「FXはやめとけ!」という意見の大半は間違った認識によるものです。
投資である以上必ず稼げるわけではありませんが、FXはすき間時間に稼ぐのに適した投資方法。
正しい知識を得てトレードを行えば、トレード勝率を高めることも十分可能です。
今回はFXはやめとけ!と言われている理由やFXで稼ぐ上で覚えておきたいこと、稼ぐためのコツなどをわかりやすく紹介していきます。
FXはやめとけと言われる理由
FXはやめとけと言われる理由は、主に間違った知識からきている場合が多いようです。
正しく活用すれば生活を大きく変えられるような利益を手にできるFX。
間違った知識に惑わされないよう正しい知識を得ていきましょう。
まず、FXはやめとけと言われている5つの理由を紹介していきます。
・必ず勝てるわけではない
・レバレッジで大損する可能性
・ギャンブルに近い
・チャートを頻繁に確認する必要がある
・勉強する手間がかかる
▼必ず勝てるわけではない
FXに限らず投資全般に言えることですが、投資である以上必ず利益が出るわけではありません。
ただ、やりようによってはリスクを抑えることは十分でき、勝率を高められます。
第一線で活躍しているような有名FXトレーダーも失敗から学び、試行錯誤の末に億を超えるような利益を手にしたのは言うまでもありません。
FXで重要なのは1回1回のトレード勝率ではなく、トータルでプラスに持っていくことです。
▼レバレッジで大損する可能性
たまに「FXで大損した」と話題になっていますが、これは単に高いレバレッジをかけていたことが原因であるケースが多いです。
レバレッジとは元手の資金を数倍にしてトレードに充てられる仕組み。
例えば、10万円の元手にレバレッジを5倍かけると50万円を元手資金としてトレードできます。
レバレッジをかけることで1度に大きな利益を狙うことは可能ですが、レバレッジをかけるほど必要な証拠金の額も増えます。
高いレバレッジをかけて予期せぬ方向に相場が動いてしまえば、大きな損失を被る可能性もあります。
しかし、逆に適切なレバレッジを設定できると、少ない資金からでも一攫千金が狙える点は魅力的です。
▼ギャンブルに近い
FXは上がるか下がるかを当てるだけのギャンブル!という意見もありますが、これは全くの誤解です。
もちろんチャートも見ずにトレードしているのではギャンブルですが、チャートを分析すれば相場の予測は可能。
チャートからはトレーダーの思惑もうかがい知ることができます。
しっかりと情報収集を行えば、トレードの勝率を高められるのがFXです。
ただ、上がるか下がるかだけを予想する「バイナリーオプション」の方がよっぽどギャンブル性は高いでしょう。
▼チャートを頻繁に確認する必要がある
FXというと暇さえあればチャートに張り付いているようなイメージを持たれている方もいるようですが、決してそのようなことはありません。
一言にFXと言っても、トレード方法は様々です。
デイトレードと言われる1日に数回のトレードを行うトレード方法もあれば、スキャルピングと言われる短期トレードを1日で複数回行うようなトレード方法もあります。
1日に何十回もトレードするスキャルピングの場合、必然的にチャートを見る時間も増えますが、デイトレードであれば1日に数回チャートを確認できれば問題ありません。
▼勉強する手間がかかる
FXに限ったことではなく、投資をする場合ある程度の知識が求められるのは間違いありません。
FXの場合知識を得るほど価格予測の精度も上がり、利益に直結しやすい特徴があります。
また、勉強に時間は必要でもトレード自体は数分で完結させることもできます。
すき間時間で稼げるのがFX最大のメリットでもあるかもしれませんね。
以上のように「やめとけ」という意見もあるFXですが、中には億を稼ぐようなトレーダーが存在していることも事実。
FXで成功している人の共通点
FXで成功を収めているようなトレーダーの共通点は次の3つです。
少しの意識の違いで改善できる部分もあるので、改めて自分を振り返ってみましょう。
▼余剰資金がある
投資である以上余剰資金の範囲内で行うのが絶対条件です。
逆に生活費をつぎ込み一発逆転を狙おうとすると、冷静な判断を欠いてしまうことも考えられます。
