BingXとは?仮想通貨取引所の安全性・評判・金融庁警告を解説

1000種類以上の仮想通貨を取り揃え、日本での人気も高い海外取引所「BingX(ビンエックス)」

世界で初めてコピートレードを導入した取引所としても知られ、世界で2000万人以上のユーザーが利用しています。

一方で、日本の金融庁に登録していないなど、必ずしも安全とは言い切れない面も。

この記事では、BingXの安全性・評判・日本から利用する問題点ついて解説します。

【安全?】BingXは金融庁に警告されてないが…

BingXは金融庁から警告を受けておらず、それゆえ安全だという記事をネット上で見かけます。確かに、BingXは金融庁に未登録であるにも関わらず、一度も公式な警告を受けていません。

しかし、警告を受けていないから安全な取引所だ、というのは誤解です。金融庁に登録していない取引所には、例えば以下のようなリスクが。

  • 資産が適切に管理されない
  • トラブルがあっても日本の法律で対処できない

特に問題が、資産の管理方法。BingXのような金融庁に登録していない業者には、顧客資産と会社資産を分けて管理する「分別管理」の義務がありません。

そのため、預けた資産が会社の事業に勝手に使われたり、会社の損失の補填に使われたりなど、適切に管理されない恐れが。この後紹介する通り、実際にBingXでは出金停止トラブルが起こっています。

金融庁から警告を受けていないのは、まだ目を付けられていないだけ。警告を受けていない=安全では無いため、十分注意して利用する必要があります。

BingXは安全性に問題がある?

BingXは安全性に問題があると思われる点が複数見られます。主な問題点は以下の4点。

  • ハッキング被害が起こっている
  • 出金停止トラブルが起こっている
  • 詐欺的な仮想通貨が上場している
  • 運営会社の情報を公式サイトに記載していない

これらの問題点について解説します。

ハッキング被害が起こっている

2024年9月20日、BingXはハッキング被害を受け、4300万ドル(約65億円)が不正に流出。盗まれたのは、1325万ドル相当のイーサリアムや440万ドル相当のUSDTなど。ホットウォレットを狙ったハッキングでした。

被害を受けてBingXはただちに動き、流出した資産のうち1000万ドル(約14億円)を凍結するなどの対策を講じました。

BingXによれば、このハッキングによる被害は最小限の損失額で済んだとのこと。資産の大部分をコールドウォレットで保管していた事が功を奏しました。

また、被害を受けたユーザーに対してはBingXが全額補償すると表明しています。

こういった事から、ハッキング被害を受けた後もBingXの評判は変わらず、むしろ好印象を残したように思われます。

ただし、ハッキング被害があったのは事実。今回は被害を最小限に抑えられたものの、今後同様の対応や補償があるか分かりません。

安全性や信頼性に一定の評価があるBingXですが、リスクがゼロでは無いことは覚えておいてください。

出金停止トラブルが起こっている

BingXは出金停止トラブルも起こっています。

SNS上では「良く分からない基準で危険なアカウントと見なされた」「出金が制限された」といったトラブルが報告されてました。

BingXのような海外取引所では、心当たりが無いまま一方的に口座凍結される事も珍しくありません。

金融庁未登録の業者では、こういったトラブルが起こっても日本の法律で対処できず、泣き寝入りするしかないでしょう。

詐欺的な仮想通貨が上場している

BingXに「詐欺的な仮想通貨が上場している」という投稿も見つかります。

BingXは1000種類以上の仮想通貨を取り扱っており、新規上場も毎週のように行っています。

しかし、中には詐欺的な仮想通貨も混じっており、「どのような基準で上場させているのか」と批判する投稿が見られました。

酷い時にはたった数ヶ月で上場廃止になるなど、まるで詐欺に加担しているようにも思えます。

取引量の少ない新規上場のミームコインは爆発的に値上がりするかもしれず、魅力的ですがこういった詐欺的なものも混じっている事には十分注意。

運営会社の情報を公式サイトに記載していない

BingXは運営会社の情報を公式サイトにほとんど記載していません。

公式サイトの利用規約には「Nieve Cruz PA Corporation」という会社名が見えます。


BingXの利用規約

しかし、この会社の所在地や連絡先などの詳しい情報は一切不明。

また、BingXのアプリのダウンロードページには「BingX Group Limited」という英領バージン諸島に拠点を持つ別会社が記載されています。


BingXのアプリ画面

ネット上にも「BingX Group Limitedが運営会社だ」とする記事が複数あるところを見ると、中核的な企業と思われます。

中核的な企業なら公式サイトに記載した方が信頼性も上がると思うが、なぜか公式サイトに企業情報を一切掲載していません。自社情報をなるべく公開しない姿勢には不信感を覚えます。

