スキャトレふうたはスキャルピング一本で勝負するFXトレーダー。
果たしてスキャトレふうたの手法をマネしたらFXで勝てるようになるのか。
今回はスキャトレふうたの手法に迫りつつ、その手法の再現性も明らかにしてみました。
また、そもそも本当にFXで稼いでいるのか、それとも嘘なのかにも迫っていきます。
スキャトレふうたは嘘トレーダーか?
スキャトレふうたは10年以上のFXキャリアがあるトレーダーです。
スキャトレふうた自身億トレーダーを名乗っていますが、年収などは公開されておらず実際億トレーダーである証拠はありません。
彼の立ち回りを見るとわかるのですが、セミナーに登壇したりFX業者とタイアップしたりと、トレード以外も積極的に活動しています。
ここから推測するにFX一本でゴリゴリに稼いでいるような人物ではなさそうです。
実際スキャトレふうたに関しては、収支非公開ながら「億トレ」を名乗っていることから、「怪しい」「噓つき」との意見もちらほら見られています。
「漁師トレーダー翔」なんかもそうですが、収入の柱を複数用意するのはインフルエンサーあるあるなのでしょう。
スキャトレふうたがFXで勝てるようになったきっかけ
スキャトレふうたは自分がFXで勝てるようになったきっかけが5つあると語っています。
最近は「XANK」のような月100万円の利益も狙える自動システムも登場し、FXで稼ぐハードルは下がっているように感じます。
私も試しに利用してみましたが、3か月で602万円の利益を実現してくれたため、実力は認める他なさそうです。
ただ、XANKに頼らないスキャトレふうたは、「どうすればFXで勝てるようになるのか?」頭を抱えることも少なくなかったのでしょう。
▼手法が多数あることに気づけた事
スキャトレふうたはFXで思うように勝てなかった頃、FXトレードの正解を探すことが癖になっていたとのこと。
俗に“聖杯”と言われる勝てる手法があるんじゃないかと思っていたわけです。
ただ、当然FXに聖杯は存在せず、どんな手法にも機能する局面と機能しない局面が出てきます。
そのことに気づいたスキャトレふうたは、自分に合った手法を選べばいいという結論に至ったようです。
▼トレードの検証の仕方が分かった事
スキャトレふうたは過去検証と言われる、過去のチャートと照らし合わせながらトレード手法の検証を行っていたとのこと。
例えば下記のように、このタイミングで三尊を形成して下落したんだなと、過去チャートを元に振り返りを行っていたようです。
ただ、過去検証は言ってしまえば、自分の都合のいいように解釈も出来てしまうわけです。
そこでスキャトレふうたは、どのような過程で三尊が形成されたのかを知ることの方が大切だという結論に至ったようです。
その結果過去検証ではなく、リアルタイムでどのようにチャートが動いていくのか、想定を立てた上で値動きを追う検証方法に変えたとのこと。
たしかに過去チャートで答え合わせをするよりも、リアルタイムの値動きから今後の展開を想定した方が実践力は圧倒的に養われるでしょう。
▼インジケーターや手法の迷走
スキャトレふうたは以前ネットに転がっているインジケーターなどを色々試し、トレード手法が迷走していた時期があったようです。
この時期に学んだのが、7割勝てる手法ならば残り3割の負けを減らす努力をすればいいということ。
負けトレードの検証を行い、何がダメだったのか?どうすれば勝てたのか?を考えるようにしたことで勝率アップ。
また、スキャトレふうたは負けトレードをいかに減らすか突き詰めていくことで、自分なりのトレード手法が確立されていったとも語っています。
失敗から学びを得る、FXに限らず人生においても大切な考え方ですよね。
▼逆張りをしなくなった事
逆張りは上手くハマれば利益が伸びやすいという性質があるため、以前のスキャトレふうたはスキャルピングのうまみに魅了されていました。
大きく下げたらナンピンしながら買いでエントリーということを繰り返していましたが、当然いつも勝てるわけでもなく。
ある日コツコツ積み上げた利益を逆張りで溶かしてしまいます。
その経験から逆張りをせずに順張りでトレンドに乗っていくという考え方に変えたようです。
たしかに「漁師トレーダー」や「ユーちぇる社長」など第一線で活躍する「有名FXトレーダー」はほぼ上位足に対して順張りをトレード手法にしています。
チャートは大衆心理を示すものです。
