2021年は仮想通貨バブルの再来とも言われ、ビットコインを筆頭に多くの仮想通貨が人々を熱狂させました。
「寝て起きたらお金が増えている現象」も起き、世界中で多くの“億り人”が生まれたことも事実です。
しかし2022年現在、下落が続いているビットコイン。
果たして今からでも儲かるのか?買い時という気持ちもあるけど、どこまで下がるかわからず非常に迷うところだと思います。
今回はビットコインに今から投資しても儲かるのか、今後の価格動向や価格予想に触れていきます。
ビットコインは今からでも儲かる?
ビットコイン(BTC)は2022年6月現在、今からでも儲かる可能性は高いと考えられます。
その理由は次の3つです。
▼明らかな売られすぎ
ビットコインは2021年11月に史上最高値770万円を記録しましたが、その後下落が続いています。
2022年6月現在のビットコイン価格はおよそ270万円前後。
ただし、「買われすぎ・売られすぎ」を示してくれるインジケーターRSI(相対力指数)を見てみると、週足の数値が30と明らかな売られすぎシグナルが点灯しています。
※RSIは80以上の数値だと買われすぎ、30以下だと売られすぎを示す
ビットコインは過去に二度、週足でRSIが30付近まで落ちたことがありますが、その後はどちらも大きく高騰しています。
“歴史は繰り返される”と考えれば、ビットコインの価格が高騰する可能性もあると思われます。
▼決済として普及
ビットコインで決済、買い物できるサービスは徐々に増えつつあります。
最近では高級時計ブランドのHublot(ウブロ)がビットコイン決済に対応すると発表。
また、VISAがラテンアメリカで仮想通貨決済できるカードを提供開始しています。
最近は仮想通貨決済に対応している小売店も増えつつあるため、世界中に幅広くビットコイン決済が普及する可能性もあります。
次にビットコイン価格について今後の動向を見ていきましょう。
▼法定通貨として採用
2021年8月エルサルバドルが世界初、法定通貨にビットコインを採用したことは記憶に新しいですが、実はエルサルバドルだけではありません。
2022年4月に中央アフリカ共和国がエルサルバドルに次ぎ、ビットコインを法定通貨に採用しました。
今後さらに法定通貨としてビットコインを採用する国が増える可能性もあり、ビットコインの認知度拡大にも繋がる可能性があります。
ビットコインの将来価格・価格予想
ビットコインは今後いくらまでになるのか、海外サイトや著名人の発言を紹介していきます。
▼海外サイトの予想
2022年6月時点でのビットコイン価格は21,000ドル(約280万円)前後。
果たして今後いくらになるのか、CryptoNewsZとPricePredictionはビットコイン価格を次のように予想しています。
サイト名 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 |
---|---|---|---|---|
CryptoNewsZ | 約25,000ドル | 約34,000ドル | 約35,000ドル | 約45,000ドル |
PricePrediction | 38.288ドル | 54,570ドル | 81,632ドル | 124,520ドル |
どちらのサイトもビットコインは2025年にかけて右肩上がりに高騰を続けると予想しています。
中でもPricePredictionに関しては、2025年の時点で12万ドル(約1600万ドル)との予想。
2022年6月現在のビットコイン価格は270万円のため、約6倍に高騰する予想です。
「シンジケート」が事前に配信していたSANDの80倍と比較してしまうと見劣りしてしまいますが。
ビットコインにとっては現実になればとても夢のある話。
ただ、著名人の中にも大胆なビットコイン価格予想をしている人もいるようです。
▼著名人の予想
・ジェレミーリー/ピーター・スミス
投資家のジェレミー・リー氏、BlockchainのCEOピーター・スミス氏は、ビットコイン価格が2030年までに50万ドルに達するとの予想を発表。
日本円にすると約6700万円です。
この2人は何も根拠なく大口を叩いているわけではなく、下記のような根拠を持って50万ドル到達と予想しています。
「ビットコインはまだそのポテンシャルをほとんど発揮していない」と語り、政治不安やビットコイン送金の伸びを踏まえると、まだまだ伸びしろはあると考えているようです。
BUSINESS INSIDERより引用
・ウィンクルボス兄弟
アメリカの仮想通貨取引所ジェミニを運営しているウィンクルボス兄弟は、2018年2月の取材に対し、ビットコインは今後10年から20年で30倍から40倍になる可能性があると語っています。
