2021年仮想通貨のトレンドとなっているGameFi。
ゲームをしながら現実世界で稼ぐ、夢や理想ではなく身近になりつつあります。
今回はGameFiとは?という基本から、GameFiの関連銘柄や今後の将来性に迫っていきます。
GameFiとは?
GameFiはゲームとDeFi(分散型金融)からきている造語です。
簡単にいうと、ユーザーはゲームをすることで現実の利益を得られます。
GameFiは別名「play-to-earn(P2E)」とも呼ばれます。
DeFiとGameFiの違いは、ゲームを介して稼ぐのかどうかという点です。
GameFi自体は以前から存在していましたが、2021年現在ゲームで稼ぐことのハードルが下がり、大注目のジャンルです。
特にフィリピン、ベトナム、インドネシアなどの東南アジアで大人気となっており、生活費をGameFiで稼ぐ人も多いのが現状。
GameFiは稼げる可能性が高い
GameFiで生活費を稼ぐ人がいるように、GameFiは稼げる可能性の高い分野です。
GameFiの中でも絶大な人気を誇っているのが「Axie Infinity」というベトナム発のゲーム。
Axie Infinityはゲーム内で仮想通貨を入手したり、NFTのモンスターやアイテムなどを売買することで稼げる仕組みです。
NFT(非代替性トークン)のことで、アイテムの所有権を表したり、それぞれのアイテムに独自の価値を与えられます。
Axie Infinityはもともとイーサリアムチェーン上に構築されたゲームでしたが、スケーラビリティ問題の影響で現在は独自のイーサリアムサイドチェーンRoninで稼働しています。
Axie Infinityの独自通貨(AXS)は7月に入ってからの一か月半で15倍以上に高騰。
「シンジケート」のような高騰期待のアルトコイン情報を配信するサイトは、早い段階でAXSの高騰に確信を持っていたようです。
GameFiは初期費用が必要な場合が多く、Axie Infinityの場合約6万円が必要ですが、ゲームプレイによって月2万円~3万円の利益が得られるようです。
レアなNFTは高値で売買できるので、運が良ければより多くの利益が得られます。
・ゲームプレイによって仮想通貨を得て稼ぐ
・ゲームで得たNFTを売買して稼ぐ
・独自通貨に投資して稼ぐ
上記のように、利益を得る方法が多岐に渡っている点もGameFiに人気が集まっている理由でしょう。
GameFiの関連銘柄
Axie Infinity(AXS)以外のGameFi関連銘柄には次のようなものがあります。
▼CryptoZoon(ZOON)
CryptoZoonはAxie Infinityと似たようなGameFiです。
モンスターを孵化させ、対戦させることで報酬を得ていきます。
CryptoZoonでもモンスターを売買することで利益を得られます。
独自通貨のZOONは2021年8月の1か月間で5倍以上に高騰し、注目を集めました。
CryptoZoonはBSC(バイナンススマートチェーン)上で稼働しているので、イーサリアムのAxie Infinityに比べると手数料を安く抑えてプレイできます。
▼CryptoBlades(SKILL)
CryptoBladesは自分で作成したキャラクターで戦闘を行い、その報酬で稼ぐGameFiです。
キャラクターのレベルを上げることで、得られる報酬も増えていきます。
CryptoZoon同様BSC上で稼働するゲームで、一時はAxie Infinityのユーザー数を抜くほどの人気を誇りました。
独自通貨のSKILLは2021年7月の一ヶ月間で約150倍に高騰しています。
▼The Sandbox(SAND)
The Sandboxは仮想空間内にLAND(土地)を所有し、LAND上にゲームやジオラマを作成するゲームです。
クリエイター目線で言えば、LAND上に作成したゲームや施設を有料で他のプレイヤーに提供できます。
また、不動産収入のように、LAND上の施設を貸したりLANDを売ったりして利益を得られます。
プレイヤーは、The Sandbox内で手に入れたアイテムをNFTマーケットプレイスで高値で転売できるのです。
The SandboxのLANDは世界的なゲームメーカーATARIがLANDを所有していたり、スクウェアエニックス多額の出資を行っているなど、注目度の高いGameFiです。
また、国内取引所のコインチェックとも提携しており、今後コインチェックに上場するとも噂されています。
