RL360(ロイヤルロンドン)は「手数料が高すぎる」評判の真実に迫る

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RL360(ロイヤルロンドン)は世界的にも名のある保険会社。

円安が進んでいる今外貨投資に注目が集まっていますが、中でもRL360はハイリターンに期待できると話題になっているようです。

ただ、RL360利用者の口コミを見てみると「こんなはずじゃなかった…」との声も聞かれるため、投資してみて初めて気づくことも多々ある模様。

実はRL360で稼げるかどうかは、一定金額を払い続けられるか、そしてどの紹介者から契約するかによって雲泥の差です。

すでに利用して後悔している方にも参考になると思います。

RL360(ロイヤルロンドン)とは

RL360(ロイヤルロンドン)はイギリスのマン島に本拠地を置く国際的に名のある保険会社です。

元々は150年以上の歴史があるイギリス最大の保険会社ロイヤルロンドングループの子会社でしたが、2013年に独立しました。

ロイヤルロンドンは150年以上続いていることからもわかる通り、世界的な評価も高いです。

RL360のようなオフショア(海外)投資には

・年金型生命保険
・元本保証型ファンド
・貯蓄型生命保険
・投資型生命保険

などがありますが、RL360は投資型生命保険にあたります。

日本のiDeCoのようなサービスに近いイメージですが、日本のサービスよりもハイリターンが期待できるのがオフショア投資、RL360の特徴です。

日本の金融庁は厳しいと言われているものの、オフショア投資自体は違法性はないので安心です。

RL360の基本的な仕組みは、5年~30年の中で期間を選択し、毎月一定の金額を積み立てしていきます。

ただ、利用者は直接RL360に投資するわけではありません。

RL360(ロイヤルロンドン)の仕組み

RL360は利用者から預かった資金を運用することはなく、あくまでも投資商品の提供や管理を行う会社です。

利用者が直接的にお金を預け入れるのは、IFAと言われる資産アドバイザー。

このIFAがRL360に指示を出し運用を行います

つまり、利用者の運用が上手くいくかどうかはIFAに全てかかっているとも言えますね。

言い方は悪いですが、下手くそなIFAと契約してしまった場合は、最悪元本割れする可能性もあるわけです。

また、IFAは基本的に活動拠点を海外に置いているため、私たち利用者側が直接IFAにアポを取ることはできません。

そこで活躍するのが“紹介者”と言われる利用者とIFAを繋げてくれる人たちです。

図に表すと下のような関係性になっています。

Rl360の仕組み

紹介者は自分が紹介したIFAと利用者が契約した場合、IFAから紹介報酬を受け取る仕組みになっています。

そのため、中には嘘をつくなど強引な手段で契約させようとする悪質な紹介者もいるようです。

無理に勧誘しなくとも、最近は「XANK」のように月利50%以上狙える資金効率の良い自動売買システムもあります。

自動売買が初めての方でもスムーズに利用できる手軽さも、XANKが人気を集める理由なのでしょう。

個人的にXANKを試してみましたが、3か月で602万円の利益を実現してくれました。

RL360(ロイヤルロンドン)が怪しいと言われる理由

RL360は名のある企業ですが、怪しいという声も少なくありません。

怪しいと言われる最も大きな要因となっているのが、悪質紹介者たちの存在です。

RL360自体は至極全うなビジネスをしている企業ですが、紹介報酬に目がくらみ強引な紹介を行う不届き者がいます。

悪質紹介者の手口をいくつか紹介するので、ピンときた際には慎重になってほしいと思います。

▼最初の2年だけ運用すれば問題ない
紹介者の中には最初の2年だけしっかり積み立てれば、その後減額しても問題ないと語る人もいますが、これは真っ赤な嘘です。

