Merry Capitalはオーストラリアに拠点を置く海外FX業者。
どうやら信頼・安全性に自信があるらしいFX業者のようですが、調べを進めると怪しい点がいくつも浮き彫りとなってきました。
Merry Capitalは果たして利用する価値のある業者なのか?ご自慢の信頼・安全性の部分を丸裸にしていきます。
Merry Capitalとは
MErry CapitalはMErry Capital Limitedという会社が運営する海外FX業者です。
公式サイトを見ると、MErry Capitalのメリットとして次の6つが記載されていました。
・各種金融商品
・資産の安全性
・豊富なオペレーション
・報酬プログラム
・プロフェッショナルサポート
・グローバルアワード
ざっくりまとめると、MErry Capitalは世界トップクラスの投資銀行における徹底した資産保全を行っており、トレーダー環境も世界トップクラスとのことです。
2018年最も信頼できるブローカーなどを受賞した実績もあると公式サイトで紹介されていました。
一見するとよくあるマイナーな海外FX業者という印象を受けますが、MErry Capitalは怪しいと評判のFX業者です。
Merry Capitalが怪しいと言われる理由
Merry Capitalについて調べてみましたが、調べれば調べるほど怪しい点が次々に明らかになってきました。
▼金融ライセンス取得住所が違う
公式サイトを見てみると、Merry Capitalはオーストラリアの金融ライセンスを取得しているようです。
住所は2 132 Epsom Rd Zetland NSW 2017と記載されていますね。
ただ、オーストラリアの金融ライセンスを調べられるASICというサイトで見てみるとSYDNEY NSW 2000という住所で登録されていました。
登録企業名はmerry capital pty limitedです。
同じ会社のはずなのに住所が違うなんておかしいですね。
ちなみにMerry Capitalが金融ライセンスを取得したのは2023年末のめちゃくちゃ直近でした。
※追記
後日Merry Capitalのサイトを見たら住所が訂正されていました(笑)
間違いに気づいたのでしょうか。
▼時系列が不自然
Merry Capitalの公式サイトではこれまでの受賞実績が華々しく紹介されています。
「信頼できるFX業者ナンバー1」「取引環境ナンバー1」みたいな受賞実績ですね。
しかし先ほども触れたようにMerry Capitalが金融ライセンスを取得したのは2023年末です。
金融ライセンス取得以前に賞を受賞しているとは正直信じがたいところです。
▼似たデザインのサイトがある
調べを進めるとMerry CapitalのサイトデザインにそっくりなWetradeというFX業者を見つけました。
ここまで似ていると「参考にした」という言い訳は通用しないレベル。
意図的にサイトの名前だけを変えて量産している可能性すら疑ってしまいます。
Merry Capitalの危険性
Merry Capitalに入金してしまうと、出金できなくなるリスクが考えられます。
最近この手のFX業者が増えていますが、入金したものの出金出来なくなったという評判はよく聞きます。
手順はこうです。
SNSの広告からLINEグループへ参加⇒先生と呼ばれる人物が投資情報を配信⇒FX/仮想通貨業者への誘導⇒入金催促⇒出金できなくなる
ここで悪質なのは、実際に画面上では利益が出ているように見える点。
「ほんとに稼げるんだ!」と思い、追加で入金してしまうとあれこれ理由を付けられ、最終的に出金できなくなるという投資詐欺の流れです。
Merry Capitalが同じ末路を辿ると断言はできませんが、可能性は少なからずあると思って良いでしょう。
最近は「Forward Land Global Limited」や「weastar global markets ltd」なども同じ手口で集客しているので注意しましょう。
Merry Capitalのまとめ
Merry Capitalを調査した結果、金融ライセンスは登録されているものの、公式サイトとの記述に違いがあったり、時系列に不自然な点があったりと怪しい点が目立ちました。
正直利用するには心細すぎるFX業者だなというのが率直な感想です。
相当な覚悟がないならば、利用は控えた方が賢明でしょう。
一方で最近は「XANK」のように評判上々の投資サービスもあったりします。
個人的にXANKを試しに使ってみましたが、3か月で602万円の利益を実現してくれ、実力は認める他ないなと思っているところです。
こんなのあります。