナメント
招待者限定!コストゼロ取引祭
API-Ambassador-Program
その他、新規口座開設で最大1万4,000USDT相当のボーナスがもらえるキャンペーンも行っており、ゲーム感覚で仮想通貨を稼げます。
BitMartの注意点
安全性の低いBitMartで取引する際は、以下3つの注意点を抑えることが重要です。
仮想通貨の情報を調べる
最低限の金額だけ口座に入れる
自己責任で利用する
何があっても最低限の被害で切り抜けられるよう、これらの対処策を取っておく事をおすすめします。
仮想通貨の情報を調べる
BitMartは怪しい仮想通貨が多く上場しています。
危険なコインを掴まされないためには、情報を事前に調べることが欠かせません。
例えば、何を目的として作られたのか、運営者の身元ははっきりしているか、といった点を調べることで信頼性を確かめる事ができます。
特に、仮想通貨を使わなくても実現できそうな、聞こえは良いけれど曖昧な理念を掲げるようなプロジェクトは危険です。
もちろん、運営者の身元がはっきりしていない通貨も詐欺の可能性が高いため、必ず事前に確認してください。
最低限の金額だけ口座に入れる
BitMartへの入金は失っても良い程度(最低限)の金額を入れましょう。
出金トラブルが多く報告されているBitMartでは、利益が得られても引き出せるとは限りません。
特に、詐欺的な仮想通貨を購入して出金停止になると、利益分どころか元本まで失われる可能性があります。
BitMartではレバレッジ取引も可能であるため、失っても良い少額だけ入金してレバレッジで大きな利益を狙うという、半分遊びの短期トレードで利用するのがマシな方法です。
自己責任で利用する
金融庁に未登録のBitMartでトラブルがあっても、行政による指示や処分は望めません。お金が失われたり個人情報が流出しても、自分で解決する必要があります。
しかし、アメリカでの裁判例で見た通り、個人で解決するにはお金も時間も膨大に掛かります。
そのため、失っても良い金額だけを入金したり、利益をこまめに出金することで、自分の資産を守る意識を持つことが大切です。
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BitMartの評判
BitMartを利用している人の間ではどのような評判になっているでしょうか?
ここでは、BitMartの評判についてSNSから紹介します。
悪い評判1:出金トラブルが多い
BitMartの悪い評判で目立つのは、やはり出金トラブルについて。
「明確な理由が無いのに停止させられた 」という声が多く、サポートも不十分と言います。
一度出金停止されると引き出すのは非常に困難なので、利用には慎重になった方が良いでしょう。
悪い評判2:取引中のトラブルも多い
BitMartでは「取引中にシステムがダウンする 」などのトラブルも報告されています。
特に話題になっていたのが「Cpen 」という仮想通貨で、上場直前にサーバーがダウンして取引できず、損失を被った人の口コミが多く見つかりました。
ハッキング被害を受けた事といい、BitMartのシステム全体に脆弱性があるのかもしれません。
良い評判:マイナー通貨の上場が多い
BitMartの良い評判は少ないですが、マイナー通貨が多く上場している事については良い口コミが見られました。
GFAのZoomARTトークンもそうですが、日本では購入できない仮想通貨も多く上場しており、利益を得る機会が豊富にあります。
ただし、詐欺的なコインが混じっている可能性も高い ので、投資対象の情報は事前にしっかり確認するようにしましょう。
BitMartの概要
ここからは、BitMartの概要について解説します。
会社名称:GBM Foundation Company Ltd
所在地:イギリス領ケイマン諸島
代表:Sheldon Xia
設立年:2017年
BitMartを運営しているのは「GBM Foundation Company Ltd 」という企業とされていますが、この情報は裁判記録に掲載されていたもので、公式サイトに情報はありません。
また、所在地がケイマン諸島というのも同様に記載されていません。
代表は「Sheldon Xia」とされており、インタビュー記事もあるところを見ると事実でしょう。
※BitMart代表の画像
謎の多い会社ですが、一応運営実態はあるようです。
手数料
BitMartの手数料は以下の通り。
現物取引(メイカー):仮想通貨によって異なる
現物取引(テイカー):仮想通貨によって異なる
先物取引(メイカー):0.20%
先物取引(テイカー):0.60%
現物取引の手数料はメイカー・テイカーともに仮想通貨ごとに異なります。おおよそ0.25~1%程度です。
一方、先物取引は固定となっており、メイカー注文が0.2%、テイカー注文が0.6%です。
その他の手数料は以下の通り。
入金手数料:無料
出金手数料:仮想通貨によって異なる
入金手数料は無料、出金手数料は引き出したい仮想通貨によって異なります。
具体的な金額は公式サイトに口座を開設すると確かめる事ができます。
取引方法
BitMartで利用できる取引方法は以下の通り。
クレジットカード購入:クレジットカードで仮想通貨を購入する方法
P2P取引:別のユーザーから仮想通貨を購入する方法
現物取引:仮想通貨現物を売買する方法。信用取引可能
先物取引:仮想通貨先物を売買する方法。仮想通貨ごとにレバレッジ設定あり
DEX取引:ブロックチェーン上で直接取引する方法
取引所から直接購入する方法、P2P取引、現物・先物取引、DEX取引など多様な取引方法が利用可能。
現物取引では信用取引が利用可能で、少額資金で取引する事もできます。
その他、先述の通りステーキングやセービングも利用でき、自分に合った運用方法が選べます。
取引アプリ
BitMartでは専用の取引アプリを提供しています。
※BitMartのアプリ
