ICO詐欺を見分ける7つの秘訣
◆見極める秘訣1:人から誘われたICOは怪しい
儲かる仮想通貨を探していると、ネットからではなく、リアルの友達や知り合いから誘われるケースがあります。残念ながら、このリアルで紹介されるICO案件はハズレが多いんです。
そもそもICOは日本国内で行えません。ただ今のところ正確に法律が定まっているわけではないので、グレーゾーンになっています。だから、上場企業(メタップス)などがICOを行っていますが、どれも海外でした。
要するに、国内に向けて広告・営業を行うICOは法律的にギリギリです。だから、法律をきちんと守ろうとする企業は国内向けに大々的に営業を行っていません。
◆見極める秘訣2:過剰な宣伝を行うICOは危険
ネットでICOを調べていると、「資産が1000%増える」や「史上初」など、値上がりが期待できる煽り文句が散見できます。そのようなICOは資金調達に全力を尽くしているためなのか、ICOプロジェクトが順調に進まないケースが多々あります!
危険性が高く、詐欺ではないとしても、取引所に上場後に暴落するのがオチです。なぜなら、このような宣伝を行ったICOプロジェクトのほとんどは中身がないからです。
その典型的な例が芸能人のガクトが宣伝を行ったスピンドルです。この仮想通貨は上場後、1日で20分の1まで大暴落をしました。
過度な広告を前面に出しているICO案件があったら、まず危険なICOかもしれないという前提で調査を行っていきましょう!
◆見極める秘訣3:創業者や開発者の経歴や顔写真の有無
ICOが行われた仮想通貨が取引所に上場してから値上げる仮想通貨を見ていると、創業者や開発者の経歴や顔写真が必ず載っています。
人の大切なお金を預かるのですから、運営者の情報を公開するのは義務と言っても過言ではありません。だから、ほとんどのICOでは多少なりとも、個人情報が公開されているんです!
それがICO業界の常識になっているにも関わらずに、創業者や開発者の情報がないと、何か悪さをしようと勘繰られても仕方がありません。
◆見極める秘訣4:プロジェクトの詳細が不明確
基本的に、ICOプロジェクトは事業の計画をホワイトペーパーに記してあります。同時に、仮想通貨には欠かせないブロックチェーン技術について詳細に明記しているホワイトペーペーが多いです。
ただホワイトペーパーは英語で書かれている場合が多く、私たちでは読めないことが多いです。それでも有名なICOであれば、誰かしらが翻訳してくれているので、情報源には困らないと思います。
しかし、有名ではないICOに手を出すのであれば、英語を読めるようになる必要があるでしょう。
◆見極める秘訣5:紹介ボーナスのあるICOは詐欺率が高い
ICOには、他人に紹介すると報酬がもらえる案件があります。中には紹介した人が購入したトークンの金額の25%が報酬としてもらえる案件がありました。
このようなICOは多額の資金を調達する手段として活用されているので、注意が必要となります。
◆見極める秘訣6:大手メディアに掲載されたICOは優良案件
大手メディアは社会的な信用が重要になってくるので、詐欺の片棒を担がないためにも、基本的には詐欺に近いICOを紹介しません。彼らが責任を取ることはありませんが、少なくともインタビュー記事などがあれば、信用度が増すでしょう。
例えば、2018年7月にICOが実施されたアソビコインは、「サンケイビズ」や「ファミ通」で紹介されていました。インタビュー記事も掲載されており、アソビモ株式会社という実在する企業であると分かるので、少なくとも詐欺ではないでしょう。
◆見極める秘訣7:以前の実績でICOの将来性を見分ける
そもそもICOを含めた、新しい事業は成功確率が高くありません。あのITの巨人Googleでさえも新規事業は3割しか成功しません。
実績がある企業ですら成功確率が低いのに、もともと企業ですらないプロジェクトチームが新しい事業を立ち上げると、さらに成功確率は下がっていくでしょう。
ここで何が言いたいのかというと、ICOプロジェクトを進める人が実力者なのかどうかという視点です。
もしICOプロジェクトに将来性を感じても、それを開発してサービスを展開する能力がないと失敗する確率が高いです。
仮想通貨で儲ける、ただ唯一の秘訣
ICOを見極める方法とICO詐欺事例を見ていただいた通りに、仮想通貨で儲けるためには情報源が命です。例えば、「資産が10倍になるICO案件があります!」と宣伝されていたら、まずは発信元を確認しましょう!
