バイナリー大学が億トレーダーは嘘？トレード手法や評判から調査

バイナリー大学とは

バイナリー大学はバイナリーオプションを専門に取り扱うyoutubeチャンネルです。

2022年10月時点ではチャンネル登録者4万人を越える人気のチャンネルになっています。

主にバイナリーオプションで1万円の元手を100万円にするような一発逆転を狙うトレード方法を紹介しています。

上か下かの二択を当てるだけというシンプルさもあり、人気を集めるバイナリーオプション。

「バイナリーオプションはやめとけ」という意見が多いことは事実ですが、正しい知識をつけて行えばハイリターンが狙えるのも間違いありません。

バイナリー大学は「バイナリーオプションて稼げるんだ」と夢を与えるという面で影響力があると言えそうです。

バイナリー大学のトレード手法

バイナリー大学のトレード手法になっているのは、主に次の3つです。

どれも基礎的なテクニカル分析ばかりなので、すぐにでも取り入れられます。

▼ライントレード
ライントレードとは水平線やトレンドラインを利用するトレード方法。

水平線では意識される価格帯、トレンドラインでは上昇トレンドなのか下降トレンドなのかを予測できます。

例えば下図のように何度か反発し、意識されている価格帯に水平線を引きます。

後は再びこのラインにタッチするのを待ち、タッチしたらlowでエントリーします。

逆に水平線を上に抜けるようなことがあれば、highでエントリーを狙うと言った応用も可能です。

▼ダウ理論
ダウ理論は世界でもっとも王道のテクニカル分析方法と言っても過言ではありません。

相場環境やトレンドを判断するのに有効なダウ理論には6つの法則があります。

中でも最も重要な法則は「トレンドは明確な転換シグナルが発生するまで継続する」というものです。

例えば、上昇トレンドが発生している場合、前回の高値を切り下げ、安値を更新するまでは上昇トレンドが続くという考え方。

上図のように上昇トレンドが続いている場合を想定します。

この時、前回高値を切り下げ(青)、同様に前回安値を下に抜けた(ピンク)タイミングで下降トレンドへの転換を意味します。

初めの内は高値安値を視認しやすいようにジグザグのラインで考えることをおすすめします。

▼マルチタイム分析
マルチタイム分析は複数の時間足でチャートを分析すること。

チャートの値動きは上位足の動きに影響されると考えられています。

つまり、5分足よりも1時間足、1時間足よりも4時間足といった長期間の値動きが重要になってきます。

その性質を活かし、バイナリー大学では5分足を見てトレンドを判断してから1分、30秒バイナリーでエントリーを狙っているのです。

例えば下図のように5分足が上昇トレンドならば、30秒、1分バイナリーでhighのエントリーをします。

30秒バイナリーの場合、価格が下がったタイミングを見計らってエントリー。

簡単に言うと上位足でトレンドの流れを把握し、下位足で押し目や戻りを狙ってエントリーを仕掛けます。

ダウ理論や水平線同様、即効性のあるテクニカル分析方法ですが、その効果はバツグンです。

▼マーチンゲール
基本的には利用しないようですが、場合によってはマーチンゲールトレードをすることもあるようです。

マーチンゲールとはギャンブルから派生したトレード方法で、トレードに負けたら次の掛け金を倍にして損失を取り戻すハイリスクハイリターンの方法。

例えば掛け金10,000円で負けた場合、次のトレードは20,000を掛け金にする。

さらに負けたら40,000という具合に倍々に増やしていきます。

1度勝てば損失を回収できるメリットはありますが、負け続けた場合は一瞬で資金を溶かすリスクもあります。

ちなみにハイローオーストラリアでは取引額に上限がありマーチンは不可能なので注意です。

バイナリー大学と同じバイナリートレーダー「はたけの投資ラボ」もマーチンゲールを利用することがあるとのこと。

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ハイローオーストラリアの評判から見える危険性を徹底紹介

元手1万を100万は本当なのか

バイナリー大学のyoutube動画では「【億り人になれる】元手１万円を「２時間半で１００万円に増やした手法」をすべて公開します」と、実際に1万円を100万円に増やした体で語られていますが、真実かどうかは不明です。

