iサイクル2取引は国内FX業者の外為オンラインが提供するFXの自動売買システム。
利用者の中には1か月で約30万円の利益を得ている方もいるようです。
一方で1日で資金の半分を溶かしてしまった方もおり、稼げるかどうかは使い方次第であることが判明。
iサイクル2取引で稼ぐ上でどんなことを心がけたらいいのか、攻略方法はあるのか調べてみました。
iサイクル2取引とは
iサイクル2取引は外為オンラインが提供する自動売買サービスです。
通貨ペアや想定変動幅を指定することで、システムが自動的に行ってくれます。
自動売買というと方向感のないレンジ相場の方が利益が出るようなイメージがありますが、iサイクル2取引はひと味違います。
iサイクル2取引はトレンドが発生した相場に対して、自動で追従することで利益を狙うとのこと。
この仕組みによってレンジ相場を抜けてトレンドが発生した際も、利益が狙えるようです。
また、トレンド転換を検知するシステムも導入され、相場の変化に柔軟に対応できます。
iサイクル2取引の内容だけを見ると稼げそうですが、実際どうなんでしょうか。
運用実績に関する評判・口コミ
iサイクル2取引を運用している人の実績に関する口コミを集めてみました。
利用者の中に1か月で約30万円の利益を出せた方もいれば、1日で150万円損を出した方もいるようです。
急激な相場変動時には、iサイクル2取引は対応できない模様。
稼げるかどうかはシステムの設定に左右されると思った方が良さそうです。
▼口コミ①
1ヶ月経ったので自動売買の収支を振り返ろうと思います
iサイクル2(デモ)
◾︎USD/JPY(300万)
◾︎想定変動幅500PIP
◾︎ポジション間隔15PIP
◾︎方向はトレンド開始は先月12日で3000000円から
昨日時点での資産は3290455円
利益は290455円で9.68%でした
…ひと月でこれは驚異的
Twitterより引用
▼口コミ②
自動売買ツールの1つ『iサイクル2』をデモ口座を開設して1か月間運用してみた。
結果は約20万円の利益(含み)がでました。
どのプログラムを選ぶか選択する必要はありますが、資産運用の観点からしても1つの選択肢にするのはありですね。
今回は円安トレンドでしたので、まだまだ検証は必要です。
Twitterより引用
▼口コミ③
おはようございます
昨日はドルが下落してiサイクル2が含み損だらけになってしまって寝れませんでした
停止したけど含み損はいっぱいです
これに比べてMT4は優秀でコンスタントに利益は少しずつ増えてます
明日は雇用統計があるので夕方には止めますよ
Twitterより引用
▼口コミ④
私が検証していた外為オンライン、iサイクル2(デモ)昨日の急な円高により爆死しました
300万→145万300万スタートで、私が選択していたのが150万での運用でしたので、145万まで資金減ったため、ロスカット+運用停止になりました。トレンド転換機能が発動する前に死んだ様です。
これじゃぁね・・
Twitterより引用
iサイクル2取引の攻略方法
iサイクル2取引で稼ぐ上で覚えておきたい4つの攻略方法を紹介します。
▼想定変動幅設定は広くしすぎない
iサイクル2取引の場合、想定変動幅を広くしすぎると強烈なトレンド発生時に含み損だらけになってしまいます。
例えば下のように想定変動幅を200pipsに指定した場合、強い下落で買いポジションが増え続けるわけです。
結果的に想定変動幅の下限で損切りを連発し、資金を一気に溶かしてしまう可能性があります。
想定変動幅は50~100pips前後に抑えておいた方が安全でしょう。
逆に想定変動幅を狭くしすぎても結果的に利益が伸びないことにもなってしまうため注意が必要です。
▼チャートから方向感を把握
iサイクル2取引で稼ぐ上で最も重要と言っても良いのが、エントリーの方向です。
トレードする通貨ペアの日足、4時間足などの上位足を確認し、大きな流れはどちらなのか把握することをおすすめします。
日足で上昇の勢いがあるなら買いでエントリー、逆に下落の勢いが強いならば売りでエントリーしましょう。
上位足に対して順張りでエントリーする方法は多くの「有名FXトレーダー」が実践するメジャーな手法です。
▼手数料を考慮する
iサイクル2取引は無料期間を除き、1度のトレードで400円の手数料が発生します。
つまり1度のトレードで400円以上の利益を出さないと手数料負けです。
そうならないためにも、想定変動幅やポジション間隔を狭めすぎるのは避けた方が良いでしょう。
例えば想定変動幅50pipsの中で4回も5回もトレードしていては、手数料負けする確率はグッと高くなってしまいます。
▼経済指標時は稼働しない
雇用統計など重要度の高い経済指標になるほど、急激な為替変動が予想されます。
どちらに動くかは結果を見てからでないと判断できないため、経済指標前に稼働を止めておくことをおすすめします。
iサイクル2取引に限らず、多くの自動売買システムが経済指標時の稼働は非推奨です。
損失リスクを抑えるという意味で徹底した方が良いかと思います。
iサイクル2のメリット
iサイクル2取引のメリットは次の3つです。
▼初心者でもスムーズに使える
iサイクル2取引を利用するユーザーの中にFX未経験者は多いようです。
自動売買システムの設定はパソコンはもちろん、スマホからでも可能なため気軽に利用できる環境が整っています。
また、あらかじめ想定変動幅や通貨ペアが設定されたシステムを、ランキング形式から選択することもできます。
どの通貨ペアで想定変動幅はどのくらいにしたらいいかわからない方は、ランキングから選んで見ても良さそうですね。
▼少額から利用可能
iサイクル2取引には通常コースとminiコースの2種類あり、miniでは少額から自動売買システムを利用できます。