このように根拠がある謳い文句なのか、きちんと調査を行うことで、少なくとも詐欺案件に騙される心配はありません。
秒速で稼げる情報商材とは
「情報商材」と聞いて、何をイメージしますか。ちょっと情報商材の知識がある人には悪徳商法に見えるかもしれません……。
情報商材の定義は、“インターネットで売買される情報”のことです。情報自体が商品となっています。PDFや動画といったコンテンツにまとめた情報の形式になっているのがほとんどです。
情報商材には、お金の稼ぎ方から異性にモテる方法まで、人の深い悩みを解決するノウハウが詰まっています。本気で悩んでいる人をターゲットにして、高額なノウハウやハウツーを売っているんです!
特に仮想通貨は難しそうなものですから、稼ぎ方や始め方がわからない人も多くいます。そんな人たちのための情報商材なら、儲かるかもしれませんね。
昔はこうした情報商材で稼げるのは有名人や企業だけでした。インターネットが普及したことにより、個人でも情報を売れる時代となりました。
情報商材で稼ぐ3ステップ
情報商材で稼ぐ方法はたくさんありますが、どんな方法で儲けたらいいのか分かりにくいですよね。
これから情報商材で稼ぐ3ステップを紹介します。これを読めば、情報商材でどのような手順で稼げばいいのか分かるようになります。
■ステップ1:売る情報商材を決定する
儲かると聞いて情報商材を売ろうと思っても、商品がなければ何も始められません。
主に情報商材では、「自分で情報商材を作る」と「情報商材の販売を代行する」の2種類があります。
初心者が自分で情報商材を作って販売するのはリスクが高いです。何が売れるのかどうかもわからない情報商材を作るのは骨が折れます。
単純に情報商材で稼ぎたいのであれば、高品質の情報商材の販売を代行させてもらうのが効率的ではないですか?
ASPという広告代理店を利用して、情報商材の販売を代行していい権利をもらいましょう。この方法が一番簡単で、早く儲けられる方法です。
■ステップ2:情報商材を売る場所を決める
売る情報商材を決定したら、次はどこで販売するのか決定する必要があります。
例えば、ホームページやブログ、ヤフオクやメルマガ、SNS等があります。この中で使い慣れている媒体はありますか?
新しいものを使うよりは、今でも使っている媒体を利用すると情報商材を売りやすいです。
ブログやSNSからメルマガに登録してもらってから、メルマガで情報商材を売る方法が最も定番となっています。
■ステップ3:改善する
情報商材の売り方まで決定したら、あとは売り方の改善を続けるだけです。
どのような記事から情報商材が売れるのか、どのような言葉がターゲットに刺さるのか、改善していきましょう。
本当に仮想通貨情報商材は儲かるのか
仮想通貨の情報商材に問わず、インターネットで商品を売っている人たちの75%が1万円も稼げていません。
インターネット上では情報商材が儲かると嗅ぎつけて、たくさんの競合が集まっています。
特に仮想通貨は2017年に熱狂的なブームとなり、情報商材に参入するインターネット企業が急増しています。その中で情報商材を販売するには、Web知識とマーケティング知識、それと根気が必要になってきます。
さらに、詐欺まがいの情報商材を売ってしまったら、訴えられる可能性もあるんです!
そこまでして仮想通貨の情報商材で儲けたいと思いますか……?
仮想通貨で儲けたいのであれば、情報商材の販売よりも仮想通貨のトレードが比較的に儲けやすく、始めやすいのではないでしょうか?