紹介者にとっては最初の積み立て金額が大きいほど、紹介報酬も大きくなる仕組み。

そのため、強引な方法で最初からより多くのお金を積み立てさせようとしてきます。

たしかに最初から多く積み立てるとボーナスがプラスされますが、初期費用に対する手数料7.5%は初期に積み立てた金額に対して発生します。

つまり、最初多く積み立てて後から減額すると、「全然お金が増えない…」ということになりかねません。

理想は最初から最後まで一定金額をひたすら積み立てることです。

▼RL360は25年契約のみ
RL360の主力商品Regular Savings Plan(RSP)は5年から30年の期間の中で自由に選ぶことができます

紹介者の立場から見ると、長期契約をしてくれた方が紹介報酬が上がるため、25年契約しかできないと噓をつく人もいるようです。

また、RL360は途中解約手数料が高く、仮に25年契約をして途中解約をしようものなら、元本割れの可能性もあるため注意しましょう。

▼日本人も可能なオフショア投資はRL360のみ
紹介者の中には日本人が利用できるオフショア投資はRL360だけだと嘘をつく人もいるようです。

実際には「インベスターズトラスト」や「ドミニオン・キャピタル・ストラテジー」など複数のオフショア投資が利用できます。

「ここだけしかできない!」と選択肢を絞り、特別感を出すことでスムーズに勧誘を進めようとしているのでしょう。

もしくは他のオフショア投資があること自体知らない可能性もあります。

その場合、金融に関する知識が浅いとも捉えられるため注意が必要ですね。

以上のように紹介報酬に目がくらみありもしない嘘をつく人もいるため気を付けましょう。

また、肝心の稼げるかどうかは紹介者がどのIFAを紹介しているのかも重要になってきます。

契約するIFAの選び方

利用者の資金を実際に運用するのはRL360ではなくIFAです。

つまり、どのIFAを選ぶかによって投資パフォーマンスも変わってくるため、一概にRL360の利回りは何%と表現できません。

その紹介者がどのIFAを紹介しているのかも把握しておきましょう。

ただ、RL360に関しては、稼げるか否かはIFAによって大きく左右されることを覚えておきましょう。

少し話が逸れましたが、どのような基準でIFAを選べばいいのかというと次の4点がポイントになります。

▼正規のIFA(代理店)かどうか
まずはRL360と正規で契約しているIFAなのかどうかを確認しましょう。

企業によってはホームページ上で正規の代理店かどうかを確認できることもあります。

IFAを選ぶ際には正規の代理店になっていることが大前提です。

▼営業許可証があるかどうか
IFAの数は非常に多く、中には営業許可証なしで活動しているようなところも存在します。

営業許可証は優れた代理店にしか波高されないため、ライセンスの有無は信用に関わってくるので要チェックです。

▼手数料やデメリットを説明してくれるかどうか
投資となればメリットだけではなく、もちろんデメリットも存在します。

手数料がいくらなのか?損失リスクはどのくらいあるのか?始める前に確認しておきたいことは山積みですよね。

特にオフショア投資は海外の企業に投資するわけですし、不安はなおさらだと思います。

その利用者側の心情を理解し、デメリットやリスク、手数料を丁寧に説明してくれるIFAは優良である可能性が高いです。

▼日本人スタッフがいるかどうか
IFAは海外を拠点に活動しているため、英語でやりとりを行うケースも珍しくありません。

英語がペラペラな方は気にしなくても問題ありませんが、そうではない方は日本人スタッフの有無は重要な判断材料です。

ただでさえ複雑なオフショア投資に関して、わからない英語で説明されてもチンプンカンプンの極みでしょう。

日本人スタッフがいれば全て日本語で完結するため、必ずチェックしたいところです。

