ネム(NEM)はなぜ暴落した?終わった仮想通貨か将来性を検証

「仮想通貨の『ネム』って、オワコンなのか?」

そんな疑問を持ってこの記事にたどり着いた方に向け、データと事実で公正に答えていきます。

 

2018年1月、ネム(XEM/NEM)は211〜240円台の史上最高値を記録しました。

しかし2026年2月現在でネムの価格は0.12円台まで下落しています。

 

2024年にはBinanceがネムを上場廃止にし、2025年にはGMOコインとBitTradeもネムから撤退しました。

国内でネムを取引できる取引所はZaif・bitFlyer・Coincheckとなっています。

 

「保有しているネムを売りたいのに売れない」という声が広がるのは、この急激な流動性低下によるものです。

それでも「ネムは終わった」と断言できるでしょうか?

 

本記事ではネムを取り巻く状況や上場廃止の背景、今後の将来性について、データをもとに検証します。

ネム(NEM)は終わった仮想通貨か、暴落・上場廃止・将来性を検証

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ネムの暴落はなぜ起きたのか、そして本当に「終わった」のかを、データで確かめました。

2018年1月に211〜240円台の最高値をつけたネムは、2026年2月には0.12円台です。

 

結論から言うと、ネムは「終わった仮想通貨」と断言できる状況に近いです。

 

この記事で確認できたのは、次の3点です。

①最高値からの下落率は99.9%超で、時価総額は1,000位圏外に転落
②2024〜2025年にBinance・GMOコイン・BitTradeが上場廃止し、国内で売れるのは3社のみ
③日次トランザクション数は100未満で、GitHubの開発活動も実質停止

ネム(XEM/NEM)とはどんな仮想通貨?基本情報を解説

もうかるくんもうかるくん
まずは、ネムがどんな仮想通貨だったのかを確認していきます。
2018年のバブル期には時価総額トップ10に入っていた銘柄です。

ネムとは、2015年3月31日に正式ローンチされたブロックチェーンプラットフォームの仮想通貨です。

NEM公式ドキュメントサイト(nem.io)のトップページ。「Welcome to the NEM Documentation」の見出しとNEMのシンボル画像が表示されている
画像:NEM公式ドキュメントサイト(2026年9月6日確認)

ネムの通貨単位はXEM(ゼム)です。

独自のコンセンサスアルゴリズム「Proof of Importance(PoI)」を採用しているのが特徴です。

 

2018年の仮想通貨バブル期には、時価総額ランキングトップ10に入りました。

日本でも特に高い人気を誇った銘柄です。

 

ここでは、ネムの基本情報と技術的な仕組みを確認していきます。

ネムの基本情報(2026年2月時点のデータ)

項目 数値・内容 補足
現在価格 0.12円台(0.00079ドル) 2026年2月時点
時価総額 約710万ドル(約11億円) CMC #1,080 / CoinGecko #1,380
発行上限 89億9,999万XEM 全量流通済み(新規発行なし)
コンセンサス PoI(Proof of Importance) ネム独自方式
ブロック生成 約1分 PoW比で高速
ローンチ 2015年3月31日 設立から約11年
ATH(最高値) 211〜240円 / 2.09ドル 2018年1月(取引所により差異あり)
ATH比較 ▲99.9% 最高値から2026年2月までの下落率

PoI・ハーベスティング・モザイク機能とは

もうかるくんもうかるくん
PoIは、保有量だけでなく取引相手や直近30日の実績まで見る仕組みでした。
確認したかったのは、その仕組みが今も実際に使われているかという点です。

ネムの大きな技術的な特徴は、「Proof of Importance(PoI)」というコンセンサスアルゴリズムです。

ビットコインのPoW(採掘量で決まる)や、イーサリアムのPoS(保有量で決まる)とは異なります。

 

PoIでは、次の3つの要素で「重要度スコア」を算出します。

    ①保有量(最低1万XEM以上)
    ②取引相手の多様性
    ③直近30日間の取引実績

スコアの高いノードが、ブロック生成(ハーベスティング)の権利を得る仕組みです。

単に多くを保有するだけでなく、ネットワークへの貢献度が報酬に反映されます。

比較項目 PoW PoS PoI(ネム)
エネルギー消費 非常に高い 低い 低い
参加要件 マイニング設備 仮想通貨を保有 1万XEM以上+取引実績
報酬の公平性 設備次第 保有量次第 保有量+活動量
新規発行リスク あり あり なし(全量流通済み)
代表的なコイン BTC・ETH(旧) ETH・SOL XEM(NEM)