トレードであれば、取引所に登録して入金するだけで簡単に始められます。
仮想通貨情報商材の具体例2選
仮想通貨を始める初心者向けの教材である「ビットコインマスタークラブ」があります。
「テンキーの入力とクリック作業」を繰り返し、平均月収250万円を達成すると謳っていますが、どこまで信ぴょう性があるのか気になりますよね。
価格は18,880円となっており、安くはありません。
この情報商材がどのようなものなのか気になる人は下のURLから見てください。仮想通貨の情報商材の参考になるサイトではあります。
http://bitcoin-banzai.com/bmc/
こちらの「仮想通貨速習プログラム」も仮想通貨初心者向けの教材です。
大手企業のみずほ証券出身者「森田真之」が作ったことが売りの情報商材となっています。価格は、3,980円となっており、先ほどの情報商材よりも格安です。
とはいえ、5か月で30万円が1600万円になったいう見出しは、いささか誇大広告ではないのかと気になってしまいます。
下のURLが情報商材のWebサイトになっています。
http://morita-coin.com/infotop/
仮想通貨トレードの始め方
仮想通貨トレードを始めるには、以下の3つを準備する必要があります。
本人確認書類の用意
仮想通貨取引所の口座開設には、運転免許証やマイナンバーカード、パスポートなどの本人確認書類が必須。
事前に用意しておくことで、スムーズに口座開設を進められます。
取引所の選定と口座開設
信頼性の高い仮想通貨取引所を選び、口座を開設しましょう。
各取引所の特徴やセキュリティ体制を比較し、自分に合ったところを選ぶのがポイントです。
投資資金の準備
仮想通貨トレードには、投資資金が必要です。
少額から始められる取引所もありますが、リスク管理の観点から、無理のない範囲で資金を用意することが大切です。
仮想通貨トレードの手順
仮想通貨トレードの具体的な手順を、初心者にも分かりやすい5つのステップで解説します。
Step1:仮想通貨取引所の口座開設
まずは取引所の口座開設から始めましょう。
メールアドレスの登録、氏名や住所などの必要事項の入力、本人確認書類のアップロードを経て、審査が完了すれば口座開設は完了です。
最近では、スマートフォンで簡単に本人確認ができる「eKYC」という技術も導入され、手軽に口座開設ができるようになりました。
Step2:取引口座への入金
口座開設が完了したら、次は投資資金を取引口座に入金します。
主な入金方法は、銀行振込、インターネットバンキング入金、コンビニからの入金の3種類です。
中でも、インターネットバンキング入金が最も便利で手数料も安いため、おすすめの方法と言えるでしょう。
Step3:仮想通貨の購入(注文)
いよいよ仮想通貨の購入です。取引方法には大きく分けて「販売所取引」と「取引所取引」の2種類があります。
販売所取引は仮想通貨販売業者と直接取引する方法で、手数料は高めですが初心者にも扱いやすいのが特徴です。
一方、取引所取引はユーザー同士で取引する方法で、手数料は安いものの少し複雑な面があります。
初心者の方は、まずは販売所取引から始めてみるのがおすすめです。
Step4:仮想通貨の売却(決済)
購入した仮想通貨の価格が上昇し、利益が出たと判断したら売却のタイミングです。
売却の手順は購入時とほぼ同じで、「売り」を選択するだけ。利益を確定させるためには、適切なタイミングで売却することが重要となります。
Step5:取引口座から銀行口座への出金
売却によって利益を確定させたら、必要に応じて取引口座から自分の銀行口座に出金しましょう。
出金の手順は、取引所のマイページや取引アプリの「入出金」項目から出金先金融機関を選び、出金額を決定します。
その後、出金額と振込予定日を確認して申し込めば完了です。
以上が、仮想通貨トレードの基本的な流れとなります。各ステップを丁寧に進めることで、初心者でも安全に取引を行うことができるでしょう。
仮想通貨トレードの3つの主な手法
仮想通貨トレードには、主に以下の3つの方法があります。それぞれの特徴を理解し、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
デイトレード
デイトレードは、1日のうちに取引を完結させる方法です。
仮想通貨の価格変動が激しいことを利用し、タイミングを見計らって短期間で利益を上げることを目指します。
価格の動きを素早くキャッチし、適切な判断を下す必要があるため、初心者にはハードルが高い取引方法と言えます。
