小林芳彦とは?伝説的FXトレーダーの経歴と投資手法などを解説

FX業界において、卓越した実績と独自の投資哲学で知られる小林芳彦氏。

JFX株式会社の代表取締役を務めながら、自身も現役トレーダーとして活躍し、多くの投資家から注目を集めています。

本記事では、小林芳彦氏の経歴・投資手法・業界に与えた影響について解説します。

小林芳彦のプロフィールと経歴


小林芳彦の画像

小林芳彦氏は1955年生まれの69歳。

慶應義塾大学商学部を卒業後、金融業界への道を歩み始めました。

FXのプロフェッショナルとして、彼の経歴はまさに輝かしいものと言えるでしょう。

銀行での経験と実績

大学卒業後、小林氏は株式会社協和銀行(現:りそな銀行)に入行。外国為替業務に携わり始めます。

  • 本店資金為替部調査役
  • クレディスイス銀行資金為替部長
  • クレディスイス・ファーストボストンのシニアセールス
  • バイエリッシェ・ヒポ・フェラインス為替資金部営業部長
  • バンクオブアメリカ為替資金部営業部長

上記のように、数々の要職を歴任しました。

この間、小林氏は数十社の法人顧客を担当。インターバンク市場での取引に精通していきます。

その実力は業界内で高く評価され、ユーロマネー誌(日本語版)の顧客投票で「日本のディーラー・ベストセールス部門」を6年連続で1位。

「短期為替予測部門」でも、5年連続で1位を獲得する輝かしい実績を残しています。

JFX株式会社での活躍

現在、小林芳彦氏はJFX株式会社の代表取締役を務めています。


JFX株式会社公式サイト

JFXはヒロセ通商の子会社。スキャルピング規制なしや業界最高水準の高スワップなど、トレーダーにとって魅力的な条件を提供するFX会社です。

小林氏は、JFX代表としての役割を果たすだけでなく、自身も現役トレーダーとして活躍を続けています。

直近6年間負けなしという驚異的な実績を持ち、その手法や市場分析は多くの投資家から注目されているのです。

小林芳彦の投資哲学とトレード手法

小林芳彦氏のトレードスタイルは、長年の経験と深い市場理解に基づいた独自のもの。

その中心にあるのが、スキャルピングを主軸とした短期売買戦略です。

スキャルピングへのこだわり

小林氏のトレードの特徴は、スキャルピングを中心に置いていることです。

スキャルピングとは、短時間で小さな値動きを捉えて利益を積み重ねていく手法。

小林氏の場合、ポジションを保有する時間は数分程度と非常に短く、細かい利益を着実に積み上げていき、トータルで大きな利益を目指しています。

この手法の背景には、小林氏の「リズム」を重視する考え方が。

彼は、トレードにおいて最も重要なのは「メンタル管理」と「資金管理」であり、これらを通じて一定のリズムを保つことが成功の鍵と考えているのです。

推奨通貨ペアと分析手法

小林氏が推奨する通貨ペアは、ドル円ユーロ円ユーロドルです。

これらの通貨ペアは、比較的値動きが小さく、テクニカル分析が効きやすいため、スキャルピングに適していると考えられています。

一方、ポンド円・ポンドドルなど値幅の大きい通貨ペアは、スキャルピングでも一回の利益が大きくなる可能性があります。

しかし、同時にダマシ(フェイク)も多く、損失も大きくなりやすいため、小林氏は推奨していません。

テクニカル分析の活用

小林氏のトレード手法では、テクニカル分析が重要な役割を果たしています。

具体的には、「21日移動平均線」「一目均衡表」「ボリンジャーバンド」「MACD(またはRSI)」などの指標を活用。

これらの指標を組み合わせる事で、相場の方向性や強弱を判断し、エントリーポイントを決定しています。

特に、センターライン(21日移動平均線)の傾きや、ローソク足との位置関係を重視しているとの事です。

「テクニ勘」の重要性

小林氏は、長年の相場経験から培われた直感的な判断力を「テクニ勘」と呼んでいます。

これは単なる勘では無く、長期に渡る相場観察と実践から生まれる高度な洞察力のこと。

テクニ勘を磨くには、日々のチャート分析と実際のトレード経験が不可欠だと小林氏は強調しています。

特に、マルチタイムフレーム分析を通じて、様々な時間軸での相場の流れを把握することが重要と説いています。

小林芳彦の活動

小林芳彦氏は、自身の知識と経験を広く共有することで、多くのトレーダーに影響を与えています。

その情報発信の方法は多岐に渡り、各メディアで積極的に活動されています。

SNS活動

小林氏は、X(Twitter)・Facebook・ブログなどのSNSを通じて、日々の相場分析や自身のトレード情報を発信しています。

