世界最大級の仮想通貨取引所バイナンスが発行・管理を行っている独自トークン「バイナンスコイン(BNB)」。
ただ、バイナンスを知っていても、バイナンスコインについて詳しく知らない方が多いと思います。
そこで今回の記事では、バイナンスコインがどんFな仮想通貨で、将来性があるのかどうか解説していきます。
バイナンスコイン(BNB)の特徴
バイナンスコインには、他の仮想通貨にはない特徴が4つあります。
・取引手数料が安くなる
・取引所が買い戻しで価値上昇
・イーサリアムを活用して発行されたトークン
・上場させる通貨を決める投票権を持てる
これから上記3つの特徴について詳しく説明していきます。
▼保有していると取引手数料が安くなる
バイナンスでは取引手数料をバイナンスコインで支払うことによって、手数料が50%OFFになります。
ただ、保有年数が長くなるにつれて、取引手数料が割引が減っていきます。
・1年目は50%OFF
・2年目は25%OFF
・3年目は12.5%OFF
・4年目は6.75%OFF
・5年目は0%OFF
5年間も保有していると、最終的には取引手数料の割引がなくなります。
とはいえ、取引手数料は0.1%と格安なので気にするほどではないですね。
▼取引所が買い戻しで価値上昇
バイナンスコインは、四半期(3か月)に1度だけバーン(焼却)されます。
バイナンスが取引所で稼いだ利益の20%を使って、バイナンスコインを買い上げてから今後誰にも使えないように消してしまうのです。
その結果、バイナンスコインの流通量が減って需要が高まることで、価格上昇に繋がると言われています。
▼イーサリアムを活用して発行されたトークン
バイナンスコインは、「ERC20トークン」というイーサリアムのブロックチェーンを活用して発行
しています。
つまりバイナンスコインはブロックチェーンとしての魅力はなく、バイナンスの取引所でしか有用性のない仮想通貨ということです。
また、ERC20トークンに対応しているウォレットならバイナンスコインを保管できます。
バイナンスは世界最大級の取引所なので、度々ハッキングされたといったニュースが出てきます。
セキュリティが不安ならERC20トークン対応の「MyEtherWallet」といったウォレットを活用しても良いかもしれませんね。
▼上場させる通貨を決める投票権を持てる
バイナンスでは、これから上場させる仮想通貨を投票で決める仕組みがあります。
この投票権はバイナンスコイン保有者にのみ付与されます。
しかし、2018年9月以降は休止中です。
バイナンスコイン(BNB)に将来性はあるか調査
バイナンスが増収増益していくと、バイナンスコインがバーン(焼却)される量が増えていきます。
このバーン(焼却)される量が増えていくほど、バイナンスコインの価格上昇する可能性も増すのです。
つまりバイナンスの成長がバイナンスコインの将来性を決定付けると言っても過言ではありません。
その点、バイナンスは世界中でビジネスを拡大させているので、成長期と言える状況です。
どのぐらい進化しているのかまとめてみると・・・
・世界各国で取引所を開設(アメリカなど)
・インドの取引所を買収&合併
・バイナンスとTaoTaoが提携
・世界中の法定通貨で取引可能
・仮想通貨の先物取引を開始
・年利15%の仮想通貨レンディング
・レバレッジ取引で最大125倍
矢継ぎ早に新サービスや取引所の開設や買収などを行い、新しい収益源が増え続けていますよね。
特にバイナンスの収入に直結しそうな事業をピックアップして解説していきます。
▼最大125倍のレバレッジ取引
バイナンスでは、最大で125倍のレバレッジ取引が行える先物取引「BINANCE FUTURES」があります。
比較対象となるBITMEXやbybitですら、仮想通貨FXで最大100倍のレバレッジ取引しか行えません。
この先物取引サービスを開始することによって、今までBITMEXやbybitを使っていた投資家たちを取り込もうとしているのでしょう。
▼遂に正式に日本進出か
もともとバイナンスは日本人がかなり利用している海外取引所でした。
その結果、2018年と2019年に日本で無許可の営業していた為に金融庁からの警告を受けています。
しかし、表向きは日本人の利用をストップさせていますが、未だに利用することは可能です。
そして、バイナンスは2020年1月にTaoTaoと提携することを発表。