さらに、BingXグループの企業「BingX US Limited」がアメリカでMSB(マネーサービス事業者)ライセンスを取得している情報がありますが、2025年10月時点でFinCENの登録者検索をしても見つける事ができませんでした。


FinCEN

ライセンスについても、誤った情報が流れている恐れが。

このように、BingXは会社情報を正確に伝える努力を怠っており、信用性が低い企業が運営していると言わざるを得ません。

ちなみに、信用性が低いBingXを利用するくらいなら、「ASAP」などの投資ファンドの方が断然おすすめ。無料で利用可能なので、興味がある方はぜひ。

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BingXのメリットとは?

安全性に疑問が残るBingXですが、全世界で2000万人が利用している実績から分かる通り、メリットも多くあります。

例えば、以下の4つは代表的なメリットです。

  • 1000種類以上の仮想通貨を取引できる
  • PoRを実施している
  • 保護ファンドを用意している
  • コピートレードが利用できる

これら4つのメリットについて解説します。

1000種類以上の仮想通貨を取引できる

BingXは1000種類以上の仮想通貨を取り扱っています。1000種類は海外取引所の中でも多い方。

特に、値動きの激しい草コイン・ミームコインを多数取り扱っているのは、一攫千金を狙う投資家にとって魅力的でしょう。

ただし、先述した通り詐欺的なコインも混じっているので、取引の際はホワイトペーパーを確認するなど必ず情報を集めてから行ってください。

PoRを実施している

BingXはPoRを実施しています。PoRは、顧客が預けている資産と同等の資産を実際に保有していると証明する取り組み。

BingXのようにPoRを実施している取引所であれば、資産が保証されるため安心して取引できます。実際、ハッキング被害があった時もBingXは顧客資産を全額補償。

もちろん、出金停止トラブルなど起こっているため、絶対安心とは言えません。それでも、PoRによって顧客資産を守ろうとしている事は評価ポイントです。

保護ファンドを用意している

BingXはPoRだけでなく、ユーザーの資産を守るために特別に設けられた保護ファンドも用意。


BingXは保護ファンドを用意

保護ファンドの規模は1.64億ドル程度。日本円で240億円以上にも上ります。

おそらく、ハッキングによる損失も、この保護ファンドから支払われたのでは。

資産を守るための保護ファンドを用意している事は、BingXの信頼性を高める大きな要素です。

コピートレードが利用できる

BingXは、「コピートレード機能を最初に取り入れた取引所」と言われてます。

コピートレードは、他ユーザーの取引を自動で真似る機能。投資初心者でも実力あるトレーダーの取引を簡単に真似る事ができる人気の機能です。

BingXはROIなどに基づいたトレーダーランキングを用意し、優れたトレーダーを簡単に見つけられます。

利益の8~20%程度を報酬として支払わなくてはならないものの、上級者のトレード手法を自動で再現してくれるのは初心者にとって嬉しい機能です。

BingXの注意点

海外取引所としては比較的信頼性の高いBingXですが、利用する際は十分注意しなくてはなりません。

以下の3点に気を付けながら利用すると良いでしょう。

  • 大きな資金を預けない
  • 投資したい仮想通貨の情報を調べる
  • 金融庁未登録業者だという前提で利用する

これら3つの注意点について解説します。

大きな資金を預けない

BingXに大金を預けておくのはおすすめできません。

BingXでは、PoRや保護ファンドなど資産を守る取り組みが行われていますが、口座凍結のリスクはゼロではないです。

実際に「資金が引き出せなくなった」というトラブルが報告されている以上、大金を預ける事は避けた方が良いでしょう。

あくまでも、失っても懐が痛まない金額だけ入金するように。

投資したい仮想通貨の情報を調べる

BingXは多数の草コインやミームコインが上場してますが、投資する前に情報を調べてください。

BingXに上場しているコインの中には、詐欺的なものも混じっています。

よく調べずにマイナーな仮想通貨を購入してしまうと、大きな損失を被ってしまうかも。

特に、新規上場したばかりのコインは突然上場廃止になる危険性もあるため、必ずホワイトペーパーを確認するなど調査してから投資しましょう。

