BlockFi(ブロックファイ)のレンディングって実際どうなの?
金利は高そうだけど、海外企業だから安全に仮想通貨を預けておけるのか不安ですよね。
この記事では、BlockFiのサービス内容や金利、リスクやリターンはあるのかについて解説していきます。
BlockFiとは
BlockFiとは、2017年にアメリカで設立されたレンディングを行うベンチャー企業です。
まだ出来立てほやほやの企業で信頼できないかもしれませんが、日本の大企業リクルートが出資しているので安心できますね。
基本的に、BlockFiはレンディングで資金を集め、仮想通貨取引所やマイニング企業などに貸し出して利息を収入源にしています。
このお蔭でレンディングの2.0%~8.6%という高金利を実現できているのです。
BlockFiの金利一覧
BlockFiのレンディングでは預ける仮想通貨ごとに金利が違います。
BTC :5.1%
ETH :3.6%
LTC :3.8%
USDC:8.6%
GUSD:8.6%
最も金利が高い「USDC」と「GUSD」はステーブルコインです。
ステーブルコインとは、価格変動が小さく、ドルなどと値動きが連動した仮想通貨です。
USDCは、米ドルを担保にして、米ドルとほぼ同じ価格になっています。バイナンスで購入できます。
GUSDもUSDCと同じように米ドルとほぼ同じ価格です。OKExやHitBTCで購入できます。
▼BTCとETHだけ金利に条件
預け入れた仮想通貨の価格によって、金利が変動します。
5BTC~ :3.2%
500ETH ~:2%
BTCとETHだけは大金でレンディングを行いにくくなっていますね。
▼過去に金利が途中で変更に
今までにBTCとETHのレンディング金利が年度か変更になっています。
2020年2月1日のレンディング金利変更時は、BTCとETHどちらも大口投資家の金利が優遇されました。
今後、BlockFiでレンディングを始めたタイミングや預け入れた資金額によっては、金利が下がることも予想されます。
▼いつでも解約は可能
もしBlockFiでレンディングをやっていて途中で辞めたくなったら、手数料ゼロで解約して出金できます。
他の取引所や企業の仮想通貨レンディングでは、解約手数料が取られるだけではなく、途中解約できないところもあります。
いつでも途中解約できるのは、かなり魅力的です。
BlockFiのレンディングによるリスク5選
どんな投資にもリスクがあるように、もちろんBlockFiのレンディングにも注意しておくべき点があります。
下記の5つのリスクを見ていきましょう。
注意点①金利が下がる可能性
BlockFiはレンディングの何度も金利を変更しています。
2020年2月1日の金利変更では預け入れた金額が多ければ金利が高くなり、金額が少ないと金利が下がっています。
今後も金利が変更される可能性があるので、BlockFiの最新情報はチェックしておきましょう。
下手をしたら他のレンディングができる取引所や企業に資金を移した方が得になるかもしれません。
注意点②値動きリスクがある
自分の仮想通貨を預けている最中に価格が下落してしまうと、含み損を抱えるリスクがあります。
レンディングだから安心してチャートを全く見ていないと、いつの間にかに損しているかもしれません。
上記のように仮想通貨を買ったタイミング次第では、いくら年利が高くても損することがあります。
ステーブルコイン以外でレンディングをするのなら、仮想通貨の買うタイミングには気を付けましょう。
注意点③法律で守れれていない
まだ仮想通貨は法整備が整っておらず、しかもBlockFiは海外の企業です。
もしトラブルが発生して資金を失ったとしたら、日本の法律では資産を取り返せません。
注意点④出金手数料
BlockFiでは仮想通貨の出金手数料は月に1回まで無料です。
ただし、2回目からは0.0025BTCの手数料があります。
もし出金する際は数回に分けるのではなく、1度で全額出金することを心がけると良いかもしれません。
注意点⑤経営破綻リスクがある
まだ2017年に設立されたばかりのベンチャー企業なので、何らかのアクシデントがあると倒産する可能性があります。
リクルートやアメリカの大手取引所coinbaseが出資しているので、そう簡単には経営破綻するとは考えにくいです。
それでもベンチャー企業ではあるので、いきなり倒産する危険性があることを頭の片隅に入れておくとよいかもしれません。
BlockFiのリターンを最大化する方法
もしBlockFiのレンディングサービスを利用するのなら、利益を最大化する方法を知っていても損しませんよね。
おそらくレンディングで利益を最大化する方法は下記の2つしかないでしょう。
・ステーブルコインでレンディング
・BTCやETHを底値で買ってレンディング
それぞれ解説していきます。
▼ステーブルコインでレンディング
BlockFiのレンディングで使えるステーブルコインは「USDC」と「GUSD」。
どちらかの仮想通貨を使えば、確実に年利8.6%を得ることができますよね。
これが王道でローリスクな利益を最大化させる方法です。
▼BTCやETHを底値で買ってレンディング
もし仮想通貨を底値で買ってからレンディングを始めれば、利益を最大化できます。
例えば、2019年1月にBTCを40万円の時に買ってレンディングを行い、2020年1月100万円の時に売ったとしましょう。
分かりやすいように1BTCだけ買ったとすると、60.3万円の利益を出せています。
もっと長期間レンディングを行えば、受け取れる利息が増えます。
BlockFiの評判は良いのか
BlockFiのレンディングについて、投資家たちはどう思っているのかまとめてみました。
BlockFiの条件悪化、どうしましょうね。 pic.twitter.com/NsucF8Hu63
— DEG (@DEG_2020) March 2, 2020
2020年3月1日にレンディングの条件が変更され、金利が下がってしまいました。
もうレンディングは辞めようか、続けようか迷っているようですね。
NEXOレンディングはリスクが高いと個人的には思ってるけど内部情報をある程度得た上で投資家が出資してるBlockFiは大丈夫そう
競合がでてくる先々はしらんけど
— 👑音速のGOX(2冠)⚡️ (@GOXGOXGOX2) February 13, 2020
BlockFiの内部情報を精査した上で大手企業がが出資してるので、大丈夫そうに思っている投資家もいました。
▼BlockFiのレンディングまとめ
今回の記事でBlockFiについて、下記のことだけ覚えておければ十分でしょう。
・リクルートやcoinbaseが出資
・年利は最大8.6%
・2017年設立のベンチャー企業
・年度も金利が変更
・いつでも無料で解約できる
今後、BlockFiについて新しい情報が出てきたら、記事に追記していきますね。
BlockFiの基本情報
名称 | BlockFi |
---|---|
サービス内容 | 仮想通貨レンディング |
サイトURL | https://blockfi.com/ |
運営会社 | BlockFi, Inc. |
所在地 | ニューヨーク |