評判の良いIFA

RL360には運用成績もよく、日本人からも人気のIFAが存在しています。

評判の良いIFAを3つ紹介するので、IFA選びの参考にしてください。

すでに他のIFAと契約している方であっても、IFAだけを乗り換えることも可能です。

▼ノーブルエイペックス
ノーブルエイペックスは1998年設立の香港にあるIFA。

ノーブルエイペックス

ノーブルエイペックスの最大の強みは運用利回りの高さです。

過去20年で平均13%という高い運用実績を誇り、香港一の運用利回りの高さとも言われるほど。

ノーブルエイペックスは優良IFAの示すライセンスを複数所持しており、信頼のおけるIFAだと思われます。

また、ノーブルエイペックスは日本人カスタマーサポートもあるため、日本人スタッフが在籍していると考えられます。

▼アドミニストレーション
アドミニストレーションはノーブルエイペックス同様香港に拠点を置くIFAです。

アドミニストレーション

アドミニストレーションの運用実績はノーブルエイペックスに次ぐとも言われています。

ノーブルエイペックスが20年の利回り平均13%なのに対し、アドミニストレーションは平均10%と言われているようです。

日本人サポートも行っているため、英語が離せなくとも安心して利用できます。

RL360のIFA ハリスフレイザーとは

RL360とセットで名前をよく見かけるハリスフレイザーもIFAの一つです。

ノーブルエイペックスなどと同じように香港に拠点を置き、1990年に設立された企業。

ハリスフレイザー

ハリスフレイザーの運用実績は平均年利10%と噂になっていますが正確な情報は確認できず、セミナーに参加しなければわからないようになっているようです。

そんな謎の多いハリスフレイザーの名が広まっている一番の要因は、MLM(マルチレベルマーケティング)にあります。

マルチ商法やネットワークビジネスと言った方がイメージがつきやすいかもしれませんね。

簡単に言えば、ハリスフレイザーは口コミで広められているIFAということになります。

ではなぜハリスフレイザーが口コミで広められているのかと言えば、勧誘に成功すると紹介報酬がもらえるからが可能性として濃厚でしょうね。

一般的なマルチ商法も紹介している商品を購入してもらうほど、自分へのキャッシュバックも多くなる仕組みです。

IMアカデミー」や「マイニングエクスプレス」などもMLMによって広められていた投資サービス。

紹介者を増やすことで不労所得を得られるとして、勧誘が行われていました。

口コミで広まっているケースの場合、商品知識の薄い人が勧誘を行っていることもあるため注意しましょう。

いずれにしてもハリスフレイザーは運用実績が明らかではないため、積極的に利用するようなIFAではなさそうです。

ハリスフレイザーの評判

ネット上で確認できたハリスフレイザーの評判をいくつか紹介するので、ぜひIFA選びの参考にしてください。

やはり前評判通り、セミナーは積極的に行われているものの、肝心の運用実績は謎に包まれているという意見が多々見られました。

評判①

ハリスフレイザー
グランダーク

香港に籍を置くIFAで日本人顧客も増やしつつあるようですが、正確な運用実績が公表されていない点が不安です。
Twitterより引用

評判②

最近、ハリスフレイザーという香港代理店で申し込んだ人から連絡があり、解約を手伝おうとしたが、本人からメール送ってもらっても代理店から返信なし。

しかもこの代理店の年利を確認すると、2021年は4.8%くらい。S&P500だと2021年は25%以上なのに。運用下手すぎ。

しかも手数料が年3%ほど引かれるので、リターンはほぼない。

まあ、これだとオフショア投資が怪しいと思われて仕方ない。

Twitterより引用

評判③

お、ハリスフレイザーさん、ガンガン勧誘してるぞ?

