ドージコイン(DOGE COIN)はイーロンマスクのツイートにより幾度となく急騰し話題を集めています。
5か月で約70倍に急騰し、仮想通貨の醍醐味ともいえる高い急騰率を見せました。
ドージコインはすでに急騰していますが、今後も急騰に期待でき、買うには遅いということはありません。
そこで今回はドージコイン(DOGE)はどこで買えるのか、取り扱い取引所、お得な購入方法をまとめました。
また、購入する上での注意点や利益を伸ばす方法についても触れています。
ぜひ参考にしてください。
ドージコイン(DOGE)は日本で購入できない
まず大前提として2021年7月現在ドージコイン(DOGE)は日本の取引所に上場しておらず、国内で購入できません。
したがってドージコイン(DOGE)を購入するならば、海外取引所の利用が必須です。
また、今後ドージコイン(DOGE)を日本で購入できるようになる可能性は低いと思われます。
その理由が投機性の強いアルトコインだからです。
影響力があるとはいえ、たった1人の発言によって乱高下する仮想通貨を日本の取引所が認める可能性は低いです。
ドージコインを購入するのであれば、大人しく海外取引所を利用した方が良いでしょう。
ドージコイン(DOGE)を購入できる取引所
ドージコインは30か所以上の仮想通貨取引所で購入可能です。
主な取り扱い取引所は下記の通りです。
・バイナンス
・Huobi Global
・Bithumb
・KuCoin
・Kraken
・FTX
・Bittrex
・Gate.io
数あるドージコイン取り扱い取引所の中で、日本人も利用可能でおすすめなのが「バイナンス」「FTX」「Bybit」です。
中でも「バイナンス」「FTX」は取引所独自の仮想通貨を発行しており、独自通貨を利用してトレードを行うと手数料割引の恩恵を受けられます。
次に例としてバイナンスでのドージコイン購入方法について解説していきます。
ドージコイン(DOGE)の購入手順
ドージコインを購入する場合、国内取引所で仮想通貨を購入し、バイナンスに送金し購入する流れです。
▼国内取引所で仮想通貨を購入
海外取引所へ日本円を送金することはできないので、国内取引所で買った仮想通貨を送金します。
そのため、まずは国内取引所で仮想通貨を購入しましょう。
ネット上ではビットコインの送金を例に挙げているサイトもありますが、ビットコインは送金手数料が高いのでおすすめしません。
海外取引所へ送金するならば、手数料の安いリップル(XRP)、ステラルーメン(XLM)がおすすめです。
まず国内取引所でリップル(XRP)かステラルーメン(XLM)を購入しましょう。
国内取引所で仮想通貨を購入できたら、バイナンスへの送金ステップに入ります。
▼バイナンスへ入金
まずバイナンスのメニュー→ウォレットから「フィアットと現物」を選択。
次に検索窓に「XRP」と入力すると、リップルが表示されるので入金をクリックします。
すると入金に必要なアドレスとTag(取引所識別番号)が表示されます。
国内取引所のメニューから出金を選択し、送金先アドレスにバイナンスのXRP入金アドレスを入力します(必要であればTagも)。
後は送金したい数量を入力し、出金申請を出します。
取引所によっては登録しているアドレス宛てに出金確認メールが届くので、承認すれば出金申請完了です。
時間にして5分~10分すれば、バイナンスへ入金されるので確認しましょう。
▼バイナンスでドージコインを購入
バイナンスではBTC、USDT、BUSDペアでドージコインを購入可能です。
リップルではドージコインを購入できないので、あらかじめBTC、USDT、BUSDに変換しておきます。
メニューのトレードから「コンバート」を利用すると、楽に仮想通貨を交換できます。
バイナンスでドージコインを購入するにはまず、メニューから「トレード」を選択。
トレード画面に映ったら、チャート画面上部の通貨ペアにカーソルを合わせドージコインのペアを選択していきます。
購入は注文画面から行います。
注文方法を選択したら、購入希望価格と数量を入力し、購入ボタンをクリック。
後は注文が約定すればドージコインの購入は完了です。
▼3つの注文方法
バイナンスの注文方法は「リミット」「マーケット」「ストップリミット」の3つです。
それぞれメリット・デメリットがあるので、上手く使い分けるようにしましょう。
基本的にどの取引所もリミット(指値注文)が手数料が安くおすすめです。
・リミット(指値注文)
あらかじめ購入したい価格を指定しておき、その価格になったら注文が発注されます。
売買したい価格で注文が出せるメリットがありますが、指定した価格にならなければ注文は発注されません。
そのため、いつになっても約定しない可能性もあるので注意です。
・マーケット(成行注文)
現在の市場価格で注文が発注されます。
すぐに約定するメリットがありますが、相場が急変した際には予期せぬ価格で約定してしまうデメリットがあります。
・ストップリミット(逆指値注文)
俗にいう損切注文です。
損失を最小限に止めるために利用されるので、デメリットはありません。
今後の価格動向
ドージコインの日足チャートを見てみると、5月上旬の最高値更新後、高値を切り下げています。
0.16ドル付近がサポートラインとして意識されている傾向があるので、0.16ドルを割ってしまうとさらなる下落も考えられます。
サポートライン付近で反発する可能性もあるので、反発を確認してから購入するのもありかもしれません。
今後も急騰の可能性はありますが、あくまでも一時的な急騰に過ぎないでしょう。
さらに言うと、イーロンマスク氏のツイート頼りな部分が大きいです。
それはドージコインの過去チャートを見ても明らかなので、次にこれまでの価格推移を見ていきたいと思います。
