ザイフトークンとは?使い道や価格予想、今後の将来性まとめ

ザイフトークンとは、取引所Zaifの認知度を向上する目的とした仮想通貨です。

Zaifの評判と価格が連動しているのはチャートを見ると一目瞭然でしょう。

2020年12月時点で使い道がほぼありませんが、2021年1月~3月にかけてトークン自体のメンテナンスが行われ、決済サービスを始めようとしています。

今後のザイフトークンに期待でき、価格上昇を見込めるのか見ていきましょう。

そもそもザイフトークンとは何か

ザイフトークンは、イーサリアムのブロックチェーンを基盤(ERC20仕様)を利用して発行されています。※2020年はビットコインベースの仮想通貨でした。

仮想通貨の発行目的は、大きく分けて2つあります。

・取引所Zaifの認知度の向上
・取引所Zaifのバリュー向上

これらの発行目的がザイフトークンの存在意義と言えます。

しかもZaifブランドの評判の指標となっており、ザイフトークンのチャートを見てみると評判と価格は連動しているように見えます。

実際に、2017年はZaifが開催したイベントが盛り上がり、価格も右肩上がりに上昇していました。

ザイフトークンの価格は取引所Zaif次第

ザイフトークのチャート

ザイフトークンは、2017年9月にZAIF/JPYの取引高のランキング上位300名様にCMSトークンをプレゼント企画を行っていました。

そのタイミングで価格は10倍に跳ねています。

2017年10月以降は仮想通貨バブルの煽りを受けて価格上昇しています。

2018年1月にはコインチェックのネム流出し、Zaifも仮想通貨の流出を連発。行政処分となって価格が低迷を続けました。

その後、2020年に行政処分は解除され、2021年にブロックチェーンをERC20に変更する事や決済サービスを始めることを11月に発表後、価格は2倍になりました。

今後もZaif次第で価格は大きく変わってくるので、ある意味で分かりやすい値動きかもしれません。

ザイフトークンとZaif Exchangeの関係性

当初はザイフトークンとZaif Exchangeの運営は同じテックビューロ株式会社でした。

2018年にセキュリティの問題が多発し、金融庁から業務改善命令を受けます。

もともと2014年にできたばかりの会社で技術力や資金力がなく、金融庁が求めるレベルのセキュリティ対策が行えませんでした。

その結果、2018年10月10日にZaif Exchangeの運営のみフィスコに譲渡しています。

この時に、ザイフトークンは譲渡されず、テックビューロ株式会社が発行母体のままになっています。

このような状況になっているので、今から仮想通貨を始める投資家には分かりにくい状況ですね。

今後の価格を左右する情報まとめ

もしザイフトークンに買うのなら、必ず押さえておきたい情報をまとめてみました。

・金融庁からの行政処分に関するニュース
・Zaif Exchangeのハッキング被害
・テックビューロがザイフトークン売却
・時価総額が小さく、値動きが激しい
・ビットコインの価格に連動する