PoI以外にも、ネムにはいくつかの独自機能があります。

ネットワーク上にカスタムトークンを発行できる「モザイク機能」があります。

 

企業や個人が独自の資産を作成・管理することを可能にしています。

ネームスペースは、モザイクに人間が読みやすい名前をつける仕組みで、ブランドとして機能します。

 

マルチシグは、複数の秘密鍵による署名を必要とするセキュリティ機能です。

企業の資産管理などへの応用が想定されていました。

✅ネムが現在も評価されている点

・PoIの「活動への報酬」という思想はDePIN・RWAなど現代のトレンドと共鳴する部分がある

・全量流通済みで追加発行なし(インフレなし)

⚠️ネムの現実としての課題

・DeFi・NFT・スマートコントラクト時代に対応できず、ETH・SOLに追い抜かれた

・日次トランザクション数は100未満で事実上の休眠状態

PoIというアイデアは、2015年の仮想通貨の黎明期においては確かに画期的でした。

しかし2020年代には、スマートコントラクトやDeFiが台頭しました。

 

ネムは、そうした需要に応える機能開発に遅れをとりました。

もうかるくん私の見解
PoIの「活動への報酬」という思想は、DePIN・RWAなど現代のトレンドと共鳴する部分があると整理されていました。
一方で、DeFi・NFT・スマートコントラクトの時代に対応できず、ETH・SOLに追い抜かれています。
日次トランザクション数は100未満で、事実上の休眠状態——これが技術面の現在地です。

ネムの暴落の歴史|最高値から99.9%超の転落

もうかるくんもうかるくん
なぜ暴落したのかを、価格の推移に沿って確認していきます。
先に言うと、暴落は2018年と2021年以降の2段階で進んでいました。

なぜ、ネムは暴落してしまったのでしょうか?

「ネムは終わった」と言われる背景には、単なる価格の下落だけではない事情があります。

 

ネム固有のいくつかの出来事が積み重なった結果です。

まずは、ネムの価格の推移を時系列で整理します。

 

どのタイミングで何が起きたのかを確認しましょう。

ネムの価格推移(2017〜2026年)

時期 価格(円) 主な出来事
2017年11月〜12月 15〜120円超 仮想通貨バブルで急騰。11月時点で既に15円超、年末には100円超え
2018年1月4日 211〜240円 📈 史上最高値(ATH)を記録。2.09ドル、取引所により差異あり
2018年1月26日 83〜110円台 ⚠️ コインチェック不正流出事件(580億円相当のXEM流出)。補償レート88.549円/XEM
2018年末 4〜8円台 バブル崩壊・市場全体で急落。ネムは特に大幅下落
2019年1月 3〜6円台 NEM財団の財政危機が公表(2018年中に進行、2019年1月発覚)。運営資金は残り約1ヵ月分
2020年 2〜21円台 3月コロナショックで一時2円台。後半はSymbol期待で10円超まで回復
2021年3月 76〜87円台 📈 Symbol(XYM)ローンチ(3月17日)への期待で一時87円超まで急騰
2021年末〜2022年 3.6〜23円台 Symbol期待剥落・2022年のLUNA崩壊・FTX破綻で急落
2023〜2024年初 3〜9円台 BTC・ETH回復の中、ネムのみ上昇に取り残される
2024年6月 0.3〜0.5円台 📉 Binanceが6月3日に廃止発表(発表当日に28〜30%急落)。6月17日に取引停止
2025年8月 0.15〜0.25円台 📉 GMOコイン(8月2日)・BitTrade(8月29日)が相次いで上場廃止
2026年2月(現在) 0.12〜0.20円台 国内ではZaif・bitFlyer・Coincheckのみ取引可能。ソース間で価格差あり

ネムの価格暴落は大きく2段階で進みました。

ネム(XEM/USD)の週足チャート(2016〜2026年)。2018年1月に約1.8ドルの最高値をつけ、2021年に再び急騰した後、ほぼゼロ付近まで下落している
引用元:CRYPTO INSIGHT powered by ダイヤモンド・ザイ(2026年9月6日確認)