取引アプリはGoogle PlayやApp Storeでダウンロード可能。
ただし、Google Playなどでは今後金融庁から警告を受けた場合、ダウンロードできなくなる可能性があります。 注意してください。
BitMartの利用方法
最後に、BitMartの利用方法について解説します。
口座開設・ログイン
BitMartの口座開設は以下の手順で行います。
メールアドレスとパスワードを登録する
認証アプリを設定する
本人確認(KYC)を行う
まずはBitMartの公式サイトからメールアドレスと使いたいパスワードを入力し、アカウントを作成します。
※BitMartの登録画面
ログイン自体はアカウントを作成すればできます。公式サイトからログインしてください。
アカウント作成後は、二段階認証を行うためにGoogleのアプリ「Google Authenticator」の設定を行います。
マイページの「アカウント」ページにあるGoogle認証の欄に「有効」と書かれた箇所があるので、クリックしてQRコードを読み込みダウンロードします。
設定が完了するとログイン時にアプリから6桁の数字が通知されるようになるので、それを入力してログインするようにしてください。
最後に、本人確認(KYC)を行います。マイページの「アカウント」ページから「Click to start verify」をクリックし、本人確認を始めてください。
本人確認に必要な書類は以下のいずれか。
国名・性別・生年月日などの必要事項を入力した上で、本人確認書類の画像をスマホで撮影。アップロードすれば完了です。
BitMartは本人確認を済ませなければ出金できないので、必ず設定してください。
入金方法
BitMartは仮想通貨での入金に対応しています。
仮想通貨入金には、国内取引所の口座や自前のウォレットを用意する必要があります。
入金方法は以下の通り。
マイページから「入金」ボタンをクリックする
入金したい仮想通貨を選択する
ネットワークと送金用アドレスを確認しウォレットから送金する
まずはBitMartにログインし、マイページから「入金」ボタンをクリック。入金したい仮想通貨を選んで「入金」ボタンをクリックします。
その後、自分のウォレットで使用しているネットワークと同じものを選択し、送金用アドレスをコピーします。
送金は自分のウォレットの送金方法に従って行ってください。
なお、ネットワークや送金用アドレスを間違えると仮想通貨が失われてしまうので、注意が必要です。
出金方法
出金も仮想通貨で行います。
マイページから「出金」ボタンをクリックする
出金したい仮想通貨を選択し「暗号ネットワークで送る」をクリックする
ネットワークと出金用アドレス、金額を選択し送金する
入金と同様、マイページから「出金」ボタンをクリックして仮想通貨を選択。
「暗号ネットワークで送る」ボタンをクリックしてネットワークと金額を選択し、出金用アドレスを貼り付ければ出金完了です。
出金用アドレスとネットワークは国内の取引所など自分のウォレットから確認してください。
まとめ
BitMartはイギリス領ケイマン諸島に拠点を置く海外仮想通貨取引所です。全世界にユーザーを持つ取引所ですが、過去にハッキング被害を受けていたり、金融庁の登録を受けていなかったりと安全性に疑問があります。
怪しいミームコインを上場させている疑惑もあり、利用するリスクは高いです。 BitMartをどうしても利用したい人は、口座に余計な資金を入れない、投資したい仮想通貨の情報を調べるなど、十分な対策をした上で行ってください。
ちなみに、いま仮想通貨で稼ぐならBitMartを利用するより「ASAP 」のような投資ファンドが断然おすすめ。無料で利用可能なので、興味がある方はぜひ。
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【最新】Phemexでハッキング事件
2025年1月23日、Phemexは北朝鮮ハッカーからハッキング被害を受けたと発表。ハッカーはPhemexのホットウォレットに侵入し、7000万ドル以上の暗号資産を盗んだとのこと。
ビットコイン ・イーサリアム ・リップル のような規模の大きい仮想通貨だけでなく、数百種類にも上るマイナーなトークンも盗まれました。
大規模なハッキングによる盗難事件という事で話題になりましたが、顧客資産はコールドウォレットで管理されていたため、被害を受けていません。また、Phemexは被害が遭ったユーザーには補償する計画があると発表しています。
これらの事から、Phemexのセキュリティ対策や対応を評価する声もあるようです。
Phemexはハッキング後も18億ドル相当の仮想通貨を保有しており、事件後も運営に大きな影響はきたさないと考えられています。ただ、18億ドルのうち11億ドルは独自トークン「PT」となっており、これはハッキング以後相場が右肩下がりです。
※独自トークン「PT」の相場
もし今後PTトークンの価値が下がり続けるようだと、資金繰りが悪化し出金停止などのトラブルが頻発する可能性も考えられます。
顧客資産をコールドウォレットで保管していた事は不幸中の幸いですが、ハッキングを受けたのは事実。Phemexの信頼性が下がりつつある現在、利用は慎重になった方が良いでしょう。
Phemexのリスク
ハッキングなどのセキュリティ面以外にも、Phemexを利用するリスクはあります。
特に重要なリスクが以下の4点。
金融庁の認可を受けていない
企業の所在地や連絡先が分からない
口座凍結トラブルが報告されている
詐欺コインが上場していた過去がある
これらのリスクについて解説します。
金融庁の認可を受けていない
Phemexは暗号資産交換業者として金融庁に登録していない未認可の業者です。
通常、日本で仮想通貨取引所を運営するには金融庁に登録しなくてはなりません。
認可を受けていない取引所は以下のようなリスクがあります。
投資家保護を受けられない
安全性の低い仮想通貨を上場させている