トレンドが発生しているということは、多くのトレーダーがトレンド方向に向いているということ。
そこに対して逆を狙うのはどうしてもリスクがありますよね。
▼トレードスタイルが見つかった事
スキャトレふうたは名前の通り、現在はスキャルピングをメインで行っていますが、以前はデイトレードやスイングトレードも行っていたようです。
しかし、以前はトレードスタイルに一貫性がなく、スキャルピングでエントリーしたものの気づけば1、2週間持ち続けてしまうことも多かったとか。
最初は勝ててしまっていたが故に調子に乗り、スキャルピングが逆行したとしても、いつかはプラスになるだろうという考え方になってしまったようです。
そしてある日大負けを経験したスキャトレふうたは、スキャルピングならば勝っても負けてもスキャルピングで完結させることの大切さに気づきます。
また、大局の流れを読むのが苦手だったということもあり、スキャルピング一本で勝負する今のスタイルに落ち着いたとのこと。
スキャトレふうたのスキャルピング手法
スキャトレふうたのスキャルピングはロウソク足ではなく、平均足を表示させる手法をとっているようです。
また、ダウ理論やエリオット波動など、メジャーなテクニカル分析を用いてエントリータイミングを見極めているとのこと。
▼チャートは平均足を表示
一般的なチャートといえば、ロウソク足で表示してありますが、スキャトレふうたは平均足を表示させています。
平均足はロウソク足よりも、トレンドの流れを視覚的に把握しやすいメリットがあります。
例えば、上昇トレンドであれば陽線が連続し、下落トレンドであれば陰線が連続して表示されます。
スキャルピングは一瞬の判断が勝敗を分けるため、視覚的な見やすさを重視しいてるようですね。
スキャルピング手法を教えてくれる「カルテットテクニックアカデミー」においても平均足の利用が推奨されているため、スキャルピングトレーダーには平均足が人気なのでしょう。
▼ダウ理論
ダウ理論は世界でもっとも主流のテクニカル分析方法と言っても過言ではありません。
相場環境やトレンドを判断するのに有効なダウ理論には6つの法則がありますが、スキャトレふうたが最も重要視しているのが「トレンドは明確な転換シグナルが発生するまで継続する」というもの。
例えば、上昇トレンドが発生している場合、前回の高値を切り下げ、安値を更新するまでは上昇トレンドが続くという考えです。
これは実際にチャートをご覧いただいた方がイメージしやすいでしょう。
上図のように上昇トレンドが続いている場合を想定します。
この時、前回高値を切り下げ(青)、同様に前回安値を下に抜けた(ピンク)タイミングで下降トレンドへの転換を意味します。
特にスキャルピングは短期決戦のため、トレンドの方向性を把握するのは必須です。
▼エリオット波動
エリオット波動もダウ理論と同じく世界でメジャーなテクニカル分析方法です。
エリオット波動は5つの推進波と3つの修正波によって構成されています。
今発生しているトレンドはエリオット波動の何波なのかを把握することで、エントリータイミングや利確ポイントも見えやすくなります。
▼マルチタイムフレーム分析
マルチタイムフレーム分析は、ざっくり言うと日足などの上位足→5分足などの下位足という順番で相場の流れを把握することです。
まずは週足や日足で大局的な相場のトレンドを把握し、5分足などの下位足でエントリータイミングを探っていきます。
▼ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドは統計学を応用したテクニカル分析手法で、トレンドの強弱を判断するのに利用されます。
チャートはボリンジャーバンドが示す帯の中に収まる確率が高いとされています。
±1σの中に価格が収まる確率は68.2%、±2σの中に収まる確率は95.4%です。
下記チャートのように、ほぼ全て±2σの中に価格が価格が収まっていることがわかります。
逆に±2σを越えた場合は異常値と判断され、その後収束へと向かっていきます。
ちなみに「投資家ゾーマ」もボリンジャーバンドを愛用するトレーダーとして知られています。
以上のようにメジャーなテクニカル分析のみを利用するスキャトレふうたですが、果たして再現性のあるトレード手法なのでしょうか。
次は実践的なトレードを想定して検証してみたいと思います。
スキャトレふうたの手法は勝てる?