レバレッジトレード
レバレッジトレードは、証拠金を元に実際の資金以上の取引を行う方法です。
少ない資金で大きな利益を得られる可能性がある一方で、損失のリスクも高くなります。
レバレッジ倍率が高いほどリスクは大きくなるため、慎重な取り組みが求められます。
アービトラージ
アービトラージは、取引所間の価格差を利用して利益を得る方法です。
例えば、安い取引所で仮想通貨を購入し、高い取引所で売却するといった取引を行います。
価格差を素早く見つけ出し、迅速に取引を行う必要があるため、ある程度の知識と経験が求められる方法です。
仮想通貨トレードのメリットとデメリット
仮想通貨トレードには、メリットとデメリットがあります。それぞれを理解した上で、トレードに臨むことが重要です。
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メリット
- 24時間365日取引が可能
- 少額から取引を始められる
- 通貨のインフレリスクを分散できる
- 個人間送金に対応している取引所がある
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デメリット
- 手数料が高い場合がある
- 取引所が破綻する可能性がある
- 相続できない可能性がある
特に、取引所の破綻リスクは注意が必要です。万が一の際に備え、取引所の選定は慎重に行いましょう。
仮想通貨トレード初心者におすすめの取引所3選
初心者の方におすすめの仮想通貨取引所を3つ紹介します。それぞれの特徴を踏まえ、自分に合った取引所を選びましょう。
GMOコイン
GMOインターネットグループが運営する取引所です。
19種類の仮想通貨が1000円未満から購入可能で、初心者から上級者まで対応。また、スマートフォンアプリの使いやすさが好評です。
GMOコインの評判。個人売買よりも通貨価格が割高のデメリット
Coincheck(コインチェック)
アプリのダウンロード数No.1の仮想通貨取引所です。
スマートフォンアプリの使いやすさが国内トップレベルで、取扱通貨の多さも魅力です。積立や貸仮想通貨サービスなど、サービスが豊富なのも特徴です。
コインチェックは今年8月に再開か?気になる『最新情報』を更新中
DMM Bitcoin
取引手数料、送金手数料が無料(一部例外あり)の取引所です。
徹底されたセキュリティ運用体制と、電話&LINEカスタマーサポートが魅力です。
DMMビットコインの評判。レバレッジで元本の5倍の取引が可能
仮想通貨トレードで利益を狙う4つの基礎
仮想通貨トレードで利益を上げるためには、以下の4つの基礎を押さえておくことが大切です。
取引方法を理解する
現物取引、レバレッジ取引、積立投資など、様々な取引方法があります。それぞれの特徴を理解し、自分に合った方法を選ぶことが重要です。無理のない範囲で、自分に合った方法を見つけましょう。
価格変動の要因を知る
仮想通貨の価格が動く主な要因には、使用用途の拡大、知名度の上昇、機能のアップデートなどの好材料と、サイバー攻撃、規制の強化、大量保有者の売却などの悪材料があります。
これらの要因を把握し、相場の動きを予測することが重要です。
少額から始める
最初は500円〜1,000円程度の少額から始めることをおすすめします。
取引に慣れてから徐々に資金を増やしていくことで、リスクを抑えながら経験を積むことができます。
自分の取引ルールを作り、守る
利益確定や損切りのラインなど、自分なりの取引ルールを設定し、それを厳守することが大切です。
感情に流されず、冷静な判断を下すためにも、ルールを決めておくことは重要です。
仮想通貨トレードで避けるべきNG行動
仮想通貨トレードを行う上で、以下のような行動は避けましょう。
- 自分で調べずに話題の仮想通貨を買う
- 損切りするラインを決めていない
- 最初から大金でトレードする
これらの行動は、大きな損失につながる可能性があります。常に慎重な姿勢を心がけ、自分なりのルールを守ることが大切です。
仮想通貨の効果的な勉強方法
仮想通貨トレードを始める前に、しっかりと勉強することが重要です。ここでは、効果的な勉強方法を6つ紹介します。
動画学習
YouTubeやTikTokなどの動画プラットフォームを活用することで、視覚と聴覚を通じて情報を得られます。
著名な投資家や専門家の解説動画、実際の取引動画などを視聴し、実践的な知識を身につけましょう。
書籍での学習