連絡が取れなくなる etc…
特に問題なのは、適切な投資家保護を受けられないこと。
例えば、出金停止トラブルなどが起こった時、金融庁に登録している業者であれば「日本暗号資産等取引業協会」などに相談可能です。
しかし、Phemexのような認可を受けていない海外業者だと、トラブルが起こっても全て個人で解決しなくてはなりません。
Phemexを利用すること自体は違法ではありませんが、何があっても自己責任という事は覚えておきましょう。
企業の所在地や連絡先が分からない
Phemexの公式サイトには、運営会社の所在地や連絡先といった基本的な情報の記載がありません。
海外業者であるPhemexは、国内業者であれば必ず記載する特定商取引法に基づく表示などがなく、運営実態が不明です。
辛うじてLinkedinに「シンガポール」という記載はありますが、それすら詳細な住所は分かりません。
※Linkedln
所在地すら明確に示していない時点で、“怪しい取引所”と警戒しなくてはなりません。
トラブルが起こっても連絡が付かなくなる可能性があり、Phemexを利用するリスクは非常に大きいと考えてください。
口座凍結トラブルが報告されている
SNS上では、Phemexの利用者から口座凍結トラブルがいくつも報告されています。
「納得のいく理由の説明も無く資金が引き出せなくなる」といったトラブルが起こっており、「詐欺的な取引所 」という評価すら見られます。海外の仮想通貨やFXの取引所では、こういった出金トラブルは珍しくありません。
例えば、2022年には海外FX取引所のGEMFOREXで大規模な出金停止が発生。原因は決済代行業者による資金の持ち逃げでした。このトラブルは2025年に入っても解決されていません。
たとえ取引所自体が不正を行わなくても、海外では周辺の業者が悪事を働いて出金トラブルに繋がる事があります。運営実態が不明なPhemexでも、同様のトラブルが起こる可能性は十分考えられます。
詐欺コインが上場していた過去がある
Phemexでは過去に詐欺コインを上場させていました。
現在、一定数の詐欺コインは上場廃止になっていますが、577種類以上ある仮想通貨の中にはこういった怪しい物も混じっています。
詐欺的な仮想通貨を掴まされると、大きな損失を被る可能性が。 確かに草コインは一攫千金のロマンがありますが、こういったリスクも踏まえた上で投資してください。
Phemexのメリット
これまでPhemexのリスクについて解説しましたが、利用するメリットがあるのも確かです。
例えば、以下はPhemexを利用する主なメリット。
577種類以上の銘柄を取り扱っている
オンチェーン取引ができる
取引ボットを作成できる
ボーナスが豊富
これらのメリットについて解説します。
577種類以上の銘柄を取り扱っている
2025年8月現在、Phemexでは577種類以上の仮想通貨を取り扱っています。
ビットコイン やイーサリアム といった代表的な仮想通貨はもちろん、日本国内では取り扱っていない草コインも豊富に取り揃えています。
価格が10倍以上になる銘柄も珍しく無く、少ない資金で大きな利益を得るチャンスがあります。
ただし、先述した通り詐欺的なコインも混じっているため、プロジェクトを確認するなど銘柄選びは慎重に行う事が大切です。
オンチェーン取引ができる
Phemexでは直接ブロックチェーン上で行う「オンチェーン取引」が可能です。
一般的に仮想通貨取引所はCEX(中央集権型取引所)となっており、取引所のサーバー内で上場済みの仮想通貨売買を行う「オフチェーン取引」を行っています。
一方、オンチェーン取引では直接ブロックチェーン上で取引を行うため、取引所に上場していない仮想通貨も売買可能。
オンチェーン取引には自前のウォレットが必要ですが、Phemexではウォレットが不要で誰でも簡単に始める事ができます。
まだ注目を集めていない仮想通貨を専門知識なしで取引できるのは、Phemexの大きな魅力です。
取引ボットを作成できる
Phemexでは自動売買を行う取引ボットを作成する事ができます。
ボットは一から自分で作成できますし、戦略プールの中から既存のパラメーターをコピーして利用も可能。
その他、他ユーザーの戦略を真似る「コピートレード」も利用でき、トレードを自動化するシステムが豊富にあります。
手軽に自動売買できるのはPhemexの大きなメリットの1つです。
イベント・キャンペーンが豊富
Phemexでは、仮想通貨やボーナスが貰える様々なイベントやキャンペーンを開催。
例えば、新規登録者限定のウェルカムリワードでは、以下の報酬を獲得できます。
本人確認の完了:10~1200USDT
50USDT以上の初回入金/コイン購入:5~1500 USDT
100USDT以上の初回現物/契約取引:5~2100 USDT
その他、独自のPTトークンが貰えるエアドロップを不定期に開催するなどイベントは豊富。
ゲーム感覚で仮想通貨を手に入れる事ができるでしょう。
Phemexの注意点
Phemexを利用する際は、以下の点に注意する事が大切です。
こまめに出金を行う
仮想通貨の情報を事前に調べて取引する
自己責任で取引する
Phemexは安全性に疑問があるため、利用するならリスクを下げる対処が必須です。
以下、Phemexを利用する際の注意点について解説します。
こまめに出金を行う
Phemexでの取引で利益が出た際は、こまめに出金するのがおすすめです。
Phemexは出金トラブルが多く報告されており、いつどんな理由で口座が凍結されるか予測が付きません。
利益を再投資できないのは資金効率の面で不利ですが、引き出せなくなってしまうと元手の分だけ損になるだけです。
最低でも利益の50%程度は現金化して確保しておく事をおすすめします。
仮想通貨の情報を事前に調べて取引する
Phemexは詐欺的な仮想通貨が上場していた過去があります。当然、Phemex側も上場廃止にするなど対処していますが、未だ怪しいコインが残っていないとも限りません。