結論から言ってしまうと、スキャトレふうたのスキャルピング手法は再現性がありそうです。
それもそのはず。
スキャトレふうたはメジャーなテクニカル分析ばかり利用しているため、その分同じことを考えるトレーダーも多く、機能しやすくなっているわけです。
▼上位足から環境認識
まずは日足などの上位足で相場の大局を把握します。
例えば、下記チャートの場合は高値を切り下げ、安値を更新しているため、ダウ理論で見ると下降トレンドです。
大きな流れは下降トレンドであるとわかったので、次に下位足でエントリータイミングを探っていきます。
▼下位足でエントリー
日足が下降トレンドになっているため、順張りのショートでエントリータイミングを探っていきます。
ボリンジャーバンドの±2σにタッチしたタイミングでショートエントリーし、反対側のボリンジャーバンド±2σにタッチしたら決済。
ボリンジャーバンドのセンターラインまで戻したらまたショートでエントリーという具合にトレードをすれば、スキャトレふうたのトレード手法は十分機能していることがわかります。
スキャトレふうたインジケーターの評判
スキャトレふうたはyoutubeやTwitterで情報配信をするだけではなく、インジケーターの販売も行っています。
3年連続で売り上げ1位も獲得し、利用者からの評判は上々のようで「勝てるようになった」という意見を確認できます。
ただ、中には「信用できなくなった」という辛辣な意見も。
このインジのおかげで勝てる様になりました。
ただこのインジだけで勝てるようには絶対なりませんし、負ける人が居ないとFXも無くなるのでお勧めしません笑笑
自分の手法に欲しい部分を補助してもらえれば良いだけです。
なのでこれを使って勝てない方は、まず手法を決めてインジに何をして欲しいか判断してから購入すべきです。
リペイントするので結局信用できなくなり他のツールを使用するようになりました。
他のインジを購入するポイントは『リペイントしないこと』ですね(笑)
あと後から後から色々なインジをサービスとして追加してくるのも良くわかりません。
その追加インジも結局既存のものを色を変えたり数値を変えたりした程度のものです。
作者さんはツールをご自身では作ってはいないのでそこも信頼には欠けます。
この方の言うリペイントとは、当初エントリーや利確タイミングとして見ていたポイントが、時間経過に伴ってコロコロ変わってしまうことを意味しています。
せっかく練ったトレード戦略が意味を成さなくなってしまうため、使いにくいと感じる方もいるようです。
評判の良いサービスでいえば「XANK」は利用者から高評価を集めています。
私も試しに利用してみましたが、300万円を3か月で900万円まで増やしてくれ、度肝を抜かされました。
億トレーダースキャトレふうたのFXバイブルの評判
2023年9月にスキャトレふうたは書籍「億トレーダースキャトレふうたのFXバイブル」を発売。
実際に購入した方の口コミを参考に、買う価値があるのかどうかを調べてみました。
結論評価は「分かりやすく為になる」との意見が多いものの、「FX口座アフィリエイトの一環」「ただの宣伝」と言う厳しい声も聞かれます。
誘導感がにじみ出ている点はさておき、FX始めたばかりです!という初心者の方にとっては良い教材なのかもしれません。
▼評判①
この本を読んで、平日毎日17時からやっている著者スキャトレふうた氏のYouTube FX大学のLIVEに参加すれば、本当に通信制の大学に通ってるくらい勉強になります。
無料なのに有料サロンに通うよりも効果的かと。
本書は初心者でもわかりやすく、見開きで1解説、全面フルカラー、チャート解説つき。
今までFX本を読んでも、どうトレードしたら良いかわからなかった人でも実践的なトレード方法が書いてあり即戦力になる内容。
手法は、実際に著者が使用している平均足を使用し、上位足のマルチタイムフレーム分析を取り入れたロジカルでシンプルなもの。
著者の『勝ち組を増やす!』との強い熱意が感じられる渾身の一冊です。
▼評判②
本の中身にがっかりです。ふうたさんは口座開設アフィで稼いでる人です。GMO使ってるのにトレアイにも登録していません。資産非公開で億トレと公言してる謎の人。インジケーター使うのにJFX口座開設と100万以上の入金が必要です。全く同じ騙しの少ない平均足インジケータはネットで無料配布されております。
ブログ「スキャトレふうたFX投資」の評判
スキャトレふうたはYoutubeやSNSでの情報配信の他に、自身でFXブログの運営も行っています。
ブログではトレードの環境認識、インジケーターの使い方、トレード手法に関する情報配信をしているようです。
ブログの評判は悪くはなく、特に初心者の方からは「参考になる」という評判が集まっています。
スキャトレふうたさんのブログを見て環境認識のレビュー。ありがとうございます。参考になります。
たしかにトレード手法やチャート分析に関するコンテンツは内容もしっかりしており、初心者が勉強するという点でいえば中々有益そうでした。
教材を買うくらいなら、ブログの内容を片っ端から頭に叩き込んだ方が為にはあるかもしれません。
スキャトレふうたの手法は再現性がありそうだが
スキャトレふうたのスキャルピング手法は、メジャーなテクニカル分析ばかり。
その分多くのトレーダーが意識しているため、機能しやすい特徴があります。
トレードへの再現性はあり、実践でも十分活用できる手法だと感じます。
とはいえ、スキャトレふうた自身FX一本でゴリゴリに稼いでいるようなタイプではないと思われるため、全て鵜吞みするのは少し怖いです。
スキャルピングに関しては「トワイライトゾーンFX」などの商材もあるため、ツールを利用してみるという選択肢もアリかもしれません。
彼の相場分析をどれだけ真剣に見ている人がいるのかわかりませんがいつも『ここから上なのか下なのか?注目です!!!』っていう分析結果がほとんどですね。