MRSTマイニングはメタバースプロジェクト「The Mars」内で利用できる「MRST(マーズトークン)」がもらえるマイニングアプリ。
スマホで手軽かつ無料でマイニングできるサービスが次々と誕生していますが、中でもMRSTマイニングは仮想通貨トレンドのメタバース関連ということもあり話題になっています。
一見すると将来性があるようにも見えますが、MRSTは取引所に上場しておらず今は無価値です。
果たしてこれから上場するのか?MRSTマイニングは稼げるのか?気になる所を丸裸にしていきます。
Marsマイニングとは
Marsマイニングとは韓国のメタバース「The Mars」内の基軸通貨「MRST(マーズトークン)」がもらえるマイニングアプリです。
メタバースとはインターネット上の仮想空間のことで、今もっとも注目されている仮想通貨分野。
メタバース内ではショッピングをしたり、仲間とコミュニケーションを取ったりと現実世界さながらのリアリティ溢れる体験ができます。
「The Mars」は火星がモチーフになったメタバースで、自分の土地を所有したり、不動産を人に貸し利益を得ることも可能なようです。
The Marsは「Play to Earn」という仕組みも採用しており、メタバース内で手に入れたアイテムは実際に日本円に換金可能。
そして、この「The Mars」で基軸通貨としてやり取りされるのが「MRST(マーズトークン)」。
「The Mars」自体はまだリリースされておらず、2024年にリリース予定とのこと。
次にMRSTのメリット・デメリットに触れていきます。
MRSTマイニングのメリット
MRSTマイニングのメリットは次の3つです。
▼手軽に無料でマイニング可能
MRSTマイニングはスマホアプリの簡単操作でマイニングを始められます。
また、マイニングにかかる初期費用は無料です。
ビットコインのマイニングを始めようと思ったら、それ相応の機材を用意し高い電気代を払いながらマイニングする必要がありますが、MRSTはスマホのバッテリーのみでマイニング可能。
MRSTマイニングはアプリで1度マイニングをスタートさせたら8時間続くため、1日3回アプリからタップするだけです。
手軽にマイニングを始められる点は、MRSTマイニングのメリットでしょう。
▼紹介者を出すと報酬アップ
MRSTマイニングは知人や友人を紹介すると、毎日のマイニング報酬を増やすことができます。
同じようなマイニングアプリでも実装されているよくある仕組みですね。
MRSTマイニングの場合は、紹介した人と紹介された人どちらにもMRSTが付与されます。
ただし、MRSTマイニングの利用者が増えるほど紹介報酬は減ってしまいます。
10,000人以下:5MRST
50,000人以下:4MRST
100,000人以下:3MRST
500,000人以下:2MRST←今ここ
1,000,000以下:1MRST
また、チームメイトボーナスという制度もあり、最大6人でチームを組み、同時にマイニングを行うことで15%マイニング報酬がアップするようです。
▼MRSTが高騰する可能性
MRSTマイニングでもらえる「MRST(マーズトークン)」は2022年1月現在取引所に上場しておらず、換金は不可。
2022年の早い段階で取引所に上場予定のようです。
マイニングアプリで増やしたMRSTの価格が上場後に高騰する可能性もあります。
例えば、マイニングアプリでMRSTを100枚貯めたとしましょう。
上場後に1MRSTが100円になれば、それだけで1万円の利益です。
「上場まで待てない」という方は、「シンジケート」のような高騰期待のアルトコイン情報を配信するサービスがおすすめ。
世間で話題になったアルトコインを事前に配信していたとして、利用者の間で話題になっているようです。
次にMRSTマイニングのデメリット面にも触れていきます。
MRSTマイニングのデメリット
MRSTマイニングのデメリットと考えられるのは次の3つです。
▼本当に上場するか不明
「MRST(マーズトークン)」は取引所に上場しない限り価値はありません。
ロードマップによれば、2022年にグローバル仮想通貨取引所に上場が予定されています。
ただ、確実に上場する保証はなく、最悪いつまでも上場しない可能性も視野に入れておかなければなりません。
特に仮想通貨においては、上場すると言いつつもいつまでも上場しないケースも珍しくありませんからね。
▼利用者が増えるほど報酬が減る
MRSTマイニングは同時にマイニングしている人が増えるほど、1時間あたりのマイニング報酬が減少します。
つまり、利用者が増えるほど報酬が減ると思っていいでしょう。
早い段階でマイニングをスタートさせるほどより多くの報酬をもらえる先行者有利の仕組みです。
MRSTマイニング自体2021年12月に始まったばかりなので、まだまだ先行者利益は狙えるでしょう。