詐欺的な仮想通貨に引っ掛からないためには、事前にホワイトペーパーを確認するなどして、意義のあるプロジェクトか調べる事が重要です。
また、SNSなどで投資したい仮想通貨の情報を集めるのも良いでしょう。577種類以上の仮想通貨すべての情報を集める必要はありませんが、投資したいコインが何を目的として作られたかくらいは確認するように。
自己責任で取引する
Phemexを利用する際は、何があっても自己責任という意識で取引するのが大切です。
金融庁に登録していないPhemexでは、口座凍結されても日本の法律では対処しようがありません。もちろん、Phemexに抗議できますが、解決される可能性はほぼ無いでしょう。
また、日本の法律に従っていない海外業者を利用したのだから、世論を味方に付けて社会問題化する事も難しいです。
損失があっても誰も助けてくれないという事を肝に銘じて、余分な金額を取引所の口座に残しておかないなど、資産を守るために慎重な行動を心掛けてください。
Phemexの評判
Phemexの評判についてSNSユーザーの投稿からいくつか紹介します。
悪い評判:ハッキング事件を起こした
Phemexに関して話題となっているのは、やはり2025年1月のハッキング事件に関するもの。
CEXの問題点や北朝鮮ハッカーの動向など、この事件をきっかけに様々な議論が為されています。
Phemexのセキュリティ対策も不安視されており、信頼性に大きな影響を与えた事件として話題です。
他にも出金停止トラブルや詐欺コインなど、Phemexの問題点に関する口コミはSNSで非常に多く見つけられます。
良い評判:キャンペーンの内容が豪華
Phemexの良い評判は、キャンペーンに関するものが比較的多く見られました。
入金だけで1000ドル以上のキャッシュバックが受けられるという事で、特にインフルエンサー系のアカウントで盛んに紹介。
全てのキャッシュバックを受けるには取引量など厳しい条件がありますが、数十ドル程度であれば簡単に得られるので評判になっているようです。
Phemexの概要
Phemexの概要について紹介します。
会社名称:不明
所在地:シンガポール
代表:Jack Tao
設立年:2019年
Phemexの運営会社に関する情報は公式サイトに記載されていません。ただし、ネット上では複数の情報が出回っています。
例えば、インドの調査プラットフォーム「Tracxn」によれば、Phemexの運営会社は「Phemex Technology Pte. Ltd.」とされています。
※Phemexの運営会社情報①
一方、仮想通貨情報サイト「Coin Market Cap」によれば、運営会社は「Phemex Financial Pte. Ltd」とのこと。
※Phemexの運営会社情報②
ところが、Phemex Financial Pte. Ltdはシンガポールの企業情報サイト「Record Owl」によれば、すでに登録抹消(Struck Off)されています。
※Phemexの運営会社情報③
所在地も先述のCoin Market Capでは現在イギリス領ヴァージン諸島に拠点を移したとされており、一体どのような会社が運営しているか全く分かりません。
また、代表者は「Jack Tao」という人物とされており、確かに公式サイトにも「ジャック」という名前が出てきますし、インタビューも行っています。
※代表者「Jack Tao」のインタビュー①
※代表者「Jack Tao」のインタビュー②
Jack Tao氏はモルガンスタンレーで11年間上級管理職を務めた人物で、2019年にPhemexを設立したとの事ですが、現在まで代表を務めているかは不明。
ネット上に断片的な情報は転がっていますが、公式サイトではまるで素性を隠すかのように情報を明らかにしていません。この時点で要注意な取引所という事が分かります。
手数料
Phemexの取引手数料は以下の通り。
現物取引(メイカー):0.1%
現物取引(テイカー):0.1%
契約取引(メイカー):0.01%
契約取引(テイカー):0.06%
現物取引はメイカー・テイカーともに0.1%、契約取引はメイカーが0.01%、テイカーが0.06%となっています。
ただし、Phemexには取引量などに応じた「ユーザーランク」という制度があり、ランクが上がるごとに手数料は安くなります。
その他の手数料は以下の通り。
入金手数料:無料
出金手数料:無料
コピートレード手数料:無料
入金・出金手数料は全て無料。ただし、出金時にはブロックチェーンのネットワーク手数料が掛かるため注意が必要です。
また、コピートレードも使用自体は無料ですが、メイカー・テイカー手数料は掛かるため、コピーしたいユーザーのランクが自分より高いと想定よりも多くの手数料が掛かる可能性があります。
取引方法
Phemexでは以下の取引方法を利用できます。
ワンクリック購入:仮想通貨をクレカなどで直接購入する方法
P2P取引:他のユーザーから仮想通貨を直接購入する方法
デリバティブ取引:レバレッジをかけて仮想通貨を売買できる契約取引
現物取引:仮想通貨現物を売買する取引
オンチェーン取引:ブロックチェーン上で直接取引する方法
仮想通貨を直接購入できる他、別ユーザーから購入するP2P取引、仮想通貨市場で取引するデリバティブ・現物取引など、多様な取引方法があります。
また、ブロックチェーン上で直接取引するオンチェーン取引も実施しているのは特徴的です。
その他、「Phemexローンチプール」というステーキングサービスも提供。様々な方法で資産運用ができます。
セキュリティ対策
Phemexは2025年1月にハッキング被害を受けましたが、セキュリティ対策をしてないわけではありません。
以下の対策を実施しています。
ウォレットセキュリティ:顧客の資産をコールドウォレットで管理
システムセキュリティ:Amazon Web Service (AWS) Cloudでのシステム運用
