今後はモネロが値上がりしてくれるのか、国内取引所にも上場してくれるのか気になりますよね。
そもそもモネロは匿名性が高くて国際送金してもバレないという強みを持っている為に、北朝鮮やテロ組織、犯罪者の資金源になりやすいという弱みがあります。
この匿名性という強みが強くなればなるほど、弱みも強くなってしまうのです。
そんなモネロは今後どうなっていくのか、これから徹底解説していきますね。
モネロの今後に将来性はあるか
そもそもモネロは2020年3月時点で時価総額は800億円もあり、仮想通貨の時価総額ランキングでは12位に位置しています。
時価総額が800億円もあるということは、それだけ将来性に期待している投資家が多いということに他なりません。
わざわざ今後に期待もできない仮想通貨を保有している投資家はいないと思います。
では、実際にモネロは今後に期待できる「どんな将来性を持っているのか」を下記にまとめました。
1つ目:匿名性が高い仮想通貨の中で一番
2つ目:マイニングの収益性が高い
それぞれ、どんな将来性があるのか解説していきますね。
▼匿名性が高い仮想通貨の中で一番
匿名性の高さに特化した仮想通貨の中で、モネロが一番に時価総額が高いです。
モネロの他には、ジーキャッシュ(時価総額350億円)とダッシュ(時価総額700億円)があります。
上記以外にも匿名性の高さを売りにした仮想通貨はいくつもありますが、モネロが時価総トップを維持しています。
▼マイニングの収益性が高い
2020年以降、モネロは仮想通貨の中でマイニングの収益が最も高くなる可能性を秘めています。
そもそもモネロは大手マイニングプール「MinrGate」で最もコストパフォーマンスが良いマイニング対象になっています。
※上記の大手マイニングプール「MinrGate」では、仮想通貨ごとのマイニング報酬が比較しています。
これからビットコインは2020年5月に半減期を迎えるので、マイニング報酬が半分になります。
確実にビットコインのマイニング報酬が減ってしまいますよね。
今後、ビットコインからモネロへマイニングの対象が移るかもしれません。
ビットコインは膨大なコストをかけないとマイニングを行えませんが、モネロは家庭用PCでも十分にマイニング可能なので、参入障壁は低いです。
もし今まで他の仮想通貨でマイニングを行っていた投資家がモネロに移るとしたら、高騰する可能性は十分にあると言えるでしょう。
モネロの今後の値動き要因まとめ
今後のモネロの価格に影響を与える要因は2つあります。
・ビットコインの値動きに影響を受ける
・モネロの流通量が増加
それぞれの値動きの要因について詳しく解説していきます。
▼ビットコインの値動きに影響を受ける
モネロだけではありませんが、ほとんどの仮想通貨はビットコインの値動きを沿っています。
実際に、3年間のチャートを比較してみると同じような値動きしていることが分かります。
今後も上記のチャートと同じようにビットコインの影響は避けられないでしょう。
つまりビットコインの値動きを見ていれば、今後のモネロの値動きも分かるということです。
▼モネロの流通量が増加
今後、モネロがダークウェブなどの匿名性が必要な決済などに活用されるようになると、もちろん需要が増えていきます。
徐々に流通量が増えていきますが、それ以上に需要が喚起されるかどうかが鍵になりますね。
モネロの今後の値動き予測
これからモネロの価格が長期的にどうなっていくかというと、基本的には値下がりしていくと言われています。
なぜ値下がりするかというと、2017年末に最高値を更新してからずっと下落を続けているからです。
上記のモネロのチャートの赤線は、値動きのトレンドを表しています。
つまり今後も値下がりを続けていく可能性が高くなっているのです。
一時的に値上がりすることはありますが、最終的には赤線のトレンドに沿って価格が進んでいくでしょう。
この下落トレンドから抜け出すことができれば、やっとモネロも値上がりし続けてくれるようになるかもしれません。
モネロの今後の規制は?
2020年現在、モネロを直接的に規制する法律はありません。
しかし、日本国内ではモネロの取り扱いは自主規制されていると言える状況です。
もともと北朝鮮やテロ組織などで利用されており、彼らを手助けするようなことを金融庁は許しません。
今後もモネロがホワイトペーパー(国内で取り扱い可能な仮想通貨リスト)に載ることはないでしょう。
▼ほぼ国内取引所への再上場はない
2018年5月、モネロはコインチェックで上場廃止となりました。
国内取引所の中でコインチェックでしか取り扱われていなかったので、今も日本で取引可能な取引所はありません。
なぜ上場廃止になったかというと、マネー・ローンダリングが行われてテロの資金に使われる可能性があったからです。
さらに、コインチェックは東証一部上場のマネックスグループに買収されたことで、以前よりもマネー・ローンダリングへの対応が強化されています。
もうモネロの国内取引所への上場は有り得ないと言えます。
モネロの今後のロードマップ
公式サイトには2020年までの計画が記載されていました。
下記に2020年の計画をまとめました。
・公式サイトを多言語で翻訳できる機能を追加(完了済み)
・公式サイトをダークウェブ化
・Dandelion ++プロトコルの実装
・公式ウォレットの高速化
・アプリとリンク可能なリング署名をリリース
・ハードウェアウォレットのオープンソース化
・速度とスケーラビリティの問題を解決
2020年のロードマップは3月時点で1つしか完了していません。
これから開発が進んでくれるのかどうか気になりますね。
モネロの今後の最新情報を収集する方法
これから常にモネロの最新情報をキャッチしたいのであれば、モネロの公式Twitterアカウントをフォローしておきましょう。
もちろん英語でツイートされているので、Google翻訳する必要があります。
PSA: Services, please be reminded that we will be phasing out long payment IDs this year (to improve privacy and usability for users as well as mitigate support work for services).https://t.co/E05DTUrUfG
Services are recommended to upgrade to subaddresses as soon as possible.
— Monero (XMR) (@monero) September 9, 2019
上記が公式Twitterアカウントなので、今後の情報はここでキャッチしておくと良いかもしれません
または、モネロに関する情報を発信しているTwitterアカウントを見つけてフォローしておきましょう。
▼モネロの今後まとめ
2020年以上にモネロがどうなるのか徹底解説してきました。
今回の記事では下記の要点を覚えてもらえたら幸いです。
・今後の値動きはビットコインの影響を受ける
・マイニングの利益率がBTCより高くなるかも
・国内取引所への再上場は厳しい
・匿名性に特化した仮想通貨で時価総額TOP
今後もモネロについて新しい情報が出てきたら加筆や追記を行っていきます。
モネロの基本情報
名称 | モネロ |
---|---|
人気度 | |
時価総額 | 12位 |
取引所 | フオビ バイナンス |
発行日 | 2014年04月19日 |
発行元 | モネロプロジェクト |