特にXでは、「FXの売買速報」と題してリアルタイムで取引情報を共有。15万人近いフォロワーを抱え、影響力のあるアカウントとなっています。


@JFXkobayashi

Xでの投稿内容は単なる相場予想に止まらず、自身の実際のトレード履歴や、その背景にある分析も含まれており、フォロワーにとって貴重な学習の機会となっています。

YouTubeチャンネルの運営

JFX株式会社の公式YouTubeチャンネルでは、小林氏自身も出演し、FXに関する様々な情報を発信しています。


@jfx6206

このチャンネルは4.5万人の登録者を持ち、動画の視聴回数も数万回を超えるものが多い人気コンテンツ。

チャンネルでは、相場分析やトレード手法の解説、さらには小林氏自身の経験談なども語られており、FX初心者~上級者まで幅広い層に向けた情報が提供されています。

書籍の出版

小林芳彦氏は、2012年に「インターバンク流FXデイトレ教本」という書籍を出版しています。


インターバンク流FXデイトレ教本

この本は、小林氏のインターバンク市場での経験を基に、FXデイトレードの手法や考え方を解説したもの。書籍の内容は以下の通り。

  • インターバンクのプロが認めた本物のNo.1ディーラーの手法
  • 日々のデイトレードにおける売買の方向性と水準の決め方
  • 「ポジションの傾き」を読み取って相場の動きを予測する方法
  • インターバンクのプロならではの発想法とノウハウ

この本は、FXトレーダーにとって貴重な情報源ですが、一般の個人投資家にとっては少し難解な内容も含まれています。

Amazonのレビューでは、インターバンク市場の裏側が理解できる点で評価されている一方、具体的なトレード手法について詳細な解説が少ないという指摘もあるようですね。

JFXのマーケットナビ

小林芳彦氏が監修する「マーケットナビ」は、JFX株式会社の会員限定サービス。

非常に高い評価を得ており、以下のコンテンツが提供されます。

  • モーニングショット(朝の相場分析と短期売買方針)
  • イブニングショット(夕方の相場分析と翌日の展望)
  • マーケット速報(リアルタイムでの相場情報と分析)

特に注目されているのは、小林氏自身が毎日発信する「短期売買方針」

この方針の的中率は9割を超えると言われており、多くのトレーダーにとって貴重な指針となっています。

しかし、小林氏は相場の変化に応じて、臨機応変に対応を変えることも多いです。

そのため、単に方針に従うだけでなく、「マーケット速報」などを通じて常に最新の情報をチェックすることが重要だと指摘しています。

小林芳彦の評判

FX業界における小林芳彦氏の影響力は非常に大きく、多くのトレーダーから高い評価を受けています。

その理由として「高い的中率を誇る短期売買方針」「リアルタイムの情報提供」「豊富な経験に基づく分析」「教育的な情報発信」などが挙げられます。

高い的中率を誇る短期売買方針

JFX株式会社が提供するマーケットナビの中で、小林氏が監修する「短期売買方針」は特に注目を集めています。

この方針は、当日のニューヨーク時間午前8時までの短期トレードに対して、売り・買いの方針を朝一番に速報配信するもの。

参入・利食い・損切りレベルを数値として明示しています。

この短期売買方針の的中率の高さは、多くのトレーダーから評価されており、中にはこの方針を見るためだけにJFXの「MATRIX TRADER」に口座を開設する投資家もいるほどです。

リアルタイムの情報提供

小林氏はマーケットナビを通じて、リアルタイムで相場観を更新する「マーケット速報」や、音声による市況解説をオンデマンドで配信しています。

これにより、トレーダーは常に最新の市場情報と専門家の見解を得ることができ、よりinformedな取引決定を行うことが可能となっているのです。

豊富な経験に基づく分析

小林氏の分析の信頼性は、彼の長年に渡る為替ディーラーとしての経験に裏打ちされています。

クレディスイス銀行やバンク・オブ・アメリカなどの大手金融機関で、為替ディーラーとして活躍した経歴の持ち主。

ユーロマネー誌(日本語版)の顧客投票で、「日本のディーラー・ベストセールス部門」を6年連続1位、「短期為替予測部門」を5年連続1位を受賞するなど、業界内でも高い評価を得ています。

教育的な情報発信

小林氏は、単に相場予想を提供するだけでなく、FXトレードの手法や考え方についても積極的に情報を発信しています。

彼のスキャルピング手法やデイトレード手法に関する解説は、多くのトレーダーにとって貴重な学習資源となっているようです。

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