というのも、動画内では金額の推移がテロップで表示されていますが、実際の画面上に表示されている口座残高は見えないようになっています。

デモトレードを繰り返し、勝てている場面だけを継ぎ接ぎすることも可能です。

デモとリアルでは精神状態は雲泥の差。

いくらデモトレードで上手く言っても、リアルトレードになった途端に冷静な判断を欠いてしまうトレーダーは大勢います。

バイナリーオプションに夢を与えるという点では貢献していますが、「簡単に稼げそう」と思った方は注意が必要でしょう。

バイナリー大学や「工藤旬」など、バイナリー系のYouTuberはサムネイルが過激になりがちですよね。

手間を省いて稼ぎたいと考えているのであれば、「XANK」のような評判上々の自動売買システムが参考になると思います。

私も試しに使ってみましたが、3か月で602万円の利益を実現してくれたので、実力は認める他なさそうです。

バイナリー大学の評判

バイナリー大学の評判を調べてみると、「動画を見始めてから勝てるようになった」という意見を確認できました。

バイナリーオプションの魅力をうまく発信できていることもあり、初心者層からは厚い信頼を寄せられているようです。

▼評判①

ユーチューブ、バイナリー大学の動画で勝てるようになりました。

メンタル管理できなくて、たまに大損こきますが。

評判②

YouTubeでバイナリー大学って検索してみてください！
めちゃめちゃ為になりますよ！
損はないので是非見て見てください！
自分はそれで利益でるようになりました！

ためになるという評判とは逆に「デモトレード」「根拠がない」との意見も。

有益な情報を発信しているのであれば、リアルかデモはあまり関係ないようにも思いますが、やはり本物の億トレーダーから教わりたいと思ってしまうものでしょう。

▼評判③

バイナリー大学さん
バイナリー牧場さん
の動画って今までノーカットで
凄いなぁと思ってたけど…

よーく見てみるとなんだかんだ
言ってカットしてるやん?

だから口座残高を常に表示して
ないんだって今更知ったわ。

結局はデモ口座だったって訳か。
なんか残念だわ?

▼評判④

私もはじめはアルパカさんとバイナリー大学さんを見てましたが、1万円溶かしたところで根拠がないのに気がつき、見るのを辞めました

バイナリー牧場アルパカとの関係性

youtubeのバイナリーオプション関連で有名なチャンネルは、バイナリー大学以外に「バイナリー牧場」もあります。

実は一部からバイナリー大学とバイナリー牧場は同一人物が運営しているのでは？と噂になっているのです。

同一人物が噂されている理由は次の2つ。

▼動画の作りが似ている
バイナリー大学もバイナリー牧場も動画の土台は、ゆっくりボイスと言われる音声読み上げソフトを利用している点で共通しています。

また、「たった1万で人生が変わる」「あなたの月収200万を超えます」など、どちらのチャンネルもサムネイル画像に過激な文言が利用されている点も一致。

さらには動画投稿頻度はどちらも3日に1度という部分も似ています。

▼トレード手法が似通っている
バイナリー大学のトレード手法は、ライントレード、ダウ理論、マルチタイム分析が基本と紹介しましたが、バイナリー牧場のアルパカも同様の手法を採用しています。

動画の作りとトレード手法が似ていれば、ほぼほぼ同一人物の可能性が高いと言えそうですね。

もちろん複数チャンネルを運営することが悪いことでもありません。

複数アカウントから情報発信することで、バイナリーオプションに興味を持ってくれる人を増やしたいという本人なりの戦略なのかもしれません。

バイナリー大学のマネしたら稼げるわけではない

自身を億トレーダーと語るバイナリー大学の基本的なトレード手法はライントレード、ダウ理論、マルチタイム分析。

どれも世界中のトレーダーが利用する基礎的なテクニカル分析手法です。

上手く使いこなせばバイナリーオプションのトレード勝率を上げるきっかけになるでしょう。

しかしながら、どれもシンプルなテクニカル分析方法だからこそ、使い手に左右される要素は大きいです。

あくまでもバイナリー大学のトレード手法は参考程度にし、デモトレードで実戦を積み自身のトレードスタイルを確立していくことが近道かもしれません。

また、トレードという観点で言えば、FXトレーダーからもヒントを得ることは可能です。

「有名FXトレーダー」の動画を参考にしてみてもいいかもしれません。