ユーザーアカウントのセキュリティ:2段階認証の実施
トレーディングエンジンの安全性:他社の10倍の高速取引と独自のリカバリーシステム
特に重要なのがコールドウォレット管理で、これによって顧客資産のハッキング被害を防ぐ事ができました。
ただし、これらの対策はPhemexがまともに運営されている事が前提の話です。
運営会社の情報を公式サイトに載せないような取引所ですから、こういった対策も口先だけかも。
次にハッキングされた時は顧客資産にまで被害が及ぶ可能性はゼロでは無いので、自ら資産を守る事を心掛けた方が良いでしょう。
Phemexの利用方法
最後に、Phemexの利用方法について紹介します。
口座開設・ログイン
Phemexで口座開設する手順は以下の通り。
メールアドレスとパスワードを登録する
本人確認(KYC)をする
まずはPhemexの公式サイトにアクセスして、メールアドレスと使いたいパスワードを入力して送信します。
※Phemexの口座開設画面
口座開設自体はこれだけで完了。公式サイトのログインページからメールアドレスとパスワードを入力すればログインできるようになります。
※Phemexのログイン画面
本人確認(KYC)はマイページから「アカウント概要」を選択し、「ID・顔認証」ボタンをクリックして手続きを始めます。
手続きには国籍・氏名・本人確認書類の入力が必要。本人確認書類は以下が利用できます。
書類はスマホのカメラで撮影したものをアップロードするだけ。全ての手続きは10分程度で完了します。
入金方法
Phemexへの入金方法は、仮想通貨で送金する方法と現金で仮想通貨を購入する方法が利用可能。
ここでは、仮想通貨で入金する方法を解説します。
マイページの「入金」ボタンを押す
入金したい仮想通貨と使用するネットワークを選択する
アドレスもしくはQRコードを使って入金する
仮想通貨で入金するには、国内の取引所もしくは自分で用意したウォレットが必要です。
「入金」ボタンを押して入金メニューに進み、入金したい仮想通貨と使用するネットワークを選択。
アドレスをコピーするかQRコードをウォレットで読み込んで、国内の取引所や自分のウォレットから送金すれば手続き完了です。
なお、ネットワークやアドレスを間違えると入金できずビットコインが失われてしまうので、注意してください。
出金方法
出金は基本的に仮想通貨のみで行います。手順は以下の通り。
マイページのウォレットアイコンから「出金」ボタンを押す
出金したい仮想通貨と出金額を選択する
出金用のアドレスとネットワークを選択する
入金時と手順はほぼ同じで、出金したい仮想通貨と出金用アドレス、ネットワークを選択して出金を完了させます。
なお、出金用アドレスとネットワークは国内の取引所など自分で用意したウォレットで確認してください。
ちなみに、Phemexでは法定通貨での入出金も可能ですが、金融機関の手数料が掛かるため仮想通貨での入金がおすすめです。
まとめ
Phemexは577種類以上の仮想通貨を取り扱っているシンガポール出身の取引所です。
現物・先物取引の他、オンチェーン取引も行っており、様々な取引方法を利用できるのが強みの1つ。
ですが、2025年1月にハッキングによって7000万ドル以上の被害を出しており、セキュリティ面での問題が不安視されています。
また、日本の金融庁に登録していないためトラブルがあっても自力で対処しなくてはなりません。
日本には無いサービスを提供している魅力的な取引所ですが、利用する際は十分気を付けてください。
LBankの安全性に問題がある理由
LBankは「安全性に問題がある 」と言われています。その主な理由が以下の6点。
金融庁から警告を受けている
運営会社の情報が公式サイトにない
資産保全の取り組みが為されているか不明
アプリがGoogle Playなどで配信されていない
出金トラブルが報告されている
ミームコイン取引はリスクが高い
これら6つの点について解説します。
金融庁から警告を受けている
LBankは二度に渡って金融庁から警告を受けています。
1回目は2024年6月。「無登録で暗号資産交換業を行う者」として警告されました。
※金融庁の警告文(1回目)
この時の警告は、事業者名や所在地が不明のまま。
しかし、2025年6月の2回目の警告では、運営会社がイギリス領ヴァージン諸島に拠点を持つ企業「LBK Blockchain Co., Limited」と判明。
※金融庁の警告文(2回目)
LBankは香港に拠点を持つ企業とされていますが、金融規制の緩いヴァージン諸島に拠点を構え、そこから日本向けサービスを提供していると考えられます。
金融庁から警告を受けていても日本人が利用する事は可能ですが、登録していない仮想通貨取引所は行政の監督を受けていないため、出金停止・適切な投資家保護が受けられないといったリスクがあります。
もしLBankを利用するなら、こういったリスクを自己責任で引き受ける覚悟が必要です。
運営会社の情報が公式サイトにない
LBankを運営しているのは「LBK Blockchain Co., Limited」ですが、実は公式サイトに運営会社の情報がほとんど記載されていません。
信頼性を高めるため、仮想通貨取引所が運営企業の情報を公開するのは当然のこと。
しかし、LBankはどこの国にあるのか、会社名や代表の名前さえ分かりやすく記載されておらず、香港に拠点があるという会社のコーポレートサイトへのリンクも見当たりません。
なお、香港の金融管理局(HKMA)や証券先物委員会(SFC)から認可を受けている企業リストにも、LBankの運営会社は見当たりませんでした。
※香港金融管理局(HKMA)
※香港証券先物委員会(SFC)
香港拠点会社の名称は「スーパーチェーンネットワークテクノロジー株式会社」とされていますが、この会社も登録は受けていないようです。
金融庁の調査で判明したとはいえ、会社名やどこの国にあるのかすら公表していない取引所を利用したいと思いますか?
