サクラブルーム(SKB)に違法性があるのか検証!
結論:運営元に違法の可能性あり
サクラブルーム(SKB)は、商品やサービスを購入するための「決済通貨」としての活用を目的とした仮想通貨です。
今のところ決済通貨として利用できる場所は皆無ですが、周知を目的として積極的にコラボイベントを開催しています。
例えば、2018年7月には、アイドルが歌って争う「関ケ原唄姫合戦」とコラボして、SKBコインを無料配布を行っていました。その他にも、去年の末にTV放映された格闘技団体「RAIZIN」とタイアップ。
ここまでに違法性は見当たりません。しかし、これから日本のお店でサクラブルーム(SKB)を決済で利用するようになったら、間違いなく違法となります。
なぜなら、日本で仮想通貨を決済などに活用するためには、金融庁に「仮想通貨交換業者」としての登録が必須だからです。運営元の株式会社NEGTECは登録を済ませていないため、現状は日本で利用できない仮想通貨になっています。
この他にもサクラブルーム(SKB)には、怪しい噂が飛び交っています。疑惑の全貌を明らかにするため、徹底調査した結果を記事にまとめてあります。
上場先が不自然で危険
サクラブルーム(SKB)が上場している取引所は多数あり、今も増え続けています。1つだけ注意していただきたいポイントがあります。
それは「運営元がきちんとしているのか」という点です。
日本では、1月にコインチェックが580億円分の仮想通貨を流出させ、大問題となりました。その影響が今でも尾を引いており、仮想通貨全体の価格を押し下げています。
日本の取引所だったので誠実な対応・・返金されましたが、海外の取引所だったら同じように返金されるでしょうか? 下手をしたら、全額が消えて返ってこないかもしれません。
そのため、取引所選びは非常に重要なポイントとなっています。このような視点からサクラブルーム(SKB)が上場した取引所を見ていきましょう。
・NERAEX(日本?)
・688EX(香港)
・loicoinex(韓国)
・Stocks.exchange(エストニア共和国)
・Virtual world land(香港)
どの取引所も一般的に耳にしない取引所ですね。海外の大手取引所バイナンスやフオビなら信頼できますが、どの取引所も危険な臭いが漂っています。
実際にどんな取引所なのか、一番最初に上場した「NERAEX」を調査してみました。
架空の企業が取引所を運営?
「NERAEX」は日本の取引所という噂ですが、その噂は本当なのか検証してみました。その結果、日本の取引所ではなく、架空の企業が運営する取引所である可能性が浮上しました。
そもそも日本では「仮想通貨交換業者」として登録していなければ、取引所を運営できません。その時点でアウトです。
さらに、「NERAEX」の運営会社を調べてみましたが、それらしき情報が見つかりません。何か運営会社を隠したい理由があるのでしょうか?
このように仮想通貨の関連で運営会社を架空にしている企業は、何かしらの後ろめたい行為を行っている危険性があります。違法ではなくても、限りなくグレーゾーンである可能性が高いです。
流通量が少なすぎて、売買が成立しない
サクラブルーム(SKB)の時価総額は「17億円」です。かなり小さい時価総額ですが、1日の取引量はもっと少なく「170万円」程度です。
1日の取引量とは、1日の中で行われた取引の合計です。そのため、10万円の取引を17回やったら終わってしまう取引量しかありません。
つまり取引の注文を出しても、なかなか成立しない可能性があります。
サクラブルーム(SKB)まとめ
・運営元が法律を犯す可能性がある
・上場先の取引所が架空の企業である疑い
・売買がすぐに成立しない可能性がある
サクラブルーム(SKB)の基本情報
名称 | サクラブルーム(SKB) |
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人気度 | |
時価総額 | 17億円 |
出資金は一円も返ってこないし騙されました。
こんな詐欺集団が捕まらないなんでおかしい。