変なセミナーには要注意

Twitterより引用

利用者の声はサービスの質を写す鏡。

最近は口コミや評判の良い投資サービスも多くあるため、しっかりと見極めていきたいものです。

RL360(ロイヤルロンドン)の手数料一覧

RL360に投資する前に、どのくらいの手数料がかかるのかも抑えておきましょう。

「RL360は手数料が高すぎる」とも言われますが、それは最初の数年ほどは手数料が高く、年数経過と共に手数料が下がるという根本的な仕組みが関係しています。

▼初期口座手数料
RL360の初期口座手数料は、積み立て開始から最大2年間の積み立て金額に対して6%かかる手数料です。

例えば30年積み立てを選択し、毎月10万円ずつ積み立てを行う場合、2年後の積み立て金額は240万円になりますね。

最初の2年間は240万円に対する6%の14万4千円が初期口座手数料です。

ただ、積み立て期間が長くなるほど総資産も増え、総資産に対する手数料の割合は減る仕組みになっています。

rl360の初期口座手数料

上の画像はあくまでもイメージですが、積み立て年数と共に実質的な手数料率は下がっていきます。

▼管理手数料
管理手数料は毎月0.125%の年間1.5%かかります。

▼途中引き出し手数料
RL360の途中引き出し手数料、つまり途中解約手数料は非常に高額になっています。

基本的には最後まで積み立てを行わないと元本割れの可能性は高くなります

仮に積み立て年数を30年にしたものの、5年で解約をしようと思った場合、残り年数25年で87.5%が解約手数料として必要です。

初期口座金額が200万円だったとすれば、25万円しか手元に戻ってこないことになります。

RL360のボーナス一覧

RL360にはボーナス制度が複数用意されています。

ボーナスと言っても大幅に利益を増やしてくれるものではなく、高い手数料を軽減してくれる程度のものです。

▼アロケーションボーナス
毎月の積立額が一定額を超えると1~2%のボーナスが付与されます。

・毎月770ドル以上の場合1%
・毎月1330ドル以上の場合2%

毎月800ドル積立する場合、1%分が上乗せされた808ドルが積み立てされていきます。

▼初期口座ボーナス
10年以上の契約、なおかつ毎月420ドル以上の積立の場合、契約時に初期口座ボーナスが付与されます。

・10年~14年契約:1.5か月分
・15年~19年契約:3か月分
・20年~24年契約:4.5か月分
・25年以上契約:6か月分

毎月1000ドル積立で15年契約とすると、3000ドルが契約時にボーナスとして付与されます。

▼ロイヤリティボーナス
ロイヤリティボーナスは10年以上の積立が満期になった際に付与されるボーナスです。

0.25%×積立年数×総積立金額がロイヤリティボーナスとなります。

毎月1000ドルを15年積み立てた場合、0.25%×15×15,000=562ドルです。

RL360(ロイヤルロンドン)で稼げるかはIFA次第

RL360はあくまでも商品を提供するプロバイダーとしての役割を持っているため、稼げるかどうかは運用ファンドを決めるIFA次第です。

ノーブルエイペックスやアドミニストレーションなどの人気IFAを選べば稼げる可能性はありますが、ハズレIFAを引いてしまうと元本割れの可能性もあるでしょう。

また、直接IFAとアポを取るわけではないので、IFAと繋げてくれる紹介者の見極めも必要になってきます。

海外投資だから稼げそうという感覚だった方は、RL360はイメージとは違うかもしれません。

最近は「JAM」のように手堅く稼げると話題の投資サービスもあったりします。

個人的に試してみましたが、わずか1週間で30%の利益を実現してくれ、実力は認める他ないなと思っているところです。

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 利用者の声(口コミ)

トラブルが多いイメージだけど商品は合法的でまとも、投資ではなく紹介料目当てでRL360にかかわってる奴らは質が悪いけどね。

RL360のオフショア保険積立プランってリスク以上のコストが高杉のイメージがある。しかもコスト計算がわかりずらい。

RL360のという金融商品自体に問題はありませんが、一部の倫理観のない人が設計したプランにより問題が発生しています。

ハリスフレイザーって聞いたことあったけど、怪しいところだったか(笑)
どうせ紹介報酬目当てなんだろうな

円高が進むと日本円は危険で外貨が安全というポジショントークをよく聞くけど、オフショア投資のほうがずっとリスクが高く素人には向かないことまで説明する人は少ないね。

初期口座に積み立てられた資金は解約されるまで引き出すことができず、3年目からは貯蓄口座)に積み立てられ自由に引き出しできるという仕組みが分かっていれば勘違いしてクレームつけることも無いはず。

手数料が高いRL360は20年30年寝かせてようやく投資妙味が出てくる金融商品、有事下の短期的な為替の下落で狼狽売りみたいに慌てて利確するのは賛成しにくいです。

為替は判断が難しいですね。インベスターズトラストやRL360は途中解約も可能ですがオフショア保険と呼ばれているサンライフやFTライフは途中解約できないようですよ。

円安がどんどん進む中、そろそろ底かな?と思ってRL360をいったん利確しようかと思ってますが、皆さんどう思いますか?

IFAによっては資金預けるのが不安なところもありますね。
持ち逃げされるのは怖い。

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