LBankの運営会社は日本はもちろん、香港ですら合法的に運営されているか怪しい企業と言えます。
資産保全の取り組みが為されているか不明
金融庁の監督を受けていないLBankは、資産保全の取り組みが為されているか分かりません。
資産保全の取り組みとして、仮想通貨取引所は顧客の資産を分けて管理する「分別管理」や、十分な準備金を保有していると証明する「PoR(プルーフオブリザーブ)」を行っているのが通常です。
LBankは遅くとも2024年2月にPoRへの取り組みを行うと公式サイトで宣言しましたが、2025年8月現在そのページは表示されず、プロジェクトが続いているか不明です。
※LBank公式サイト
仮想通貨取引所でPoRの取り組みが進んだのは、逮捕者も出したFTX の破綻が大きなきっかけ。
PoRへの取り組みをしているか不明なLBankは、この大事件の反省を活かす気が無いのかもしれません。
アプリがGoogle Playなどで配信されていない
LBankは取引ツールとしてアプリを提供していますが、日本版の「Google Play」や「App Store」では2025年8月現在配信停止。 金融庁から警告を受けた事が原因と考えられます。
公式サイトからダウンロード可能ではあるものの、Google Playなどのプラットフォームで配信されていないアプリは一般的にマルチウェアが仕込まれているなどのリスクが。
安全なプラットフォームで配信されていないという事で、ユーザーの不信感を生んでいます。
出金トラブルが報告されている
SNSでは、LBankの出金トラブルが報告されています。
日本ではこのトラブルに関する口コミは見つかりませんが、海外では「出金が停止されサポートチャットも止まった」といった投稿が多く見られます。
もちろん、これらのユーザーが利用規約を破った可能性はありますが、LBankは運営会社の情報を公開せず、資産保全の取り組みをしているのかも不明な取引所です。
具体的な理由なしに出金停止を行うリスクはあると考えるべきでしょう。
ミームコイン取引はリスクが高い
LBankはミームコインの取扱いに強みを持つ取引所ですが、ミームコインの取引は当然リスクもあります。
例えば、LBankでは過去に「偽のDOGSトークンを上場させていた」と報告されています。
※LBankに対する詐欺警告
有名なミームコインを騙った詐欺行為であり、極めて悪質です。
記事では、「LBankがこの詐欺に意図的に関わったのでは?」という疑惑すら提起されています。
当然、LBankは否定しますが、ミームコインの中にはこのような詐欺的コインがある事は確かです。
ミームコインを取引する際は気を付けなくてはなりません。
LBankのメリット
安全性に問題があるLBankですが、利用するメリットがあるのも確か。
以下は、LBankを利用する代表的なメリットです。
取り扱い通貨数が多い
運用方法が豊富
コピートレードができる
最大200倍のレバレッジで取引できる
本人確認なしで取引できる
これらのメリットについて解説します。
取り扱い通貨数が多い
LBankは現在、882種類ほどの仮想通貨を取り扱っています。
日本の仮想通貨取引所での取扱銘柄数は多くても100種類に満たないため、それに比べると非常に豊富です。
これだけ種類があれば、後に10倍・100倍になる草コインが眠っていても不思議ではありません。一攫千金を狙っている人には魅力的な取引所と言えるでしょう。
ただし、先に述べた通り、ミームコインや草コインには詐欺的な物も混じっています。
LBankは詐欺コインを上場させた前科があるので、他の取引所よりもリスクが大きいと肝に銘じた方が良いでしょう。
運用方法が豊富
LBankは様々な運用方法ができます。通常の現物取引や先物取引取引はもちろん、特徴的なのが「ステーキング」が気軽にできること。ステーキングは仮想通貨を預け、報酬を得られる仕組みのこと。銀行預金や貸株のような運用方法です。
LBankは「普通ステーキング」と「定期ステーキング」という2つのステーキング方法が利用可能。
これらは銀行の「普通預金」と「定期預金」と同じようなもので、普通ステーキングは柔軟に入金・出金が可能。一方の定期ステーキングは一定期間引き出しがロックされますが高い利率で運用できます。
どちらを選んでも銀行の利率より高いので、効率的に資産運用ができるでしょう。
その他、上場前の仮想通貨プロジェクトに参加できるIPOに似たシステムの「LBank Launchpad」「LBank Launchpool」といった運用方法も可能。資産を増やす選択肢が多くあります。
コピートレードができる
LBankは、他トレーダーの手法をマネて自動運用できる「コピートレード」という機能が利用できます。
コピートレードのやり方は簡単で、公式サイトのランキングからコピーしたいユーザーを選ぶだけ。
※トップトレーダーランキング
プロトレーダーの取引を自動でマネできるので、初心者には嬉しい機能です。
ただし、コピートレードを利用するにはトレーダーごとに異なる手数料を支払わなくてはなりません。
また、当然ながら損失が出ても補償は無いので、慎重にトレーダーを選ぶ事が重要です。
最大200倍のレバレッジで取引できる
LBankは最大200倍のレバレッジを掛けて取引できます。
例えば、証拠金として10万円を口座に入金した場合、その200倍の2000万円分の取引が可能です。
少ない資金で大きな金額の取引ができるので、効率よく資産を運用できるでしょう。
ただし、レバレッジ取引では損失も最大200倍になる ため、適切な資産管理が欠かせません。
ハイレバレッジ取引は海外仮想通貨取引所の大きな魅力ですが、リスクも非常に高い事は覚えておいてください。
本人確認なしで取引できる