書籍は情報が整理されており、基礎から応用まで幅広い知識を一貫して学べる点が特徴です。
初心者の方は、入門書から始めて徐々に専門性の高い本に挑戦することをおすすめします。
SNSの活用
X(旧Twitter)やDiscordなどのSNSは、仮想通貨に関する最新情報をリアルタイムで得られる便利なツールです。
仮想通貨コミュニティに参加し、プロの投資家やインフルエンサーが発信する有益な情報をキャッチしましょう。
Webサイトでの情報収集
仮想通貨専門のWebサイトや取引所の公式サイトは、信頼性の高い情報源です。
プロジェクトのホワイトペーパーなども参考になるため、積極的に情報収集することをおすすめします。
セミナーやスクールへの参加
セミナーやスクールでは、専門家から直接学ぶことができます。
他の受講者との情報交換やネットワーキングの機会も得られるため、学びを深めるチャンスにもなります。
投資の実践
実際に少額から取引を始めることで、座学だけでは得られない実践的な知識や経験を積むことができます。
失敗を恐れずに、自分なりのペースで取り組んでいきましょう。
仮想通貨トレードを始める前に理解しておくべき5つの用語
仮想通貨トレードを始める前に、以下の5つの基本的な用語を理解しておくと学習効率が上がります。
ビットコイン
世界初の仮想通貨であり、最も有名で時価総額も最大の仮想通貨です。
仮想通貨の代名詞とも言える存在で、多くの取引所で取り扱われています。
ビットコインは今からでも儲かる-稼ぐ方法や今後の価格予想を紹介
イーサリアム
スマートコントラクト機能を備えたブロックチェーンプラットフォームです。多くのプロジェクトの基盤となっており、独自のトークンを発行することができます。
イーサリアムは2025年までに100万円超え?今後の価格予想を公開
ブロックチェーン
取引情報を記録したブロックを暗号技術で連結させた技術です。仮想通貨の根幹を成す技術であり、分散型台帳としての役割を果たします。
ウォレット
仮想通貨を保管するための「デジタル財布」です。取引所が提供するウォレットと自分で用意するウォレットがあり、セキュリティの観点から自分で用意するウォレットの使用がおすすめされます。
仮想通貨取引所
仮想通貨の売買を行うためのプラットフォームです。取引所を選ぶ際は、手数料の安さとセキュリティの高さを重視することが大切です。
まとめ
仮想通貨トレードは、大きな利益を得られる可能性がある一方で、リスクも伴う投資方法です。本記事で紹介した始め方や取引方法、コツを参考にしながら、慎重に取り組んでいくことが重要です。
特に初心者の方は、以下の点に注意しながら、仮想通貨トレードにチャレンジしてみてください。
- 少額から始め、無理のない範囲で投資する
- 自分なりの取引ルールを設定し、厳守する
- 継続的に学習を行い、知識を深める
- リスク管理を徹底し、損失を最小限に抑える
仮想通貨市場は日々進化しており、常に最新の情報をキャッチアップすることが求められます。正しい知識を身につけ、慎重に取り組むことで、仮想通貨トレードで成果を上げることができるでしょう。
仮想通貨のエアドロップとは?
近年、仮想通貨業界で「エアドロップ」という言葉が注目を集めています。
エアドロップとは、特定の条件を満たしたユーザーに対して、無料で仮想通貨やトークンを配布するイベントです。
実施される目的
エアドロップは、主に新しいプロジェクトの認知度向上やユーザー数増加を目的として行われます。
プロジェクト側は、潜在的な支持者を獲得し、エコシステムへの参加を促す事ができる。ユーザーにとっては、無料で将来性ある仮想通貨を手に入れるチャンスとなります。
メリット
エアドロップは、ユーザーに以下のメリットがあります。
- ・無料で仮想通貨を獲得できるため、価格変動によるリスクを負わずに済む
- ・将来有望なプロジェクトのトークンを、市場に出回る前に入手できる
- ・エアドロップ対象の仮想通貨の需要が高まり、価格上昇に繋がる
さらに、エアドロップによって多くのユーザーが呼び込まれる事で、マイナー通貨の取引の安定性が向上するメリットもあります。
注意点
一方で、エアドロップは以下の注意点も存在します。
- ・配布量が少なかったり、プロジェクトの将来性が低かったりすると、利益に繋がらない事がある
- ・参加条件として、特定の仮想通貨の購入や取引所への入金が必要なケースがあり、その際はコストがかかる
- ・ウォレットのパスワードなど入力を求められる悪質なエアドロップもある
