バリダス(validus)は2022年にサービスが開始された個人向けの資産運用サービス。
バリダスに投資することで月利10%、元本3倍~5倍まで増やせると言われています。
銀行の金利と比較すると圧倒的な高利回りですが、バリダスを調べてみると投資をためらうような内容が次々と明らかになってきました。
今回はバリダスに投資する価値はあるのかどうかを徹底的に調べていきます。
バリダス(validus)とは
バリダス(validus)はドバイ発の資産運用サービスです。
自分で運用するのではなく、運用は投資のプロに任せ自分は利益だけを受け取れるヘッジファンドの一種。
ユーザーはバリダス(validus)へ投資することで月利10%が狙え、約14か月で元本を3倍から5倍に増やしてくれるようです。
バリダス(validus)が投資対象しているのはFXや仮想通貨、さらには今ブームになっている「DeFi」や「NFT」、「メタバース」など多岐に渡ります。
日本でもすでにバリダス(validus)の勧誘活動が行われていますがまだ知名度は低く、今後人気を集めるのではないかと言われているようです。
一見すると高利回りの優良案件のように見えますが、バリダス(validus)に関しては怪しいという声も少なくありません。
バリダス(validus)が怪しいと言われる理由
バリダス(validus)が怪しいと言われている理由は次の2つです。
▼出金できなくなった投資案件と同じ仕組み
バリダス(validus)に投資するにはパッケージと言われるプランを購入することになります。
プランは50ドルから10,000ドルプランまで用意され、高額プランを購入するほど得られる配当額も増えていく仕組みです。
配当は毎日受け取れ、月利で換算すると10%とのこと。
ただ、忘れてならないのは、実質自分の資金を運営側に預けているということです。
「マイニングエクスプレス」や「ジュビリーエース」など全国各地で盛んにセミナーが開かれ莫大な資金を集めた投資案件も大まかにはバリダスと同じ仕組み。
どちらも預けた資金が引き出せなくなり、大きな出金トラブルに発展したことでも有名です。
運営側に資金を預けている以上は、出金できなくなるリスクも頭に入れておかねばなりません。
マイニングエクスプレスなどが出金できなくなってからは、自分の手元で資金を運用する投資に注目が集まっています。
中でも「FXAIパートナーズ」はAIが抽出した情報通りにトレードをするだけでハイリターンが期待できると評判です。
▼ポンジスキームに関与していた人物が参加
バリダス(validus)の営業担当副社長を務めるMANSOUR TAWAFI氏は、世界最大級の仮想通貨詐欺事件として知られる「ワンコイン」に関わっていたことが判明。
MANSOUR TAWAFI氏はワンコインで相当な売り上げを記録し、ブルーダイヤモンドと言われる上位会員に位置していたようです。
ワンコインは高配当を謳い、ネットワークビジネスのような仕組みで出資者を募っていましたが、後にポンジスキームだったと明らかになっています。
ポンジスキームとは規参加者の資金を、あたかも事業で収益が出ているかのように見せかけ他の投資家に配当金として支払う詐欺的手法です。
ポンジスキームは新規参加者が入り続ける内は自転車操業で乗り切れますが、新規参加者が入らなくなると資金繰りが出来ずに経営破綻します。
バリダス(validus)のパッケージ内容
バリダス(validus)には全8つのパッケージが用意されています。
投資する際にはどのパッケージにするか自身で選ぶことになります。
・50ドル
・100ドル
・250ドル
・500ドル
・1,000ドル
・3,000ドル
・5,000ドル
・10,000ドル
どのパッケージを選択しても利回り自体は変わりませんが、高額パッケージになるほど元本が多くなるため、配当金も比例して増える仕組みです。
バリダス(validus)で稼げているのか不明
バリダスはすでに世界で正式オープンし、日本にも上陸しています。
しかしながら、まだ日本人には広まっていないためか、評判や口コミは確認できませんでした。
言ってしまえば、現時点ではバリダスで本当に稼げるのかどうかは不明です。
投資を検討されている方は、実際の利用者による口コミ・評判が確認できてからでも遅くはないと思います。
手間をかけずに利益を狙いたいと考えている方は、「TYL(ティル)」のような月利40%も狙える自動売買ツールを参考にしてみてもいいかもしれません。