LBankは本人確認(KYC認証)なしで取引可能です。
海外業者とやり取りする際、個人情報をなるべく渡したくない人は多いでしょう。
LBankは本人確認なしで口座の開設や入出金が可能となっており、個人情報の流出が不安という人でも安心して利用できます。
ただし、本人確認が済んでいないと利用できないキャンペーンが一部あります。
例えば、LBankの「新規登録キャンペーン」では新規登録者に5USDTをプレゼントしてくれますが、KYC認証が必須条件です。
個人情報を渡すメリットとデメリットを考え合わせた上で判断してください。
LBankの注意点
LBankを利用する際は、以下3つの点に注意しましょう。
自己責任で利用する
ただし、クレカ購入は可能
最低限の金額だけ入金する
安全性の面で懸念点のあるLBankは、利用の際にも細心の注意を払う事に越したことはありません。
以下、最低限抑えるべきLBankの注意点について解説します。
自己責任で利用する
LBankを利用する際、必ず押さえておくべきは自己責任で利用すること。日本の金融庁に登録していない海外業者で、投資家保護を受ける事はできません。
行政の力で投資家保護が実現された事で記憶に新しいのが、2025年4月~5月に日本で頻発した口座乗っ取り事件。
証券会社の口座が乗っ取られ、謎の中国株が勝手に買われる被害が相次いだ事件ですが、証券会社は当初、利用者への補償に後ろ向きの所が多かったです。
ところが、4月22日に加藤金融相が証券会社に補償対応を指示。これにより、各社対応にバラつきはあるものの、被害者への補償が進むようになりました。
金融庁に登録していないLBankのトラブルでは、こういった行政の指導・指示は望めません。そのため、出金トラブルやハッキング被害に遭っても自分で解決するつもりで利用する事が肝心です。
入金・出金は仮想通貨しかできない
LBankへの入金や出金には、日本円が利用できません。 仮想通貨での入出金のみに対応しています。
そのため、日本国内の取引所に口座を開設したり、自前のウォレットを用意しなくてはならず手続きが面倒。
クレジットカードやPayPalなどで仮想通貨を直接購入できますが、出金は仮想通貨のみです。
そのため、ウォレットを持っていない人はLBankの利用を始める前に、国内の取引所に口座を開設する事をおすすめします。
最低限の金額だけ入金する
LBankは投資家保護が期待できないため、最低限必要なだけの額を入金した方が良いでしょう。
既に紹介した通り、LBankは実際に出金トラブルが起こっています。
日本人からの報告は見当たりませんでしたが、報告がある以上、突然出金停止されるリスクはゼロではありません。
一度出金停止になってしまうと自力での対処は難しく、仮に対処できるとしても時間が掛かるため機会損失になります。
そのため、出金停止になっても耐えられる程度の資金だけを入金する事がおすすめです。
LBankの評判
SNSでの投稿から、実際にLBankを利用している人の評判を紹介します。
悪い評判1:詐欺コインが多い
LBankに関する悪い評判は、「詐欺コインが多い 」というものが見受けられます。
LBankは過去にDOGSというミームコインを模した詐欺コインを上場させており、ユーザーから信用されていないようです。
仮想通貨は株と違い、発行者の信頼性を業績などから判断する事が難しいです。
現在上場している仮想通貨の中にも詐欺的なものがある可能性は否めないため、投資金額を少なくするなどしてリスク管理が必須です。
悪い評判2:出金停止・取引停止トラブルが起こっている
既に紹介しましたが、LBankは出金停止トラブルも起こっています。
「取引ができなくなり口座がロックされた」と思われる投稿もあり、口座凍結のリスクは小さくありません。
ただし、LBankはメンテナンスのために特定の仮想通貨取引を一時停止する場合があり、偶然そのタイミングで出金しようとした可能性もあります。
そのため、LBankで取引停止などのトラブルが起こった場合は、公式のXなどを確認してみるのがおすすめです。
良い評判1:コインの新規上場が頻繁にある
一方で、LBankは仮想通貨の新規上場が頻繁に行われており、ユーザーの間でも評判です。
LBankの強みであるミームコインの新規上場はもちろん、上場前からプロジェクトに関われるLaunchpadやLaunchpoolといった運用方法も可能。
マイナーな仮想通貨を多様な方法で運用できるのは、LBankが人気な理由の1つとなっています。
良い評判2:キャンペーンが多い
LBankは不定期にイベントを開催しており、SNSユーザーの間で人気です。
直近では、Xでリポスト&フォローするだけで抽選で10USDTが貰えるキャンペーンを行っており、日本ユーザーも多く参加しています。
他にも、最大380ドルのボーナスが貰える新規登録キャンペーンや、特定のトークンが貰えるエアドロップイベントなど、豊富なイベントを実施しています。
ただし、一部イベントはKYC認証が必須となる場合があるため、必ず事前に概要を確認してください。
LBankの概要
LBankの概要について紹介します。
会社名称:LBK Blockchain Co., Limited
所在地:イギリス領ヴァージン諸島
代表:不明
設立年:2015年
LBankを運営しているのは「LBK Blockchain Co., Limited」という企業は先に解説した通りですが、この会社の詳細については良く分かっていません。
ヴァージン諸島所在の企業代表は不明ですが、香港の本社を設立したのは「Eric He」という人物。
※「Eric He」の画像
ただし、Eric He氏がヴァージン諸島の会社代表かは分かりません。
また、「LBK Blockchain Co., Limited」が設立されたのは2015年と公式サイトに記載があります。
