近年、インターネット上で話題を集めている投資助言者「FXで馬」
面白い名前ですが、その実態は果たして信頼に値するものなのか?
この記事では、謎めいた投資家の手法や背景について解説します。
FXで馬(投資助言者【馬】)の実態が気になって調べると、手法の説明がどこにも見当たりませんでした。
オンラインサロンで約200名の生徒を抱え、雑誌やラジオにも出演してきた人物です。
結論から言うと、手法が分からないシステムにお金を払う価値があるとは思えません。
この記事で確認できたのは、次の3点です。
①MHPプロジェクトは投資手法が説明されないまま39,800円で販売されている
②特商法の表記に返金やクーリングオフの記載が一切ない
③過去に投資商材の販売で悪名高いクロスリテイリングの講師を務めていた
投資助言者【馬】(FXで馬)は何者か
FXで馬は、自身をFX(外国為替証拠金取引)専門家として売り出している人物です。
オンラインサロンを運営し、約200名の生徒を抱えているそうです。
投資歴は10年以上と謳っています。
テクニカルアナリストや認定投資診断士といった資格も保有しているようです。
また、「FX攻略.com」という雑誌や「ラジオNIKKEI」に出演した経験があります。
これらの露出により、ある程度の知名度を獲得しているのは事実です。
ただし、メディア露出が必ずしも信頼性や実力を保証するものでは無いことに留意が必要です。
投資助言者【馬】(FXで馬)のMHPプロジェクト
FXで馬が最近力を入れていたのが、MHPプロジェクトです。
「100万馬力のフルスペックシステム」を謳い文句に、安定した資産構築を約束するものでした。
しかし、内容を見ていくと、いくつかの疑問点が浮かび上がります。
最大の問題点は投資手法が極めて不透明なこと。
公式ページや公開されていた動画を見ても、どのような方法で利益を上げるのか説明されていません。
また、「2週間で132,986円稼いだ」というモニター参加者の例も挙げていました。
ただ、この数字の信憑性については疑問が残ります。
短期間でこれほどの利益を上げることは、通常の投資では困難だと考えられるからです。
このように誇大な数字を安易に提示することは、投資初心者を惑わせる危険性があるのではないでしょうか。
登録プロセス
MHPプロジェクトへの登録プロセスにも、いくつかの疑問点が含まれています。
まず、メールアドレスを入力すると、公式LINEの登録を求められます。
この時点で、個人情報の収集が始まっているわけです。
登録後、参加者は一連の動画を視聴するよう指示されます。
ただ、これらの動画の内容は極めて不透明。
第一話では、MHPが「Million Horse Power」の略であると明かされるだけです。
具体的な投資手法についての説明はありません。
第二話・第三話と進んでも状況は変わりません。
モニター参加者の紹介や「2週間で13万円稼いだ」という話が出てくるだけです。
肝心の投資手法や、なぜそのような利益が出せるのかに対する説明は一切ないです。
これらの動画を全て視聴しても、「MHPプロジェクトが何を提供するのか」は明らかにされません。
「どのように利益を上げるのか」も明らかにされないのです。
販売価格
MHPプロジェクトの販売価格は39,800円で、以下3つの特典が含まれます。
- 運用計画相談”MHP FPサービス”の利用
- 電話・メール・LINEでのサポート完備
- MHPSYSTEMアップデートサービス
FXで馬はこの価格設定について、「希望者が自由に価格を決められるなら恐らくかなり高額になる」と主張しています。
本当に価値のある商品であれば、なぜ価格を下げる必要があるのか。
この説明は、商品の価値に自信が無いことの裏返しとも取れるのではないでしょうか。
さらに問題なのは、39,800円を支払っても、どんなロジックが組み込まれているか分からないシステムという点です。
投資の世界では、透明性はとても重要です。
自分がどのような仕組みで利益を得るのか、理解できないシステム。
そこにお金を払う価値があるとは思えません。
特定商取引法に基づく表記
MHPプロジェクトの特定商取引法に基づく表記も、いくつか気になる点があります。
