エアスワップは一番儲かるか検証!
結論:急騰タイミングが不明、手を出すべきではない!
仮想通貨エアスワップ(AST/AirSwap)は、2018年6月30日から9日間で200%急騰しました。
この急騰の大きな要因の1つは、LINEによる仮想通貨取引所設立の発表です。その後、1日でビットコインは10%以上も値上がりしました。仮想通貨の流通量の半分を占めるビットコインの値上がりは仮想通貨の市場全体に影響を与え、エアスワップの価格を釣り上げていったのでしょう。
しかし、9日200%した根拠となる情報は見当たりませんでした。現状としては、時価総額ランキング273位と流通量がかなり低いために、投機目的で利用されたと考えるのが妥当かもしれません。
エアスワップで儲ける3つのポイント
仮想通貨エアスワップ(AST/AirSwap)は、イーサリアムのブロックチェーン上で構築されたトークン(ERC20)です。ゆえに、スマートコントラクトなどの機能も継承されています。
エアスワップ最大の特徴は、ERC20トークン専用の「分散型取引所(DEX)」です。そもそも分散型取引所とは、ビットフライヤーやバイナンスのような中央管理者がいない取引所で、破綻するリスクがない取引所です。
この分散型取引所はブロックチェーン上に存在しており、そのブロックチェーンを世界中のコンピュータが構築しています。大量なコンピュータを破壊するか、ハッキングをしない限りは取引所は破綻しません。さらに、エアスワップの分散型取引所には、3つのメリットがあります。
・手数料が安くなる
・取引の不正が行われない
・匿名性が高い
これらのメリットがあるおかげで、エアスワップの分散型取引所は注目を集めた結果、2017年12月は1か月間の間で7倍まで急騰しました。
◆メリット1:手数料が安くなる
通常の取引所では、顧客が仮想通貨を売買の注文やキャンセルを行ったら、全ての情報をブロックチェーンに書き込んでいます。成立しなかった売買記録も保存されるため、大量のデータを保存しなければなりません。
中央集権型の取引所は、国への報告義務やサービス向上のために必ず全てのデータを保管しておく必要があります。しかし、分散型取引所はフリーマーケットのような存在なので、必要以上にデータを管理しなくても大丈夫なんです。
エアスワップの分散型取引所の場合、取引が成立した売買記録のみをブロックチェーンに記録するので、データを保存できる容量を圧迫しません。こうして、他の取引所よりも手数料が安くなります。
◆メリット2:取引の不正が行われない
仮想通貨取引所では、売買の注文を管理する「オーダーブック」というシステムが使われています。一度でも取引所を利用した経験がある人なら分かりやすいですが、取引所にある売買の注文が並んだ表、これに「オーダーブック」が利用されています。
しかし、エアスワップでは「オーダーブック」を採用しないことで、不正な取引の根絶を目指しています。
この「オーダーブック」があると、資産を持っているユーザー同士が協力して売買注文の表を操作することで、その他のユーザーを誘導できます。この不正が行われた結果、資産を持っているユーザーだけが儲かり、資産がないユーザーだけが損するんです。
この不平等を生まないために、エアスワップは「オーダーブック」を導入していません。こうすることで、売買が成立するまでのプロセスを事前に第三者に閲覧されることがなく、売買の結果のみ分散型取引所のユーザーは確認できます。
また、「オーダーブック」の導入には膨大なコストがかかるので、コスト削減に役立ち、手数料が安くなる要因にもなっています。
◆メリット3:匿名性が高い
エアスワップの分散型取引所は中央集権型でないので、ユーザーの取引データが第三者に漏れる心配がありません。普通の取引所は企業が取引や個人情報を管理しているため、第三者に大切な情報が流出する可能性を秘めているんです。
しかし、エアスワップの分散型取引所は個人情報を集めておらず、取引データは誰にも閲覧できないので、匿名で仮想通貨を売買できます。
エアスワップの将来性を左右する分散型取引所の行方
エアスワップ(AST/Airswap)の分散型取引所が世界中のユーザーから利用されるようになれば、急騰間違いなしの仮想通貨になったでしょう。
残念ながら、今のところエアスワップ(AST/Airswap)の分散型取引所が活況を呈する話題性を秘めているのかと問われたら、「ない」と答えるしかありません。
そもそも「取引所の破綻リスク」がなく、「仮想通貨が盗まれない」のだとしても、サービス面で中央集権型の取引所に負けます。ウォレットの使い勝手やレバレッジ、チャートの見易さ、どれを取っても中央集権型の取引所の代表であるビットフライヤーやバイナンスに軍配が挙がりますよね。
ただし中央集権型の取引所で不祥事が連発していったら信頼性が失墜し、分散型取引所であるエアスワップ(AST/Airswap)が脚光を浴びる可能性はあります。
エアスワップが一番お得な取引所
エアスワップ(AST/Airswap)を売買できる主要な取引所は、バイナンスとフオビです。特に、バイナンスは全てのアルトコイン・草コインの売買手数料が0.1%なので、他の海外取引所と比べても最安値と言えます。さらに、120種類以上のアルトコイン・草コインを扱っているので、登録しておいて損はない海外取引所です。
次におすすめのフオビでは手数料が0.2%なので、明らかにバイナンスが一番お得な取引所と言えるでしょう。
◆エアスワップ(AST/Airswap)の購入方法
バイナンスでエアスワップ(AST/Airswap)を購入するのであれば、以下の5ステップを踏むと簡単です。
1.ビットフライヤー(国内取引所)に登録
2.ビットフライヤーでビットコインを購入
3.バイナンスに登録
4.バイナンスへビットコインを送金
5.バイナンスでエアスワップを購入
このステップの購入方法がエアスワップを手に入れる最も簡単な手段となっています。
エアスワップ(AST)の基本情報
名称 | エアスワップ(AST) |
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人気度 | |
時価総額 | 273位 |
取引所 | バイナンス フオビ |
発行日 | 2017年09月26日 |
発行元 | airswap.io |