第1段階は、2018年のコインチェック不正流出事件で、ネムの技術的な欠陥ではなく取引所のセキュリティ問題でした。

それでも、ネムのブランドイメージに与えたダメージは計り知れませんでした。

 

2019年1月にはNEM財団の財政危機(2018年中に進行)も発覚し、さらなる信頼低下を招きました。

2020年3月のコロナショックでは、一時2円台まで沈みます。

 

第2段階は2021年以降です。

Symbol(XYM)のローンチ期待で一時76〜87円台まで急騰しましたが、その後は再び下落します。

 

そして決定的だったのが、2024年以降の取引所の撤退ラッシュです。

Binanceの上場廃止発表(6月3日)当日だけで、価格は約28〜30%急落しました。

2025年のGMOコイン・BitTrade撤退で、取引できる国内取引所が一気に絞られました。

⚠️市場全体は回復しているのに、ネムは逆行

2024〜2025年にビットコインが史上最高値を更新するなか、ネムの価格は逆行して下落し続けました。

仮想通貨市場全体の上昇トレンドに乗れなかったことは、単なる「市場の調整」では説明できません。

「開発の停滞」「取引所の撤退」「コミュニティの縮小」などが複合的に作用した結果です。

このような価格推移の背景として、特に多くのユーザーが気にしている出来事があります。

それが「コインチェック不正流出事件」です。

もうかるくん私の見解
価格の表を追うと、下げの節目は2018年1月・2021年3月・2024年6月の3つでした。
とくに2024年6月は、Binanceの発表当日だけで約28〜30%下げています。
市場全体が回復した2024〜2025年に逆行して下げ続けたことが、単なる調整では説明できない理由です。
ネムの暴落は、取引所の撤退で出口が狭まった結果でした。ここまでで分かったのは、その一点です。
ただ、いま持っているネムをどうするかは、記事を読むだけでは決めにくいところです。
売るか持ち続けるかで迷っているなら、動く前に状況だけ送ってもらえれば、もうかるくんが一緒に整理します。
相談は無料です。話を聞いてもらうだけで終わっても、なにも問題ありません。
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コインチェック不正流出事件(2018年)の全貌

もうかるくんもうかるくん
「ネム 事件」で必ず出てくるのが、2018年1月26日のこの事件です。
調べて分かったのは、ネム自体がハッキングされたわけではないという点でした。

「仮想通貨ネム 事件」で検索すると、必ず出てくるのが2018年1月26日のコインチェック不正流出事件です。

当時、史上最大規模の仮想通貨の流出として世界中のメディアが報じました。

 

この出来事は、ネムのブランドイメージに深刻なダメージを与えました。

しかし、この事件に関して広く誤解されている重要な事実があります。

コインチェック不正流出事件の概要と被害規模

⚠️被害規模(コインチェック不正流出事件)

発生日

2018年1月26日

被害額

約580億円

流出量

約5億2,300万 XEM

被害者数

約26万人

補償レート:1 XEM = 88.549円 (全額JPY・コインチェック自社資金から補償)

攻撃の手口は、社員へのフィッシングメール送付に始まりました。

マルウェア感染を経て、コインチェックの内部システムへ不正アクセスするという手順でした。

 

最終的に、ネムが保管されていたホットウォレットから短時間のうちに約5億2,300万XEMが流出しました。

関東財務局が2018年1月29日に公表した「コインチェック株式会社に対する行政処分について」。顧客からの預かり資産5億2,300万XEMの流出と業務改善命令の内容(事実関係の究明・顧客対応・システムリスク管理態勢の強化など)
引用元:財務省関東財務局(2026年9月6日確認)

■コインチェック側の管理上の3つの問題点

  • ① ホットウォレット保管:全量をオンライン接続したホットウォレットで管理(コールドウォレット未使用)
  • ② マルチシグ未実装:複数の秘密鍵による承認を必要とするマルチシグセキュリティを導入していなかった
  • ③ 認可前営業:金融庁(FSA)の仮想通貨交換業者認可を取得しないまま営業を継続していた