▼金融庁からの行政処分に関するニュース

2020年8月31日に金融庁への業務改善報告の義務が解除となりました。

晴れて適切な取引所の運営ができていると証明できた形になります。

この結果、ザイフトークンは1日で40%も急騰しています。

そもそもザイフトークンとZaif Exchangeは運営母体は違うので本来なら関係ありませんが、実質的に運命共同体になっています。

どうしても投資家は以前の繋がりからザイフトークン=Zaif Exchangeと認識してしまい、お互いに強い影響を受けてしまうのです。

ザイフトークンはZaif Exchangeでしか取り扱いがないので、Zaif Exchangeに運命を握られていると言っても過言ではないでしょう。

今後もZaif Exchangeの動向次第で急騰したり急落したりを繰り返すと予想されます。

▼ハッキング被害

2018年9月16日にZaifはハッキングを受け、67億円相当の仮想通貨を奪われた事件がありました。

このハッキング被害は9月19日に発表された結果、ザイフトークンは50%以上も急落しました。

ザイフのハッキング被害

Zaifは取引所としての信頼を失い、倒産の可能性も出てきて、ザイフトークンは売られてしまったのでしょう。

ハッキング被害からおおよそ1週間で価格は一時的に回復しましたが、その後は下落トレンドを突き進んでいきました。

このように取引所のハッキング被害でザイフトークンも悪影響を受けるので、注意が必要です。

▼テックビューロのザイフトークン売却

株式会社テックビューロは大半のザイフトークンを保有しているので、もし売却されたら急落は間違いないでしょう。

ただ、発行総数約90億の約25%に相当する22.5億枚を「2018年2月中旬までにNEMプロトコルへ移行する」と発表されています。

仮に本当にNEMプロトコルに変更されていたら、ザイフトークンはずっと取引できなくなります。

とはいえ、株式会社テックビューロが未だに大量のザイフトークンを保有していることに変わりありません。

今後、売られる可能性は少なくともあるので、注視しておいて損はないでしょう。

▼時価総額が小さく、値動きが激しい

ザイフトークンの時価総額は、2020年2月時点で約18億円です。

ビットコインの18兆円と比べると、1000倍も違います。

ビットコインでもボラティリティが高いのですから、さらに時価総額が小さいザイフトークンの値動きは大きくなるでしょう。

▼BTCの価格に追従

ザイフトークンだけではありませんが、基本的にビットコインの値動きに追従しています。

大まかなトレンドを知りたいのなら、ビットコインの価格を見ていた方が良いです。

ただ、フィスコ取引所とザイフの統合やハッキング被害などで、短期的に価格変動することもあります。

ザイフトークンの取り扱い取引所

ザイフトークンは、Zaifでのみ取り扱いがあります。

もしザイフトークンで稼ぎたいのなら、Zaifの口座を開設しなければなりません。

また、今後もZaif以外の取引所で売買できるようになる可能性は低いでしょう。

そもそも過去に1度もZaif以外で取引できたことも、取り扱い取引所が増えるかもしれないという話すらありませんでした。

Zaifとフィスコ統合後の価格は?

ザイフトークンは、2020年1月17日にフィスコとの統合発表で一時20%も急騰しました。

この統合発表ニュースに投資家たちはZaifの復活を期待した結果、価格上昇に繋がったのでしょう。

その結果、1月17日以降のザイフトークンの価格は右肩上がりになっています。

ザイフトークンのチャート

このまま問題なくフィスコとの統合を終えることができたら、価格上昇が続くかもしれません。

しかし、同時期にビットコインを含めた相場全体が上昇基調にあり、その煽りを受けてザイフトークンが値上がりしているという可能性もあります。

一概にフィスコとの統合が値上がりの材料ではないことは頭に入れといて損ないないでしょう。

ザイフトークンの値動きに直結ニュース

仮想通貨で儲ける上で情報は命です。急騰するきっかけとなるニュースをいち早く見つけ出し、投資をしなければ利益を最大化できません。

とはいえ、どんなニュースがザイフトークンの急騰に繋がるのか判断が難しいと思います。そこで、ザイフトークンの高騰につながるニュースを3つ紹介します。

▼ザイフトークン関連のキャンペーンで値上がり

2017年にはザイフトークンとコムサ(COMSA)の連動キャンペーンがあり、1日で25倍の価格変動がありました。

このキャンペーンでは、コムサのICOが行われ、コムサはザイフトークンでのみ購入可能でした。コムサを買いたい人、ザイフトークンの値上がりを期待する人、双方が集まった結果、1日の底値と高値の差が25倍もあったんです。

ザイフトークンには他にも、「YogiboでGo」というZAIFトークンが使えるキャンペーンがありました。このキャンペーンが発表されてから、1日で2まで価格が急騰しました!

