Hastforex(ハストフォレックス)は口座開設ボーナスや入金ボーナスが豊富だとして、インフルエンサーによって拡散されたFX業者。
口座開設ボーナスが2万円ももらえることから、ノーリスクでFXに挑戦できる点は魅力的です。
しかし、蓋を開けてみれば出金遅延が発生するなど、致命的なトラブルが発生しています。
また調べていくうちに日本人しか利用していないFX業者の可能性も浮上。
今回はHastforexを利用する価値はあるのか?評判を丸裸にしていきます。
Hast forex(ハストフォレックス)とは
Hast forex(ハストフォレックス)はセントビンセント・グレナディーン諸島に拠点を置く新興FX業者。
HAST Financial Group Ltd.が運営を行っています。
まだまだ新しい業者ではありますが、口座開設ボーナスや入金ボーナスが充実していることもありSNSを中心に話題になっています。
次にHast forexの特徴を紹介していきます。
Hast forexの特徴
Hast forexの特徴は次の3つです。
▼超新興業者
Hast forexは2022年4月にサービスを開始したばかり。
まだサービス開始から1年も経っていない超新興FX業者です。
そのためまだまだ未知数の部分も多く、システムやサポートでのトラブルも起きているようです。
新興FX業者だから仕方がないという割り切った気持ちで利用した方がいいかもしれません。
▼レバレッジ400倍
Hast forexのレバレッジは400倍固定になっているようです。
大手のFX業者でいえば、Gemforexが最大5,000倍、XMとFXGTが1,000倍と1,000倍を超えるレバレッジが当たり前となりつつあります。
それと比較するとHast forexの400倍は少し物足りなさを感じてしまう方もいるかもしれませんね。
Hast forexをメインで使うというよりは、サブ口座という形で使った方が良さそうです。
▼ボーナスが豊富
Hast forexはボーナス、キャンペーンを頻繁に実施していることでも有名です。
口座開設ボーナス:2万円
入金ボーナス:100%~150%
Hast forexは上記のようなキャンペーンを定期的に実施しています。※時期により内容に変更あり
例えば、150%ボーナスを利用して10万円を利用すれば、ボーナス15万円を獲得でき有利にトレードを行うことが可能。
初期費用を抑えてお得にFXを始められる点がHast forex最大の魅力と言ってもいいでしょう。
ただ、最近は「TYL(ティル)」のような無料でありながら月利40%以上も狙える自動売買ツールもあるため、FXで稼ぐハードル自体が下がっているように感じます。
▼通貨ペアは少なめ
Hast forexでトレード可能な通貨ペアは28銘柄です。
大手のGEMFOREXは50銘柄以上の通貨ペアを取引できるため、比較するとやや見劣りします。
しかしながらドル円やポンド円などメジャー通貨ペアは全て揃っているので、それほど不便することはなさそうですね。
Hast forexの評判・口コミ
>Hast forexの評判・口コミは正直あまりよくありません。
中でも「出金トラブル」が2022年11月時点で起きていることから、ユーザーからの信頼を失いつつあるようです。
また、「スプレッドが広い」という評判もあり、使いにくいと感じている方が多いと思われます。
▼評判①
アフィリエイターが積極的に推していた新興の海外FX業者HAST FOREXで出金トラブルが起きています。出金申請から1か月がすぎても着金せず、HASTが表明した新たな期限も守られていないようです。
海外FXなので自己責任ですが、アフィリエイターの発信を鵜呑みにすることも危険かと思います。
Twitterより引用
▼評判②
HAST FOREX のゴールドのスプレッドが、ゲムやFXGTより何倍も広すぎてポジれんわ(^^;
何で23pipsもあるんやw
てかここ、全体的にスプ広いな
Twitterより引用
全体的にHast forexの良い評判は確認できませんでした。
強いて言えばボーナスやキャンペーンに関してありがたいと感じている方がいるくらいでしょうか…。
Hast forex出金トラブルの詳細
Hast forexの出金トラブルは2022年10月から発生しているようです。
・10月中旬:出金申請をしても着金しない人が続出
・10月21日:出金遅延の発生、改善に努めることを報告
・10月末:新たな収納代行業者との契約を締結
・11月11日:出金処理の再開を発表
・11月18日:来週中に全ての出金処理が完了する予定と発表
・11月25日:出金処理が遅れていると発表
11月末現在、いまだに出金処理は完了していません。
一部の情報によれば数億円規模の出金に遅れが発生し、今現在も数千万円の出金が完了していないとのこと。
Hast forexによれば意図的な出金遅延ではなく、収納代行業者との間に起きたトラブルが原因のようです。
今現在出金遅延解消に向けて全力を挙げているとのことなので、無事に出金されることを願うばかりですね。
Hast forexの安全性
Hast forexの安全性、信頼性に関わる3つを紹介します。
出金遅延が起きている段階ですでに信頼は崩れているようにも思いますが、見ていきましょう。
▼金融ライセンスあり
Hastforexの運営会社HAST Financial Group Ltd.はセントビンセント・グレナディーン諸島の金融庁からライセンスを取得しています。
セントビンセント・グレナディーンに拠点を置いている海外FX業者は多く、FX Fair(旧ビヨンド)やHotforexなどがあります。
セントビンセント・グレナディーン諸島は租税回避地として有名で、税金や資産の保護を目的としたペーパーカンパニーが多く存在しています。
そのため、Hastforexがセントビンセント・グレナディーン諸島のライセンスを取得しているからといって、そこに運営実態があるかどうかは不明です。
ライセンスを持っているから安全というわけではありませんが、判断材料の一つにはなるでしょう。
▼分別管理
Hastforexの利用規約に目を通してみると、分別管理を採用していることがわかります。
ユーザーの資金と会社の資金は別で管理される仕組みです。
▼日本人しか利用していない
Hastforexは海外取引所という形で運営されていますが、実は日本人しか利用していない可能性が高いです。
というのもHastforexの公式サイトにアクセスしているユーザーを国別で見てみると、100%が日本からのアクセスであることが判明しました。
つまりHastforexは最初から日本人向けにサービスを展開しているFX業者に過ぎない可能性があるということです。
そもそもHastforexを立ち上げた人物も日本人である可能性はありそうですね。
キャンペーン・ボーナス情報
出金遅延が発生している影響もあり、11月末現在キャンペーンやボーナスは行われていません。
口座詳細
Hastforexではスタンダード口座とプロスプレッド口座の2種類が用意されています。
▼スタンダード口座
取引方式:STP方式
取引手数料:なし
最低入金額:なし
▼プロスプレッド口座
取引方式:ECN方式
取引手数料:1lotあたり往復2ドル
最低入金額:100万円(2回目以降は50万円以上)
同一口座内の両建てや自動売買ツールの利用は可能です。
次にHastforexの具体的なトレードルール、禁止事項について見ていきましょう。
Hastforexのトレードルール
Hastforexは原則下記のようなトレードは禁止しています。
・ボーナスの悪用
・アービトラージ
・システムの盲点をついたトレード
・経済指標など価格が大きく変動するタイミングだけを狙ったトレード
・事前連絡なしの大きな注文
・他業者間での両建て(相関性の高い通貨ペアも含む)
他の業者と同じように他業者間での両建ては禁止されているので気を付けましょう。
例えば、ゴールドとドル円のような相関性が高い通貨ペアの両建ても禁止です。
A業者でドル円ロング、Hastforexでゴールドロングといったトレードも違反になる可能性があるので注意しましょう。
hastforexのボーナスはもらったけど余裕のロスカしたからそもそも出金するお金がない(笑)