「ネム自体に脆弱性はない」という重要な事実

もうかるくんもうかるくん
ここが、この事件でいちばん誤解されているところです。
原因はコインチェックのずさんなセキュリティ管理で、NEMブロックチェーンの欠陥ではありませんでした。

🟢重要ポイント

NEMブロックチェーン自体がハッキングされたのではありません。

コインチェックのずさんなセキュリティ管理が原因です。

ネムの技術的な欠陥ではない点は、公正に評価すべき重要な事実です。

事件後、NEM財団は盗難されたXEMへの「汚染マーキング」タグを付与しました。

取引所での換金を困難にする追跡措置です。

 

しかし2018年3月、NEM財団はこの追跡活動を断念すると発表しています。

「マーキングを継続しても回収は実質不可能」と判断したためです。

 

盗難XEMの換金に関わったとして、後に国内外で31人が逮捕されています(換金行為に対する犯罪収益移転防止法違反等)。

犯行グループについては、北朝鮮系ハッカー集団「Lazarus Group」の関与が疑惑として指摘されています。

 

複数のセキュリティ機関からの指摘ですが、公式には未確定です。

2018年4月、マネックスグループはコインチェックを買収しました。

 

その後、コインチェックは金融庁から仮想通貨交換業者の認可を取得し、現在も営業を続けています。

📌コインチェック不正流出事件の本質的な評価

技術的にはNEMブロックチェーン自体に責任はありませんでした。

しかし現実として、世界中のメディアが「ネムがハッキングされた」と報じ続けたことで、ネムというブランドへのダメージは回復不可能なレベルに達しました。

「技術的に非はなくても、ブランドダメージは致命的だった」というのが、この事件の本質的な評価です。

次は、こうしたネムの負の歴史に追い打ちをかけた「上場廃止の連鎖」を確認します。

あわせて、現在ネムを取引できる取引所の実情も見ていきます。

もうかるくん私の見解
事件の原因は、ホットウォレット保管・マルチシグ未実装・認可前営業の3つでした。
どれも取引所側の管理の問題で、NEMブロックチェーンそのものの責任ではありません。
それでも「ネムがハッキングされた」と報じられ続け、ブランドダメージは回復不可能なレベルに達した——それが正直な評価です。

ネムの「上場廃止連鎖」の衝撃|「売れない&換金できない」現実

もうかるくんもうかるくん
保有者にとって切実なのは、事件より「売れない」「換金できない」という現在の問題です。
2024年から2025年にかけて、Binance・GMOコイン・BitTradeが相次いで取り扱いを終了しました。

コインチェック不正流出事件よりも、現在のネムの保有者が直面している切実な問題があります。

それが、「上場廃止の連鎖」という現実です。

 

2024年から2025年にかけて、Binance・GMOコイン・BitTradeが相次いで撤退しました。

「ネムが売れない」「換金できない」という状況は、この上場廃止ラッシュで急速に深刻化しています。

Binance上場廃止の経緯と衝撃

もうかるくんもうかるくん
最初に動いたのは、世界最大級の取引所Binanceでした。
廃止理由に「流動性・取引量・開発品質」の3つが明記されていたのが引っかかります。

Binanceは2024年6月3日、XEMを含む4銘柄の現物取引を廃止すると発表しました。

上場廃止の理由として、「流動性・取引量・開発品質が当社の上場基準を継続的に満たしていない」ことを明示しています。

 

この発表だけで、ネムは当日中に約28〜30%急落しました。

実際の現物取引停止は2024年6月17日です。

 

さらに同年12月9日には、Binanceの先物(USDT-M無期限先物)も廃止されました。

「世界最大級の取引所がネムを見限った」という市場へのメッセージが残りました。

 

価格以上に、投資家心理に大きなダメージを与えたのです。

発表当日の2024年6月3日には、仮想通貨メディアのCoinPostがXで速報を報じています。

GMOコイン・BitTradeでの上場廃止と強制換金の実態

もうかるくんもうかるくん
国内では、GMOコインとBitTradeが2025年に続きました。
問題は廃止そのものより、残高が市場価格で自動換金される仕組みのほうです。

🗓️GMOコインのネム取扱廃止のスケジュール(発表:2025年5月21日)

