ファイルコインは2017年に約282億円の資金調達を行った仮想通貨です。
この資金調達には世界最大のベンチャーキャピタル・セコイアキャピタルを始めとして、2100人以上の機関投資家や個人投資家が名を連ねています。
しかも4年後の2021年には時価総額が1兆円規模の仮想通貨に成長を遂げました。
今後はどこまで成長してくれるのか楽しみで仕方ありませんね。
そんなファイルコインの将来性が多くの投資家から期待されている理由をまとめたので、今後の投資に生かしてください。
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そもそもファイルコインとは
ファイルコイン(FIL)とは、画像や動画を保存できる分散型クラウドを開発・運用しているプロジェクトの仮想通貨です。
従来のクラウドでは1つの企業(GoogleやMicrosoft)にデータを預けるので、企業の動き次第でいきなり使えなくなるリスクや情報が洩れる可能性があります。
それらの課題を解決しているのがファイルコインです。
世界中のコンピューターに分散してデータを保管し、ブロックチェーンで改ざんできなくすることで、セキュリティが高くなります。
さらに、世界中のコンピューターは50%も使われていないと言われているので、保存先となるコンピューターは大量に余っている状況です。
その結果、安全かつ安価なデータの保存先が完成されます。
ファイルコインの将来価格を予想
▼2021年02月の価格予想
2月9日から出来高が10倍に急増し、価格が50%上昇しました。
それでも現状は最高値の半分以下の価格です。
マイニングによってファイルコインの枚数が増えた結果、売り圧力が強くなっています。
現状、総発行枚数の3%しか市場に出回っていないので、今後も大幅な値上がりは期待できなさそうです。
今は現物を握るよりも、空売り(ショート)を狙った方が稼げるような局面ですよね。
実際仮想通貨で稼いでいる人は、下落時の空売り(ショート)を駆使しているようです。
最近は1か月に700万円稼げたと評判の「FXAIパートナーズ」のようなサービスもあり、下落時の利益を狙う人が増えていることも頷けます。
▼2020年12月の価格予想
ファイルコインは10月に初上場してから価格が横ばい続きです。
仮想通貨の市場は絶好調なのに12月まで上がっていません。
最大の原因は発行枚数が増えすぎているからでしょう。
おおよそ10月から発行枚数が2倍に増えています。
まだ最大発行枚数2億枚の内の2%、4000万枚しか市場に出ていません。
つまり今後も売り圧力が強く、横ばいが続く可能性が高いです。
ただし、将来的に発行枚数が上限に近づくと希少性が高まり、大幅な価格上昇が見込めるでしょう。
▼2020年10月の価格予想
ファイルコインは将来的には価格が3万円を超えていくかもしれません。
2020年10月15日に初上場を果たしてから価格は3000円~4000円で推移し、時価総額は600億円前後。
元々の投資総額は約4000億円なので、価格が伸びる余地は十分に残っています。
単純計算すると、時価総額は4000億円を超えるので7倍~8倍に上昇します。
ファイルコインの特徴
ファイルコインには今の内に買っておきたいと思える魅力がいくつもあります。
魅力①資金調達額は5000億円超え
魅力②先物取引ができる
魅力③安心できる上場先だらけ
魅力④市場規模が大きく、成長率が高い
それぞれの魅力について詳しく見ていきましょう。
魅力①投資金額は4000億円超え
まだ取引所に上場していない段階で4000億円もの投資が行われているので、誰がどうみても非常に高い期待が寄せられています。
今までにファイルコインに投資された金額をまとめてみると、
・2017年のICOで220億円を調達
・中国だけで約4000億円の投資
・ファイルコイン用のマイニング機器に投資(数百億円規模)
すでに桁外れな金額が投資されていると分かりますね。
少なくても時価総額が5000億円を超えないと損益分岐点を超えてくれないでしょう。
それだけのポテンシャルがあると予想し、投資家たちは投資していると考えられます。
魅力②先物取引ができる
まだファイルコインは取引所に上場していませんが、先物取引だけは行えます。
先物取引とは、ある商品(原資産)を、将来の決められた日(期日)に、取引の時点で決められた価格で売買することを約束する取引です。
実際の現物ではないとはいえ、取引が行えるのはファイルコインの期待値が高いからできるのでしょうね。
魅力③安心できる上場先だらけ
ファイルコインはアメリカで認可された取引所に複数上場する予定です。
▼現物取引ができる取引所
・Coinbase
・GEMINI
・Huobi
・OKEx
・Kraken
▼先物取引ができる取引所
・Poloniex
・Gate.io
・Hotbit
・BiKi
上記の取引所はどんな仮想通貨でも上場できる訳ではなく、きちんと審査を経て上場しています。
大手取引所に上場できるということはファイルコインのプロジェクトに将来性があり、きちんと運営されている証明となるでしょう。
魅力④市場規模が大きく、成長率が高い
クラウドサービスの世界の市場規模は2020年に約500億円規模です。
おおよそ1年で30%の成長率となっています。
今後も高い成長率を維持していくので、かなりの需要があります。
ファイルコインの投資リスク
ファイルコインに投資する前に知っておかないと後悔する3つの問題点があります。