このようなキャンペーンの発表があると値上がりする確率が高いです。今後も、キャンペーンが実施される可能性があるので、ザイフの動向に注意しておきましょう。

▼取引所ザイフの評判に連動する

ザイフトークンは取引所ザイフの評判に影響を受けています。剛力彩芽のCMが放送されて、ザイフトークンの価格は1日で50%アップになりました。

CMが放送されたことにより、ザイフのユーザーが増えることが期待され、有名女優の起用で評判となりました。

またザイフは取引所のシステムトラブルを起こしています。その件で金融超から警告を受け、1日で10%の暴落となりました。

取引所の評判に関わるニュースが発表されると、ザイフトークンの価格にも影響を受けるので、注意が必要となります。

▼仮想通貨全体に関わるニュースに連動

ザイフトークンとビットコインの価格推移を見てみると、似たような動きになっているのが分かります。短期的には真逆の値動きはありますが、1週間単位でみると、連動しているかのように見えるはずです。

そんなビットコインの値動きに影響するニュースはたくさんあります。

「仮想通貨流出事件動向」や「金融庁による取引所への命令など」、「仮想通貨への法規制」や「大手企業の取引所新規参入」、これからのニュースはビットコインだけではなく、ザイフトークンにも影響を与えます。

ザイフトークンで儲けたいのであれば、ビットコインにも注意を払っておくことで、儲けるタイミングを逃さないで済みます。同時に、大損する前に、売却することが可能です!

ザイフトークンの発行枚数

ザイフトークンの発行枚数は8,999,999,999枚です。約90億枚もあります。

ビットコインは2100万枚に対して、かなり発行枚数が多いですね。

この発行枚数の内の半分は株式会社テックビューロが保有しています。

ザイフトークンの基本情報

名称 ザイフトークン
人気度
時価総額 不明
取引所 ザイフ
発行日 2016年07月01日
発行元 テックビューロ株式会社

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 利用者の声(口コミ)

Zaifは肝心な時に使えないです。サーバーやシステムが脆弱すぎて、肝心な時に取引ができず、場合によっては大損します。普段利用しているだけでもかなり重いなと感じるので、いつ落ちてもおかしくないような綱渡り状態で使わざるを得ません。

ザイフトークンよりコムサの方が大惨事だったよな。100億集めてもハッキングを理由に何もしなかったテックビューロー、ババ抜きのババを引かされたフィスコ。仮想通貨の悪い所が全て集まってた。

今のZaifには何も言うことはない。ダサい腕時計作ったり迷走しまくったテックビューローが許せない。仮想通貨取引所と独自通貨というキラーコンテンツを持ちながら無駄にした無能ぶりにはあきれ返るばかりだ

ビットコインが思ったより早く持ち直してきたから、コロナウィルス問題がひと段落したらトレード再開したい。zaifはzaifトークンでマイニング出来るようにするくらい思い切った事しないとダメじゃないかな。

コロナショックはまだ終わってないが、ビットコイン価格は最悪期を過ぎたかな?Zaifはせっかくスマホアプリも復活させてこれから盛り上がっていこうという時に本当に運が悪いと思う。

ザイフトークンは上がらない

ザイフトークンが上昇するチャンスはもうないんだろうなって思いました。ただただ利用者をがっかりさせることばかりしていますからね。反発を期待している人もいますけど限界があるんじゃないかなって思いましたよ。未来は見えないなって思いました。

ザイフトークンは下落し続けていますからね。あんまりもう可能性は無いんだろうなって思っていましたよ。反発は期待できないだろうなって思いますしね。やめておけば良かったなって思いましたよ。投資してしまいましたからもう手遅れだなって思いました。

下落からの反発もそこまでのものでは無いし結局得することは無さそうなのかなって思ってしまいました。これはおそらく良い事は無いんだろうと思いますからやめておいた方が良かったのかなって思いましたね。これは非常に残念だなと思いました。

あ、本当だ、Zaifの取引所に新規登録出来るようになってる。何年振り?こうなると信用取引の復活に期待だな、4倍とはいえレバレッジが聞かせられるには貴重な存在。金融庁は2倍までにしたいらしいから。

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