日程 内容
2025年5月21日 廃止発表(対象:XEM・BAT・QTUM・ENJ・XYM・MONA)
2025年5月30日 積み立て・ステーキングサービス終了
2025年6月28日 現物取引(売買)停止
2025年7月28日 出金(送金)終了
2025年8月2日 🔴全サービス終了・残高は市場価格でJPY自動換金

廃止理由:「グローバルでの流動性不足により適正な価格形成が困難」 ※BitTradeも同理由で2025年8月29日に廃止完了

GMOコインは2025年5月21日、公式Xでも取扱廃止を告知しています。

理由はグローバルでの流動性不足で、対象はXEMを含む6銘柄です。

GMOコインの廃止で特に問題になったのが、「強制換金」の仕組みです。

取引終了日までにネムを売却できなかったユーザーの残高は、市場価格でJPYに自動換金されました。

GMOコインが2025年5月21日に公表した「XEM、BAT、QTUM、ENJ、XYM、MONAの取扱廃止に関するお知らせ」。グローバルでの流動性不足という廃止理由と、2025年6月28日の現物取引終了までのスケジュール
引用元:GMOコイン公式サイト(2026年9月6日確認)

ユーザー自身が売却タイミングを選ぶ余地はありませんでした。

廃止を知らなかったユーザーも、強制的に換金されるかたちになりました。

ネムを取引できる取引所【2026年2月時点】

【国内取引所】

取引所 XEM取引 補足
Zaif 🟢 通常取引 販売所・取引所ともに稼働中。国内唯一のフル対応
bitFlyer 🟢 通常取引 公式通貨ページに掲載・取引所(板取引)稼働中
Coincheck 🟡 一部制限 販売所は停止中。取引所(板取引)は稼働中、入出金可
GMOコイン 🔴 廃止済み 2025年8月2日に全サービス終了
BitTrade 🔴 廃止済み 2025年8月29日に全サービス終了

【海外取引所(参考)】

取引所 XEM取引 補足
Gate.io 🟢 取引可能 流動性あり。ただし国内居住者の利用は規制注意
Bybit 🟢 取引可能 同上
KuCoin 🟢 取引可能 同上

🔴現時点でのネムの取引環境について

2026年2月時点で、国内でネムを売買できるのはZaif・bitFlyer・Coincheck(取引所のみ)の3社のみです。

特にCoincheckは販売所での売買を停止中であり、実質的に流動性が高い取引先はZaifに限られつつあります。

さらなる国内取引所の上場廃止リスクも残っており、「ネムが売れない」状況は今後さらに深刻化する可能性があります。

もうかるくん私の見解
2026年2月時点で国内で売買できるのは、Zaif・bitFlyer・Coincheck(取引所のみ)の3社でした。
Coincheckは販売所を停止中なので、流動性が高い取引先は実質Zaifに限られつつあります。
さらなる上場廃止リスクも残っている——「売れない」問題は、まだ終わっていないと見ています。

ネムの今後の将来性を検証|爆上げはもう来ないのか

もうかるくんもうかるくん
ここからは「まだ持つ価値があるか」を、要因を並べて確認します。
先に触れておくと、後継のSymbol(XYM)はネムとは完全に別のトークンです。

ここまでの歴史・事件・上場廃止を踏まえたうえで、ネムの今後・将来性を検証します。

「爆上げはあるのか」「まだ保有・購入する価値はあるか」という問いに、根拠のある評価を提示します。

 

【注】後継チェーンのSymbol(XYM)は、ネムとは完全に別のトークンです。

Symbolの開発が進んでも、ネムの価格に直接影響する可能性は低いです。

 

本セクションの検証対象は、あくまでネム(NEM NIS1)に限ります。

「ネムは終わった」と言われる根拠と、それでも残る可能性

🔴 ネガティブ要因(6項目) 🟢 ポジティブ要因(5項目)
❌ 時価総額が1,000位圏外に転落(2026年2月時点) ✅ PoI技術の独自性は現在も学術的に評価
❌ Binance・GMOコイン・BitTradeが相次いで撤退 ✅ 発行上限・全量流通済みで希薄化リスクなし
❌ 国内で実質的な売買はZaif中心のみ ✅ 日本・東南アジアなどに根強いコミュニティ
❌ 日次トランザクション数100未満(「ゴーストチェーン」状態) ✅ Symbol(XYM)開発継続中(KASANE設計中)
❌ GitHubの開発活動が実質停止 ✅ 底値圏(0.12円〜)で絶対的な下値余地は限定的
❌ 仮想通貨市場全体が回復局面でも逆行下落