運営会社は「株式会社Ballast Style」です。
国税庁の法人番号公表サイトで確認すると、確かに登記されている会社です。
ただし、令和元年12月9日に法人番号指定を受けたばかりの比較的新しい会社であることも判明。
会社の所在地は「東京都中央区日本橋1丁目2番10号」となっています。
これはレンタルオフィスの住所なので、実際にスタッフが常駐しているわけでは無い可能性が高いです。
サポート面での不安を感じさせる要素となるかもしれません。
さらに、特商法の記載には、返金やクーリングオフについての情報が一切なし。
これは、一度支払った金額を取り戻すことが困難である可能性を示唆しています。
投資商品を購入する際、このような重要な情報が欠如しているのは大きな警告サインといえるでしょう。
投資助言者【馬】(FXで馬)の過去の商材
FXで馬は過去にも、下記のような投資商材を販売しています。
これらの商材は、いずれも数十万円という高額な参加費を要求するものでした。
- NO LOSER
- FX LIVE SIGNAL
- Rainbow Trend power
さらに注目すべき点は、FXで馬がクロスリテイリングという会社で講師を務めていたことです。
クロスリテイリングは、投資商材の販売で悪名高い会社。
実際、この会社に対しては集団訴訟の準備が進められている話もあるそうです。
投資のプロフェッショナルを名乗る人物が、問題ある会社と関係を持っていた事実。
これは、かなり気になるポイントではないでしょうか。
投資助言者【馬】(FXで馬)のSNS活動
FXで馬は、幅広いプラットフォームを使って情報発信を行っています。
- X(旧Twitter)(フォロワー約1.1万人)
- Instagram(フォロワー約180人)
- YouTube(登録者約4700人)
- TikTok(フォロワー数約1200人)
これらを見ると、FXで馬は自身が成功した投資家として印象付けようとしています。
高級車や高級時計、豪華な旅行先での写真など、富裕層のライフスタイルを強調する投稿が目立ちます。
ただ、このような投稿は必ずしもその人物の実際の経済状況を反映しているとは限りません。
SNSでの見せかけの成功は、新規顧客を引き付けるための戦略である可能性が高いのではないでしょうか。
また、FXで馬の投稿を詳しく見ていくと、具体的で有用な投資アドバイスはほとんど見当たりません。
その代わりに目立つのが、「簡単に稼げる」「リスクなし」といった言葉です。
投資の世界では非常に危険な考え方を助長する内容が多く見られます。
このような情報発信は投資初心者を惑わせ、非現実的な期待を抱かせる危険性があります。
真剣に資産運用を考えている人にとっては、むしろ有害な情報源となり得るかもしれませんね。
投資助言者【馬】(FXで馬)のトレード手法
FXで馬が実際にトレードで取り入れているのが「オーダーブック」。
国内FX業者のオアンダジャパンで無料配布されているツールです。
実際にトレーダーがどのようなポジション、指値や逆指値を入れているのかをグラフとして表示します。
FXで馬はオーダーブックを重要視しています。
テクニカル分析と組み合わせて使用しているのが特徴です。
ただし、このような手法が本当に効果的なのかは、専門家の間でも意見が分かれています。
オーダーブックの情報は、必ずしも市場全体の動きを反映しているわけではありません。
誤った判断に繋がる可能性もあるからです。
投資助言者【馬】(FXで馬)のインジケーター
FXで馬は、MT4対応のインジケーター「Rainbow_Trend_power」を開発。
このインジケーターは以下の特徴を持っています。
- スキャルピングと全通貨ペアに対応
- トレンドの転換と継続を示す
- 1時間足でトレンドの流れを把握し、5分足でエントリーを行うスキャルピング手法を提案
- オーダーブックを使用して勝率向上を目指す
また、相場の強弱が一目で分かるインジケーターもリリースしています。
ただし、効果について独立した第三者による検証結果が公開されていません。
そのため、実際の有効性は疑問が残りますね。