2018年2月時点でのビットコイン価格は8,000ドル前後(約90万円)でした。
そこから30倍~40倍となると、2700万円~3600万円になるとの予想です。
イーサリアムも同様に「イーサリアム2025年予想」では2025年にかけて高騰を続けるという予測が立てられています。
以上のように中長期で考えれば、ビットコインは今からでも儲かる可能性は高いといえます。
ただ、ビットコインで稼ぐと一言に言っても、現物を購入するだけが全てではありません。
ビットコインの儲け方
ビットコインの儲け方は、現物購入以外にも下記の5種類があります。
▼積み立て
コインチェックやGMOコインなどの国内取引所では、ビットコインの積み立て投資を行えます。
コインチェックの場合、毎月1万円から積立でき、入金から購入までを自動で行ってくれるとのこと。
毎月決まったタイミング、同じ金額で積み立てることにより、仮にビットコインの価格が下がっても取得単価を下げることが可能。
ビットコインをいつ買えばいいかわからないという方は、毎月一定金額を積み立てするのもアリだと思います。
▼貸して稼ぐ
自分が保有しているビットコインを取引所に貸し出しすることで、金利を得るサービスもあります。
貸して稼ぐ仕組みは別名レンディングとも言われます。
報酬は貸し出すビットコインの枚数によって変わり、より多くのビットコインを長い期間貸し出すほど報酬も多くなる仕組み。
コインチェックの場合、100万円分のビットコインを1年間貸し出すと、5万円の報酬が得られます。
特に売る予定もなく中長期で保有予定であれば、貸し出して利益を得るサービスを利用してみるのもありだと思います。
▼マイニング
マイニングはビットコインの取引に関する承認作業を行うこと。
承認作業を行ってくれた人には報酬がビットコインで支払われ、一時期大人気となった稼ぎ方の1つ。
ただ、近年大企業がマイニング事業に参入してきている背景もあり、「マイニングは儲からない」と言われるようになりつつあります。
▼アービトラージ
「アービトラージ」は取引所間の価格差を狙った取引方法のことです。
簡単に言うと、ビットコイン価格の安い取引所で購入し、価格の高い取引所で売却することで利益を得ます。
そもそもビットコインの価格は取引所ごとに微妙に価格差があります。
例えば、A取引所では1BTCが100万円ですが、B取引所では105万円だと仮定しましょう。
この時、A取引所でビットコインを買い、B取引所で売れば5万円の利益。
基本的に大きな価格差は生まれにくく、アービトラージはあくまでも少額の利益を積み重ねていくイメージです。
理論上勝率100%の手法と言われていますが、本当に勝率100%なのか検証したページもあるので興味があればご覧ください。
▼FX
「ビットコインFX」はレバレッジ取引とも言われ、レバレッジをかけることで元手の資金以上をトレードに利用できます。
例えば、元手資金10万に5倍のレバレッジをかけることで、50万円分の資金でトレードが可能です。
10万円分を売買するよりも、50万円分を売買した方が利益も大きくなるため、ハイリターンが狙いやすい仕組み。
また、下落時にも利益を得ることができるという特徴もあります。
ビットコインは少額でも儲かる
ビットコインは少額から取引できる点が魅力の1つ。
「でも少額からだと儲からないでしょ?」と思われるかもしれませんが、実は違うんです。
「積立」や「FX」であれば、少額からでも儲かる可能性は高い。
例えば、毎月1万円ずつビットコイン積立をし、2年で24万円積み立てたとします。
平均取得単価が100万円だとすると、200万円に値上がりすれば評価額は48万円となり、24万円の利益です。
物足りなさを感じる方は、FXならば少額からでも利益を出すことが可能。
トレーダーの中には1万円の元手を数百万円まで増やしている人もちらほらおり、夢のある儲け方の1つです。
ビットコインの買い方
ビットコインを買うには仮想通貨取引所の口座開設が必要です。
3ステップに分けると次の通り。
1.仮想通貨取引所の開設
2.入金
3.ビットコインを購入
今回はコインチェックを例にビットコインの購入方法を紹介していきます。
▼仮想通貨取引所の開設
口座開設をする上で必要なものは次の3点です。
・本人確認書類(運転免許証、パスポート、個人番号カードなど)
・スマートフォンやパソコン
・メールアドレス
コインチェックではスマホで簡単に口座開設可能。
氏名や電話番号を入力し、本人確認を行います。
時間にして5分から10分もあれば、口座開設自体は完了です。