▼個人情報の入力は必須
MRSTマイニングは登録する段階で電話番号と氏名と言った個人情報の入力が必須です。
個人を特定するような本人確認書類の提出は求められませんが、抵抗がある方もいるかもしれません。
あくまでも海外のサービスなので、どこまでリスクを許容できるかという問題になってきます。
ただ、個人を識別しないと複数台のスマホで1人が多くの報酬を得てしまうことになるので、仕方がない部分でもありますね。
MRSTマイニングで稼げる条件
MRSTマイニングで稼ぐには、MRSTが無事に取引所へ上場することが大前提です。
いくらアプリ上で数字が増えようとも、実際に換金する手段が無ければ意味を成しませんからね。
また、MRSTマイニングで稼ぐには他に2つの条件があります。
▼上場後にある程度の価格を維持する
MRSTが上場後に暴落しないことが必要条件でしょう。
MRSTが高騰するならば全く問題ありませんが、暴落してしまう可能性も無きにしもあらず。
例えば1MRSTが0.1円、24時間で0.5MRSTもらえる場合、1日で0.05円しか稼げないことになります。
そうなれば1か月でも1.5円にしかならないので、すずめの涙ほどの報酬です。
そもそも無料でもらったMRSTなので、当然上場したタイミングで換金したい人が大多数。
その結果売り圧が強まり、暴落する可能性もゼロではないと思われます。
▼チームを組む
MRSTマイニングでは他の人を招待し、最大6人のチームを組むことでマイニング報酬が15%アップします。
上場後にMRSTの価格が下がったとしても、下落をカバーできるほどのMRSTを持っていたら稼げる可能性は上がるでしょう。
チームを組む人がいないという方は、MRSTマイニングのオープンチャット内で探してみてもいいかもしれません。
このオープンチャットはすでに1,000人以上の日本人が参加しているため、チームを組む相手を探しやすくなります。
次にMRSTマイニングの登録方法にも触れておきます。
MRSTマイニングの登録方法
まずMRSTマイニングのアプリをお使いのOSに合わせてスマホへインストールしましょう。
アプリを起動したら「Sign up」をタップします。
次に「Enter Referral Code」へ他の人の招待コードを入力します。
MRSTマイニングは登録に招待コードが必須のため、ツイッターやテレグラムなどで招待コードを入手しましょう。
続いて電話番号を入力します。
日本の国別番号(+81)を選択し、090なら最初の0を抜き90から始まる電話番号を入力しましょう。
電話番号を入力したら「Verification Request」をタップすると、電話番号宛に認証コードが送信されます。
認証コードを入力したら「NEXT」をタップ。
最後に氏名(ローマ字)と自分の招待コードとパスワードを設定し、メールアドレスを入力したら登録完了です。
登録完了したタイミングで自分を紹介した人と自分に紹介報酬が付与されます。
MRSTマイニングのやり方
登録後は「Mining Start」をタップするだけでマイニングが開始されます。
※アクセス過多によってアプリが起動できないトラブルが起きているようです。
アプリを立ち上げたまま3分ほど放置すると、起動できるようなので焦らずに待ちましょう。
1度マイニングをスタートさせると8時間継続するため、1日3回タップすればフルで報酬を受け取ることが可能。
マイニングをスタートさせると、バギーが火星の上を走り始めます。
画面下の左側には1時間あたりのマイニング報酬、右側のバッテリーは残りのマイニング時間を示しています。
1時間あたりのマイニング報酬は下記のように、同時にマイニングしている人数によって増減します。
2MRST/h(1,000人まで)
1MRST/h(5,000人まで)
0.5MRST/h(10,000人まで)
0.25MRST/h(50,000人まで)
0.125MRST/h(100,000人まで)
0.06MRST/h(500,000人まで)
0.03MRST/h(1,000,000人まで)
0.015MRST/h(5,000,000人まで)
0.0075MRST/h(10,000,000人まで)
0.005MRST/h(20,000,000人まで)
MRSTマイニングは過度な期待は禁物
MRSTマイニングはメタバースプロジェクト「Mars」の基軸通貨「MRST」を手軽にマイニングできるスマホアプリです。
今はまだMRSTは仮想通貨取引所に上場しておらず、換金は不可能。
上場して高騰する可能性もありますが、同時に思うように価格が上がらない可能性もあります。
類似アプリに「パイネットワーク」「hi Dollars」もありますが、どれもあまり過度な期待はせず、「稼げたらいいな」くらいの感覚であれば利用する価値はありそうです。