- ・配布された仮想通貨が国内取引所に上場しない事もあり、その場合は換金に手間がかかる
エアドロップに参加する際は、プロジェクトの信頼性を見極める事が重要です。安易に個人情報を提供しないよう注意しましょう。
仮想通貨のエアドロップの最新注目情報
エアドロップは、仮想通貨業界で頻繁に行われるイベントです。ここでは、最近話題となっている情報をご紹介します。
SEIトークン
2024年5月、Sei財団が仮想通貨SEIのエアドロップを発表。Seiの並列処理EVMのアップグレード(Sei v2)の成功を受けて、合計27,421,200SEIトークンが、43,052のアドレスに配布される予定です。
エアドロップ対象は、以下の条件を満たしたユーザー。
- 42以上SEIをステーキング:1ポイント
- 42 iSEIまたは42 stSEIを保有:1ポイント
- 出来高上位8のNFTコレクションを2つ以上保有:2ポイント
1ポイント=200SEI
2ポイント=3,000SEI
3ポイント以上=6,000SEI
現在はエアドロップの確認可能ですが、取得はSei v2の第三段階になる見込みです。
レイヤーゼロのネイティブトークン「ZRO」
LayerZero(レイヤーゼロ)の開発を主導する「LayerZero Labs」は、2023年12月に同プロトコルのネイティブトークン「ZRO」の存在を公式X(旧Twitter)で明かしました。
そして、2024年前半にはZROのエアドロップを行う計画を発表。
LayerZeroは、イーサリアムやポリゴン、BNBチェーンなど、多数のブロックチェーン間の相互運用を促進するインフラを提供するプロジェクトです。独自トークンの存在が明かされたことで、大きな注目を集めています。
すでにスナップショットの実施とシビル活動への対処をアナウンスしており、エアドロップへの期待が高まっています。
仮想通貨のエアドロップの主な事例
これまで、多くの仮想通貨プロジェクトがエアドロップを実施してきたので、代表的な事例を紹介します。
フレア(FLR)
フレア(FLR)は、異なるブロックチェーン間の相互運用性を実現する「Flare Network」の基軸通貨です。
2020年12月、XRP保有者に対し1:1比率でエアドロップが実施され、2023年1月に配布が完了しました。
国内ではCoincheckやbitFlyerなど、多くの取引所がエアドロップに対応したことで、大きな話題となりました。
シンボル(XYM)
シンボル(XYM)は、NEM(XEM)をベースに開発されたSymbolブロックチェーンのネイティブトークンです。
2021年3月、XEM保有者に1:1の比率でエアドロップが実施されました。
XEMは国内人気の高い通貨だったため、bitFlyerやZaifなど国内の取引所でもエアドロップが行われました。
BOBAトークン(BOBA)
BOBAトークンは、イーサリアムのレイヤー2ソリューションである「BOBA Network」のガバナンストークンです。
2021年11月、「OMG Network(旧OmiseGO)」から「BOBA Network」への移行に伴い、OMG保有者に対してエアドロップが実施されました。
国内ではbitbankがエアドロップに対応しています。
Sologenic(SOLO)
Sologenic(SOLO)は、「XRP Ledger」上に構築されたDEXのネイティブトークンです。
2021年12月、XRPとSOLO保有者に対してエアドロップが実施され、国内ではBitTradeがエアドロップに対応しました。
仮想通貨のエアドロップの税務上の取り扱い
エアドロップで仮想通貨を受け取った場合、税務上の取り扱いが2通りに分かれます。
- 受け取った仮想通貨に経済的価値がある(取引所で取り扱われている)場合
→受取時点の時価で所得として計上する必要があります。 - 受け取った仮想通貨に経済的価値がない(まだ市場に上場していない)場合
→取得価額は0円となり、受取時点では所得は発生しません。ただし、後に売却や使用した時点で所得が発生します。
エアドロップに参加する際は、税務面での取り扱いも確認しておくことが賢明です。
まとめ
エアドロップは、無料で仮想通貨を獲得できる機会ではありますが、リスクも理解しておく必要があります。プロジェクトの信頼性を慎重に見極め、安易に個人情報を提供しないことが大事ですね。
最新情報をチェックし、有望なプロジェクトに出会えれば、大きなリターンを得られる可能性もあります。税務面での取り扱いに注意を払いつつ、活用していきましょう。