※LBank公式サイト
しかし、この会社はLBankの香港本社「スーパーチェーンネットワークテクノロジー株式会社」とは別会社のはず。
2015年にサービス設立されたのがヴァージン諸島の会社なのか、それとも香港の会社なのか、公式サイトの記述では良く分からない事になっています。
会社情報を1つのページに分かりやすくまとめていない時点で、信頼性は低いと言わざるを得ないでしょう。
手数料
LBankの取引手数料は以下の通り。
現物取引(メイカー):0.10%
現物取引(テイカー):0.10%
先物取引(メイカー):0.02%
先物取引(テイカー):0.06%
レバレッジトークン(メイカー):0.20%
レバレッジトークン(テイカー):0.20%
現物取引がメイカー・テイカー注文ともに0.1%、先物取引がメイカー注文が0.02%、テイカー注文が0.06%となっています。
また、トークン自体にレバレッジを掛けており証拠金が必要ない「レバレッジトークン」は、メイカー・テイカーともに手数料は0.2%です。
ただし、取引手数料は通貨によって異なる場合があるため、取引前に必ず確認をしてください。
その他の手数料は以下の通り。
入金手数料:無料
出金手数料:仮想通貨による
クレジットカード手数料:支払代行業者による
コピートレード手数料:トレーダーによる
入金手数料は無料ですが、出金には通貨によって異なる手数料率が掛かります。
出金は仮想通貨でしかできないので、なるべく手数料の安い通貨で出金すると良いでしょう。
また、クレジットカード手数料は支払い代行業者によって異なります。コピートレードの手数料も同様で、トレーダーによって異なるので利用する際は確認が必要です。
取引方法
LBankで利用できる取引方法は以下の通り。
直接購入:クレジットカードなどで仮想通貨を購入する方法
P2P取引:別のユーザーから直接仮想通貨を購入する方法
現物取引:仮想通貨を現物で取引する方法
先物取引:仮想通貨先物を売買する方法。レバレッジをかけられる
レバレッジトークン:レバレッジをかけたトークンを売買する方法
現物取引・先物取引のほか、仮想通貨を直接購入したり、P2P取引でユーザーから直接購入することも可能。
その他、証拠金なしで購入できるレバレッジトークンや、先に解説したステーキングやLaunchpadといった運用方法も用意されています。
取引方法は幅広く、自分に合った方法で資産運用できるでしょう。
サポートは日本語対応
LBankのサポートは日本語に対応しています。
サポートはチャットを用いて24時間365日対応可能。メールでの問い合わせにも対応しています。
ただし、出金停止トラブルが起こった際は適切なサポートが受けられない可能性があるため、注意してください。
LBankの利用方法
LBankの利用方法について解説します。
口座開設・ログイン
LBankの口座開設は、公式サイトからメールアドレスと使いたいパスワードを入力し、送信するだけで完了します。
※ LBankの口座開設画面
その他設定は必要なく、非常にシンプルです。
ログインは、公式サイトのログインページから行います。
※LBankのログイン画面
なお、口座開設後はセキュリティのためにGoogleの二段階認証アプリを導入する事がおすすめです。
二段階認証の設定はログイン後マイページの「出金」ボタンを押せば、認証アプリがダウンロードできるので指示に従って設定してください。
入金方法
LBankの入金方法は以下の2種類があります。
オンチェーン入金は仮想通貨で入金する方法、ワンクリック購入は直接仮想通貨を購入する方法です。
オンチェーン入金のやり方は以下の通り。
マイページから「入金」をクリックする
入金したい仮想通貨とネットワークを選択する
入金用のアドレスを用いて国内取引所等から送金する
ログイン後、マイページの「入金」メニューから入金したい仮想通貨とネットワークを選択。ネットワークは日本国内の取引所など、送金元が利用しているものと同じものを選択してください。
選択後、入金用アドレスが表示されるので、それを用いて送金元から送金を行います。
送金は取引所やウォレットごとに異なるので、適切なやり方で実行してください。
なお、ネットワークやアドレスを間違って記入すると仮想通貨が失われてしまうので注意が必要です。
最初に少額を入金して、上手くいくか確認しておく事をおすすめします。
出金方法
出金は仮想通貨のみ、日本円での出金はできません。
出金手順は以下の通り。
マイページから「出金」ボタンをクリックする
出金したい仮想通貨を選択する
出金アドレスとネットワーク、金額を入力する
まずは、マイページの「出金」メニューから出金したい仮想通貨を選択します。
それから、出金アドレス・ネットワーク・出金したい金額を記入し、確認ボタンを押せば完了です。
出金アドレスとネットワークは送金先の国内取引所などで確認してください。
なお、国内取引所を利用する場合、その取引所が対応していない仮想通貨は出金する事ができません。
そのため、ビットコイン やイーサリアム など、国内で取引できる仮想通貨に変えてから送金するようにしてください。
まとめ
LBankは日本では流通していないミームコインなどを多数取り揃えている海外仮想通貨取引所です。
今後、急騰するかもしれない草コインを購入できるのが魅力ですが、日本の金融庁から二度の警告を受けており、出金停止トラブルなどのリスクがあります。
会社情報も公式サイトに記載が無く、本当に運営実態があるのかすら良く分からない怪しい取引所です。
世界中にユーザーがおり、日本から利用している人も少なくないLBankですが、利用する際はリスクを踏まえた上で自己責任で行うようにしてください。