スマホをたった一度だけタップすれば、誰もが3億円の利益が狙えるLiNKはFXの自動売買ツール。
「LiNKがあればその瞬間から資産が増える」「運命よりも確実に利益を追求」など、強気すぎて逆に心配になるレベルですが、本当のところどうなのか?
ワクワクしながら調べてみたのですが、実態はかなり不透明でした。
本当に稼げるツールなのかかなり疑わしいですね。
今回は新世代のAIを搭載しているらしい自動売買ツールLiNKについて調べていきます。
山形直樹のLiNKは稼げた評判なし
山形直樹のLiNKは平均月利62%、ユーザー平均利益1011万円らしいのですが、信ぴょう性の高い“稼げた”という評判は確認できませんでした。
SNSで検索してみても、投稿は全く確認できず。
唯一見つかったのは、胡散臭いという評判のみでした。
山形直樹のLiNKを使っても本当は勝てないのか?そもそも使っている人がいないのか?
真相はわかりませんが、予想外の盛り上がりの無さにガッカリです…。
ちなみにランディングページにはLiNKの利用者らしき方々の実績が紹介されていますが、こんなものはいくらでもねつ造できてしまうため何の信ぴょう性もありません。
最近は動画やインタビュー出演の役者を募集するケースも確認できています。
このように演者を募り、評判をねつ造することも出来てしまうので顔出ししているだけでは何の信ぴょう性もないわけです。
せめて利用者を名乗る人たちが運用実績を隅々まで見せてくれたら良いんですけどね。
山形直樹とは何者か
世界初の次世代AIを搭載しているらしいLiNK。
そんな素晴らしいツールを開発したのは山形直樹という人物です。
情報工学部卒業後、大手証券会社に就職。
100を超えるAI関連プロジェクトのリーダーを務め、様々なAIプログラムを考案し世に提供という素晴らしい実績の持ち主らしい。
さぞ第一線で活躍する有名な方なんだろうと思ったのですが、そんなことはありませんでした。
「山形直樹 AI」というキーワードで検索してみても、見つかるのはLiNKに関する情報ばかり。
とてもじゃないですが、AIに精通した専門家とは思えませんでした。
それに山形直樹の顔を見て何だか見覚えあるなと思ったんですが、「はたけ」という投資家と共にアイネックスという情報商材の販売を行っていました。
はたけと言えばろくに稼げない商材ばかりをリリースしている評判最悪の商材屋さんです。
その人とタッグを組んでいる時点でお察しという感じはしますね。
本当はAIの第一線で活躍している人ではなく、経歴を偽っている可能性もありそうです。
山形直樹のLiNKが怪しいと言われる理由
稼げた評判がない、開発者山形直樹の経歴にウソ疑惑の時点でかなり致命的ですが、LiNKにはその他にも怪しいと言われる理由があります。
▼高額利用料が請求される
LiNKを利用するには248,000円~321,000円の料金が必要になります。
3億円稼げるなら安い買い物ですが、稼げるかわからない以上かなりリスキーな買い物です。
分割にするとその分総支払額が増えるので、一括で払わせたい思惑がひしひしと伝わってきますね。
ランディングページを見てみると、山形直樹は次のように語っています。
全国民が共通して、収入が減り、支出を強いられる。という国になってしまっています。
私はこんな状況に憤りを感じています。今日に至るまでの日本を支えてくださった人生のだいせんぱいがたが最後の最後までご苦労される現状を私は本当に許せません。
すごく立派なことを言っているようにも見えますが、違います。
だって本当に困っている人を助けたい思いがあるならば、3億円稼げるご自慢のLiNKを無料で使わせてあげればいいだけです。
そうしないのは何故か?
それはシンプルにお金稼ぎが目的だからですよね。
本当の意味で救いたい気持ちなどないのでしょう。
それに最近は「XANK」のように無料で利用できる優秀な自動売買ツールもあります。
個人的にXANKを試してみましたが、3か月で602万円の利益を実現してくれ、実力は認める他ないなと思っているところです。
▼ハードルが高すぎる返金保証
LiNKには全額返金保証制度が用意されていますが、返金はほぼ不可能です。
というのも返金ハードルがめちゃくちゃ高く設定されているんです。
その返金条件がこちら、
【全額返金保証に関する注意事項】
・返金可能期間は役務提供期間終了後から7日以内に申請をしてください。
※上記期間外の申請は返金対象外となります。
※役務提供期間中に退会をする旨を運営側に連絡した場合は返金対象外となります。
※運営者とのやり取り画像履歴や実践証拠履歴がわかる資料等を必ずご準備下さい。
※分割支払いにて参加をした場合、ご自身での自主的な退会のため残金のお支払い義務は生じますので予めご了承下さいませ。
簡単に説明すると、半年間のサービスが終了した後の7日以内に返金申請をしなければならない。
さらに本当にLiNKを実践していた証拠を提出しなければならないという感じです。
途中で返金して欲しいと思ってもサービス終了までは申請してはならず、半年間やり続けなければならないわけです。
損したから返金して欲しいという話は通用しません。
相当な覚悟を持って参加する必要がありそうです。
▼検証がガバガバすぎる
Linkのランディングページ内で、その実力を測るべく2回の検証が行われていました。
検証を行ったのは、山形直樹と大森敦弘という人物。
最終的には大森敦弘が656,741円を無事に銀行口座へ出金し「さすがLiNK!これは本物ですね!」という流れになっています。
しかし、この大森敦弘という人物は自分でも情報商材を売っています。
つまり山形直樹と同業者なんですね。
全く無関係の第三者で検証すればいいものを、同業者で検証した所で胡散臭さは増すばかりですよ。
いわば仲間内で褒めているようなものですからね。
正直この検証には何の意味もありません。
LiNKの販売会社
LiNKの販売会社は株式会社PRICELESSです。
運営責任者は岡村貴弘。
所在地は〒104-0043 東京都中央区湊3丁目12-6。
グーグルストリートビューで見てみた所、普通のマンションのようでした。
山形直樹のLiNKは稼げるか不明の投資商材
たった1タップで3億円稼げるらしい山形直樹のLiNK。
調べてみると、開発者の経歴がウソである可能性が浮上してきました。
また、稼げるという信ぴょう性の高い評判・口コミが見つからないことから、利用には相当な覚悟が必要になります。
稼げるかわからない得体の知れない商材に20万円以上を払うのは、さすがに怖いなと感じてしまいました。