金融庁未登録業者だという前提で利用する

BingXは金融庁未登録の業者です。

2025年10月時点では金融庁から警告を受けていないものの、必ずしも安全とは言えません。

また、出金停止トラブルなどが起こった際に日本の法律で対処する事も不可能です。

そのため、資産を失っても自己責任という前提で利用するように。

BingXの評判

BingXに関するSNS上の評判を紹介します。

悪い評判:あいまいな理由で口座凍結される

BingXに対する悪い評判で多く見られたのは、「曖昧な理由で口座が凍結される」ということ。

危険なアカウントと判定された理由や突然口座凍結した理由を詳しく説明せず、問答無用で出金できなくなった、といった被害が報告されています。

特に問題が無さそうに見えても、BingX側の都合で悪質なアカウントと判断される恐れがあり、安心して資産を預ける事はできません。

良い評判:利便性が高い

BingXに対する良い評判で多いのが、利便性の高さ。アプリの使用感や入金の速さなどを評価する投稿が見られました。

また、BingXのアプリや公式サイトが日本語に対応しているのも使いやすさのポイント。

日本人が利用しやすいUIや、サポート体制が整っている点が評価されています。

BingXの概要

BingXを運営しているのは「BingX Group Limited」とされています。

  • 会社名称:BingX Group Limited
  • 所在地:英領バージン諸島(3rd Floor, JohnsonÆs GhutRoad Town)
  • CEO:Brian knarf(?)
  • 設立年:2018年
  • 電話番号:不明
  • メールアドレス:[email protected]

BingX Group Limitedは、英領バージン諸島に拠点を置く企業。

元々は2018年にシンガポールで設立され「Bingbon」という取引所を運営していたが、2021年に「BingX」へ名称を変更。拠点もバージン諸島へ移しています。

BingX Group Limitedは中核的な企業と思われますが、その他アメリカにおける「BingX US Limited」など各国に拠点を置いており、ライセンスを保有していると言われています。

ただし、少なくともアメリカのMSB登録は見つからず、本当にライセンスを保有しているか不明である事は既に述べた通り。

また、CEOに関しては「Brian knarf」という人物がLinked InでCEOと主張しています。


Linked In

しかし、公式サイトにはCEOに関する記載が無く、本当にBrian Knarfが代表か分かりません。

メディアへはCEOではなくCPOの「Vivien Lin」という人物が良く出演しています。


CPO「Vivien Lin」のX

ライセンスの有無やCEOなど、BingXの運営企業には曖昧な点がかなり多いです。

サービス自体はしっかりしているものの、企業として信用できず、利用するリスクは高いと言って良いでしょう。

利用できる取引方法

BingXは、以下の取引方法を利用できます。

  • 通常購入:クレジットカード等でBingXから仮想通貨を直接購入する方法
  • P2P取引:ユーザー同士で仮想通貨を売買する取引
  • 現物取引:仮想通貨の現物を売買する取引
  • 先物取引:仮想通貨の先物を売買する取引
  • Chain Spot:オンチェーンの仮想通貨をBingXのアカウントで直接購入する取引
  • グリッド取引:あらかじめ設定した価格範囲で売買を繰り返す自動取引
  • 資産運用:仮想通貨をBingXに預けローリスクで収益を得られる取引

BingXでは仮想通貨を直接購入する事はもちろん、ユーザー同士で売買するP2P取引・通常の現物取引・先物取引など、幅広い取引方法が利用できます。

特徴的な「Chain Spot」は、ブロックチェーン上の仮想通貨を購入できるもの。CEXでありながらDEX的な取引が可能です。

また、「グリッド取引」という自動売買取引や、「資産運用」という遊休資産を預けて収益を得る銀行預金に似たサービスも提供。

その他、上場前の仮想通貨を購入できるローンチパッドやコピートレードも利用でき、様々な方法で仮想通貨を運用できます。

手数料

BingXの取引手数料は以下の通り。

  • 現物取引(メイカー手数料):0.1%
  • 現物取引(テイカー手数料):0.1%
  • 先物取引(メイカー手数料):0.02%
  • 先物取引(テイカー手数料):0.05%