ネガティブ要因の数や深刻度が、ポジティブ要因を上回っているのが現状です。

ネム(XEM/USD)の2022年1月〜2025年11月の価格チャート(CoinMarketCap)。0.128ドルから0.0011ドルまで右肩下がりで下落している
引用元:ICOBench Japan(2026年9月6日確認)

特に「日次トランザクション数が100未満」という事実は、ブロックチェーンとして機能しているかを問われるレベルです。

技術的優位性だけでは誇れない段階に来ています。

ETH・SOLとの絶望的な差

もうかるくんもうかるくん
同じ時期の他チェーンと並べると、差がはっきりします。
日次のトランザクション数は、ネムが100未満に対してETHは約100〜150万・SOLは約3,000万でした。
比較項目 NEM(XEM) Ethereum Solana
時価総額(2026年2月時点) 約3億円(圏外) 約62兆円 約12兆円
日次TX数 100未満 約100〜150万 約3,000万
DeFi TVL 実質ゼロ 約110Bドル超 約10Bドル超
開発活動 実質停止 活発 非常に活発
NFT対応 限定的 主流 主流
機関投資家 参入なし ETF承認済み ETF申請中
価格(2026年2月時点) 0.12〜0.20円 約490,000円 約30,000円
ATH(過去最高値)比 ▲99.9%超 ▲37%前後 ▲18%前後

DeFi・NFT時代への対応が遅れた結果、競合の仮想通貨との差は埋めようがないレベルに広がっています。

PoIは革新的なアイデアでしたが、「使われないブロックチェーン」に優れた技術的設計の価値は反映されません。

📌 ネムの将来性に関する総評

短期・中期でのネムの「爆上げ」は低確率です。

ただし、仮想通貨市場全体が強烈なブル相場に入った場合、投機的な資金が流入し連動上昇する余地は否定できません。

現実的には「下値余地が限られた超高リスク・超低期待値の資産」と評価するのが適切です。

新規購入・追加投資は慎重に検討する必要があります。

もうかるくん私の見解
ポジティブ要因として挙がっていたのは、PoIの独自性・追加発行なし・根強いコミュニティなどの5項目でした。
ただ、その多くは「安いから下値余地が限られる」という額面上の話です。
総評としては、短期・中期での「爆上げ」は低確率と見ておくのが現実的だと思います。

ネムの評判・口コミ|投資家のリアルな声

もうかるくんもうかるくん
口コミは、保有者・元保有者の声を悪い評判と良い評判に分けて集めました。
目立ったのは「売れない」「強制換金された」という声で、価格の話より出口の話でした。

ネムに関する現在の保有者・元保有者の口コミは、ネガティブが圧倒的多数を占めます。

実際に寄せられる声と、少数派ながら存在するポジティブな声を紹介します。

悪い評判・口コミ(多数派)

❌ 「売れない」ことで困惑(40代会社員・2018年から保有)

Coincheckで何年も塩漬けにしていたネムが、いきなり売却停止になった。

海外のBybitに送らないと換金できないと知って途方に暮れた。

ここまで出口が狭くなるとは思っていなかった。

📍背景:Coincheckが2025年7月3日よりネムの売買を停止。トラベルルール上、国内取引所への送金も不可となった。

Coincheckは公式Xで、販売所でのNEM(XEM)売却の一時停止を告知しています。

理由はカバー取引の流動性低下とされています。

Xでは、コインチェックでネムが売れず、解説記事を頼りにようやく換金を終えたという保有者の声が投稿されています。

❌ GMOコイン廃止で強制換金(30代個人投資家・GMOコイン保有)

2025年5月にGMOコインからいきなり廃止通知が届いて、慌てて調べた。

6月末までに換金するか別の取引所に移すか選ばないといけないのに、コインチェックへの送金もダメでBybitへ移す手順が複雑すぎる。

もうネムに振り回されるのは嫌だと思った。

📍背景:GMOコインは2025年6月28日にネムの取り扱いを廃止。保有者は期限内に換金か移送を強いられた。

❌ ビットコイン半減期に完全無反応(20代・2024年ビットコインバブルに便乗して購入)