独自通貨SANDは2021年1月から9月現在まで25倍以上に高騰しています。
GameFiの始め方
プレイするゲームによってGameFiの始め方は大きく異なりますが、下記3つはどのゲームでも共通して必要になることが多いです。
▼メタマスク
多くのGameFiがメタマスクのような外部ウォレットを接続することでゲームが行えます。
外部ウォレットの中でもメタマスクが特に人気があり、シンプルで使いやすいです。
DeFiやGameFiに投資するならば今や必需品といえるツールなので、まだ持っていない方は「スマホ版メタマスクの使い方」の記事を参考に用意しておくといいでしょう。
▼初期費用
GameFiではゲームを始める上でモンスターやキャラクターを購入する必要があります。
独自通貨の価格が安いゲームを選べば、初期費用を抑えることもできます。
GameFiは公開初期にゲームを始めるほど初期費用を安く抑えられ、稼げる可能性にも恵まれます。
▼手数料
GameFiはBSCの場合、1度のトランザクションに数十円の手数料がかかります。
しかし、イーサリアム系のGameFiの場合、数百円から数千円の手数料がかかることもあります。
GameFi今後の行方
>Gameで稼ぐ流れは今後さらに活発になっていくすでに大手取引所がGameFiに注目しているからです。
バイナンスが選出した最も価値のあるBSC上のプロジェクトトップ20の中には、GameFiのプロジェクトが多数選出されています。
上述のCryptoBladesもトップ20にランクインしており、GameFi分野の注目度の高さが伺えます。
また、直近では海外取引所のOKExが、GameFiプロジェクトの開発支援をするべく、1000万ドル(約11億円)のファンドを立ち上げています。
現在仮想通貨トレンドになっているNFTとゲームの相性は非常に良く、今後はGameFiが仮想通貨トレンドをけん引していくかもしれませんね。
現在のGameFiはイーサリアムチェーンやBSCが主流となっていますが、今後SolanaやPolygonチェーンなど他の主力チェーンにも波及していく可能性もあるでしょう。
次に盛り上がりを見せるGameFi関連銘柄の探し方にも触れていきます。
GameFi関連銘柄の探し方
GameFi関連銘柄の探し方は大きく分けて3つです。
▼コインマーケットキャップから探す
仮想通貨のチャートや時価総額ランキングなどを確認できるコインマーケットキャップには、「Play to earn」というアルトコインカテゴリーがあります。
「Play to earn」のカテゴリーにはGameFi関連のアルトコインが表示され、今どのGameFi銘柄に注目が集まっているのか確認可能。
▼GameFi関連のアカウントをフォロー
仮想通貨投資をする上でTwitterは利用必須のツールです。
Twitterを駆使して情報収集を行うことで、より最新の有益な情報を手に入れられます。
GameFiについても同様で、中にはGameFiについて専門で情報発信をしているアカウントもあるのです。
そういったアカウントをフォローすることで、将来有望なGameFi銘柄を見つけるきっかけになるでしょう。
▼テレグラムやディスコードに参加
テレグラムやディスコードなどのSNSアプリも、Twitter同様役に立つことが多いです。
テレグラムやディスコードのグループの中で、日夜GameFiに関する情報交換が行われています。
ただ、日本人グループによるグループばかりではないので、必ずしも日本語が通用するわけではありません。
もっと簡単に将来性のあるGameFi銘柄を知りたい方は、短期急騰期待のアルトコイン情報を配信する「クリプトマスター」を参考になると思います。
GameFiのまとめ
GameFiはゲームをしながら稼ぐ新しい稼ぎ方。
「遊びながら稼ぐ」ことはすでに現実になっています。
実際にゲームをプレイして稼ぐだけではなく、Axie Infinity(AXS)を筆頭にゲームごとの独自通貨も目覚ましい高騰を見せています。
GameFiは大手取引所からの注目度も高く、今後さらに普及していく可能性が高いでしょう。
また、最近は歩いて稼ぐSTEPN、寝て稼ぐ「SleeFi」も登場し、注目を集めています。
もはや日常生活の何気ない行動が利益に繋がる世の中になりつつありますね。
みんながSPEEDがどう、ウマがどうって言うからウマ娘みたいなやつなのかなと思って調べたらめちゃくちゃ絶妙に緩い顔のウマで笑ってしまったwこれが今話題なら逆にちょっと気になってくるんだが。