ただし、取引所によっては本人確認が郵送で行われるケースもあるため、7日から10日ほど時間を要する場合もあります。
▼入金
仮想通貨取引所の口座開設が終了したら、ビットコインを購入するための日本円を入金します。
コインチェックの場合、ログイン後の画面から「入出金」を選択。
コインチェックでは銀行振込、コンビニ入金、クイック入金から選択できます。
入金方法を選択したら、指定口座が表示されるので、入金したい金額を支払いましょう。
▼ビットコインを購入
コインチェックは販売所、取引所2つの形式でビットコインを購入できます。
販売所は仮想通貨取引所を相手に売買を行う方法。
取引はシンプルですが、スプレッドといわれる手数料が発生します。
取引所形式の場合、一般投資家を相手に売買を行い、スプレッド手数料は発生しません。
販売所で購入する場合は「販売所」→「ビットコイン(BTC)」→「購入」→「金額入力」→「購入」と進めばビットコインの購入は完了です。
ビットコイン投資におすすめの取引所
手軽にビットコイン投資をするならば、おすすめの取引所が3つあります。
それぞれの取引所の特徴やおすすめポイントを紹介していきます。
▼コインチェック
国内仮想通貨取引所の中で最も利用されているのがコインチェック。
コインチェックのアプリは直感的に操作しやすい作りになっており、初心者でも気軽に仮想通貨の売買が行えます。
ビットコイン以外の取り扱い銘柄数も多く、多種多様な仮想通貨に投資可能。
▼DMMビットコイン
DMMビットコインはレバレッジ取引ができる仮想通貨取引所です。
レバレッジ取引は手持ちの資金にレバレッジをかけることで、資金を増やして取引できる仕組み。
少ない資金からでも大きな利益を狙えるのがレバレッジ取引のメリットです。
また、DMMビットコインは仮想通貨の入出金手数料が無料なため、無駄に手数料を取らない点もメリット。
▼GMOコイン
GMOコインはGMOインターネットグループが運営元の仮想通貨取引所。
セキュリティの高さに定評があり、様々な工夫で利用者の資金が守られるようになっています。
DMMと同じくGMOコインもレバレッジ取引に対応しているため、少ない資金からでも大きな利益を目指せます。
ビットコイン投資のメリット
ビットコインに投資するメリットは次の3つ。
▼ボラティリティが大きい
ビットコインに限らず仮想通貨はボラティリティと言われる値動き幅が起きい特徴があります。
他の金融商品に比べて値動き幅が大きいことで、短期間で大きな利益を得ることが可能。
ボラティリティの大きさも後押しとなり、2018年や2021年では仮想通貨で一夜にして大金を手にした方も大勢います。
▼決済として利用できる店舗もある
ビットコインは投資商品として注目されていますが、実は決済手段として日本でも利用されています。
例えば、
・ビッグカメラ
・コジマ
・ソフマップ
・DMM.com
などでビットコイン決済が可能です。
購入したビットコインが値上がりすれば、お得に買い物ができます。
▼24時間365日取引できる
株式投資やFXは基本的に平日しか取引できませんが、ビットコインは24時間365日取引可能。
平日は仕事で忙しくとも、週末に仮想通貨投資をすることができます。
自身の生活スタイルに合わせ、好きな時に取引できることも人気を集めている理由の一つでしょう。
爆発力を体感するならアルトコインがおすすめ
ビットコインは今からでも儲かる可能性は高く、今後中長期でみればまだまだ伸びしろのあるジャンル。
2018年、2021年のようなバブル相場がくれば、億り人も夢ではないでしょう。
ただ、仮想通貨の爆発力を体感するならば、アルトコイン投資もおすすめです。
例えば、「Solana(SOL)」はアルトコインの爆発力を見せた代表的銘柄。
Solana(SOL)は2021年の1年間で100倍以上に高騰しています。
年始の時点で100万円分のSolana(SOL)を購入していれば、1億円になっていた計算です。
非常に夢がありますよね、これぞ仮想通貨ドリーム。
とはいえアルトコインは2000種類以上あると言われているため、有望アルトコインを見極めるのも簡単ではありません。
最近は「シンジケート」のような高騰期待のアルトコイン情報を配信してくれるサービスもありますが、自力で情報収取するのはかなり厳しい現実があります。
仮想通貨は情報戦とも言われているため、活用できるものは積極的に活用していきたいものです。
ビットコインの基本情報
名称 | ビットコイン |
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しばらく横が続きそうだけど、長期で見たら買いのような気もする
短期ならやっぱりアルトコインだよなぁ