2024年のビットコイン半減期でアルトコインも上がると聞いてネムを買ったが、まったく動かなかった。

ビットコインが最高値を更新している間もネムは1円台のまま。

「安いから大きく上がるかも」は完全に勘違いだった。

📍背景:2024年4月のビットコイン半減期前後、多くのアルトが上昇したが、ネムはほとんど反応しなかった。

良い評判・口コミ(少数派)

もうかるくんもうかるくん
良い評判も、数は少ないながらありました。
ただ読み込むと、「新しい人に勧めはしない」「追加投資はしていない」と、本人たちも線を引いていました。

✅ PoIの設計思想は今も評価(ブロックチェーン開発者・長期保有)

PoIの概念は今でも面白いと思っている。

ハーベスト(採掘相当)に必要な残高も現在の超安値でなら少額で条件を満たせる。

技術的な興味で少量だけ継続保有している。

利益は期待していないが、学びにはなっている。

📍背景:PoI(Proof of Importance)はトランザクション参加度を重視した独自コンセンサス。学術的評価は現在も存在する。

✅ コミュニティへの愛着(50代・NEM JAPAN勉強会の参加経験あり)

ネムを通じて知り合ったコミュニティの仲間がいる。

技術的には厳しい状況でも、人のつながりで今も応援している。

価格で評価するだけがネムではない。

ただし新しい人に勧めはしない。

📍背景:nem bar・nemketなど日本コミュニティ主導のイベントが過去に複数開催。現在も根強いファン層が存在する。

✅ 下値余地の限定性に期待(30代フリーランス・少額積立派)

1XEM=0.18円で買っても10,000XEM購入しても1,800円。

この単価ならゼロになっても被害は小さい。

宝くじ感覚で仮想通貨市場のブル相場が来たときだけ期待している。

追加投資はしていない。

📍背景:2026年2月時点のネムの価格は0.12〜0.20円台(史上最安値圏)。全量流通済みで新規発行はありません。

⚠️「良い口コミ」に関する重要な注意

ポジティブな評判の多くは「価格が安いから損失リスクが低い」という論理に基づいています。

これは将来性への確信ではなく、額面上のリスク限定論にすぎません。

また、「ネムが売れない」という実態が示すように、流動性の低下により損切りすら困難になっているケースも存在します。

安いことは「買いの理由」にはなりません。

もうかるくん私の見解
悪い口コミの3つは、いずれも「売れない」「強制換金」「上がらない」という出口と値動きの話でした。
良い口コミの多くは「価格が安いから損失リスクが低い」という論理に基づいています。
安いことは「買いの理由」にはならない——口コミを読み終えて、そこに落ち着きました。

まとめ|ネムの今後も「ハイリスク」

もうかるくんもうかるくん
最後に、この記事の答えをまとめます。
暴落の理由は事件・財団の財政危機・取引所の撤退の積み重ねでした。

本記事では、ネムの実情について検証しました。

2018年のコインチェック不正流出から国内取引所の相次ぐ撤退、将来性の評価までが対象です。

 

結論として、ネムは「終わった仮想通貨」と断言できる状況に近いといえそうです。

仮想通貨市場全体が回復局面に入っても、ネムの逆行下落が続いています。

 

現在の動きは、将来性に楽観的になれる材料が乏しいことを示しています。

ネムの今後を最新のデータで冷静に見れば、新規購入には高いリスクを伴います。

 

現在ネムを保有している人は、感情的な塩漬けを避け、合理的な損益判断を検討する必要があるでしょう。

もうかるくん私の見解
調べ終えて残ったのは、技術の設計に非はなくても、取引の出口が年々狭くなっているという現実でした。
価格が0.12円台まで下がっているぶん、額面上の下値余地は限られます。
それでも、売りたいときに売れるかどうかのほうが、いまは大事な論点だと考えています。
ネムは「終わった仮想通貨」と断言できる状況に近い——これがこの記事の結論でした。
一方で、塩漬けのまま持ち続けるか、区切りをつけるかは、数字だけでは割り切れない判断です。
持っているネムや、次に検討している案件があるなら、動く前にそのまま送ってください。状況の整理だけでも早いほうが動けます。
無理に決めさせることはしません。相談だけで終わってもかまいません。
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