まずは余剰資金の中でも少額からトレードの流れを掴むことを意識していくと良いでしょう。
▼感情的にならない
冷静なトレード判断ができるか否かはFXにおいて非常に重要です。
「漁師トレーダー翔」を含め、多くの「有名FXトレーダー」がいかに冷静にトレードできるかが大切だと語っています。
FXトレードをしていれば当然勝つ時もあれば、負ける時もあります。
負けた時に感情的になり損失を取り返そうとすると、無謀なトレードをしてしまうきっかけにもなり得ます。
そのため負けた時こそ冷静になり、失敗を振り返る意識が重要です。
▼勉強が苦ではない
裁量トレードで勝てるようになるには勉強は必要不可欠です。
テクニカル分析はもちろんのこと、価格変動に影響を与えるようなファンダメンタルズも知っておいて損はありません。
また、自分にあったトレード手法はどれなのか?過去チャートと照らし合わせながら検証を行うことも、トレードスキルを磨く上で大切なことです。
さらに1回1回のトレードを振り返り反省や気づきを得ることで、次回以降のトレードに活かすこともできます。
FXで稼ぐためのコツ
FXで稼ぐためのコツは大きく分けて6つあります。
▼デモトレードから始める
FXを初めてやるならばいきなり自分のお金でトレードするのではなく、デモトレードから始めてみましょう。
デモトレードは仮想資金でトレードできるため、お金を失う心配もなく始められます。
注文方法を含めた操作は実際に体験した方が覚えられます。
デモトレードはDMM FXなど国内業者が無料で提供しているので、まずはデモトレードのある国内業者から始めるのがおすすめです。
▼資金管理を覚える
すでに触れているようにFXにおいては、1度のトレードではなくトータルでプラスに持っていくことが大切です。
そこで重要となるのが資金管理。
第一線で活躍するトレーダーの中には、テクニカル分析よりも資金管理こそが最重要と語るトレーダーもいるほどです。
FXの資金管理というと難しく聞こえますが、行うのはとてもシンプルなことばかり。
例えば、
・投資金の内どのくらい損失を出しても大丈夫なのか
・1度のトレードでどのくらいの利益を狙うのか
・どのくらいの通貨数をトレードするのか
以上のようなことをあらかじめ決めておくのも資金管理の1つです。
重要なのは行き当たりばったりのトレードではなく、どのくらいの損失まで許容でき、どのくらいの利益を狙うか思い描いたうえでトレードをすることです。
▼損切りルールを決める
FXを始めたばかりのトレーダーにとって最大の悩みが損切りです。
含み損を抱えてしまったとしても、確定させなければ損ではありません。
しかしながら、いつかプラスになるかもと願い続けて結局損が膨れ上がるばかり…なんてことも珍しくないのです。
資金管理にも通ずるところですが、どのタイミングで損切りを行うかはあらかじめ決めておきましょう。
損切りは損を確定させる行為ではなく、次のトレードへの投資金を守る役目があります。
損切りルールは人それぞれですが、資金に対して2%で損切りするトレーダーが多いようです。
100万円の資金でトレードしているのであれば、損切り許容は2万円までです。
▼生活リズムにあったトレードをする
睡眠や仕事に支障をきたすようなトレードはするべきではありません。
まずは仕事との兼ね合いを見て、自分にとってFXが負担にならないようなトレードスタイルを見つけましょう。
「夜は他のことに時間を使いたいから出勤途中にエントリーし、仕事終わりに決済して終わり」
「夜は時間があるから仕事終わりから寝るまでの間で短期トレードを繰り返す」
などのような決め方でも問題ありません。
大切なのは無理のない範囲で続けられるかどうかです。
トータルでプラスに持っていくためには、諦めずに継続することにも意味があります。
▼コストの安い業者を利用する
FXトレードをする上で発生するコストは利用する業者によってまちまち。
FXにおいてはスプレッドと言われる手数料が発生するため、できるだけスプレッド手数料が安い業者を利用した方が良いでしょう。
ただし、トレード頻度が少ない方はそこまで気にする必要もないかもしれません。
▼テクニカル分析を覚える
テクニカル分析とはチャートをもとにして、価格予測を行うこと。