これまでの急騰タイミングまとめ
ドージコインが過去に急騰した要因は、どれもイーロンマスク絡みでした。
▼2021年1月~2月上旬
1月下旬にイーロンマスクがツイッターにドージコイン(DOGE)を匂わせるような画像を投稿したことにより、ドージコインは一時10倍に高騰しました。
さらに2月上旬にも、「ドージコインは人々の仮想通貨だ」とツイートしたことにより、急騰しています。
▼2021年4月
4月15日に月に向かって吠える犬の画像と共に「Doge Barking at the Moon(月に向かって吠える犬)」とツイートしたことで、4倍以上に高騰しました。
仮想通貨業界では急騰することをムーン(月)と表現するので、世界的経営者の発言を好材料と捉えた投資家の買いが集中したのでしょう。
▼2021年5月
5月上旬にはイーロンマスクが有名バラエティ番組に出演することが決定し、ドージコインの価格急騰に繋がりました。
番組のセットを背景に柴犬と自身の写真をツイートしたこともドージコインの急騰に繋がったようです。
この急騰によってドージコインは過去最高値を更新しました。
1月時点で1円前後だったドージコインは、わずか5か月で70円を超え70倍に高騰。
次にドージコインを購入する上での注意点をまとめておきます。
ドージコイン(DOGE)を購入する上での注意点
ドージコインを購入する上で抑えておきたい注意点が2つあります。
▼期待しすぎない
後ほど詳しく触れますが、ドージコインはビットコインをベースにして作られたネタコインです。
ネットで話題になった日本の柴犬(かぼすちゃん)をモチーフにして作られています。
ネットから生まれたという点では、日本でいうモナコインと近いかもしれません。
モナコイン同様投げ銭として利用されることがメインのようですが、これと言って実現したいプロジェクトがあるわけではありません。
ドージコインの将来性に投資するというよりは、投機性が強くギャンブル感覚に近いかもしれません。
▼短期投資向き
上述のようにドージコインは、イーロンマスク氏のツイートによって急騰してきた背景があります。
ポジティブな発言をすれば急騰する可能性が高いのですが、その逆も然り。
仮にネガティブな発言をすれば一気に暴落する可能性もあるのです。
あくまでも短期投資に向いたアルトコインだと言えるでしょう。
しかし、乱高下を上手く利用して利益を伸ばす方法もあります。
次にドージコインで利益を伸ばすためのトレード方法について触れます。
ドージコイン(DOGE)の利益を伸ばすトレード手法
ドージコインで利益を追求するために覚えておきたいことは主に2つです。
▼空売り(ショート)で急騰後の下落を狙う
イーロンマスク氏のツイートによる急騰に乗り遅れてしまった場合、途中から購入するのはリスクがあります。
その時は下落を狙った空売り(ショート)がおすすめです。
過去のドージコインチャートを見ても、急騰後には下落する傾向があります。
ローソク足に長い上髭が現れたら、買い勢力が弱まっている合図。
上髭が現れたタイミングで上手く空売りできれば、下落時にも効率的に稼ぐことができます。
▼両建てを利用
バイナンスフューチャー(binance futures)では先物取引が可能で、両建てを利用できます。
両建てとは、買いと売りの反対ポジションを同時に保有することです。
両建ては主にリスクを抑えるために利用され、反対方向に動いたポジションを損切りし、残ったポジションで利益を出します。
どちらに動くかわからないような相場状況にぴったりで、上手く利用すればリスクを抑えながら稼げる手法です。
最後にドージコインの基本情報をまとめておきます。
ドージコイン(DOGE)とは
ドージコインは2021年7月現在、時価総額ランキング7位のアルトコインです。
Dog(犬)のスラングであるDoge(ドージ)が名前の由来。
モチーフとなっているのは、日本の柴犬かぼすちゃんです。
インターネットで話題になった画像をもとに、冗談半分で作られた仮想通貨と言われています。
▼ビットコインをベースにした仮想通貨
ドージコイン(DOGE)はビットコインをベースにして作られたので、ほぼ同じような機能を備えています。
ビットコインと同じく、PoW(プルーフオブワーク)をマイニングアルゴリズムとして採用しています。
しかし、ドージコインには発行上限枚数が設けられていないため、無限に市場に出回り続け、価格が上がりにくい仕組みです。
▼投げ銭などの少額決済として利用される
ドージコインは基本的にビットコインと同じ機能を備えていますが、決済スピードはビットコインの約10分の1です。
そのため少額決済に向いており、すでにネット上でチップや投げ銭として利用されています。
また、ドージコインは手数料も安いので、気軽に決済に使える仮想通貨でしょう。
ドージコインの購入方法・取引所まとめ
ドージコインはこれまでイーロンマスク氏の言動により急騰を繰り返してきました。
今後も一時的な急騰タイミングはあると考えられるので、上手く投資すれば十分稼げる仮想通貨です。
しかし、2021年現在日本の取引所には上場しておらず、今後も日本に上場する可能性は低いと考えられます。
ドージコインを購入するならば、バイナンスやFTX、Bybitなど海外取引所を利用しましょう。
ドージコイン(DOGE)の基本情報
名称 | ドージコイン(DOGE) |
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人気度 | |
時価総額 | 6位 |
取引所 | バイナンス クラーケン クーコイン Bybit |
発行日 | 2013年12月06日 |
発行元 | 不明 |