IMアカデミーは投資について学びながら稼げるをコンセプトにしているオンラインスクール。
ネット上では怪しく稼げないと言われがちなIMアカデミーですが、果たして本当なのでしょうか。
今回はIMアカデミーが怪しいと言われている理由や実際稼げるのかどうかを丸裸にしていきます。
調べてみたところ、どうやらIMアカデミーが怪しく稼げないという噂は、あながち間違いではないように思えてきました。
IMアカデミーとは
IMアカデミーはFXやバイナリーオプション、仮想通貨について学べる有料オンラインスクール。
入会金約4万円とは別に毎月2万円ほどの月謝が必要です。
元々はアメリカの企業ですが、コロナ禍に入ってから日本でも流行り始めています。
IMアカデミーにはエデュケーターと言われる講師がおり、ライブ配信によってプロトレーダーのトレードをマネできると謳われています。
INアカデミーでは俗に言う「ミラートレード」が可能です。
しかし、IMアカデミーに対して「怪しい」という意見は少なくありません。
IMアカデミーが怪しいと言われる理由
IMアカデミーは次の2つの理由から怪しいと言われています。
▼ネットワークビジネス
IMアカデミーは大々的に宣伝はしておらず、口コミによって広まっています。
これはIMアカデミーがネットワークビジネスでもあることが要因。
簡単に言うと、知人や友人を紹介しIMアカデミーに参加してもらえると、報酬が得られる仕組みになっています。
下の図のように紹介者を増やし、その紹介者がさらに紹介者を増やしてくれれば自分の報酬がより増える仕組み。
当然誰かの紹介でIMアカデミーを始めたのであれば、自分もその人の紹介者という立場です。
IMアカデミーは2人紹介すると月謝が無料になり、3人紹介すると毎週37.5ドルもらえることになっています。
37.5ドルは約5000円、それが毎週もらえるとすれば月に約2万円の報酬がもらえる計算。
3人紹介するだけで毎月2万円がもらえるのであれば、血眼になって知人や友人を誘う気持ちはわからんでもないですね。
ただし、日本に関しては「ネットワークビジネス=怪しい」というイメージが定着しています。
少し前に仮想通貨×ネットワークビジネスの「マイニングエクスプレス」がニュースに取り上げられたことも影響しているのかもしれません。
あまり熱心に勧誘すると友人をなくすことになるので注意しましょう。
▼AAA評価は信ぴょう性に乏しい
IMアカデミーの勧誘を行っているウェブサイトを見てみると、「IMアカデミーは高い評価を受けてるから安心!」と記載されています。
なんでもアメリカの格付け機関「BFH(Business for home)」から5つ星の満点評価を受けているとのこと。
この評価だけを見ると、「IMアカデミーって凄い会社」と思ってしまいそうですが、ちょっと待ってください。
実はこの評価には裏があるんです。
BFHのウィキペディアを覗いてみると、下記のような気になる文言が…
ネットワーク企業が肯定的なレビューを確保するために雑誌に多額の金額を支払うことも明らかになりました。
簡単に言うと、ネットワークビジネスを手掛ける企業は、BFHにお金を払えば肯定的な評価をしてもらえるということ。
その証拠にBFHはポンジスキームとして経営破綻した企業にも肯定的な評価をしていたようです。
ポンジスキームとは実際に資金運用せず、出資してもらった資金をそのまま配当金に回す詐欺手法。
まとめると、そもそもIMアカデミーを評価している企業が怪しいよね、という話になります。
IMアカデミーの勧誘手口
IMアカデミーの勧誘が行われているのは主にSNS、ウェブサイト、マッチングアプリのようです。
入口としては他のネットワークビジネスとあまり変わらない印象。
勧誘の文言としては
「不労所得を手に入れられる」
「投資の勉強をしながら稼げる」
「老後にむけて貯蓄を増やせる」
という内容が使われがちのようです。
老後のため・欲しいものを手にするため、投資をして少しでも稼ぎたいと考える方が多くなっていることも影響しているのでしょう。
投資で稼ぐ選択肢は以前よりも広がっているため、積極的に活用していきたいものです。
それでは次にIMアカデミーは結局のところ稼げるかどうかを掘り下げていきます。
IMアカデミーは稼げる?