現物取引がメイカー・テイカー共に0.1%、先物取引がメイカーが0.02%、テイカーが0.05%と、先物の方が安くなっています。

また、BingXでは取引量などに応じてレベルが上がるVIPシステムを導入し、高いレベルの人ほど手数料が安くなります。


BingXの手数料

その他の手数料は以下の通り。

  • 入金手数料:無料(入金元の手数料のみ)
  • 出金手数料:仮想通貨によって異なる
  • クレジットカード手数料:決済代行業者によって異なる
  • コピートレード手数料:ユーザーごとに利益の8~20%

入金手数料は無料、出金手数料は仮想通貨によって異なるガス代が掛かります。

クレジットカードは決済代行業者による手数料が必要。また、コピートレードはユーザーのランクに応じて利益の8~20%程度の手数料が掛かります。

取扱仮想通貨

BingXでは1000種類以上の仮想通貨を取り扱っています。

ビットコインイーサリアムUSDTといったメジャー通貨はもちろん、まだ注目されていないマイナーコインも購入可能。

また、Chain Spot取引によってブロックチェーンから直接仮想通貨を購入もでき、選択肢は非常に広くなっています。

新規上場も頻繁に行われているので、欲しい通貨をイチ早く手に入れられるでしょう。

BingXの利用方法

BingXの利用方法について解説します。

口座開設・ログイン

BingXで口座開設をする手順は以下の通り。

  1. メールアドレスもしくは電話番号とパスワードを登録する
  2. メール内の確認コードを入力する

BingXの口座開設は、口座開設ページからメールアドレスか電話番号とパスワードを登録するだけ。

登録アドレス宛に送られたメールから、確認コードを確認し入力すれば登録完了です。

ログインは、公式サイト右上の「ログイン」ボタンからログインページを開き、メールアドレスもしくは電話番号とパスワードを入力してください。

入金方法

BingXは仮想通貨での入金の他、クレジットカード等で直接仮想通貨を購入する事で入金できます。

ここでは、手数料無料の仮想通貨入金の方法を紹介。

  1. ログイン後「アセット」⇒「入金」をクリックする
  2. 入金したい仮想通貨とネットワークを選択する
  3. 入金アドレスをコピーし国内取引所や自前のウォレットから送金する

まずは入金メニューを開き、入金したい仮想通貨とネットワークを選択。ネットワークは入金元で使用しているものを選んでください。

すると、入金アドレスが表示されるのでコピー。国内取引所や自前のウォレットにアドレスを貼り付け送金します。

入金アドレスやネットワークを間違って入力すると仮想通貨が失われてしまうので、注意してください。

出金方法

BingXの出金は、仮想通貨やフィアット出金(銀行振込等)に対応。

ここでは、仮想通貨出金の方法を紹介します。

  1. ログイン後「アセット」⇒「出金」をクリックする
  2. オンチェーン出金で出金したい仮想通貨とネットワーク、出金額を選択する
  3. 出金アドレスを貼り付け国内取引所や自前のウォレットへ送金する

まずは、出金メニューを開いて「オンチェーン送金」を選択。出金したい仮想通貨とネットワーク、出金額を入力します。

その後、出金先の取引所やウォレットからアドレスをコピーし、貼り付けて送金すれば完了です。

まとめ

BingXは、全世界で2000万人が利用している人気の仮想通貨取引所です。日本での利用者も多く、国内では取引できない仮想通貨が購入できると評判。

しかし、BingXは金融庁に登録していない業者。分別管理などの義務が無く、資産が保全される保証はありません。

PoRや保護ファンドなど資産を守る取り組みは行っているものの、利用の際は少額のみ入金するなど自分でもリスク対策を行ってください。

ちなみに、資金が保全される保証が無いBingXを利用するくらいなら、ASAPのような投資ファンドが断然おすすめ。無料で利用可能なので、興味がある方はぜひ。

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