レバレッジを最大の25倍に設定すれば、元手資金4,000円から運用できることになります。
通常コースは取引単位が0,000通貨ですが、miniだと10分の1の,000通貨から利用可能。
少額からだと利益も小さくなりますが、お試し感覚で利用する分にはいいかもしれません。
▼トレンド見極め機能
iサイクル2取引にはシステムが自動でトレンドの転換を検知するトレンド機能があります。
トレンド機能を利用することで、買いなのか売りなのかを自分で設定する必要もありません。
今後の流れがいまいちわからないという方は、トレンド機能を利用してみてもいいのかもしれません。
iサイクル2取引のデメリット
iサイクル2取引のデメリットは次の3つです。
▼急激な為替変動に弱い
iサイクル2取引は指定した値幅の中で売買を繰り返すという性質上、一方通行の強い値動きには対応しきれません。
ポジションを多く保有し、利確できないまま含み損が増え続ける可能性もあるので注意しましょう。
iサイクル2取引に限らず自動売買システム全般に共通することかもしれません。
無料で自動売買システムを使い放題として人気を集める「EABANK」も強烈なトレンド時には上手く嚙み合っていないようです。
▼完全放置は無謀
システムが自動でトレンドを見極めてくれるトレンド機能を利用しない時は完全放置厳禁です。
iサイクル2取引は運用を始めたらほったらかしでいいわけではなく、途中途中のメンテナンスが必要。
1日1回は相場の変化を把握し、設定の修正が必要かどうかを確認した方がいいかと思います。
トレンド転換の兆候が見られるような時は設定の見直しを行った方が損失リスクを抑えられます。
▼手数料が高い
国内の自動売買システムと比較しても、iサイクル2取引の手数料は高く設定されています。
例えば、「みんなのシストレ」は売買手数料は無料で、必要なのはスプレッドのみ。
それに比べiサイクル2取引は往復で400円の手数料がかかるため、トレードするほど手数料がかさむ仕組みです。
iサイクル2取引に向いている人
iサイクル2取引のメリット、デメリットを踏まえ、おすすめできるのは次のようなタイプの方です。
▼自動売買システムを初めて使う方
iサイクル2は使い方が簡単ということもあり、自動売買システムを初めて使う方におすすめです。
具体的には
・買、または売のエントリー方向を指定
・トレードをする価格幅を指定
・トレードする通貨ペアを指定
という3ステップで運用を始められます。
ランキング方式でシミュレーション結果の優秀なシステムを選べば、エントリー方向を指定する手間もかかりません。
▼少額から始めたい方
iサイクル2は取引単位が10分の1に設定されたminiコースならば、実質4,000円から運用できます。
もちろん少額での運用になれば、その分利益も小さくなります。
また、少額過ぎると証拠金維持率に余裕がなく、すぐにロスカットが発動する可能性もあるので注意が必要です。
利益を狙うという目的ならば、30万円以上が現実的でしょうか。
▼コツコツと利益をあげたい方
iサイクル2のように決まったルールに沿って売買を繰り返す場合、1度のトレードで得られる利益は多くありません。
元金の多さにもよりますが、あくまでもコツコツと小さな利益を積み重ねるイメージです。
短期でがっつり稼ぎたい方ではなく、中長期でまったり増やしたい方におすすめです。
iサイクル2取引の使い方
iサイクル2取引を利用するには、外為オンラインの口座開設が必須です。
初めて自動売買システムを利用する方は、デモ口座で試してみることをお勧めします。
▼口座開設
まず外為オンラインの「公式サイト」にアクセスし、口座開設を選択。
確認事項を確認のうえ、氏名や住所などの個人情報を入力します。
投資経験や投資目的なども必須事項なので、記入漏れがないよう注意しましょう。
口座開設の段階で利用するiサイクル2取引のコースも選択します。
通常コースとminiの中にも、より損失リスクを抑えられるL25Rというコースが用意されているようです。
L25Rは証拠金維持率100%でロスカットを実行するため、元手の資金を守りたい方にはいいかもしれません。
▼本人確認書類の提出
外為オンラインの口座を開設する際は、マイナンバーの通知が必須です。
マイナンバーカードを持っている方は、他に本人確認書類を提出する必要はありません。
マイナンバーの通知カードはあるけど、マイナンバーカードはないという方は、他に顔写真付きの本人確認書類の提出が必要です。
・運転免許証
・運転経歴証明書
・パスポート
顔写真付きの本人確認書類がない際は、健康保険証、年金手帳、住民票の写しなど本人確認種類が別途2つ必要になります。
▼iサイクル2取引の設定
無事に口座開設が完了したらiサイクル2取引の設定を行います。
設定方法は、ランキング方式・マトリクス方式・ボラティリティ方式の3つあります。
ランキング方式:期間、通貨ペア、ポジション方向で絞り込み可能
マトリクス方式:シミュレーションの結果をもとに投資戦略をサポートする機能
ボラティリティ方式:通貨ペア、想定変動幅、ポジション方向などを全て自分で入力
iサイクル2取引の設定が終わったらすぐにでも運用を始められます。
iサイクル2に任せっきりは危険
iサイクル2は自動売買システムですが、利益を狙うのであれば完全放置はおススメしません。
経済指標前に稼働をストップさせたり、強烈なトレンド発生時には設定を見直す必要があります。
裁量トレードより手間がかからないのは間違いありませんが、もっと手間を省きたいという方は「XANK」のような自動売買システムが参考になるかもしれません。
XANKはほぼほったらかしでも、月トータルで高い勝率を誇っているとして人気を集めています。
デモしか使ったことありませんが、思ったより増えないという感想です。