結論から言ってしまうと、IMアカデミーで稼げるかどうかは微妙なところです。
微妙だと感じた理由は次の3つ。
▼講師に左右される
IMアカデミー最大の売りは講師陣のライブ配信を見ながら、同じタイミングでトレードができる点。
つまり、勝てるかどうかは講師陣の実力に依存します。
調べてみたところ、講師陣の中には1か月の利回りが500%を超えるような凄腕トレーダーもいるようです。
高勝率を維持している要因は、勝率が悪い講師はクビになるというルールにあるようです。
ただし、どの期間をとって勝率7割なのか不明。
仮に年間の勝率7割であれば、当然負けが続く日があっても不思議ではないのです。
自分が参考にした日に限って負けが続く可能性も十分あるでしょう。
そもそも正確な勝率なのかどうかも怪しいところですが…。
ちなみに日本ではみゆき先生や中園先生が有名な講師のようです。
人的要因に左右されないという点でいえば、「XANK」のような自動売買ツールに軍配が上がりますね。
個人的にXANKを試してみましたが、3か月で602万円の利益を実現してくれました。
▼ツールの実績は不明
IMアカデミーはバイナリーオプションのツール「キャッシュトラップ」の販売も行っています。
「キャッシュトラップ」はIMアカデミーのマシュー講師が考案したツール。
彼はキャッシュトラップを利用し、5万円を2年間で2億円まで増やしたとのこと。
IMアカデミーのメンバーは特別に月2500円で利用できるようです。
ただ、キャッシュトラップの実績やロジックを調べたものの、目ぼしい情報は得られませんでした。
SNSで検索すると「勝率8割越え!」などという投稿がちらほら見られますが、本当にキャッシュトラップで稼げている証拠としては乏しく感じます。
▼勧誘は難易度高い
先述の通り、IMアカデミーではネットワークビジネスを採用しています。
自分の紹介でIMアカデミーに参加してくれる人が増えるほど、紹介報酬がもらえる仕組み。
もちろん10人、20人も紹介できる人ならばそれだけで相当な利益を得ることもできますが、簡単なことではありません。
日本では「ネットワークビジネス=怪しい」というイメージが根付いてしまっているため、相手が勧誘を察した時点で警戒されてしまうのがオチ。
SNSで勧誘すれば友人を失うことはありませんが、最近はIMアカデミーに限らずSNSで勧誘をしている人が大勢います。
相手を惹きつけるような工夫がなければ、聞く耳さえも持ってくれないでしょう。
IMアカデミーの評判
IMアカデミーの評判に関しては、稼げないという意見の方が目立つようです。
▼評判①
この方は5日間で157pips獲得できたとのこと。
仮に全て5lotでトレードしていたとすれば、約80万円の利益です。
ただし、MT4の履歴はそれほど信用できるものではありません。
例えば売りと買い両方のポジションを取り、利益が伸びた方だけ決済すれば、爆益履歴を簡単に再現できてしまいます。
▼評判②
IMアカデミーでは「決して勝てるようにはならない」と辛口意見。
この方は実際に入会していたとのことなので、信ぴょう性のある意見です。
講師を参考にトレードしても一向に勝てなかったとも述べています。
中には本当に勝てる講師もいるのかもしれませんが、これがIMアカデミー実態なのでしょう。
サービス内容
学びながら稼げるオンラインスクールを謳うIMアカデミーには、複数のコースが用意されています。
・ELITE academy:全てのコースが学べる
・FRX academy:FXを学ぶコース
・HFX academy:バイナリーオプションを学ぶコース
・DCX academy:仮想通貨を学ぶコース
・ECX academy:近日公開予定(EC関連)
中でも日本で推奨されているのが、バイナリーオプションを学べるコース。
ルールがシンプルのため、初心者でも手軽にトレードできるのがバイナリーオプションのメリットだとか。
たしかにその通りですが、ギャンブル性が高いという特徴もあるため「バイナリーオプションはやめとけ」と言われがちなのも事実です。
IMアカデミーサービスの利用料金
入会金:ELITEコース:324.95ドル(約4万円)、ELITEコース以外:234.95ドル(約3万円)
月額:ELITEコース:274.95ドル(約3万5千円)、ELITEコース以外:174.95ドル(約2万3千円)
退会方法
期待に胸を膨らませてIMアカデミーに入会したものの、「思ったより稼げない」と感じてしまう方が多いからか、辞めたいという声も多い模様。
しかし、退会方法がいまいちわからないという方もいるようです。
退会方法は次の通り。
・IMアカデミーの公式サイトにログイン
・ユーザーと請求情報を選択
・退会したいコースのサブスクリプションをキャンセル
初見ではたしかに分かりにくいようにも思いますが、簡単に退会処理できます。
IMアカデミーのまとめ
IMアカデミーはFX、バイナリーオプション、仮想通貨について学べるオンラインスクール。
最大のウリは講師と言われる人たちのライブ配信を見ながら、同じタイミングでトレードできる点。
しかし、実際は講師のマネをしても思うように勝てないという声も聞かれます。
個人的には入会金と月額を支払って学ぶよりも、「有名人FXトレーダー」のような無料で動画配信をしている人たちの方が参考になりそうな気もしてしまいます。
さらにいうと、最近は「XANK」のような自動売買ソフトも人気を集めているようです。
チャートを見る必要もないので、兼業トレーダーがこぞって利用している理由もわかる気がします。
元会員です。稼げるかどうかで言えば稼げます。
付属サインインジケーターは有能。講師は勝率や月利のノルマがあるので、高勝率かつ高確率で月当たりの利益は残せます。
しかし講師は英語のみで、サインツールはGMMAの改良程度でしかないので独学と同じようなレベルです。しかも去年会員にゴリ押ししてた仮想通貨はすべて持ち逃げされるという体たらく。
サインツールと講師の半インサイダーだけを当てにするなら月数万払う価値は無くはないと思います。
余談ですが、関連某zoomグループ主催の自称出金拒否2億さんは、複数人からFX代行と称して金を巻き上げギャンブルに溶かし、詐欺がバレると泣きながら返済を約束しポエムを投稿していました。信者も多いです。