問題点①マイニング報酬が激減する可能性
問題点②世界的な大企業と競合している
問題点③先物で価格が暴落している
どちらも今後の将来性に関わる問題点です。
それぞれ何が課題になっているのか見ていきましょう。
問題点①マイニング報酬が激減する可能性
ファイルコインのマイニングは、テストネット環境から比較すると報酬が30分の1に激減しました。
今後もマイニング報酬が減る可能性があります。
多くのマイナーたちが儲からないと判断したら撤退され、価格にも悪影響を与えかねません。
問題点②世界的な大企業と競合している
クラウドストレージのサービスを提供している企業は全て世界トップクラスの大企業です。
・Amazon
・Google
・Microsoft
・Alibaba
これらの大企業に勝てるだけのサービスを提供できないと勝ち目は薄いです。
現時点ではファイルコインの方が技術的に優れているのかもしれませんが、そもそも利用者を集める能力が他よりも圧倒的に劣っています。
これからサービスが完成したとしても、AmazonやGoogleは数週間で丸パクリのサービスをリリースして利用者を取られてしまう可能性があります。
どうやってファイルコイン側が競合と差別化するかによって将来性は大きく変わります。
問題点③先物で価格が暴落している
ファイルコインの先物が1週間で半値になりました。
仮想通貨の値動きは先物が先行して動くケースがあるので、2020年10月の暴落は注視すべき状況です。
このまま先物の価格が回復しないと、現物にも悪影響を与えるでしょう。
ファイルコインを購入できる取引所
ファイルコインを現物で買える取引所は世界で数十か所以上あります。
・Binance
・Huobi Global
・BKEX
・Gate.io
・ZB.COM
・Gemini
・DigiFinex
・MXC (MoCha)
・Kraken
・BigONE
現状、国内取引所で上場する予定ありません。
マイニングで入手可能
ファイルコインは買う以外にもマイニングで入手可能です。
ファイルコインのマイニングではネットワークにストレージ(空きハーディスクなど)を提供することで、ストレージマイナーになれます。
簡単に説明すると、個人または法人がプラットフォームに空きストレージを提供し、データを管理することで、ファイルコインが報酬として得られます。
▼一般ユーザーも参加可能
基本的に、専門会社にマイニングを委託するのがほとんどです。
もちろん個人でもマイニングは可能ですが、報酬を得られないかもしれません。
そもそもファイルコインのマイニング報酬は提供したデータ容量ではなく、ブロックチェーンに保存したデータの量に応じて支払われるので、適切なPC環境を整える必要があります。
専門的な知識と資金力がないと難しい投資だと思います。
▼マイニング会社の選び方
ファイルコインのマイニングが行える会社は世界中にあります。
それぞれ会社ごとに特徴があるので、儲かる会社と儲からない会社に分かれているのです。
マイニング会社を選ぶ基準は3つあります。
・安定したマイニング環境を構築できているか
・きちんと過去の実績があるのか
・スキャム(詐欺案件)ではないか
特に3番目のスキャムでマイニングしてしまうと、1円にすらならない危険性があります。
慎重にマイニング会社を選びましょうね。
▼マイニング会社一覧
・E-FILE
・RRMine
・Boboo
・Filecoin V
・Quattro
ファイルコインの発行枚数
ファイルコインの発行枚数は20億枚です。
現状は6億枚が市場に出回っており、半分が運営会社、もう半分はICO参加者が保有しています。
残りの14億枚はマイニングで市場に出回ります。
6年ごとに半減期を迎える予定になっており、徐々に供給量は減っていきます。
稼げると絶賛するアフィリエイターに要注意
マイニング会社の1つであるE-FILEではMLM(≒マルチ商法)で集客を行っています。
分かりやすく言うと、他人にマイニングをやってもらえると紹介報酬が入る仕組みです。
紹介報酬を増やそうと、本来なら稼げないのに稼げるように見せかけて宣伝しています。
彼らの言う通りの利益は出ないので、利用は辞めた方が良いでしょう。
上記のツイートのような「月利30%を絶対に出せる」と誤解を与える宣伝内容には要注意です。
どこにも月利30%になる根拠はなく、理想だけが語られています。
ファイルコインの評判は良いのか
今のところ投資すれば勝てる仮想通貨だと評価されています。
ただし、予期せぬリスクが隠れている可能性もあるみたいです。
2020年8月にバブル化したDeFiよりもファイルコインを評価する方がいました。
こちらのツイートを投稿したひろぴーさんは、みんなの仮想通貨など仮想通貨メディアに記事を出している投資家でもあります。
Twitterなどで情報収集した限りでは、おおむね評判は良かったです。
ただ、今後の将来性について懸念する方も一定数いました。
ファイルコインの基本情報
名称 | ファイルコイン |
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人気度 | |
時価総額 | 35位 |
取引所 | クラーケン バイナンス |
発行日 | 2017年09月01日 |
発行元 | Protocol Labs |
ファイルコインの下落が止まらないように見えて年初から3倍以上のバブル状態が継続している、将来性を考えれば損切するよりガチホでしょう。