例えばRSI(相対力指数)は売られすぎ、買われすぎを判断するテクニカル分析方法です。
30以下が売られすぎ、70以上が買われすぎの基準と言われています。
下記チャートのように「売られすぎだから上がるだろう」と想定して、買いでエントリーという使い方です。
テクニカル分析と言ってもその種類は無数にあるため、自分のトレードスタイルに合ったテクニカル分析方法を見つけていくことも重要です。
トレードの練習を効率的に行うことができる「FX検証ソフト」もあるので、活用してみてもいいかもしれません。
FXですぐに使えるトレードテクニック
FXで稼ぐためにはテクニカル分析が必須とお伝えしましたが、ここですぐに実践に生かせるトレードテクニックをいくつか紹介していきます。
▼ダウ理論
ダウ理論は世界でもっともメジャーなテクニカル分析です。
相場環境やトレンドを判断するのに有効なダウ理論には6つの法則がありますが、「トレンドは明確な転換シグナルが発生するまで継続する」という法則は世界中で利用されています。
例えば上昇トレンドが発生している時、前回の高値を切り下げ、安値を更新するまでは上昇トレンドが続くと考えられています。
上のチャートのように上昇トレンドが続いている場合を想定します。
この時、前回高値を切り下げ(青)、同様に前回安値を下に抜けた(ピンク)タイミングで下降トレンドへの転換を意味します。
▼上位足に対して順張り
多くの有名人トレーダーが大切にしているのは、日足・週足などの上位足に対して順張りでエントリーすること。
例えば、日足チャートが上昇トレンドならば買いでエントリー、逆に下降トレンドならば売りでエントリーします。
上位足の順張りがおすすめの理由は、5分足などの下位足は、上位足のトレンドに収束していくためです。
また、順張りは逆張りに比べるとリスクを取ったトレードをする必要がなく、勝率を上げられるメリットもあります。
有名トレーダーの多くはリスクを抑え、優位性の高いエントリーをすることで「負けないトレード」を心がけているようです。
実践的な使い方はまず上位足でトレンドの大局を確認し、5分足・15分足などの下位足でエントリータイミングを探ります。
▼水平線
水平線はレジスタンスラインやサポートラインを意味しています。
水平線はシンプルでありながら反発箇所を予測するのに最適です。
反発している回数が多いほどトレーダーに意識されているため、パッと見で意識されているのがわかるような場所に水平線を引くのがポイント。
あまり水平線を引きすぎてもごちゃごちゃしてしまうため、必要最低限にとどめておきましょう、
また、日足や4時間足など上位足の水平線になるほど重要視されるため、最低限日足や4時間足の水平線は引いておくことをおすすめします。
▼フィボナッチリトレースメント
「フィボナッチリトレースメント」は押し目や戻りを予測するテクニカル分析手法です。
フィボナッチリトレースメントの基礎となっているのはフィボナッチ数列。
フィボナッチ数列は人間が無意識に美しいと感じる黄金比のことです。
フィボナッチリトレースメントで重要視されるのは「23.6%、38.2%、50%、61.8%」。
実際にフィボナッチリトレースメントを引いてみると、ラインが意識され押し目として機能していることがわかります。
フィボナッチリトレースメントは引き方さえマスターすればすぐに活用できます。
FXで稼ぐためにやめたいこと
FXで稼ごうと思うのであれば避けたいことを3つ紹介します。
▼ハイレバトレード
FXではレバレッジをかけることで元手資金を増やしてトレードを行うことができます。
国内業者であれば最大25倍、海外業者になれば1000倍のレバレッジをかけることも可能です。
高いレバレッジをかけるほど、1度のトレードで得られる利益も増えますが、同時に損失リスクも増えていきます。
そのため高いレバレッジをかけたトレードになるほど感情的になりやすいので気を付けたいところです。
それに高いレバレッジのトレードはもはやギャンブル感覚になってしまうため、癖が付かないように注意しておきましょう。
▼根拠の薄いトレード
FXにおいては複数根拠がある上でトレードした方が勝率を高められます。
「昨日に比べてかなり下がったから多少戻すだろう」と根拠の薄いトレードをしてしまうと逆を突かれる可能性もあります。