まだ提携によって何が行われるのか公表されていませんが、正式に日本進出するのではないかと期待されています。
もし日本国内の取引所でバイナンスコインが上場したら、取引量が増えて値上がり期待が膨らむでしょう。
バイナンスコイン(BNB)がバーンされる数量まとめ
四半期に1度バーン(焼却)されているバイナンスコインがどの程度あるのかまとめました。
・第10四半期(2020年1月18日)
→2,216,888 BNB(約40億円)
・第9四半期(2019年10月17日)
→2,061,888 BNB(約39億円)
・第8四半期(2019年7月12日)
→808,888 BNB(約25億円)
・第7四半期(2019年4月16日)
→829,888 BNB(約17億円)
・第6四半期(2019年1月16日)
→1,623,818 BNB(約11億円)
・第5四半期(2018年10月17日)
→1,643,986 BNB(約20億円)
・第4四半期(2018年7月18日)
→2,528,767 BNB(約31億円)
・第3四半期(2018年4月15日)
→2,220,314 BNB(約31億円)
・第2四半期(2018年1月15日)
→1,821,586 BNB(約42億円)
・第2四半期(2017年10月18日)
→986,000 BNB(約2億円)
やはり仮想通貨バブルがあった2017年末が一番バイナンスの収益が大きかったのでしょう。
ただ、2020年になってやっとバイナンスの収益が復活してきました。
今の調子でバイナンスが成長していくのなら、バイナンスコインの将来性にも期待できそうです。
バイナンスコイン(BNB)は最大30倍に急騰
バイナンスコインは2017年に誕生し、2019年6月に最高値を更新しました。
2017年の初値から比べると、2019年には30倍にまで急騰していますね。
ビットコインなどの主要な仮想通貨は2017年12月の最高値を1度も超えていません。
そんな厳しい相場の中でも最高値を更新したんです。
バイナンスコインの将来性が投資家に認められ、どんどん値上がりしたのでしょう。
その結果、時価総額ランキングで10位以内にランクインし、2020年現在も維持しています。
今後もバイナンスコインは四半期に1度100億円を超えるバーン(焼却)が行われ、希少性が高まり、値上がりしてくれる可能性が出てくるでしょうね。
バイナンスコイン(BNB)の口コミや評判
バイナンスコインに対する口コミや評判をまとめました。
野球の打順に例えると、バイナンスコインは2番手として見ている方がいました。
バイナンスは日本居住者向けのサービスを順次ストップさせると公表しているので、保有者は売却しておいた方が良いという助言もあります。
バイナンスコイン(BNB)が購入できる取引所
バイナンスコインは当然ですが、バイナンスで購入できます。
その他にも50以上の取引所で売買できますが、国内での取り扱いはありません。
下記が主なバイナンスコインが買え
る取引所一覧です。
・バイナンス
・KuCoin
・BiKi
・CoinBene
・HitBTC
上記以外にも日本人が見聞きもしたことがない取引所で購入することができます。
今後、バイナンスが日本に法令順守した取引所を開設したら、バイナンスコインが誰でも買える時代が来る可能性もあるかもしれませんね。
バイナンスコイン(BNB)の購入方法
取引所以外でもバイナンスコインを購入する方法があります。
まず日本では無理ですが、下記の買い方があります。
・ATMから購入
・銀行口座を通して購入
・保険銀行口座から米ドルで購入
上記のような購入方法も現時点では確認できます。
バイナンスコインまとめ
・第三四半期ごとに40億円をバーン(焼却)
・バイナンスの成長が期待でき、将来性あり
・2019年6月に最高値を更新
バイナンスコイン(BNB)の基本情報
名称 | バイナンスコイン(BNB) |
---|---|
人気度 | |
時価総額 | 8位 |
取引所 | バイナンス |
発行日 | 2017年07月01日 |
発行元 | バイナンス |
WETHをローニンに戻して、SLPにしてバイナンスへ送って、バイナンスでETHに、ETHでメタマスクへ送りました。バイナンスコインを使ったことがないので、失敗するくらいなら多少高いガス代を払うということにしました。