根拠の薄い値ごろ感トレードはギャンブルトレードとも言われるほど、
また、テクニカル分析1つを頼りにトレードするのではなく、複数のテクニカル分析を組み合わせ根拠が重なったタイミングでエントリーするなどの工夫が必要です。
▼先出しトレーダー発言に乗っかる
最近はSNSで先出しトレーダーと言われる人たちが多く活動していますが、先出しトレーダーの発言を鵜吞みにしない方が安全でしょう。
先出しトレーダーとは、「このくらいの価格になったら買いで入る」などトレード内容に関する情報を事前に発信するトレーダーのことです。
例えば、「Pepper」はSNSで先出しを行っているトレーダーの1人。
先出し情報はFX初心者から人気を集めていますが、もちろん必ず当たるわけではありません。
そもそもトレーダーとしての実力が不透明な先出しトレーダーもいたりトラブルが起きるケースもあるため、リスクが伴います。
初心者に人気の証券会社
最後に初心者にもおすすめなFX証券会社を紹介していきます。
▼GMOクリック証券
GMOクリック証券の特徴は次の3つです。
・業界最狭水準のスプレッド
・豊富な取引ツールが用意されている
・わかりやすい取引アプリがある
GMOクリック証券は国内業者の中では最低水準のスプレッドを提供しているため、短期トレードを頻繁に行いたい方にとっておすすめです。
GMOクリック証券が提供する取引ツールは自社開発のオリジナルですが、使いやすいと評判になっています。
24時間電話での問い合わせにも対応しているため、初心者には嬉しいサポート体制も万全です。
▼LINE FX
LINE FXの特徴は次の3つです。
・業界最狭水準のスプレッド
・経済ニュースなどがLINEで受け取れる
・簡単にトレードを始められる
LINE FXはコミュニケーションツールのLINEが提供していることもあって、LINEと連携させることで経済ニュースに関する情報を簡単に受け取ることができます。
口座開設もLINEから手軽にできるとあって初心者から人気を集めている業者です。
▼外為オンライン
外為オンラインの特徴は次の3つです。
・サポート体制が充実している
・リアルタイムで経済ニュースを確認可能
・簡単に自動売買を始められる
外為オンラインではzoomサポート体制を整えており、気軽に対面でサポートを受けられます。
また、ロイターやfxwaveなどのニュース会社と提携し、タイムラグがほぼない状態で経済ニュースを閲覧可能。
さらに外為オンラインが提供する自動売買ツールは初心者でも簡単に利用できると評判を集めており、利用者のうち75%がFX未経験者のようです。
FXのメリット
最後にFXのメリットをまとめておきます。
▼平日なら24時間取引可能
FXは平日ならほぼ24時間いつでもトレードが行えます。
株の場合は夕方には市場が閉まってしまうため、兼業投資家にとっては投資できる時間に限りがあります。
その点FXは取引に充てられる時間に余裕があり、仕事終わりから寝る前にまで取引をすることも可能。
すき間時間にチャート分析をし、すき間時間に取引できるのはFXならではでしょう。
▼上昇と下落どちらでも利益が狙える
FXはレートが上昇している時だけではなく、下落している時にも利益を狙える仕組みです。
下落の利益を狙うことをFXではショート(空売り)と呼びます。
ショートは後で買い戻すことを条件に、あらかじめ高い価格で売ることができます。
このショート(空売り)を駆使すれば、どのような相場状況でも稼ぐチャンスに恵まれると言えるでしょう。
▼自動売買ツールを利用できる
少しでも手間を省いて稼ぎたいと考えている方のために、FXでは自動売買ツールも数多く提供されています。
自動売買ツールを使えば、その名の通り自動で取引を行ってくれます。
上手く利用すれば寝ている時ですら稼ぐことが可能です。
最近は「XANK」のように月利40%を狙えるような自動売買ツールも出てきています。
テクニカル分析の手間を省きながら楽をして稼げるのであれば、まさに理想的ですよね。
個人的に試してみましたが、3か月で602万円の利益を実現してくれ、実力は認める他ないなと思っているところです。
決して簡単ではないが、すき間時間に稼ぐならFXが一番効率的なような気がする